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toC企業が、なぜいまtoBに向かうのか―DeNA住吉氏が語る、体験でつくるmoat
2026-09-11 29:11

toC企業が、なぜいまtoBに向かうのか―DeNA住吉氏が語る、体験でつくるmoat

今回のゲスト住吉さんもご登壇予定

ITスタートアップの経営陣が語るAI時代のプロダクト戦略

「Product/AI Conf Vol.6」、10/8(木)~開催決定!

▼▼ご応募はこちら▼▼

https://aixpdm.connpass.com/event/404788/


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今回のゲストは、株式会社DeNA グロース事業本部 本部長の住吉政一郎さん。


Mobage、Pococha——toCの印象が強いDeNAが、いまtoB事業にも力を入れ始めています。求められるケイパビリティが違うはずのこの転換は、何を根拠にしているのか。


住吉さんが挙げたのは、早くAIを入れたからこそ悩み、失敗したこと。その経験自体をありがたく思っていただける事例が出てきていると言います。加えて、PMの仕事が「このLLMをどう使うか」の設計に変わるなかで、toCで培った感覚が効く場面も増えている。


体験してもらうからこそ学習が進むループ。その体験の中でしか取れない行動データこそがmoatになる——#keep4oを引きながら語られたこの仮説は、toBでも同じ構造で効くのではないか。


8月上旬の決算説明会で発表された「事業創造エコシステム」をめぐる話も、地続きでした。


AIで事業を生み出すハードルは下がった一方、育てて次を回すサイクルの巧拙こそが際立つ。1プロジェクトあたりの人数が減る時代に、いまの事業にいるメンバーを新規事業へ移す設計まで作れるかどうか。日本企業が遅れないために何が要るのか、という視点で語っていただきました。


【アジェンダ】

  • () DeNAの事業紹介と住吉さん自己紹介
  • () 決算で掲げた「事業創造ファクトリー」―なぜいま改めて旗を立てるのか
  • () グロース支援の中身―プレイブックは作れるのか
  • () DeNAのDNAを書き換える?―AI時代に注目するグローバル企業とは
  • () toC企業がいまtoBに力を入れる理由
  • () モデルレイヤーが後追いしてきたら―#keep4oと体験のループ
  • () toBとtoCの違い―「ドリルと穴」から見えるAI時代の提案


【ゲストプロフィール】

住吉 政一郎 / 株式会社ディー・エヌ・エー グロース事業本部 事業本部長 / 株式会社DeNA AI Link 代表取締役社長

2012年、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。ゲームのサーバーエンジニア、運用ゲームのプロデューサー、新規ゲームのプロデューサー/ディレクター、新規サービスのプロダクトオーナー、ゲームのコミュニティマネジメントなど多岐に渡る業務を経験。コミュニティマネジメント組織を立ち上げたのち、Pococha・IRIAMなどを管掌するライブコミュニティ事業本部長を経て、現在はグロース事業本部長として、DeNAからの直接投資やファンド出資の責任者、出資先をはじめとした事業のグロース全般に責任を持つ。昨年4月からDeNA AI Linkの社長も務める。

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サマリー

DeNAの住吉政一郎氏が、同社がtoCからtoB事業へと注力する理由を語る。AI導入による試行錯誤の経験や、プロダクトマネージャーの役割変化がtoB事業に活かせる点を指摘。体験を通じた学習ループと、そこから生まれるデータが競争優位性(moat)になるとし、AI時代の事業創造エコシステム構築の重要性を強調。また、グローバル企業を参考にしながら、日本企業がAI時代に遅れを取らないための戦略や、組織・人材育成のあり方についても考察している。

