LayerX執行役員 バクラク事業 VPoPの飯沼広基さんとの後編。
AIの登場で、プロダクト作りの「起点」が変わりつつある。
バクラクが新規開発において実践し始めたのが、顧客に「聞く」だけでなく、自分で実際に業務をやってみるというアプローチ。
100社ヒアリングで共通ニーズを抽出する——そんな従来のソフトウェアの作り方は、AIの登場によって古くなりつつあると飯沼さんは語ります。
業務を実際に担ってみることで初めて見えてくるのが、ソフトウェアがカバーできていない領域。
その業務を行う人のメンタルモデルを深く理解し、「わかってるな」と思われる体験を設計できるかどうか——
AIによってUIレスになる機能が増えていく時代だからこそ、この問いの解像度が事業の差につながっていく。
「聞く」から「自分でやる」へ。
AI時代の事業づくりを改めて飯沼さんと深堀します。
後半では、飯沼さんが社内向けに構築した営業AIシステム「セールスポータル」の実践にも言及。
導入の理由を「ロマンとそろばん」と語る飯沼さん。その言葉の真意とは——
【アジェンダ】
- () 売れるプロダクト作りの3ステップ―"笑かしに行く機能"を1つ作る理由
- () 「聞く」より「やる」へ―AIで変わるプロダクト開発の起点
- () AI時代、UIの優先度はグラデーションで決まる
- () ロマンとそろばんで作った社内向けセールスポータル
- () LayerXから採用のお知らせ
【ゲストプロフィール】
飯沼 広基 / 株式会社LayerX 執行役員 バクラク事業 VPoP
東京ガスにてハードウェアエンジニアとして従事。その後、株式会社グラファーにて事業開発などを担当。株式会社LayerXでは、バクラク事業の法人営業、複数プロダクトの立ち上げ・グロースのプロダクトマネージャーを経て、プロダクト企画部部長に就任。プロダクトマネージャー組織やカスタマーサポート組織のマネジメントを担当し、現任。
【採用サイト】
https://jobs.layerx.co.jp/
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00:04
この番組は、ITスタートアップで事業作り、プロダクト作りに取り組まれている経営層の方をゲストにお招きし、
昨今のAI体験も踏まえた、AI時代のプロダクト戦略を深掘りする番組です。
番組へのコメントや感想は、Xでハッシュタグ、PA Underbar Talksをつけてお寄せください。
今回は、LayerX執行役員、爆落事業VPOPの飯沼ひろきさんとの後編をお届けします。
後編では、飯沼さんが事業作りで大切にしているポイントにフォーカス。
そこに、生成AIやLLMの進化はどのような変化をもたらしているのか、そのリアルを深掘りします。
さらに、LayerX社内向けシステム、Sales Portalの話題にも展開。
なぜ今、社内向けシステムを強化するのか。
実践の最前線から、AIプロダクト作りの面白さと難しさを振り返っていただきました。
コストは引き続き、私グロービッツキャピタルパートナーズプリンシパル工藤真由と、
全アンドカンパニー代表の宮田よしたかさんでお届けします。
それでは後編も引き続き、LayerX、飯沼ひろきさんとお届けします。
飯沼さんよろしくお願いいたします。
お願いします。
お願いします。
後編では、まず飯沼さんの事業作り論。
それがやによってどんなふうに変化しているか、みたいなところから色々話を伺っていきたいなと思うんですけれど。
特に爆落経費生産とかを、飯沼さんがデータもユーザーもまだない中でプロダクトを立ち上げたといったような記事を拝見したんですが、
この辺り、新しいプロダクトを作っていく中で、ちゃんと売れるプロダクトを作るために、
飯沼さんが大事にしていること、この後の事業作り論みたいなところもぜひ伺いたいんですが、いかがでしょうか。
