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米中とは異なる勝ち筋とは―DeNA住吉氏が語る、日本だからこそ狙える市場
2026-09-18 26:36

米中とは異なる勝ち筋とは―DeNA住吉氏が語る、日本だからこそ狙える市場

今回のゲスト住吉さんもご登壇予定

ITスタートアップの経営陣が語るAI時代のプロダクト戦略

「Product/AI Conf Vol.6」、10/8(木)~開催決定!

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今回のゲストは、株式会社ディー・エヌ・エー グロース事業本部 本部長の住吉政一郎さん。前編に続く後編です。


AI領域に巨大な資金が集まり、米中との差が語られることが増えました。では、日本は米中とは違う勝ち筋をどこに描けるのでしょうか。


海外のスタートアップやVCにも投資し、現地に足を運び続けている住吉さんがまず指摘するのは、米国・中国・日本では、事業が生まれ育つプロセスそのものが異なるということです。


中国では、ビッグテックが同じ会社の中で複数のプロダクトを走らせ、競わせながら仮説検証する。米国では、Y Combinatorやa16zのようなプレイヤーがテーマを発信し、そこに人と資金が集まることで競争と試行錯誤が生まれる。一方の日本では、目の前のユーザーや課題を起点に、ボトムアップでプロダクトが立ち上がることが多い。


だからこそ日本には、0→1でユニークなプロダクトが実は多いと住吉さんは見ています。問われるのは、その先です。生まれたプロダクトをどう育て、グローバル市場へ接続するのか。同時に、相応の資金と時間をかけて海外へ出るのではなく、国内市場に向き合うという判断も同じくらい重要だと語ります。


では、AI時代に「日本だからこそ狙える市場」はどこにあるのか。


一つの可能性として挙がるのが、日本固有の情報や規制、現場のオペレーションが深く関わる領域です。グローバルプレイヤーには立ち上がり時点で理解しづらい業務にAIを組み込み、実際のワークフローとして使われるところまで設計する。そこで蓄積されるデータが、さらにプロセスを改善していく。住吉さんは、こうした領域に事業機会を見ています。


さらに議論はフィジカルAIへ。モノを実際の現場に置く以上、必ずしも汎用性を高めることが経済合理性につながるとは限りません。工場や住宅など、それぞれの現場に特化した設計が合理的なのであれば、日本固有の環境や生活・行動データを起点にしたプレイヤーにも機会があるのではないか。まだ仮説検証すべき点が多いと留保しながら、その可能性を探ります。


最後は、新卒からDeNAで事業づくりに携わってきた住吉さんに、事業が生まれ続ける組織の内側を伺いました。


失敗を前提にしながら、それでも挑戦の先に良い事業が生まれると信じられるか。そして、新しいアイデアに対して議論を重ねるだけでなく、「まず一旦作ってみましょう」と言えるか。


巨大な資金が動く米中とは異なる環境で、日本はどこに事業機会を見出し、どうグロースにつなげていくのか。AI時代の日本の勝ち筋を、事業・投資・組織の視点から考える回です。


【ゲストプロフィール】

住吉 政一郎 / 株式会社ディー・エヌ・エー グロース事業本部 事業本部長 / 株式会社DeNA AI Link 代表取締役社長

2012年、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。ゲームのサーバーエンジニア、運用ゲームのプロデューサー、新規ゲームのプロデューサー/ディレクター、新規サービスのプロダクトオーナー、ゲームのコミュニティマネジメントなど多岐に渡る業務を経験。コミュニティマネジメント組織を立ち上げたのち、Pococha・IRIAMなどを管掌するライブコミュニティ事業本部長を経て、現在はグロース事業本部長として、DeNAからの直接投資やファンド出資の責任者、出資先をはじめとした事業のグロース全般に責任を持つ。昨年4月からDeNA AI Linkの社長も務める。