DeNAの事業紹介と住吉氏の経歴
Product AI Talks。この番組は、ITスタートアップで、事業づくり、プロダクトづくりに取り組まれている経営層の方をゲストにお招きし、
昨今のAI体験を踏まえた、AI時代のプロダクト戦略を深掘りする番組です。
今回は、10月8日木曜日開催予定のプロダクトAI交付にもご登壇いただく、株式会社DeNA、グロース事業本部本部長、住吉誠一郎さんをお迎えします。
イベントにご関心のある方は、ぜひ概要欄のお申し込みリンクからご応募ください。
数多くの事業と企業化を生み出してきたDeNAが、なぜ今改めて事業創造エコシステムを掲げ優先順位を上げているのか、その背景にあるAI時代の読み方を伺いました。
そして、ポケポケやポコチャなど2Cの印象が強かったDeNA。その会社が今2Bを強化しようとしている理由とは。
さらに、モデルレイヤーが降りてくる時代に、アプリケーションの強さはどこに宿るのか。事業が生まれる現場を数多く見てきたからこその視点が詰まった会です。
ホストは私、Globis Capital Partnersプリンシパルの工藤真由。コメンテーターは、デルタXファンド代表パートナーの山崎良平さんです。
本日は株式会社DeNA、グロース事業本部本部長、住吉誠一郎さんとお届けいたします。住吉さんよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
ではまず簡単に住吉さんのこれまでのバックグラウンドと現在の役割、あとDeNAの事業のことも簡単にご説明いただけたらと思いますので、お願いできますでしょうか。
はい。2012年に新卒でDeNAに入ってまして、キャリアとしては最初ゲームのサーバーサイドのエンジニアから始まって、その後新規事業を経験したりしつつ、
2017年、18年の頭からココチャイライブ配信の事業をずっとリードしてまして、イリアムと一緒にグローバル展開やったりとかっていうところを経験しつつ、
2024年からAIの投資を新しくスタートしてまして、スタートアップ投資と、あとVCさんへのLP投資みたいなところを回しながら、直近はスタートアップ支援だったりとかグロース支援っていうところを中心に動いていっております。よろしくお願いいたします。
DeNAさんの事業についても少し教えていただきたいんですが、かなり幅広くやられているかなと思うんですが、簡単にどんな概要になっているか、ご教示いただいてもいいですか?
そうですね。事業としては大きくゲームライブ配信、スポーツスマートシティ、ヘルスケアメディカル事業っていうところと、あとエンターテイメント事業でアニメ制作みたいなところを幅広くやっているような状況です。
事業創造エコシステムの旗揚げとロードマップ
ありがとうございます。よろしくお願いいたします。住吉さんには10月8日木曜日に開催するプロダクトAIコンフにもご登壇いただくというところで、今回はその前に是非いろいろDeNAさんのこと、住吉さんのこと深掘りさせていただきたいなというふうに思っております。
という中で、まず早速なんですが、8月上旬の決算説明会を拝見させていただいて、なかなかすごく面白いなと感じたのが、DeNAさんの本業を事業ファクトリーという形で表現されていて、事業創造エコシステムというものを5、6年かけて事業が生み出され続ける仕組みっていうところを実現していきたいっていうような発表があったかと思っておりまして、
このあたり実際にどういう状態を5、6年後に目指されているのかですとか、そこに向けてこの5、6年の間どういうロードマップで進まれようとしているのかみたいなところから教えていただいてもよろしいでしょうか。
実は結構DeNA自体、これまでの変遷としても実は結構いろんな新規事業を立ち上げて、物によっては閉じたりもしてますし、本当に物によってはタクシーの業みたいに上場になっていく、カーバーとして上場していくみたいなケースもあったりするので、
実は今までDeNAがやってきていたことを改めてちゃんと仕組みにしたり、より強みとして強化していくっていうような旗振りかなというふうに思ってます。
かつ特にAIの時代においてその事業を生み出すっていうところに関して言うと、今までよりだいぶハードルが下がってきてるなというふうには思うんですけど、その育てたものをどうやってさらにグロースさせていって事業にしていってっていう、そのサイクルを回していくことがより際立って大事になってくるフェーズになるかなっていうのもあって、このタイミングにこういう旗振りをしてきてるっていうのが今の現状かなというふうに思ってます。