これだけ何時間も喋れちゃう気もしているんですけれども、
どういう話をするといいんだろうな、みたいなところもありつつなんですけど。
私も元々バックグラウンドで言うと、前編のところでも自己紹介をさせていただいているんですが、
前職とかこの会社も営業で色々キャリアを作ってきましたというところがあります。
一方でソフトウェアエンジニアリングをやったことがないみたいなところがあったりするので、
PMの中だと結構ビジネス側のところが若干経由として強いようなプロダクトマネージャーになっていて、
プロダクトを作る時も逆に言うと物作りの観点はちょっと弱いみたいな、そういうタイプのプロダクトマネージャーでした。
特に新規事業の立ち上げにおいてで言うと、100社併社の場合はプロダクトを作る時にヒアリングするみたいな文化があったりするんですけれども、
3フェーズぐらいに分けていて、売れるようにするためのステップを明確に定義しているみたいなところが事業作りのポイントかなと思ってます。
新規事業って価値がないものに何かけても、ゼロに何かけてもゼロなので、
売上が立っても価値がないっていうのは永続性がプロダクトじゃないかなと思ってるんですね。
3フェーズ目の1フェーズ目に関しては課題を明らかにするみたいなヒアリングを30社ぐらいにします。
お困り事があるのかどうか、そこに課題があるんだろうかみたいなところを明らかにするみたいなところで。
これがそもそもなさそうだなっていうふうに思うのであれば、それはピボットした方がいいみたいな判断をしていて、
03:03
これに何か価値があるものが少なくとも解決できるかどうかは別として、おそらく課題があるだろうなっていうところを決め打ちしますと。
そこからものづくりいろいろやっていって、要件定義していったりみたいなところが真ん中のフェーズ2に入るんですけど、
ここは僕はものづくりの観点が弱いので、エンジニアとかエンジニアバックグラウンドのPMの人とかを引きずりながら要件定義していきますっていうところ。
僕は最後の3フェーズ目のところが本領発揮みたいなところだったりするんですけれども、
このタイミングで動くものを見せながら、どれぐらいの時間かかってますかとか、いくらで買いますかみたいなプライシングと営業をやるんですよ。
だいたいお客さんが課題に感じるところみたいな部分を把握していって、
根付けとして頭の中でいくらで売れるかなみたいなところを考えながら、
事業づくりは人に渡すんじゃなくて、自分で数千万ぐらいの売り上げを立てられるぐらいまで営業をチコ玉やって、
とにかく初期のトラクションを自分一人で生むみたいなところをやっていて、
結構この売れるプロダクト自体は価値を最初に作るっていうのは順序としては外しちゃいけないんですけれども、
そこから売れるところとかスケールさせるところに対しては、
俗人的に自分一人でどんどん売っていくみたいなところが結構ポイントになってくるのかなと思います。
この3ステップ、ファーストステップとして課題があるかな、ヒアリング。
2つ目にエンジニアチームを巻き込んだ要件定義。
3つ目にしっかりと動くものを見せながらのプライシングや営業の磨き込みみたいなところで、
この3ステップの整理面白いなと思って、
特に井沼さんが本領発揮とおっしゃった3ステップ目のところで、
おそらくこのフェーズを踏む人は多いのかなと思っているものの、
うまくそのちゃんと適切な安売りじゃない値付けをできるのかですとか、
売れる、おそらく営業トークみたいな営業企画の部分もあれば、
プロダクトづくりの磨き込みっていうところもさらにあるのかなと思ってて、
一段より深く井沼さんがこだわっているポイントとか、
着眼点として大事にしているポイントみたいなのを改めて伺いたいんですけど、いかがですか?