【採用サイト】

https://dena.com/jp/recruit/

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サマリー

DeNAの住吉誠一郎氏が、日本・米国・中国でスタートアップやプロダクトが生まれる仕組みの違いを語る。中国ではビッグテック内で複数プロダクトを競わせ、米国ではVCやアクセラレーターがテーマと資金を集める一方、日本は目の前の課題を起点とするボトムアップ型が多く、独自の0→1を生みやすいという見方が示される。日本の事業はグローバル展開だけでなく、国内市場に向き合う判断も重要で、DeNAは成長支援や投資、M&Aを通じてプロダクトを市場につなぐ役割を目指している。 AIの事業機会として、対話型AIではキャラクター化や記憶、AI同士の会話など新しい体験が広がる可能性が語られた。バーティカルAIでは、日本固有の情報・法律・規制・現場データを業務フローに組み込み、利用で蓄積するデータによってプロセスを改善する領域に可能性を見ている。フィジカルAIについても、工場や住宅など現場ごとの特化が汎用化より合理的な場合があり、日本の生活空間や行動データを生かせると説明されたが、まだ仮説検証の段階だという留保も付く。 後半では、日本人起業家の海外挑戦を支えるコミュニティの重要性と、日本か米国かは本人の熱量や理由に基づいて選ぶべきだという考えが語られる。DeNAの事業創出を支えるのは、失敗を前提に挑戦を肯定し、「まず一旦作ってみましょう」と言える文化である。住吉氏は、日本の大きな課題をグローバルも含めた事業のグロースと捉え、DeNAとして投資、M&A、社内起業、スタートアップ支援を強化していく姿勢を示した。