なるほど。これそうなってくると以前からもやって来られてきたことっていう中で改めて5、6年後に目指すって定義されてるのと、そこに向けて具体的にこういうステップで変えていきたいんだとかアップデートしていきたいんだみたいなところでどんな感じなんですか?
改めて直近特に強化していってるのは、01の立ち上げをしっかりやっていきましょうっていうところと、あとスタートアップとのリレーションをさらに強化していって、より密に連携していきましょうっていうポイントですね。まずはそこをしっかり作っていきましょうっていうところで、直近そのVCAのNP投資だったりとか、スタートアップ向けのスタートアップリレーションっていうチームを新しく作っていって、これからさらにスタートアップ向けの情報発信だったりとか、コミュニティ作りっていうところをより盛り上げていきたいなと思っています。
というような動き方からスタートするっていうのが1歩目で、とはいえ、実体ちゃんとグロースを一緒に経験できるみたいなところも大事ですし、それが物によってはMAさせていただくみたいなケースもありますし、本当に上場支援していくっていうパターンもあると思うんですけど、そのグロースに関してはしっかり年に数本みたいな形で支援をしていくっていう体制を作っていくっていうのが、向こう1から2年ぐらいのロードマップかなというふうに思っています。
実際そのIR資料の中でもこのグロースを担う組織の整備強化っていうところを掲げられていたと思っておりまして、住吉さんご自身もグロース事業本部長という形で事業部の構成も変えてさらに取り組まれようとされてると思うんですけど、他のイノベーション事業本部さんとか旧AIイノベーション事業本部さんとかも踏まえて、各部署がどんな形でどんな役割分担でそこを実現しようとしてるのかみたいなところ、もう一段詳しく伺ってもよろしいでしょうか。
はい、ありがとうございます。
そうですね、どうしても01の立ち上げのチームと立ち上がってきたものをどういうふうにグロース支援していくかみたいなところは、事業としてはフェーズが違うよねっていうところもあって、あとフォーカスするべきポイントも01のところってドメイン選定だったりとか初期のサイクル検証がうまくいかなかったら一回閉じてやり直すみたいなのも必要になってくるので、
その01のところのエコシステム作りっていうところと、一体しっかりグロースが見えるようなものを専門家チームがちゃんと支援していくっていうようなチームの編成っていうのはやっぱ違うよねっていうのと、投資の時間軸もどうしても分かれてくるので、01のところって本当に数週間とか数か月でリセットするみたいなケースが多いっていう中で、グロースでいうと本当に1、2年はしっかりこしつれてやっていくみたいな体制になったりもするので、その辺の投資の時間軸みたいなところも変わりそうだよねっていうので、
体制ちょっと分けてきてるっていうのがあります。
グロース事業本部とAI時代のプロダクト戦略
具体的に住吉さんが率いるグロース事業本部では、どんなふうにその事業の成長をサポートしていきたいとか、特にこの辺り強化していきたいみたいなところってどんな感じなんですか?
金やっぱり多いのは、そのプロダクトのサイクルをどう作っていくかみたいなところで支援していくっていうのが実は一番多いかなっていう印象がありまして、DNAって比較的その運用の数字をしっかり見ながらプロダクトのサイクル作っていくみたいなのがずっとやってきたことだったりもするので、
そういう目線でスタートアップの方々と実際にお話しする中でも、プロダクトのサイクルとか検証の順番ってこういう形でやる方がドメインとしてもいいですよねみたいな話だったりとか、優先度としてもどうしても開発のリソースに限りがある中で、こういう順番でしっかり投資していくと中長期的にキャップが来ないというか、どうしても短期的にグロースする方向だけに先に目を向けすぎると、
中長期的なマーケットのサイズを先に食っちゃったりとか、本当はもうちょっと伸ばせたはずのものが伸びきらなかったりとか、そういうことが起こるので、そういうことを起こさないためにどういう順番でどういうサイクルの設計をして、ここは確実にできてるよねみたいなところをチェックしていくみたいな、そういうプロセス設計のアシストをさせていただくみたいなことが今のところはすごい多いですね。
ちなみにこのあたりってもうDNAさんで結構プレイブックみたいな形で型のようなものがあるのか否かみたいなところと、あと加えてこの開発のスピードがAIによってどんどん変わっていくよね、検証スピード上がっていくよねっていうのはありつつ、このグロースっていうフェーズにおいてもこのAIの進化でこんくらい変わったよみたいなところあるか否かの2点加えてお伺いしてもよろしいでしょうか。