売る時の3ステップ目の時とかなんですけど、
あれなんですよね、あったらいいよねっていう要望はすべて捨ててますね。
ないとできないっていう要望と、
あとはお客さんから出てこないんですけれども、
エンジニアチームと会話しながら、
なんかこれ面白くないっていうものを必ず1個入れるみたいなのもあって、
面白い、その発想自体が。
かっこよくないみたいなものですかね。
実際それを1個でいいんですよ。
新規事業の時なんか何個も必要ではなくて、
特に弊社がやってるバックオフィスのSaaSとかって、
常に業務があるみたいなところとか、
横断者もたくさんいたりするので、
しっかりと地に足していった機能っていうのが、
大体8割9割ぐらいになるんですよね。
なんですけれども、10%から20%くらい、
自分たちがこの領域でやるための強みみたいな機能を、
1個必ず入れるみたいなプリシーがあってですね、
それを実際にプロトタイプで作って、
お客さんにお見せした時の反応で売れるかどうかっていうのが基本決まるかなと思ってます。
具体的にで言うと、いいねとかそういうのでもなくて、
笑うんですよ、お客さんは。
想定外の方が来ると、
こう来ましたか、爆楽さんみたいなところが来るので、
06:00
その魅力的な機能を何か1つ必ず作るみたいなところがあって、
それが結果的にセールストックに繋がるんですよね。
この機能があるから、
うちは他の会社のプロダクトと比べて明らかに違うんですっていうのができるので、
当時の経費生産で言うと、
今は一般的な体験になったかなと思うんですが、
数十枚の利用手紙をガッといきなりアップロードして、
数秒でデータ化されるっていうのは今までなかったんですね意外と。
ファイルアップロードボタンを押して、
一個一個添付してみたいなところがあったりしたんですけど、
それが数秒で終わるので、
私営業マンだったんですけども、
1ヶ月にかかっていた領収書、
20数枚あったのが、
これ10秒で終わるんです。
すごくないですかみたいな話とかをしながら、
セールストックをちょっと磨いていくのと、
お客さんを笑かしに行くみたいなところを、
お意識しながらやるのが結構売れるプロダクトとして大事なのかなと思ってます。
面白いですね。
あるいは、笑かしに行く機能を一つ作るっていう、
かなり面白い着地そうだなと思って。
ありがとうございます。
そういう中で、
このプロダクト作り論だけでも、
まだまだ井沼さんに伺いたいんですけれど、
AIエージェントの、
このAIの登場によって、
この立ち上げとかプロダクト作り自体が、
変わった点あるのかな、
みたいなところも伺ってみたくて、
特に前編の方でも、
UIのあり方みたいな変わっていくよね、
みたいなところはあったと思うんですけれど、
そういった変化も踏まえて、
プロダクト作りの優先順位だったりだとか、
大事にしなきゃいけないこと、
重視しなきゃいけないことに、
変化があるのかないのか、
あるとしたらどういう変化があるのか、
っていうところも教えていただけたらよろしいですか?
そうですね。
先ほど100社ヒアリングするみたいなものをお話しした。
これがちょっと古くなりつつあるなっていうのが、
まずAIエージェントの登場によって変わったことかなと思ってます。
昔の方々が作ったことだってすごいなって思うんですけど、
100分は一見にしかずっていう。
その通りで100回ヒアリングするよりも、
自分で1回業務やってみた方が早い、
みたいなところがあるかなと思っていて、
直近の爆落の新規のプロダクトの作り方は、
自分たちが業務をやってみるっていう、
徐々にシフトしていってます。
理由は、UI UXを磨くみたいなのも、
当然プロセスとって大事だとは思うんですけれども、
実際の業務をやることによって、
やっぱりソフトウェアだと解決できてないところまで分かるんですよ。
ここ人間が必ずやってるなっていう。
ここがでも業務の規定になっていて、
ソフトウェアのカバー範囲じゃないけれども、
人間は困っているなみたいなところが分かりやすいので、
プロダクトの作り方がむしろ、
業務をやってみるっていうところに、
どんどんシフトしていって、
弊社の今の新規事業の作り方は、
かなりこっち側に寄っている状態になってます。
人間があるUIを作るべきかどうかは、
業務をやってみた後に判断すればよいかなと思っていて、
まずはその業務を知りに行くっていうところの、
コースとかをとにかく取るようになっていて、
今までは、
SaaSって広くアマネックすべてのお客さんの手に、
同じ機能を提供しなきゃいけないってところがあったので、
100という会社の数を取ると、