日本・米国・中国の事業創出プロセス
Product AI Talks。この番組は、ITスタートアップで事業づくり、プロダクトづくりに取り組まれている経営層の方をゲストにお招きし、
昨今のAI大統領も踏まえた、AI自らのプロダクト戦略を深掘りする番組です。
10月8日木曜日開催予定のプロダクトAIコンフにもご登壇いただく、株式会社DNA、グロース事業本部本部長、住吉誠一郎さんとの後編をお届けします。
イベントにご関心のある方は、ぜひ概要欄のお申し込みリンクからご応募ください。
今回のテーマは、AI時代の事業機械をどこに見つけるかです。
海外のスタートアップやVCにも投資し、現地に足を運び続けている住吉さん。
日本とアメリカや中国とでは、そもそも事業が生まれてくるプロセスが違うと語ります。
その違いを踏まえて、DNAは日本のどこに事業機械を見ているのか。
対魔型AI、バーティカルAI、そしてフィジカルAIまで伺いました。
後半は、新卒へ入社し、DNAで事業づくりに携わり続けてきた住吉さんだからこそ語れる、事業が生まれ続けるカルチャーの話へ。
挑戦を良しとする文化はどのように作られるのか。
ホストは、私グロービスキャピタルパートナーズプリンシパルの工藤真由と、コメンテーターはデルタXファンド代表パートナーの山崎良平さんです。
本日も株式会社DNA、グロース事業本部本部長、住吉誠一郎さんと共にお届けします。住吉さんよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
前編では、DNAさんが掛けられている事業創造エコシステムの話ですとか、
あとは、2C事業がずっと強かったDNAさんが今後どのように2Bに取り組まれようとしているのか、それをどう見ているのかみたいなお話で盛り上がらせていただきました。
という中で改めて、AI時代の事業機械をさらにどこに捉えられているのかみたいなところを、もう一段深く後編で伺っていきたいなと思っているんですが、
住吉さん結構海外のスタートアップさん、VCさんにも投資されているというところもあって、かなり海外にもよく行かれているというようなお話を伺っておりまして、
まずは住吉さん最近いろいろ行かれている中で、面白かった発見とか、ここニューダーみたいなところって何かございましたか?
そうですね、一番この波の中で感じるのは、中国とアメリカと日本の事業の投資の考え方だったりとか、
どういう風にプロセスを作ってきているかみたいなところは、かなり文化として違うなっていうのは感じてますね。
それこそ中国だと、大きなビッグテクのプレイヤーが同じ会社の中で複数のプロダクトを作りながら、
みんなで競いながら特定のジャンルを仮説検証していって、その中で生き残るものがあるっていうケースもありますし、
なんなら全部閉じるみたいな投資の判断することもあるっていうのが、
それって本来スタートアップエコシステム的にやるケースも多いというか、エコシステムとしてそうなってるケースって多いんですけど、
そういうものをむしろちゃんと上からやってるみたいな作り方っていうのはすごい面白いなと思ってまして、
一方でアメリカを見てみると、本当にシリコンバレーのエコシステムを中心にVCエコシステムがむしろそれを作ってきて、
特定のYコンだったりとかSXGだったりとかテーマを発表して、
そういうテーマに人が集まって、実際に投資が集まって、その中で結構コンペティティブな環境っていうのが発生して、
その中で試行錯誤が生まれてっていうのが実際エコシステムとして設計されてるなっていうのは思ってます。
そういう意味でいくと、日本のプロダクトって割とユーザーさん寄りだったりとか、
そういう設計から立ち上がってくるものの方が結構多いなっていうのは思ってまして、
知性学的に生まれてくるものが結構違うなみたいなところは感じてきててすごい面白いなって思ってます。
日本の方がよりボトムアップ、中国、アメリカの方がよりトップダウン、その担い手は違うけれどみたいな、そういう構造なんですかね。
そうですね。日本のスタートアップの方が目の前の実際の課題とか現象とか、そういうものに注力しながら伸びてきてる感じはしてまして、
中国とかアメリカの場合ってそれこそLMみたいなすごい大きな投資が動いているエコシステムに対してどういうふうにつながっていくのかだったりとか、
その中でどういうビジネスを付随して作っていくのみたいな思想を持ってる人たちが大きなお金を動かしていて、
やっぱりそこに集まってくるような設計になってるなっていうのは感じてますね。
日本のプロダクトをどうグロースさせるか
ちなみにそれら3社いろいろ見られていて、住吉さんとしては日本のスタートアップエコシステムとかはこうなってった方がいいんじゃないかみたいな形なのか、
いやいや日本はやっぱり我が道をこういう形で貫いた方がいいんじゃないかとか、ちょっとどんな感じで今現時点では感じられてるか伺ってみたいんですけどいかがでしょうか。
はい。そういう意味で01に結構ユニークなスタートアップとかプロダクトって実は結構多いなとは感じてます。