はい、ありがとうございます。まずプレイブックっていうほど、そのドキュメントでこのフェーズこうだよねみたいなのがパキッとできてるかっていうと、まだそこまではできてなくて、むしろガムシャラにそこをやってたことが、今むしろ実はこれが結構体系的に大事だったんだなっていうのに整理ができていってるような状況なので、むしろちゃんと作れそうな気はしてきていますっていう形ですかね。
ただ一方で、AIのプロダクトみたいな話でいくと、今までのプレイブックがそのまま使えるっていうよりは、例えばソーシャルなサービスだったりとか、コミュニティ的なサービスとか、エンターテイメントコンテンツ的なプロダクトだったりとか、そういうものがある中で、やっぱり対話的なエレメンベースのプロダクトみたいなものになってきたときに、同じフォーマットプレイブックがそのままいけるっていうよりは、基礎的な考え方としてある程度参考にしながら、各プロジェクトごとにどういうふうに作るといいですかねみたいなところを再設計していくみたいなイメージを持っています。
グロースって、やっぱりそのマーケットのお客さんの理解とか、お客さんがどういうスピードでそのプロダクトに触れるかみたいなのがやっぱりグロースだと思うので、そういう意味でいくと、AIがあるから、そのグロースのスピードが今早くなっているかっていうと、必ずしもそうではなさそうだなっていうのが、今の印象なんですが、この後、そのAIエージェントが探りに来るみたいな、エージェント側のプロダクトがまず発売されるかもしれないので、
その先、そのAIエージェントに読み込まれるプロダクトみたいなものが出てくると、多分グロースのスピードが早くなるんだろうなみたいなのは、想像としては思っているんですけど、ファクトとしてまだそこまでは来ていないなみたいなのが、今の印象ですね。
確かに。この辺り私もセールス側のエージェントもあれば、受け側のエージェントとかも発達してくるのかなとか、結構想像しながら聞いたので、その辺り楽しみですよね。
そうですね。そこが回り始めると、多分グロースも加速するんだろうなっていう印象があります。
確かに。ありがとうございます。
DeNAのDNA書き換えと海外企業の参考モデル
方針なり施策っていうレベルでいろいろご回答いただいたんですけど、思想とか経営戦略の観点で伺いたいんですけど、これまでもいろんなスタートアップの買収なり、あるいはカーブアウトをして外と組んで大きくしていくとかって、
本当にいろんなコーポレートディベロップメントなりビジネスデブのやり方っていうのをたくさん試してこられて、その実績がある中で今回改めてこの事業想像エコシステムっていうのを経営のアジェンダのファーストプライオリティに置かれたっていう理解をしました。
その中で、これまでからさらに一段ギアを上げていこうということで、南馬さんも社長に復帰されて取り組まれてきていて、ちょっと多分これまでのDNAさんのDNAを書き換えようっていうことはあるのかなって感じたんですけど、その時に何か参考にしているモデル、海外も含めてなんですけど、
なんかこうビジョンがあって、こういうふうになりたいよなっていうところから多分改革化に落とし込まれたのかなとも想像したんですけど、その辺っていかがですか?
そうですね、我々として一番すごいなって言ったのは、今回Googleさんでサーチエンジンやっててっていう中からAIシフトのスピードめちゃくちゃ速かったなって思ってまして、
大きな会社ってそこってイノベーションのジレンマが本来発生するはずなんですけど、何でそれができたんだろうねっていう中でいくと、スタートアップエコシステム、特にシリコンバリアのエコシステムとの距離感だったりとか、そことの人材の流動性みたいな、
そのコミュニティとか社会の維持みたいなものをずっとやってきてる中で、そこの波に対しての反応の速さだったりとか、そこに関してのフラット感みたいなのはやっぱすごい大事な要素だよねっていうところと、
あと、やっぱりAIで1プロジェクトあたりの人の数っていうのは相対的には減っていく、もしくは同じ人をかけるんだったらより売上が立っていくっていう形に変わっていくよねっていう中でいくと、今のそれぞれのプロジェクトに関わってるメンバーがより新規事業にシフトしていくみたいな形と、
そのエコシステムの設計っていうところまで作りきれないと、どうしても日本企業ってそこを遅れるよねっていうところもあって、やっぱそれをこのタイミングにちゃんと設計し直すっていうのは他方面で大事だなっていうところがあって、今回の大きな戦略になってきてるっていうところですね。