大体、
にて必要な機能が見えてくるみたいな状態だったんですけれども、
AIアジェントってある種、
ユーザー側で、
例えばプロンプトを設定できるみたいな機能があれば、
自分の会社の業務にある程度カスタマイズできる機能っていうのが、
できるかなと思っていますので、
全て同じ機能で提供する必要がなくなるケースっていうのが、
09:01
割と多くなった分、
どちらかというと、
カスタマイズできる要素を残しながら、
プロダクト作れるっていうようなことができたので、
結果的には、
一社でもいいので、
深く業務を知っていくっていうような、
自分たちの業務をやってみるっていうところを、
一番最初に置くような、
徐々にちょっと作り方が変わってきてますね。
そうですね。
AIアジェントが出てきて、
取れるビジネスモデルの幅が圧倒的に僕、
変わったと思っていて、
今のお話だと、
BPをやるみたいな話だったりするじゃないですか。
ですし、
コンサルティングとか、
カスタマイズみたいな話も出てきたので、
SIみたいな要素も出てきてるじゃないですか。
なんで、
これまで、
SaaSとしてソフトウェアを売るだけのビジネスが、
周辺領域における、
いろんなビジネスモデルと組み合わせて、
ソフトウェアも提供するっていう状況になってきてる気がしてます。
そうなった時に、
なんていうんですかね。
当然ですけど、
柔軟性が上がっていく部分も結構あるので、
より深く業務フローを理解した方がいいポイントもあるでしょうし、
話を聞いていると、
裏側に相対的にUI、UXの優先度が下がってきてる感じ。
逆にデータとかワークフローみたいなレイヤーの重要度が上がってきてるような気がします。
そうなった時に、
僕もとある会社からデータをもらって、
POCをどんな感じでやろうかな、みたいなことをやったりするんですけど、
UIを考えたら最後の最後になったんですよね。
もらったデータで、
どういう前提でデータをちゃんとクリアランスして、
何を出せるのかっていうトライアルの方が圧倒的に先で、
そのアウトプットを見ながら、
最終的にどのUIを選ぶか、
そもそもいるのか、みたいな議論をしていく順序に、
明らかに変わった気がしていて、
この辺って何か感じることあったりしますか。
これでいうと、
場合によってUI、UXの優先度が下がるものもあれば、
重要度が上がったところもあるかなってなってまして、
例えば経理向けの専門職の方が見る画面は、
むしろAIの登場によってノイジーになってくるんですよ。
AIの判定だとこうです、みたいなものが表示されたときに、
人間はどれを信じるんだろうかっていう、
最後の判断根拠が人間であるっていうようなプロセスにおいては、
むしろUI、UXの作り方の優先度は逆に上がっていっているっていう。
ただしこの画面自体は、
今までSaaSとして作ってきた画面の中だと、
かなり数としては限られているので、
相対的に見ると、
UIレスの機能っていうのが、
先ほどの経費生産のレシートを収集しますみたいなところは、
別にUIはいらないですよね、みたいなところ。
まさにその例だと思うんですけども、
かなりグラデーションがはっきりしているっていうような状態になっているっていうのが、
自分の感覚ですね。
なるほど。
確かに専門職の人はカチッとしてくれたほうが、
確認もしやすいし分かりやすいから、
ここはやっぱり作り込みが必要なわけですね。
逆に大半のところに関しては、
むしろUIを触らせなくても業務が終わっているって状態のほうが欲しいので、
その辺は、
むしろデータとかワークフローを抑えるところのほうが、
優先度としては高くなっているので、
12:00
かなりグラデーションというか、
作り方がちょっと変わってきているなっていう感じですね。
ちなみに、
ちょっとひねくれた質問になってしまうかもしれないんですけれど、
よく冷薬船の爆落とか、
うちの投資先でも使ってる会社多くて、
めちゃめちゃ使いやすいんですよ。
やっぱり爆落さんっていう話を聞くんですね。
それってUI UXがめちゃめちゃ強いってことだと思うんですよ。
逆に言うと今の話って、
AIでUIレスになっちゃうと、
一個爆落さんのめちゃめちゃ強いってなったところの、
その強さの価値みたいなのが若干減ってしまう可能性ってあるなと思っていたりもしてて、
爆落さんにおけるこのUI UXの価値だったりだとか、
もしくはここでUIレスになっちゃうんだとしたら、
逆に言うと何を磨き込むことによって、
価値に行こうとされてるのかみたいなところも、
伺える範囲で伺ってみたいなと思ったんですけど、いかがですか?
