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#95ブリッジローン(つなぎ融資)の正しい定義と活用法
2026-07-01 14:40

#95ブリッジローン(つなぎ融資)の正しい定義と活用法

今回は、スタートアップ界隈で頻繁に耳にするものの、意外と曖昧に理解されがちな「ブリッジローン(つなぎ融資)」をテーマに掘り下げます。

  • ただの「つなぎ」ではない?ブリッジローンの正しい定義
  • 補助金待ちから買収ファイナンスの見せ金まで!具体的な活用シーン
  • 「悪いブリッジローン」に要注意!融資成立の絶対条件である「次の調達の確度」と金融機関との対話
  • スタートアップ必見!バリュエーションを上げ、ランウェイを伸ばす「成長投資」としての資金活用

スタートアップの経営者や財務担当者が、ブリッジローンの本質を理解し、自社のファイナンス戦略にどう組み込むべきかを学べる内容となっています。


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起業のデットファイナンスplus、この番組は「デットファイナンスをもっと身近に」をテーマに、起業家と金融の架け橋となる番組です。 ベンチャーデットのFlexCapitalと、デットファイナンス支援のINQがお送りします。 起業家の皆さまにとって金融がより身近に感じられるよう、デットファイナンスの最新トレンド、事例、インタビューなどをお届けします。


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■パーソナリティー

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠若林哲平⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠(⁠株式会社INQ⁠ ⁠代表取締役)

デットファイナンスのハンズオン支援を中心に、様々な領域のスタートアップのシード期の資金調達を支援。累計1,300件96億円超の資金調達を支援するチームを統括。


▼菅井 佑允(株式会社Fivot)

京都大学文学部卒業後、2007年三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)入行。入行より約10年間に亘り、東京・ニューヨークにて日系法人営業に従事。その後、グローバルCIB事業本部において非日系企業向けビジネスのグローバル戦略の企画・運営・管理を担当。同業務経験及び米国西海岸への留学経験を通じ、スタートアップエコシステムにおける日米格差を実感。スタートアップ支援を通じ、日本経済の構造変革、成長・発展に貢献したいとの思いから2024年11月、Fivotに入社。


▼植野さつき(株式会社Fivot)

大学卒業後、複数の事業会社でのキャリアを経て、ビジネススキルを磨くべくイギリスの大学院へ進学。留学中にスタートアップの熱量に触れ、日本のエコシステムへの貢献を志す。その想いを実現すべく、日本のスタートアップを最前線で支えるFivotに参画。


■編集・制作

  • 制作管理:植野さつき

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サマリー

今回のエピソードでは、スタートアップ界隈で頻繁に使われるものの曖昧に理解されがちな「ブリッジローン(つなぎ融資)」について、その正しい定義と活用法を解説します。ブリッジローンは、次の資金調達や入金までの期間をつなぐ一時的な融資であり、その成功には「次の調達の確度」が不可欠です。また、単なるつなぎ融資ではなく、企業の成長投資として活用し、ランウェイを伸ばすための資金調達の重要性についても触れています。