その点は今後も実はすごい大事なポイントなのかなっていうふうに思ってます。
それをじゃあどういうふうに育てていって、そのグローバルのマーケットの中でもちゃんと投資してもらえたりとか拡大していけるような接続をしていくのかみたいな、
そういう考え方の方がむしろ大事になってくるんだろうなと思ってまして、DNAとしてもまさにやりたいなって思ってるところとしては、
例えばある2C向けのサービスとか2U向けのサービスが出てきて、ちゃんと育ってきてそうっていうときに、彼らのプロダクトがグローバルのマーケットの中にどういうふうに届けられるんだろうみたいなところは、
むしろちゃんとブリッジしていくみたいなところができるようになると、僕らとしてもその今グローバル見てる価値になっていきますし、
ユーザーさんの楽しみ方だったりとか投資の考え方だったりとか、そういうものにちゃんとうまく接続できるのかどうかみたいなところが、
日本のプレイヤーが本当にグロースしきってさらにグローバルで活躍するみたいな、そういうマーケットを狙うんだとすると重要になってくるよなっていうのと、
あと合わせてこれはグローバルに行かないんじゃないかとか、グローバルに行くの難しいよねっていう判断自体もそれはそれで大事だなとは思ってまして、
グローバルチャレンジってそれなりのお金使いますし時間もかかるんで、
そこに対してこういうマーケットじゃなくて国内の実際のマーケットをしっかり見つめて向き合っていくっていう方がいいタイプの事業だよねみたいなのも合わせて多分出てくるんだろうなと思ってまして、
そういう判断がしっかりできるようなグロースの投資だったりとか育成サポートみたいなところができると、
より日本のエコシステムってユニークにかつちゃんと大きくなっていくみたいな道をたどれるんじゃないのかなっていうふうに思ってます。
ありがとうございます。
対話型AIとバーティカルAIの事業機会
そういう中で改めてDNAさんが具体的にどういうところに機会を感じているのかみたいなところをお伺いしてみたくて、
自社の01という意味でもスタートアップ投資でもIR資料を拝見していると、2Cは対話型AI、2BはバーティカルAIっていうところに関心を寄せられているように拝見したんですけれど、
改めて住吉さんとして今の日本の置かれているポジショニングとかも踏まえて、
どのようにAI時代の事業機会を捉えていて、どのあたりに投資をしていこうと考えられているのか、どのような感じでしょうか。
本当に大きく言うと、その2つはすごくDNAとしてもフォーカスしてますし、面白いなって引き続き思っているエリアで、
実際に日本の中で作っていく事業みたいなところでいくと、対話型のAIって今かなりたくさん出てきてまして、
前回のKeep for Allみたいな話でいくと、実際ついついこのLLMと自分ってこれぐらい分かり合ってるっていう新しい体験とか実際のUXみたいなものが出てきていて、
これをどうサイクルにしていって新しいアプリケーションとして再定義していくのかみたいなところは、
本当に今感覚としてはインターネット霊命期みたいなインターネットが出てきて、情報は検索できるようになったけど、
まだマイページみたいな概念とか出てきてないみたいな、そういうぐらいのタイミングなんだろうなと思ってまして、
対話型のAIも今は汎用のLLMと喋ってるっていうところなんですけど、それがよりキャラクターとして分岐していったりとか、
自分のことを覚えていくだったりとか、覚えたAI同士が喋るようになっていくだったりとか、
より複雑に、でも人間としては理解ができるような文化圏が育ってくるみたいなのが、
対話型のAIの中でもすごい分岐しながらたくさん生まれてくるだろうなって思ってるので、
まずそこは全然これからまだまだ伸びると思ってますし、実際伸びてきてるようなスタートアップの方々とも話すことが増えてきてるので、
数字としても結構ついてきそうだなっていうのが今見えてきてますと。
バーティカルエリアに関しましては、やっぱり特定の日本ならではの情報があったり、エペレーションがあったり、
そういうエリアっていうのはグローバルのプレイヤーからすると入ってきにくかったりとか、
少なくとも立ち上がりに関してはよくわからないみたいなエリアっていうのはたくさんあるよなっていうふうに思ってまして、
実際に投資先でも特定の工事現場の実際のデータだったりとか、
そういうデータがあるところにどういうふうにAIを導入していくといいのかみたいなところって、
日本の法律だったりとかレギュレーションがある中で、その中にAIをどういうふうに入れてワークフロー作って、
それは今まで実際その場で働かれている人たちがどういうふうに使いやすくなっていくのかみたいな、
本当に具体的なプロセスとして使ってもらえる特定の領域のAIみたいなものからスタートしていくと、
その領域は割とグローバルプレイヤーからしても入りにくいですし、
その中で溜まっていくデータみたいなものがさらにそのプロセスを良くしていくみたいな設計になっていくと思うので、