ありがとうございます。
まずお褒めいただくのすごく嬉しいな。
すごい聞きます、本当に。
このUIとUXが大事みたいなところって、
例えば我々でこだわってるところで言うと、
これ本当にニッチな話になっちゃうんで、
お二人を置いてってしまうんじゃないかっていう話を聞いたんですが、
経理の方とかだと、
だいたい月末とか月初とかの支払いのところが多かったりするんですよ。
カレンダーのカレンダーピッカーってUIがあるんですけど、
これって押してみると基本的に月初めから始まるんですよ。
1日からの業種が。
なので弊社のカレンダーのUIってその前の週も入れてるんですよね。
これは経理の方が月末の日付とかもよく見たりとかするとか、
その辺のこだわりがあって、
こういうところの細部への魂の込め方は、
専門職向けのUI、UXは優先度が上がってるっていうような話があるので、
むしろこういうことをこだわれるデザイナーとか重要度が上がってきますし、
それがむしろ競争優位性になるかなというふうに思ってます。
爆落の従業員向けの良さは、
サッとやっていい感じに終わるみたいなところがあったりするので、
これがUIレスだったら、
それはそれでいいんじゃないかっていう気もしているんですよね。
うまく動いてくれればいいが。
別にそんなに大差はなくて、むしろ望んでいた展開ではあるので、
その辺はUI自体を磨き込むことが強みだったかというよりは、
触る人間のメンタルモデルを理解して、
その人がやりたいところに対して、
分かってるなっていうようなボタンを設定できるかとか、
作れてるかっていうところが、中小化する爆落事業の
すごく手前味噌で恐縮なんですけども、強みかなと思っているので、
むしろその選択肢がAIアジェントによって広がっているというような解釈をしている形なので、
むしろ競争者さんもいらっしゃるので、
自分たちも我慢なきゃいけないなとは思っているんですけれども、
あんまりその強みが消えたみたいな感覚は、
今のところ判断してないっていうところですかね。
なるほど、面白いな。そういうことか。
結局本質は変わらないってことですね。
人間を楽にしたいというのと、私は自分自身が怠惰なので、
どれだけ怠惰な人間を楽に業務を終わらせるかが、
経理の方とかが喜ぶポイントだったりするので、
そのためにAIアジェントを使えるようになるようになったら、
それはそれで望んだ展開かなというふうに思ってますね。
なるほど、ありがとうございます。
ちなみに今までソフトウェアだけだったら展開しづらかったけど、
AIに出てきたからこの領域もいけるかもしれないなって、
15:00
領域としての広がりが見えてたりいないかとかっていかがですか?
