00:00
こんにちは、田中嘉人のスタマースタジオです。この番組は、吃音の人である私、田中嘉人が、吃音のことや喋ることについて、あれこれ語っていくポッドキャストです。よろしくお願いします。
今回からシーズン2として仕切り直しました。ちょっとね番組が色々定まってないなぁと感じていまして、改めて吃音に絞って話をしていこうと決意を新たにしております。よろしくお願いします。
はい、私の自己紹介をするとですね、まず名前は田中嘉人です。これは本名ではありません。ラジオネームというのかわかりませんが、ラジオネームはこんな風には名字と名前で付けないですよね。
とにかく本名ではありません。私は吃音があります。吃音の人です。この吃音がある人っていうのを英語で言うと、スタマーということでスタマースタジオという番組名にしています。なので単純に吃音の人が喋っていくっていう番組ですね。
私は難発性吃音と呼ばれる種類の吃音です。なので言葉が出ずに息や声が詰まってしまう。ブロックと呼ばれる症状が出ます。ですけども、昔から喋ることに対してすごく憧れがあります。
吃音だったからこそ喋ることへの憧れが強かったのかもしれないですけど、それでこうしてポッドキャストを最近始めてみたというわけなんですね。
それでですね、私の吃音ですが、ここの数年でだいぶ気にしなくなってきたなぁと感じます。とは言ってももう42なのでですね。やっと気にしなくなったかおじさんになってという、そういう感じです。ずっと悩み付き合ってきました。
で、この吃音があんまり気にしなくなってきたらですね、今度は喋り方とか滑舌が気になってきちゃって、なのでうまく喋ることへの憧れは常に持っているんだと思います。
そんな私がやっていくポッドキャストです。なるべく明るくやっていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
今日の話のテーマはハンディキャップのある人の働き方についてっていうテーマなんです。
これを考え始めたきっかけがあるポッドキャスト番組で、ノートってSNSをきっかけに出会ったポッドキャストだったんですけど、労働時間削減ラジオという番組です。
03:11
1日3時間労働で豊かに暮らすを目標に比併しない働き方やキャリアの方向性について見つめ直すということを趣旨とした番組です。
パーソナリティの堀内徹さんは重度の変頭痛を持っていて、なかなか思うように働けない中で働き方を模索してきたそうです。
その詳しいいろいろ働き方に関する話とかを聞くと、自分にあった働き方ってなんだろうっていうのをすごく考えさせられました。
僕も一応喫音ということで、ハンディキャップなのかな、ハンディキャップを持っているんですけど、小学校の先生を一応やっております。
若い頃は喫音というハンディキャップがあって、それは体調面には関係ないだろう影響ないだろうと思って、一生懸命バリバリやってました。
これが今考えると、僕にとって喫音が回り回って体調にじわじわと影響していたかもと思うんですね。
まずどう私が喫音と向き合っていたかという話になるんですけど、さっきも言ったんですが、喫音というのは体より心との繋がりが深い気がしてたんですね。
気にしちゃうと、より酷くなるというスパイラルが特徴ですよね。
なので、いろいろなことをやったんですけど、治らずというか、気にしなくもできず診療内科に行ったんです、ある時。
若い時ですね。そこで気持ちが楽になる薬、抗うつ薬ですよね。それを処方してもらって、それで少し気持ちが楽になるので、ちょっとうまく喋れる時とか、仕事でね、子供の前でうまく喋って授業ができるとか、そういう成功体験を重ねて乗り越えてきたんですよね。
もちろん喋り方の工夫とか、自分の心のコントロールをするとか、いろいろなことを頑張ってきたんですけれども、それもあるけど、きっかけとしては抗うつ薬がやっぱり大きかったんじゃないかと思うんですよね。
それで、いろんな成功体験を重ねて乗り越えてきて、自信がついてくると嬉しくなって、より頑張ろう、働こうとなってきたので、学校の先生の仕事を頑張ってきちゃったわけです。それで結構ね、体力的な限界まで働いてきたなぁと今思えば思います。
06:08
ところがなんですよね、それが20代30代とやってきて、ちょうど1年くらい前に体の不調が出てきました。年もとってきたからなんだと思うんですけども、原因が適応障害だったんですよね。その体の不調の原因が心理的なものだったと。
適応障害なんで精神疾患なんですけど、いろいろ考えてみた結果、適応障害になったのは結局、仕事で疲弊したことが原因だったんだなと思ったんですね。
なんで仕事で疲弊したかっていうと、いろいろ先生やっててしんどいこととかもあったんですけど、それと同じくらい喫煙をカバーしようという心の負担が常にあったんだな、無意識というか。
そういうところで無理をして喫煙をカバーしたり、負担に耐えたりしてたんじゃないのかなと思ったんですね。それが積み重なってると。