そういうエリアはすごい可能性を感じているエリアですね。
ありがとうございます。
という中でDNAさんってスタートアップのM&Aも今後そういったものを加速していく中でやっていこうみたいな思考があるんでしょうか?
そうですね。まさにそこは本当に積極的にやっていきたいよねっていうふうに言っているところで、
自分たちで01をやっていく中でもある程度こういうサービスって面白いよねだったりとかっていう体験のノウハウがたまってきている中で、
それでもやっぱりスタートアップのプロダクトを見たときに、
このプロダクトすごいねみたいなところはより肌感覚を持ってわかるというか、
自分たちでもやっているがゆえによりお客さんに受け入れられてたりとか、
強敵に使っているようなお客さんが実際に出てきているみたいなプロダクトは、
やっぱりしっかりM&Aも含めて検討させていただきたいなっていうのが大きな戦略ではあります。
ありがとうございます。
日本のスタートアップがアメリカを始めつつするグローバルマーケットにどういうふうに接続発展していくかっていうところが、
一つ御社としても大きな衣装と考えられているのかなと思ったんですけど、
日本人起業家の海外挑戦とコミュニティ
例えばそのしずくAIのようなアンドリー・センボロイツから調達したりとか、
2Cだとああいう事例ってワンチャンあるなみたいなのはありつつ、
B2Bってどうしても国を越境することが難しいところがあって、
アメリカにわたってチャレンジしている日本人企業家なんかも今はたくさんいると思うんですけれども、
B2Bという観点でいうと、
住吉さんはグローバルチャレンジというものに対してどういうふうな課題感とか、
あるいはこうしていくといいのかなとかってあったりしますか?
今この時点で、例えばこういうプロダクトってグローバルでも狙えるよねっていうのは正直全然見えてないです。
それはこれからAIを使ったワークフローって全体的に最低位が進んでいくっていう風に見ている中で言うと、
グローバルに行ける可能性があるエリアっていうのは、
グローバルに常に何かサプライチェーンがあるものの基盤を実際にリプレイしていくみたいな構造だったり、
そこを支援していくようなプロダクトをしっかり作れるかっていう方向か、
複数ドメインにまたがる、でも実はすごい基盤になるシステム設計みたいなものがちゃんと提供できるかっていう、
そのどっちかかなっていう風に思ってるんですけど、
今のタイミングでそれがどっちか見えてるみたいなことが見えてはないです。
それは別に日本に限らず、各国のいろんなバーティカルのレイヤーだったりとか2Dのレイヤーでいくと、
ソフトウェア的なプロダクト以外はそんなにそこはまだ見えてないなっていう風に思ってるので、
ある種なんでしょうね、そこはみんな用意どんなのかなっていう風に今見ている部分ではあります。
ありがとうございます。
あとですね、最近もう日本人の企業家でもYコンビネーターに採択される会社が毎年出てきたりとか、
あるいはアルケミストとか他にも有力なアクセラレーターにアクセスできるようになってきていて、
ここってジェトロさんとかいろんな日本の政府機関も頑張ってそういった橋渡しをしてるとか、
いろいろ整ってきてるなと思いつつ、一方で最近起きてることってビザが更新できなくて、
日本にもしばらく戻ってきたりとか、政治的なこともあって逆流してる部分もあったりして、
今まさにDelightXでそういった日本人のアメリカへの挑戦っていうのも後押ししようっていうのを取り組まれてると思うんですけど、
何かしら難しい環境に直面している企業会に対してアドバイスとかなんかあったりしますか?
そうですね、DelightX含めて今意識してるのはやっぱりコミュニティとして、
チームとして、日本人チームとして向こうのエコシステムの中でちゃんと支え合って乗り越えていくみたいなところはやっぱり大事だよねっていうのが、
ずっと最近発信しているDNAからのメッセージで、
日本人ってなぜかこれまでアメリカに行くと、日本人と話してるのは良くないみたいな気持ちになったりとかって結構聞くんですけど、
一方で例えばインド系の企業家たちとか韓国系の企業家たちとか中国系の企業家たちとかって、
ちゃんとコミュニティ作ってお互いかなり支援しながらエコシステム作ってきてるんですよね。
改めて今我々としても特に支援してるのはやっぱりそういうコミュニティ、横の繋がりだったりとか、
相互にしっかり応援し合うみたいな仕組みがいろんなハードシングスはかなりたくさんやっぱり日本の中で起用するよりもはるかにたくさんあるっていうのは、
彼らは起用家からよく話を聞くんですけど、その中でやっぱりちゃんと横で支え合うみたいな構造があると、
例えばそのビザが出るまで時間がかかる中でちゃんと気持ちを保ったりとかですね、
どういうふうに生活するといいのかみたいなところもお互いアドバイスしたりっていうところが場として作れていくなっていうのは思ってまして、
そういう意味で先行事例が出始めるとやっぱりそこについていきたくなるような人たちも増えますし、