そうですね、作り方みたいなところで言うと、
やっぱり選択肢が広がったなっていうのは確かに思いますね。
今は社内向けとして作っていて、
外販する予定も特に立っていないような形はあるんですけれども、
営業向けのシステムとか自分で作ってみたらやっぱり面白かったので、
それと同様にバックオフィス向けのシステムとかでも、
今までレコードとして登録されてなかったものを、
そのままレコードとして登録できる技術みたいなところもあったりするので、
こういう領域は具体のところはさすがにお伝えできないかなと思っているんですけれども、
面白そうだなと思っています。
ちなみに今ちょうどセールスポータルの話が出たので、
そちらの話に移っていきたいんですけれど、
今井沼さんからもご紹介いただいたとおり、
リリアXさん、社内で独自の営業システムを立ち上げられたっていうのを拝見しまして、
これすごい面白い動きだなって個人的には思ったんですよね。
この背景っていくつかあるのかなと思ってて、
AIによってプロダクト開発コスト自体が低下したから、
実際に作るっていうことも特にエンジニアチームが強い会社であれば、
全然できちゃうんだろうなみたいなところもありますし、
あとはAIでいろいろ自動化できるようになってきたからこそ、
この人がやるべきところの生産性をいかに上げられるか、
そういう会社になってるかみたいなところが、
かなり優位戦としての占める割合が増えてきてるのかなっていう気もしたりとか、
勝手にニュースを見ながら想像膨らませたんですけど、
飯島さんとしてここに取り組もうと思った理由ですとか、
実際どういう戦略であれを作ろうと思ったのかみたいなところを教えてもらってもいいですか?
そうですね。まず最初にセールスポータルの紹介を
少しだけさせていただいた方が良いかなと思っているんですけど、
ぜひお願いします。
弊社はもともと営業のシステムとしてはセールスフォースを使っていました。
今も使っています。
セールスフォース以外にミーティングのレコーディングのデータとかは
お客様に同意をいただいて、文字起こしとかのデータは取っていたんですけど、
結構属性的な形になっていたりとか、
プロダクトのラインナップ数が増えた関係で、
プロダクトのキャッチアップが大変だったりしたので、
その辺をなるべくAIでレバレッジを利かせられないかっていうところがあって、
機能としてはミーティングの録画自体をデータとして取ってきて、
文字起こしから商談の評価とか、
あとはセールスフォースに入力するようなデータの加工とか、
あとプロダクトの改善要望を抽出して、
要望の優先度とかを決めるみたいな、
ボイスオブカスタマーの収集の自動化の機能があったりとか、
あとは分かんないところを聞けるチャットツールみたいなものもあったり、
お客さん、特定の顧客の今までの接触履歴を全てまとめていて、
そこからエレベーターによって示唆を出したりみたいなものとか、
いろんな機能をちょっと作っているような、
セールスポータルっていう社内向けのプロダクトがあったりするんですけども、
もともと最初作ったのは、私じゃなくてちょっと別の人間になってまして、
ヨネナとナムラっていうPMとエンジニア、
それぞれ一人ずつが作ったんですけれど、
特にナムラがすごいいろいろやってくれたプロダクトでして、
もともとは戦略的に社内の営業センサー性を上げようじゃなくて、
18:00
ちゃんとGPDとかLLMっていう相当面白い技術が出てきて、
なんかやってみない選択肢はないよねっていう、
プロダクト化することでもないけれども、
一見ちょっと実験的に営業のセンサー性変わる気がするから、
作ってみますっていう思いで始まったっていうのがあったりします。
現状私がちょっと引きずりで、
副業のエンジニア3名と一緒にちょっと作ってるっていうような形だったりするんですけれども、
そんな感じの経緯だったりします。
せっかくなんで、今セールスポーターの社内向けの位置づけとか、
とはいえ継続して開発してるところとかもちょっとお話できればと思うんですけれども、
まずやってる理由は大きく分けると2つぐらいのジャンルがありまして、
ロマンとソロバンなんですよ、簡単に言うと。
ソロバンに関しては単純に作れば作るほど、
弊社だと営業人員がもう100名以上いるっていうところがあるので、
単純に生産性が上がるというか、協力数が削減できるので、
副業のエンジニアもそれぞれ毎月20時間とか30時間ぐらいしか稼働してないみたいなところもあったりするので、
単純にROIがあるっていうのがソロバンのところになってます。
ただ自分自身が一番大事にしてるのがロマンの方で、
先ほど爆落とかAIエジェントの話たくさんしましたけれども、
それを売る人たちがAIエジェント使えない状態って結構きついなっていうところがあってですね。
本当にAIとかテクノロジーの可能性信じられるのかみたいなところがあって、
セールスフォースにとにかく入力項目たくさんあるんですけれども、
それを手入力でさせている会社が本当にAIに通った会社といっていいんだろうかみたいなところがあってですね。
そういったロマンのところで言っても、従業員にまず最初にAIネイティブなプロダクトを作って、
AIの可能性を感じてもらったら、その先にある自分たちで作っているプロダクトを
ある種ちょっといいものだって信じて売ってくれるんじゃないかみたいなところがあって、
今続けている一番大きな理由はほぼほぼロマンですね。
私の趣味に近いところな感じで、自分でも開発しながら
これあったらいいよねっていうのをとにかく作っている。
スタイルで言うと今は作っているような形になっています。
なるほどな。面白いですね。
でも実際どうですか?営業マンの方からの声とか、ある種非エンジニアの方のマインド変わってくれてるなみたいなのって感じたりします?