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起業のデットファイナンスplus。この番組は、デットファイナンスをもっと身近に。おテーマに、企業家と金融の架け橋となる番組です。
ベンチャーデットのFlexCapitalとデットファイナンス支援のINQがお送りいたします。 企業家の皆様にとって金融がより身近に感じられるよう、デットファイナンスの最新トレーンの事例、インタビューなどをお届けします。
皆さんこんにちは。INQの若林です。
FlexCapitalの須貝です。
FlexCapitalの上野です。
ブリッジローンの定義と曖昧さ
今回ですね、テーマとしまして、ブリッジローンについて伺っていきたいと思います。
ブリッジローン、つなぎ融資とか、いろんな言い方であるかなと思うんですけど、結構スタートアップ界隈ではブリッジブリッジっていうことでよく出てくる言葉かなと思っていて。
ただ、正しく理解できているかというと、どうでしょう、上野さん。
私は完全に、もう皆さんがブリッジローン、ブリッジローンって言っていらっしゃるので、同じくブリッジローンといって、エクイティとエクイティの間のブリッジ、そんな感じでしか使ったことはないですね。
なので、私もちょっと曖昧なところがありますので、ブリッジローンとは何かっていうところを今日はお話しできればなと思います。
須貝さん、まずブリッジローンの定義ですね。
定義ですよね。皆さん今、曖昧なまま使っているっておっしゃってたんですけど、
多分ですね、その感覚は間違っていなくて、もうつなぎっていう言葉に全てが包含されているように思います。
要するに、そのローンを出すにあたって、もう次に何か出されるローンが前提となっていて、その検討期間の間だけをつないであげる臨時のというか、一時的なというか、そういう意味合いの融資かなというふうに思ってまして、
そのブリッジの先にある決まったファイナンスみたいなものっていうのが、どういう用途なのかっていうのはいくつかのパターンが存在しているかなというふうに思います。
なるほど。ブリッジ、橋ですよね。なので、岸と岸、決まった地点があって、そこを一旦つなぐというか、かけるという意味合いがあるということですね。
そうですね。
ブリッジローンの具体的な活用シーン
そうするとブリッジローンっていうと、例えば先ほど上野さんがおっしゃってたように、エクイティとエクイティの間みたいなことも、これもブリッジローンになっているし、例えばスタートアップですと補助金のつなぎみたいなこともあるし、あるいは大型の受注があって、そこの入金までの期間を埋めるみたいな、そんなケースもあったりするのかなと思うんですけど。
ブリッジローンって大体そこをつなぐもの?
そうですね。最後の大口の受注案件の入金が入ってくるまでをつなぐみたいなのは、多分銀行の定期上はどちらかというとブリッジローンというよりは運転資金みたいな言われ方を多分するんだと思うんですけど、考え方としては似てる部分はあるかなと思ってます。
あとは、それこそ買収ファイナンスとか、レビューファイナンスでキャッシュフロー返済を伴ったファイナンスを組む前に、まさにこの買収を成立するための見せ金というか、という形でブリッジローンを引かれる方っていうのもケースとしてはあるかなというふうに思います。
なるほど。
そうするとやはり次の資金調達までって感じですね。何か入金っていうイベントっていろいろあるけれども、それが売り上げとかっていうよりかは次の資金調達イベントに向けてのブリッジの意味合いの方が強いんですかね。
目的があって、目的に対して目的に沿った融資あるいは調達みたいなものが前提となってるんですけど、何かその目的って実は契約関係のもとになり立っていて、この契約が成立するまでは実行されませんみたいなローンである場合に、その手前までをつないであげるみたいなイメージで持ってもらうと良いのかなというふうに思います。
良いブリッジローンと悪いブリッジローン
なるほど。そのつなぎって言うと怖いなと思うのが、結構それが本当にちゃんとつながるのかっていうところって、結構特に補助金とか私も見させてもらってると、結構危ない橋っていうところも結構あるかなと思ってて、つなぎ融資、ブリッジローンにも良いブリッジローンと悪いブリッジローンっていうのが存在するのかなという気がしたんですけれども。
そうですよね。そうすると、正しくブリッジローンを使うってどういうふうに使っていけば良いんですかね。
とにかくですね、ブリッジローンは貸し手サイドからすると、その企業の信用ももちろん見てるんですけど、そのまさにブリッジ後の実際のファイナンスに移るところの角度がどれぐらい高いかっていうことを見ているものになるので、
借りる側もその前提でそこの角度が確からしい、あるいは確からしいように持っていける自信があるっていう状態でないと、安易に手をつけちゃいけないものなのかなというふうに思います。
なるほど、例えばエクイティファイナンスであれば次の調達の改善性というか、それがそこで返済減支にできるっていうのが相応に高いと、補助金であればちゃんと採択されていて交付決定が出てるとか、いついつにはちゃんと出るよねっていうことが分かっている状態。
そうですね、そういった状況で使うべきで、逆に言うとそこがフワッとしている場合にはブリッジ論ってやっぱり成立し得ない。
はい、そこがフワッとしている状態だと成立するのが難しいと思いますし、仮に成立したとしてもかなりの不確定要素が存在していることも間違いなくてですね。
やっぱりそこは真摯に金益官と相談をしながら、確定しないリスク要素、それが少し後ろ倒しになるみたいな話なんであれば、そこも織り込んでもらうっていうことを始めからしておかないと、そのエクイティファイナンスが少し後ろずれしたときに、このブリッジファイナンスの期限を伸ばせないみたいなところで、もう死の谷を迎えてしまうっていう状況がなくはないので、
そこの状況っていうのはしっかりと金益官ともシェアした上で交渉を進めるというのが大事かなと思います。
ブリッジローンが成立しにくいケース
そういうことですよね。結局次の資金調達までのつなぎなのに、そこが手前で落ちちゃうことになると、ランウェイが伸びたことにならないというのが難しいですよね。
そうですね。
他にこういう状況だと、つなぎ融資にならないよねというか、ブリッジローンを使うべきでないよねっていう局面って何かありますか?
そうですね。何かありますかね。
基本的にはやはり、ちゃんと時期が確定されてるっていうところと、もちろんながらその次のファイナンスで調達できる金額に対して相応の割合であるべきっていうことっていうのがあるのかなと思いますよね。