若い時は仕事が楽しくて、しかも成功体験とかあるとより頑張っちゃったり、嬉しいこととかあるとね、やりがい感じちゃって、仕事が楽しくてすごい仕事をしちゃってたんですけど、
実はその時も喫煙をカバーしながら、向き合いながら、戦いながらやっていたんですよね。その積み重ねが実は、疲弊するところ、疲れちゃうっていうところに結びついていたんじゃないかなっていうのが思ったわけです、最近。
なのでですよ、ハンディキャップを持っていると、それをカバーできて一見、仕事を楽しく元気に働けていたとしても、心に負担がのちかかっていると。
心に負担が積み重なっていると、それが歳を取った時に体の負担になって出てきちゃう。歳を取った時とか、あとなんかしんどいことが重なっちゃって、ちょっともう頑張れないよってなった時に、体の負担にもなっちゃうっていうね。
そういうことを身をもって知ったんですよね。だから結局は当たり前の結論なんですよ。自分に合った働き方をした方がいい。
それをこの堀内さんの労働時間削減ラジオを聞いて、まず根本的なことをそういうことを思ったんですよね。
09:01
労働時間削減についての具体的な話もとっても参考になります。だから僕もですね、労働時間の削減も含めた自分の働き方をもっと模索していかないと、これはまた大変なことになっちゃうなと思ったので。
そういうのも考えていこうと思います。そのためにまた堀内さんのラジオも聞かせていただこうと思います。
このハンディキャップってなくても人はみんな違いますよね。性格とか体力とか心のパワーとか生活習慣とかね。
全部違うから、そういうのが知らず知らずのうちに体調に出たり、一旦心の負担になったものが積み重なっていって、今度は体調面に出ちゃう、体に出ちゃうとかね。
するので本当、もう気をつけてほしいですね。皆さん気をつけて。
こういうことに若い頃から気が付いてる方って今多いですよね。
僕それ40過ぎて気付くと、ここからまた働き方模索していろいろトライアンドエラーを繰り返してってやっていくと大変だなと思うので、早く気付いたほうがいいですよね。
このりゅうちさんも自分に合った働き方に見つけて実現していくまでには何年もかかるって言ってましたので、それも僕も感じます。これすぐにはできることじゃないぞと。
そりゃそうですよね。あとまた難しいのが、いろんな小さな負担とか嫌だなと思うこととかしんどいなと思うことが我慢してやってると、体調に出ちゃうから気をつけなきゃと思いすぎちゃっても頑張れなくなっちゃって、
本来自分のポテンシャルでできたこともできなくなっちゃうかもしれないですよね。それももったいないので難しいですよね。そういう意味で自分をまずよく知って、少しずつ自分に合った働き方に寄せていければいいのかなと思いました。
ここまで聞いてくださった方ありがとうございます。この番組ではお便りも募集しております。概要欄に投稿フォームがありますので、本当に気軽に送ってください。送っていただけたら本当に嬉しいです。ぜひ紹介させていただこうと思います。よろしくお願いします。
12:06
後半なんですけど、喫音関係ないんですけど、音楽に関するミニコーナーをやっていきます。これはですね、CDアルバムを紹介するコーナーなんですよ。
そのCDアルバムにライナーノーツっていう解説文ですね。プロの音楽評論家の方とかが書いた解説文が入ってて、それが面白いんですよね。そのライナーノーツの言葉の力を借りて、そのアルバムの良さを紹介していこうというコーナーです。
喫音に関する話じゃないので、番組がシーズン2に、自分で勝手にしたんですけど、シーズン2にするにあたってちょっとブレるから、これもうやめようって思ったんですけど、やっぱり音楽は好きなので、ミニコーナーとして番組の後半に存続させることにしました。
もしよろしければお付き合いください。ということで、コーナーのコールをします。めくるめくライナーノーツ。
今日紹介するアルバムはザ・フーのトミーというアルバムです。ザ・フーはビートルズやローリングストーンズと並ぶイギリスのレジェンドロックバンドですね。
レッドゼッピンとか、そういうのに比べると若干渋めかもしれないですね。このトミーというアルバムはロックオペラのアルバムで、ロックでオペラをやろうぜっていうアルバムなんですよね。
ライナーノーツを書いた人がリチャード・バーナーという人物で、ザ・フーの中心人物、ギタリストで曲をたくさん書いているビート・タウンゼントの親友なんですよね。
だからこのリチャード・バーナーというライナーノーツを書いた人物はザ・フーの頭脳の一部なんですよね。かなり信憑性が高いと思います。このライナーノーツに書かれていることは。
このザ・フーというバンド名を提案したのも、リチャード・バーナーさんが提案したというので、ライナーノーツに書いてありました。ザ・フーの前はデッド・アースと名乗っていたらしいですね。
その人が書いたライナーノーツの一説を今週の一説として紹介します。このザ・フーのトミーというロック・オペラと呼ばれているアルバムについての一説。