まずないと困るってひたすら言われるのと、
今断ってるんですけど、いつ売るんですかばっかり言われるっていうぐらいアイディアだと思う。
実際どうなんですか?大半考えたりするんですか?
今は正直考えていなくて、もともと外販を最初から選択肢にあったんですけれども、
辞めた理由があって、AIのモデルチェンジがかなり激しかったので、
性能モデルが変わるみたいなところがあって、
外販すると性能が良いモデルに変えてしまうとユーザーさん側のレスポンスが変わるので、
いろんな制約が出てしまうんですよ。
むしろ先ほどの僕が言ったロマンみたいに、
AIの力をいち早く感じてもらうみたいなところを考えると、
社内向けに閉じた状態で新しいモデルをバンバン使えるような形にした方が、
いきなり頭良くなったねみたいなところとかもできたりするので、
こっちにシフトしていって、
今のところも社内向けのプロダクトとしてやっていくつもりでいるっていうような形です。
ある日突然意見変更する可能性もゼロではないんですけれど、
ただちょっと外販するようなパワーも正直なかったりとか、
まだまだちょっと作るものもあったりするみたいなところがあるので、
一応考えていませんっていうような形ですね。
21:01
この領域ってセールスの精査性爆上がりさせることできる余地が結構あるじゃないですか。
ってなった時に、
もちろん社内向けで最新モデルを使って、
しっかり精査性を上げて、
営業のイネーブルメントに生かしていくって発想だから外販しないです。
これはすごいメイクセスするんですけど、
ここを深掘ってくるプレイヤーが出てきてもいいのになって思うんですよね。
これなんか自分が作ってみての感想ですけれども、
実はそのセールスポータルもやっぱり最初のステップは、
営業のコースを削減するっていうところから始めたんですよ。
いわゆる効率性を上げるみたいなところですね。
コースに入力する時間を下げるみたいなところ。
実際何が起きてるかというと、
時間を空けたらそれだけ売り上げが伸びると思ってたんですけれども、
一人当たりの生産性はセールスポータルの登場かどうかではあんまり変わってないんですよね。
なので業務時間削減されたけれども、
人の生産性は上がっていないっていう状態が当初で言うと、
実は起きていましたみたいなところで。
他の多分こういうホリゾーンタルなAIエジェントのSaaSも、
多分業務改善のところはできてるけれども、
人の売り上げを上げるみたいなところは、
そこまで到達しないんであんまりバク伸びしないんじゃないかなって気はしてます。
セールスポータルは今その辺をチャレンジをしていて、
いろいろと生産性を上げるにはどういうことをすればいいかみたいなのを
ひたすらちょっと社内で実験をしてるみたいな話になります。
なるほどですね。
業務改善できてるんだったら浮いてる時間ありそうだし、
何やってるんだろうなって気になりますよね。
普通の思考回路すると。
セールスポータル作った時はそれが一つ目の大きな壁になってて、
今は一転乗り越えとしてるんですけれども、
やってみて面白かったところでもありましたね。
もしかすると質を上げに行く方の話をした方がいいのかもしれないですね。
私営業やってたんでわかるんですけれども、
セールスポータルの入力の時間が1時間削減されましたっていうときに、
その間1時間で何をするかというと、
自分の思いつく限りの学びというか、
例えばプロダクトのキャッチアップとかやるんですけれども、
教えてくれる人がいないっていう状態だと、
あくまで自分の能力値にキャップがふたされた状態で
能力が伸びてくっていう状態になってくる。
実際にはここにコーチングしてくれる人とかが出てこないと、