それこそ内藤さんのシリコンマレーによろしくみたいな、ああいう本を見てよし自分も行くぞみたいな人たちが増えていくみたいな世界はすごく素敵ですし、
日本人としてもそこのコミュニティにしっかり入り続けるみたいなプレイヤーが出てきますし、
それをより前の世代の人たちより今の世代の人たちの方が向き合ってるハードルは次の世代にいってるというか、
そういうシステムにしていけるっていうのが新しい文化圏作っていくという意味でも大事かなっていうふうに思っているので、
それをしっかり支援していきたいなというふうに思ってますね。
そうですね、最初はワールドカップ予選に出るだけでも奇跡だったけど、何年もやってるとベスト4に普通に入れるようになるみたいな。
おっしゃる通りですね。
そうすると例えば日本人でこれから起業しようっていう人は、
デイワンからアメリカに挑戦した方がいいのか、あるいは日本でこういう経験を積んでからやった方がいいよ、
あるいはこういうタイミングからDelightXに参加してもらえると多分ベストだよみたいなアドバイスってあったりしますか。
それぞれ素敵なんで、それぞれちゃんと選びましょうっていうのが正直な気持ちで、
大事なのは自分のエネルギーとか熱量の高まりがどっちの方が頑張れるとか気持ちが上がるとかっていうのなのかっていうのは、
ちゃんと自分をよく分かった上で判断していくっていうのは大事かなっていうふうに思ってまして、
アメリカはアメリカでそれらにすごいハードなことがたくさんあるっていうのは聞きますし、
その中でもやっぱりでもチャレンジするんだったら向こう行きたいですみたいな人たちもたくさん見てるので、
彼らを君は日本の方がいいよみたいなことを言っても、それって止められる気もしないですし、
むしろそのエネルギーをちゃんとチャレンジに転換した方がいいなって思いますし、
自分は日本やっぱ好きだから日本でやる方がちゃんとこう自分が授業やっていくっていう気持ちになりますみたいな、
そういうのはやっぱり人によって全然ルーツによってというか何によって違ってるのかわからないですけど、
少なくとも人によっては違うなっていうふうに思うので、
それがしっかり自分の中で向き合えて理由があってどっちでチャレンジするっていうのが整理できてるんだったらいいんじゃないかなとは思ってますかね。
ありがとうございます。
本当になんかここ2,3年僕も投資活動してて、
ナンバーさんはじめとして本社の方々が日本人のアメリカ進出とか、
あるいはアメリカに行った日本人を支援するとかっていう取り組みをすごく力入れてやってらっしゃるなっていうのは見聞きしてたので、
ほんと珍しい取り組みだなとも感じていて、
ぜひこれをねなんかすごく成功事例になったらいいなと僕たちもすごく思ってます。
ありがとうございます。
それで言うと一番伝えたいのはその2つで悩むこと自体がすごく尊くて、
とにかくチャレンジしましょうっていうその人口が増えること自体がすごくいいことだなって思ってます。
ありがとうございます。
フィジカルAIにおける日本固有の機会
あとグローバルとの対比という意味でもう1点お伺いしたいんですが、
先ほどフィジカルAIみたいな言及もありましたし、
けっさんの方でもそういった言及あったかと思うんですけれど、
この領域って日本ってもともと製造業強いよねとか言われながら、
今現時点で見るとやっぱどうしても米中が結構先行してるよねみたいな領域だと思ってます。
という中でDNAさんとしてはこのフィジカルAIみたいな領域どう見られてるのか、
ある意味バーティカルAIの延長線上に見られてるのか、
なんか結構投資額も大きくなってしまうところだとは思うので、
違う捉え方をされてるのかとか、そのあたりの雑感ぜひ伺ってみたいんですがいかがでしょうか。
バーティカルAIの延長としての話もあると思います。
それはフィジカルAIってどうしてもワールドモデル的な、
汎用モデル的なものがどれぐらいリーズナブルに使えるのか、
学習できるのかみたいなところも含めて考えると、
あとフィジカルAIって実際にものがその現場に置かれるので、
そのものがどれだけ汎用的である必要があるのかっていうところって、
結構いわゆるLMMソフトウェアのものとは違うなっていうふうに思ってます。
で、汎用的に作ろうとすればするほど、
コスト面でどれぐらいそのメリットが作れるのかっていうのは結構難しいなと思ってまして、
実際それこそ例えばとある工場でこういうものが必要ですみたいな時に、
そのフィジカルAIがどれぐらい汎用的に作る必要があるのかっていうところと、
汎用的な方が安いんだったらもちろんいいんですけど、
そうじゃない場合に、
じゃあそこ特化のものを一定の経済効率の中で作っていくみたいな方が、
むしろメインになっていく可能性はあるよなっていうふうに思ってるので、
そういう意味でまず国によってそんなに汎用的に作る意味が少ないのかもしれないなっていうふうに思ってまして、
なのでそういう意味だと日本国内でもフィジカルAIとしてチャレンジできるエリアっていうのは、