米国投資強化の背景と組織・人材育成
ありがとうございます。IRでのご説明からもう一段ちょっと踏み込んで今日聞けたような気がしたんですけど、もう一点伺うと、とはいえこれまで例えばVCファンドへのLP出資でもおそらく多分日本で一番出資されてる会社のうちの一つだと思っていて、スタートアップにもたくさん投資されて連携もしてきている。
日本の中ではスタートアップに関してはすごくよく知ってらっしゃる上場会社だと思うんですけど、そのこれまでの総括で欠けていたもの足りなかったもの課題感みたいなものがもしあったら伺いたいなと思うんですけど。
ありがとうございます。これまで足りてなかったというよりは、AIのこのタイミングにやらなきゃいけないアクションっていう意味でいくと、やっぱりAIのジャンルってやっぱ中国アメリカが圧倒的に進んでるっていうその中で、今回特にLP投資でいくと去年1年間圧倒的にアメリカのVCにむしろ入れさせてもらってるんですけど、
その結果今のAIの最先端プロジェクトプロダクトの事例とそこに対しての試行錯誤みたいなところが新しく情報として入ってきたりとか、そこに対しての連携みたいなことが増えてきてまして、そうするとやっぱりアメリカのエコシステムとか投資の規模感、スピード感に適したプロダクトとか事業と、
やっぱり日本のエコシステムの方がむしろ育てやすいみたいなものもこの後出てきそうだなっていうところはあるので、そういう意味でその情報と実際のプロダクト的な連携みたいな話とかマーケット的な連携っていうところの立体感をもう少し新しくしていくっていうのが今回より強化していってるポイントですね。
ありがとうございます。特にこのやっぱりここ2,3年ぐらいだと思うんですけれども、渋滞機能も含めて、USの会社にたくさん投資もされて、今お話もあったLP出資もされてきててということで、かなりこの過去2年でUSAの投資を強化されてきてて、他の大きなムーブメントで言うとあまりアメリカに投資するって過去2,3年どちらかというと難しかった時代だったかなと思ってる中で、逆にそこで強化されてきていて、
最近ノークスの買収とかにもつながっていたりとかすると思うんですけど、どの辺でどういう経営の意思決定があって、アメリカのモデルを取り込むために投資を強化しようっていうふうになったんですか?
2024年の後半ぐらいから本当にAIの情報の質とスピードが明確にやっぱりアメリカマーケットで変わり始めたなぁみたいなところはあって、それこそデビンのスコットウーさんとかなんかああいうメンバーと情報いろいろディスカッションしていく中で、このマーケットのキャッチアップ先にやらないと全く別のものというか本当に新しい文化、テクノロジーが出てきたなっていうところと、
その中で言うと、プラスでファンドでやっているDelightXっていう日本人企業家を送り出してグローバルでチャレンジを、特にアメリカでチャレンジをっていうエコシステムを作るという取り組みと、そのAIの実際の今の新しい調理をしっかり掴みに行くっていうところのコミュニティとしての実際の交わりみたいなところが具体的に本当に手触り感がある形で出てきていて、
それまでにも元々ずっとベリアの企業家の方々とナンバさんが実際にコミュニティで繋がってたりとかしていた中で、より実際の試作として取り組みとして交わり始めたっていうのが、この2024年、25年の取り組みかなっていうふうに思ってますね。
まさに今ちょっと話に出たDelightXみたいな取り組みを事業家のDNAさんのYouTube番組を見させていただいて、組織人材の使い方がすごく面白いなと思ってて、住吉さん自身も新卒で入られて、さっきおっしゃったようなエンジニアからビジネスをやってっていうそういう経緯で、
DelightXの運営責任者を務めてらっしゃった河野さんっていう方ですかね、新卒7年目の方とか、どちらかというとアメリカに人を払おうって言った時に、そっちのネットワークがあって、投資もやってることがあってっていう人をアサインしようとするのは普通かなと思うんですけど、結構経験がない若い人をそういう重要なミッションに配置するっていうのが、DNAさんのカルチャーとしてあるのかなって番組を見てて感じたんですけど、その辺っていかがですか?
ありがとうございます。まさに今新しい組織としては、志持ってる人をとにかく大事にしようねっていうのが、結構キーワードになってまして、やっぱりその新しく志があってチャレンジする、挑戦するっていうところを、エネルギーとしてもそのエネルギーってすごい尊くて、それをどうやって組織としてはエンパワーしていくっていう形にできるかっていうのと、