あなたは学習カリキュラム的にこのプロダクトをもうちょっと学んだほうが
結果的に営業のスタイルとかにも合うし、
お客さんの相対してるところでも会話できてなかったんで、
こっちのプロダクトキャッチアップした方がいいですよみたいな、
ちょっと導いてくれる人みたいなのが必要かなと思ってるんです。
実際にはそれがない状態でセールスポータル当初は作っていた関係で、
業務の生産性自体は上がっていたのかもしれないけれども、
人間1人あたりの売上高の生産性みたいなのは
特に変化がなかったみたいなところが、
当初でいうと起きてましたっていう形ですね。
なるほどですね。浮いた時間をもう一段効率的に使わないと、
売上の精査性は上がらないってことですね。
確かに営業やってた時そうだなっていうふうに思ったんで、
それ用の機能をいろいろ作ってるのが、
直近のアップデートみたいなところになったりしてますね。
これやらないとわからなかったので、ある意味セールスフォースとかも
24:01
多分1人あたりの売上高を上げるための機能、
だから多分エージェントフォースみたいなのを作ろうとしてると思うんですけど、
その辺の多分課題感があるんだなって気がします。
私、そういう話を伺うと、
やっぱり先ほど冒頭で井沼さんがおっしゃられてたBPOとかもやりながら、
自分たちで触ってみると、
新たな改善点とか生産性向上の余地が見つかり得るっていうのと
話も繋がってきますね。
ありがとうございました。
井沼さん、たくさんお話いただきありがとうございました。
最後に採用ですとかプロダクトリリースおよびそこに伴うイベントなど、
オーディエンスの方へメッセージがあればぜひお願いいたします。
そうですね。せっかくなので採用のお話、
確かに全く触れてなかったので、ぜひ言ってもらえるんですけれども。
爆落シリーズ自体は、
1、2ヶ月で1個ぐらいプロダクト作るみたいな形で、
最近ちょっと開発のスピードが上がってるんですが、
残念ながらプロダクトマネージャーの人数がかなり限られてるっていう状態になってます。
実際、1プロダクト1PMみたいなのを原則的に配置としてやってるんですけれども、
1つのプロダクトをちゃんと材料を持って
運営できるみたいなところはメリットにはなってるんですが、
結構大きい会社っぽく見られることが最近増えてまして、
どちらかというと、そのプロダクトごとに独立的に
売上高とかを追ってるみたいなところがあったりするんで、
小さいスタートアップが10個、20個あるみたいな感じだったりするので、
そこにぜひ満々プロダクト作っていくので、
興味があるなっていうふうに思っていただける方は、
ぜひご連絡をいただけるとありがたいなと思ってますので、
ご検討よろしくお願いしますというのと、
EIニリブンっていうプロダクト作れるのかなり楽しいので、
軽くどういうことをやってるんですかって聞きたいっていう方は、
ぜひカジュアル面談とかもやってるので、
ご応募いただけるとありがたいなと思ってます。
ありがとうございます。概要欄のほうに採用サイトのリンクも
貼らせていただきますので、そちら興味ある方ぜひご覧ください。
そうしましたら、井沼さん、本日はたくさんお話いただきありがとうございました。
ありがとうございました。
これからもプロダクトAIトークでは、
プロダクト事業づくりに取り組む経営層の方をゲストにお招きし、
AI時代のプロダクト戦略をカバーしていきます。
毎週金曜日に配信中です。
ぜひ番組フォローの上、ご視聴ください。
26:12
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