補助金とかで言うと、補助率2分の3とか1分の2みたいな感じで、この補助金出る金額の全てが出るわけではなかったとかしますし、あと時期で言うと官僚報告みたいなのが送れると。
そうですよね。
入金が送れるみたいなのもありますよね。
そうですね。
エクイティで言っても、例えばどうでしょう。3億円仮にですけど次回調達見込んでるとするが、ブリッジファイナンスしたのがまた3億円だと仮にしたら、それ結局返済しておしまいになっちゃう。極端な例で言うと。
みたいな、一定の割合じゃないといけないみたいなところっていうのがあるのかなと思います。
そうですね。
ブリッジローン相談のポイントと補助金・エクイティの具体例
そうすると、結構ブリッジのしっかりとある程度補助金であったりエクイティであったりっていうのが見えてる状態、固まってる状態ってところで金融機関に相談なり審査の申し込みっていうところが必要になってくるのかなと思うんですけども、やはりそういったしっかりと確定が見えてる状態っていうのが大事なんでしょうか。
そうですね。最後はもちろんそこが大事になるんですけど、やっぱりこれまでの回で繰り返し話してますけど、やっぱり最後はコミュニケーションだと思っているので、ゆるい段階からでもしっかりとコミュニケーションをしていって、その進捗を示していくっていうのはすごく大事かなと思います。
なので、おそらくブリッジ論を得たいと思ったときに、全くこれまで関係性のなかった金融機関にいきなり話を持っていっても、多分まず御社のことを詳しく知るところからみたいな形で始まってしまうので、少し長期化しちゃう部分があると思うので、
やっぱり既存でお付き合いされていて、その会社のことを理解されていて、この会社であれば補助金はこの補助金であれば大丈夫そうだとか、そういったところを理解されている銀行に相談に行くっていうのがすごく大事なことなのかなというふうに思います。
補助金ですと、やはり交付決定っていうものがまず最低限出るっていうところがマストですね。これは一定期間ちゃんと補助金の対象事業をやりきって、後にはちゃんと助金が出るよっていうことが決まる決定の通知ですよね。
これがまず最低限必要っていうのはもちろんありますし、最近の傾向で言うと、やはり初めましてで貸してくださいっていうのが難しいのと同じで、一定形状的な売り上げっていうんですかね。
はい。ベースとなるような補助金での入金以外の返済原資っていうのが全く見えないと。そうです。貸してくれないみたいなケースも結構特にものづくり補助金とかだとあるのかなっていうふうに見てて。
ディープテックのね、ネドとかの補助金だと話ちょっと別なんですけど、なんかそういうのもあるので、やはり助金の場合は形状的な売り上げっていうのが論点になり得るよってとこはちょっと企業から皆さん覚えておいてもらうといいかなと思いますね。
成長投資としての資金活用とランウェイ
はい。一方でVCさんからのエクイティーファイナンスのブリッジってことになりますと、極端な話、次のラウンド1年後予定してますみたいなことも起こり得るじゃないですか。
で、事業が成長しないと次のファイナンスっていうのもなかなか見えてこないと思うので、その時点でこう明確にブリッジっていうことを言い切ってやるのって結構難しいかなと思うんですけど。
そういう時って、どういうとこ見てるんですかね。
ここで言うブリッジっていうのは明確なブリッジではないと僕は思っていて、次のエクイティラウンドを見据えての調達なんですという意味では、見た目にブリッジ、エクイティとエクイティの間をつなぐという意味ではブリッジと言えるかもしれないですけど、今日こう話してきたブリッジローンの定義と少し違うんだろうなと思っておりまして、
フレックスキャピタルはそういうエクイティとエクイティの間の資金の谷を埋める融資って結構やってるんですけど、僕らが意識しているのはまさに次のエクイティラウンドでのバリエーションを引き上げてもらうための成長投資のための資金を投じるっていうことを意識をしていて、逆説的に言うと僕らは融資をするときに返済原資を考えるときに、
いくつかの返済原資の見方があるんですけども、一番重要視しているのは次のエクイティラウンドが回るかどうかっていうことを重視しているので、我々がこう融資をした結果、そのお金が成長投資に振り向けられて、より成長の角度、角度というのは確かだしさとアングルの2つですけどが上がって、バリエーションが上がって次のエクイティラウンドが迎えられるかどうかっていうことをすごく見ているので、
ここではブリッジというよりは成長投資のための資金を提供しているってイメージになるかなと思います。
どちらかというとブリッジと決まっている次への架け橋というよりかは、そこに向かってのいわゆるランウェイを伸ばしていく資金ってイメージですかね。
その資金を出すにあたってはその成長の角度と角度、確かだしさの角度と角度ですね、この分度器の方の角度ですね、この両方を見ていてっていうことが、これはフレックスキャピタルは様々なデータを見ているんですよね、会計データというか。
そうですね、仕分け帳のデータを見てまして、そこからまさに赤字の企業であっても、ユニットエコノミクスが出ているかどうかとかそういうところを見てますね。
なるほどですね。このランウェイを伸ばす資金っていうお話が今ちょっとあったんですけど、ランウェイっていう概念ってスタートアップならではじゃないですか。
そうですね、黒字で経営している会社にとってはランウェイって概念ないので、ヒトジによってはランウェイって何っていう方もいらっしゃるかなと思うので、次回ランウェイについてね、菅谷さんに教えていただければなと思ってます。
まとめと次回予告
一旦今回はこの辺りでね、ブリッジローンとは何かということについて伺ってまいりました。
菅谷さん、ウェルさんありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。お聞きいただきありがとうございました。ベンチャーデッドのフレックスキャピタルとデッドファイナンス支援のインクがお送りします企業のデッドファイナンスプラス、毎週水曜日朝8時に配信しています。
企業家の皆様にとって金融がより身近に感じられるようデッドファイナンスの最新トレンド、事例、インタビューなどをお届けします。ぜひフォローをお願いいたします。
それでは本日はこの辺りで。ごきげんよう。
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