むしろそういう志持った個人が会社組織をちゃんと使えるような設計にしていくっていうところが、新しい組織のコンセプトだったりもするので、まさに河野さんみたいな事例でいくと、手を挙げて実際にやりたいですみたいな話があって、ただ彼女自身も今プロダクトの自分でオレロっていう英語の発音の訓練アプリみたいなやつをやってるんですけど、そういうところもやりつつ、
でもそれやってるからこそわかる、企業家とか事業やってる人たちへの支援の仕方みたいなところが、ちゃんとハイブリッドでできると、よりパワフルですよねっていうのもあって、そういうアサインをしているっていう形ですね。
toCからtoBへの転換理由とAI時代の提案
面白いですね。ありがとうございます。ちょっと話題変わってしまうかもしれないんですけれど、もう一個ケシさん拝見して面白いなと思ったのが、私の中でやっぱりDNAさんってモバゲーだったりポコチャン、ポケポケポケなど、やっぱ2Cの印象がすごく強かったんですけれど、今回のケシさんと拝見して、2Bも社内事業立ち上げもですし、投資もより力を入れていかれようとされてるのかなという印象を持ちまして、
結構2Cと2Bって求められる系判も違うと思いますし、2C企業が2Bもやっていくって、かなり難しいチャレンジ、なかなかないチャレンジなんじゃないかなと思ったんですけど、このあたりどんなふうに考えられてるとか、どんな取り組みされようとしてるかみたいなのを伺ってもよろしいですか?
はい、グローバルで見ると、例えば中国のテンセントさんとか、2Cサービスからスタートしてクラウドサービスみたいに2Bにしっかり動いていくみたいなのは、2Cサービスが伸びた後にしっかりそれを事業にしていくみたいなアプローチ自体はあるようなと思ってますので、その中でAIのタイミングって割と2Cサービス含めてアプリケーションで早めにそのAIの良さとか、実際にそれをどう管理していくとビジネスに対してインパクトを出せるのかみたいなところも、
知見が溜まりやすいタイミングだなっていうのは思ってます。2Cサービスも含めて、AIの新しい事業群にトライしていくと、共通してそもそもAIってどういうふうに扱わなきゃいけないんだっけっていう部分がよりちゃんと見えてくるよねっていうのがありまして、実際にいろんなお客様とお話しさせていただく中で、DNAがもともとちょっと早めにAIの導入みたいなところをやってきて、その中ですごい悩んだりとか失敗したりとかっていう取り組み、それ自体がすごいありがたく思っていただけるみたいな事例が実際に出てきてるので、
それ自体をしっかりつないでいくっていうのと、エコシステムが回ることによって、01の立ち上げと数がしっかり増えていって、それをグロースする中でAIっていうものをどういうふうに使っていくと、その事業を支援できるのかみたいな知見が溜まっていくよねっていうのもあって、より2B領域っていうところが手触りを持って事業になっていく感覚が見えてきてるっていうのが、このタイミングで2B事業っていうのをよりはますようになってきてるっていう背景です。
もう一点あるのが、特にこのLLM以降の2Bっていうところでいうと、やっぱりLLMをどういうふうに使っていくかっていうところが肝になるんですけど、プロダクトマネージャーがやらなきゃいけないことって、今までみたいに画面の設計したりとか課題に対してどういうふうにファンクション作ったらいいんだっけって話っていうよりは、LLMをどういうふうに使うといいのかっていう設計になるんですけど、この感覚って比較的ちょっと通信っぽいんですよね。
単純に情報が出ればいいわけではなくて、LLMに何を覚えさせていって、覚えたものがどういうふうに出てきてっていう、人と対峙してる感覚に実は結構近いっていうのがLLMの面白いポイントで、なので直近リーダーズAIみたいなプロダクトを今作って、実際にお客様に提供させていただいてるんですけど、そのプロダクトを作ってるプロダクトのオーナー、もともと2Cのプロダクトマネージャーだったメンバーがやってるんですけど、
設計としては、例えばチームのチャットの中でどういうふうにコミュニケーションが発生するかみたいな数字見てたりとかするんですけど、そういう数字の見方ってちょっと2Cっぽいんですよね。
それはやっぱりLLMっていうものがベースになって、新しくマーケットができてくるっていう中で言うと、実は2C的なプロダクトマネージャーの発想と、2B的なちゃんとマーケットに対してどういうふうにお届けするのかっていうところのハイブリッドなチームが必要になってきてる印象はありますね。