15:12
厳密に言えば、これは全くオペラなんかじゃない。オペラなんかじゃないって言っちゃってますね。このライナーノーツではこのように続いていきます。ステージ上の背景もなければ演技も朗読もないのだ。
だからロックの曲の集まりってことですよね。そりゃそうだってことなんですけど、オペラなんかじゃないみたいなこと言っちゃってるんですよね。要はロックの曲の集まり。ロックの曲群でこのアルバムの物語を紡いでいるんですよね。
今となってはアルバムで物語を紡ぐっていうのは当たり前ですけど、これ直接脚本みたいなものですかね。そういうのをアルバムで歌っているんですよね。ロックの曲で歌ってるんですよね。
物語の主人公はトミーという聴覚・言語・視覚に障害を持つ少年。かなり衝撃的な物語で、実に多岐に渡るテーマが含まれています。
ホライナ・ノーズによると殺人、トラウマ、弱い者いじめ、児童虐待、セックス、ドラッグ、幻覚、妄想、精神的な目覚め、宗教、信念、裏切り、拒絶、ピンボールとか、すごい色んなテーマが入っていると。
で、この物語は、例えば最初にトミーが父親が愛人を殺害する。それがショックで、聴覚と言語と視覚に障害を持っちゃうっていう曲が3曲目ぐらいに入ってるんですけど、そういうところから始まっていくんですよね。
でもこれね、歌詞読んだだけじゃなかなか物語がわかりにくいんですよね。父親が愛人を殺害したっていうのが、歌詞読んだだけじゃわからなくて、ピート・タウンゼンとの解説によって明らかになったりしているので、これは解説も含めて参照していった方が物語を知りたいっていう場合はいいんだと思います。
でもね、この物語の難解さをリチャードさんは来年のうちに書いてるんですけど、結局こう言っています。聞き手が独自の解釈をすればよかったのだ。もともともない。身も蓋もないんですけど、そうなんですよ。それで言っちゃってるんです。
でもそうですよね。聞き手が独自の解釈をすればいい。やっぱり物語の解釈とかよりもロックアルバムとして聴くのが一番楽しいんじゃないかと僕は思います。
18:07
このリチャードさんもこのアルバムがヒットしてチャートインしたのは素晴らしいロックナンバーが10万してるからだって書いてますので。実際ね、かっこいい曲ばっかりです。ロックの曲として。
1989年にザ・フーは再結成するんですけど、その時のライブでこのトミーの序曲っていう一番最初の曲が流れたらもう観客席が即座に興奮状態になるっていう。だからそれだけ曲の力、1曲1曲の力があるっていうアルバムですね。
それとですね、ザ・フーのすべてを変えたアルバムとも言われてます。それまではフーはライブバンドとかシングルを出すバンドだったんですけど、このコンセプトアルバムを作ったことによりアルバムの作品を作れるバンドっていう名声を得ました。
ピート・タウンゼントはソングライターから作曲家、今は作曲家だみたいなこともこのライナーに書いてありましたし、あとライブはロックの劇、ロック劇になったらしいです。
フロントマンのボーカルのロジャー・ダルトリーもライブがすごくて、ダルトリーはトミーになり、トミーはダルトリーになってしまったのだって。
で、このアルバムの中の曲、See Me Feel Meっていうのを演奏してる時に、観客の目をロジャーから引き離す方法なんてないんだよとかピート・タウンゼントが言ってるぐらい、それぐらいロジャーのパフォーマンスがすごいと。
はい、そういうふうにザ・フというバンドを大きく変えた名盤です。
今日のめくるめくライナーのツアー、ザ・フ・トミーを紹介しました。
はい、ということでこんな感じでやっていきたいなと思っています。
なので、喫音のこととか喋ることっていうことについて話していったり、音楽は好きだからそれも話したいなっていうので、やっぱりポッドキャストの箱としてはシーズン2に仕切り直してみたものの、そんなに箱としてまとまってないのかなと思うんですけど。
自分がやりたいことをやるのが一番だと思いますので、こんな感じでやっていきたいなと思います。
もし最後までお付き合いいただいた方いましたら本当に嬉しいです。どうもありがとうございます。
喫音っていうこととか喋るってこととか、あと漫才とかも好きですからね。とかとか、高校の先生なので職業柄っていうこともありますし、生きていく上で喋るってことはつきまといますよね。
21:12
そういうことに関して、感想やらご意見やらお便りでいただけると嬉しいですし、音楽も大好きなんですけど、ロックも好きですし、あと最近はもうジャズに手を出し始めたので、全然詳しくないんですよ。
ちゃんとした知識もないと思うので、ちゃんとしたことをお便りで教えていただいてもすごく嬉しいですし、ぜひ軽い気持ちでお便りお待ちしております。ぜひよろしくお願いします。
ということで今日はこの辺で終わりたいと思います。 田中よしとのスタマースタジオでした。
どうもありがとうございました。