めちゃめちゃ面白いですね。要は2B向けの事業だったとしても、やっぱりAIって一人一人がしっかり使っていかないとデータも溜まらないし、組織全体に浸透もしていかないよねっていう中で、より子に対してどう訴求していくかみたいなのが重要になっているという意味で、2Bと言っても2C要素が結構大きくなってるよねっていうことですよね。
はい、おっしゃる通りです。
面白い。で、かつDNAさんがまさにAI推進の自社内でも推進されてて、しかも住吉さん、もともと子会社のDNA Linkさんも担われているから、そういった自社内のナレッジも他の企業に対して提供するっていうところに生かされてるっていう感じなんですかね。
そうですね。まさに今、DNA LinkのほうでリーダーズAIみたいなプロダクトを作ってお届けしてるんですけど、そこももともとスタートアップのDHAさんっていうDNA社員が実際にDNAから卒業して起業して、そこでそのAI社長っていうプロダクトを彼女が作っていて、それをエンタープライズ向けにちゃんと提供するよっていう形で、エアリンクでむしろそこのエンタープライズバージョンをライセンスいただきながら実際にお届けるっていうところを一緒にやっていて、
で、そのさっきのスタートアップエコシステムとの連携っていうのもそうですし、その2C2Bっていうところの連携っていうところも含めていろいろと実現しながら今作っていってるっていう形ですね。
ありがとうございます。
体験ループとmoat、アプリケーションレイヤーの可能性
マーケットサイズが大きくていろんなユースケースに使えるアプリケーションであればあるほど、やっぱりモデルレイヤーが後追いでそれ出してきたらどうするの論って必ずあると思うんですけど、なんかそこはすごく意識して今アプローチを考えていらっしゃるのか、またはあんまそんなこと考えてももうしょうがないんで、とにかくどんどんお客様が欲しがるものを作っていこうみたいな感じなのか、どうですかアプローチに関する今のところの仮説でいうと。
そこはもちろんある程度プロダクト作ったりとかそうする度に一応仮説は持ちながらやっていますと。
例えば実際にそのユーザーさんのパーソナライズみたいなものがしっかりできていて、その体験をしてもらって、その体験をしてるから学習が進んでいくっていうこのサイクルを作っていくっていうのが学習で言うと元になってくるはずで、よくこっちでも学習できるじゃんとかパーソナライズされていくじゃんみたいな話はありつつも、
実際にその行動してもらってるから新しいデータが入ってくるっていう、このループが作れているプロダクトを後追いで取りに行くって結構多分大変で、それに特にいいなって思ったのはチャットGPTの4.0の時にkeep4.0っていうハッシュタグがすごい流行ったタイミングだったと思うんですけど、
それは4.0から5.0になった時に人格変わっちゃって、僕のチャッピーは一体どこへみたいな、そういう時代だったと思うんですけど、あのUXを世界中の人が投稿してるのを見て、自分なりの育て方とか自分なりの体験になってるものってすごい尊くって実は結構ロイヤリティ感じるんだなみたいなのはすごい面白いなと思ったんですけど、
それってチャットGPTのあのインターフェースとあの使い方の中で喋ってるものだったら多分チャッピーは学習してくれるんですけど、そのアプリケーションとか体験の中じゃないと入ってこない情報とか取らない行動みたいなものが出てくると、それはプロダクトとしては結構しっかり元になるっていうのが我々の仮説で、
実際にあのチャットGPTとかMacloadのインターフェースあるじゃないですか、実際にウィンドウがあってここに文字を入れてプロンプトとして入力するとテキストで返ってきて、でその返ってくる情報が例えば図になったりとかそういうのは今発展していってるんですけど、やっぱりゲームとかソーシャル的な体験だったりとか、そのより複雑なフィードバックが楽しく返ってくるっていうフィードバックのパワーに、なんかあれだけで勝てる気は今のところ全然していなくて、
いろんなユーザーさんからするとついつい毎日触りたくなるようなサービスってあんな顔してないと思うんですよねと思ってて、仕事上必要な人たちからするとすごい便利なインターフェースなんですけど、
エンターテインメントとかより気持ちのいいUXを体験するっていう意味でいくと、もっと楽しい体験ってたくさんあるし、そこで体験してるからそのループが元になっていくみたいなデータの作り方みたいなところは、
汎用プレイヤーがわざわざ入ってこないだろうなっていうところもあり、そういうアプリケーションのレイヤーっていうのはこれからもすごい伸びるでしょうし、まだまだ可能性しかないなって思ってますっていうところですね。
BtoBにおけるエンゲージメントと「穴とドリル」の例え
ありがとうございます。なんか今のお話を聞いて、ちょうどその先日のyoutubeでTHAの西山さんと、あと犬塚さんですかね、住吉さんと3人でセッションやられたの聞いた時に、ちょうどその西山さんがおっしゃったのが、
いや実はこれAI社長って若い社員の人よりもベテランの社員の人の方がすごいエンゲージすると言っていて、やっぱり長く社長のこと知ってる人の方が、え、これ社長と同じこと言ってくるっていうところの和を体験がすごいって言っていて、
これが元なんですよって言って、じゃあAI住吉でもそうなってるか調べてみますっておっしゃったんですけど、今おっしゃったエンゲージメントっていう観点で確かにあんまり今BtoBで考えてないかもしれないなと思った時に、
でも実体確かに導入する方ってそういう視点で選んだりとか、あとチャンスしないっていう意味で言うとすごく重要なんだろうなと思った時に、確かにSaaS時代にはなかった、
AI時代だからこその人間によるエンゲージメントっていう、なんかそういうところがモデルレイヤーにない元になるんじゃないかっていうのは結構親切だなと思った、すごく新鮮でした。ありがとうございます。
関連してもう一つだけ、BtoCとBtoBのアプローチの違いっていうのを僕結構考えるんですけど、僕も10年前はゲーム会社に投資したりとか前職の時にしてたので、その時は2Cばっかり見てて、今は2Bばっかり見てるっていう感じになってるんですけど、
よくある穴とドリルの関係で言うと、2Cのユーザーさんって基本イノベーターとかアーリーアダプターの人たちが、そもそもドリルをちゃんと見比べて、いいドリルを選んでサービス使ってるなと思っていて、
一方でBtoBのお客さんってまさにそのTHAの顧客のお話を聞いた時も思ったんですけど、穴開けたいんだけどどうやったら開くんだっけっていう人がほとんどで、
ドリル使ったこともないし、ドリルって何なんすかみたいなレベルのところに、これはドリルを使うと穴開くんすよっていうところからご説明して提案して、その間にやっぱり相手のことを知らないと提案できない。
そこが結構2Cと2Bの僕は大きな違いかなって感じているんですけど、BtoC中心からBtoBの事業を手掛けていくところで、その共通するエンゲージメントという観点と、
一方でなんかこれは違うな、新しいケイパビリティーを入れていかなきゃいけないなって思われてる点ってありますか?
そうですね。2Cサービスって無料で使い始めて、ついついハマっていくとそれが使いやすいっていう。
先ほどのドリルの話で言うと、このドリルって手にしっくりくるみたいな、そういう体験設計が必要で、
ただそれを作る過程でいろんなドリル作ってみて、このドリルってしっくりこないよね、くるよねとか、このドリルってこういう穴が開くよねみたいな感覚は結構2Cサービスを作る過程で結構たくさんあるんですよね。
で、今回このAIのこのタイミングはすごくいいなって思ったのは、なんかその試行錯誤プロセス自体が、
今からみんながAIの波の中で生きていくっていう世界においては、この中でこういう穴開くよっていう2Cサービスを使わなかったドリルも使える可能性がありますし、
実際にそこでちゃんと穴が開くっていうもの自体がやっぱりちゃんとツールとしてニーズがある可能性があるっていうのがすごく大きな発見だったなっていうのは思ってまして、
そういう意味でも、このLLMを中心としたAIを使った文化圏の中においては、その中でいろいろ試行錯誤したものの中で、
あ、だったらこういうものが実際に穴開けられますよっていうご提案が実際にできるようになってきてるっていうのが、このタイミングだからこそよりその2Bっていうものに対して意識を向けてる理由かなって思ってますね。
ありがとうございました。住吉さん、今回はいろいろお話いただきありがとうございました。後編でもさらに深掘りしてお話を伺えたらと思います。ありがとうございました。
番組告知
ありがとうございました。
これからもプロダクトAIトークスでは、プロダクト事業作りに取り組む経営層の方をゲストにお招きし、AI時代のプロダクト戦略を深掘りしていきます。
後編は来週金曜日配信予定です。ぜひ番組フォローの上ご視聴ください。
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