実は結構チャンスが多いんじゃないかなっていうふうに思ってます。
あとは実際のその学習データっていう面から見たときにも、
例えば日本の家みたいなものを見たときに、
その空間のデータみたいなものって他ではなかなか取れないだろうなと思ってます。
他の国に比べるとおそらく広さも配置の仕方とかを使われてる家具だったりとかっていうものが独自だったりする中で、
そういうものをもちろん汎用的なプレイヤーが後から入ってきて学習しちゃうっていうリスクももちろんあるんですけど、
そこに実際に早めに入れて、
日本人の生活とか構造UXを理解しているプレイヤーが先に学習サイクルをしっかり作っていく、
ユーザー体験とセットで学習体験を作っていくっていう話を踏まえると、
意外とそこで早く入っていい体験を作れるっていうプレイヤーには結構勝ち目があるんじゃないかなっていうふうに思ってるので、
そういう意味でもフィジカルAIっていうのは結構面白いテーマで、
ただまだまだ仮説検証エリアはすごい多いので、
もう少し時間はかかりそうだなと思いつつ、ただ面白いトピックでずっとウォッチはしておかないとなっていうふうに今は思ってます。
ある種日本の固有性みたいなものが生きる位置領域として継続ウォッチというかされているっていう。
そうですね。
社内でも実際にフィジカルAI実践テストしているチームだったりとかそういうチームもいるんですけど、
そういうのをやってみながら、これはできるできないみたいな話を整理はしつつ、
実際にそれを事業にチャレンジしているようなスタートアップの方々とも連携していけると、
より面白いマーケットになっていくんじゃないかなとは思ってますね。
ありがとうございます。
DeNAの挑戦を肯定する組織文化
という中でここまでいろいろAI時代の事業機械というところ、グローバルの対比も踏まえながらお伺いしてきた中ですが、
改めてDNAさんって次々と事業を生んで企業化も排出されているっていうところだと思っていて、
DNAの事業創出エコシステムの強さのゆえんみたいなところを、
新卒からずっとDNAで事業づくりっていうのに携わられている住吉さんの目線から見て、
どう見えているのかっていうあたりもぜひ伺ってみたいんですが、いかがでしょうか。
そうですね。一番大きいのは、挑戦を良しとする文化というか、
チャレンジすることへの肯定的な文化感っていうのはすごい大きいなっていうふうに思ってます。
やっぱり本当にトップVCであってもユニコーンになる確率って本当数パーセントなんで、
そう考えると失敗って基本的にするものなので、その前提で、
でもその中から良いものが生まれてくるっていう習慣として、空気として、
それをやっているといつかはちゃんと作れるよねって信じられるかどうかみたいなところも結構大事かなっていうふうに思ってまして、
そういう意味ではDNAっていうのは定期的に幸いにしてそういう事業が作れてきているので、
その中でしっかりチャレンジすると最終的には良い事業が出てくるよねっていうところが、
信じられているのはすごい良い文化だなっていうふうに思ってますし、
それがあるからチャレンジできるっていうところがあるかなって思ってますね。
確かにDNAさんの社内自体でも、それこそAI住みを活用してより早い開発をやってますみたいな、
結構新しい取り組みどんどんやられてるのかなと思ったりして、
そういったカルチャーが特有というか強みなのかもしれないですね。
そうですね、AI住みをして作りたいですみたいな話の時に、
それって何で作るんでしたっけみたいな議論が多すぎると、
気持ちが折れちゃったりすると思うんですけど、
そこをとりあえずまず一旦作ってみましょうって言えるかどうかみたいなところは、
文化としてはすごい大事だなっていうふうに思ってます。
しかし同期なり先輩後輩がたくさん起業していて、日常的にスタートアップとも連携されていて、
自分もやってみたいなと思う気持ちがなけにしもあらずなんだろうなと想像する一方で、
やっぱりDNAに残り続けている住吉さんの思いっていうのもあるんじゃないかなと思っていて、
その辺って聞いてもいいんですか?
もちろんです。それで言うと、
今社内これすごい区切りだなみたいなタイミングと、
その時に必ずしも自分が事業アイデア持ってるかみたいな話は、
結構うまくいかないもんだなって思ってまして、
それが両方合致すると多分起業するみたいな選択肢もあったんだろうなと思ってるんですけど、
やっぱりこの案めちゃくちゃ面白いなって思ってる時ほど、
社内にもすごい面白いプロジェクトがあって、
みたいなのが実際に起きていることかなって思ってます。
日本のグロースと事業創出エコシステム
それで言うと、でもDNAっていう会社がスタートアップエコシステムどう支援していくかみたいな話は、
これからの日本のスタートアップエコシステムにおいても、
結構大事になってくるというか、大事になれるようにむしろチャレンジすること自体が、
結構面白いタイミングなのかなっていうのは思ってまして、
やっぱり日本の今の一番の大きなチャレンジっていうのは、
しっかりグロース作ることって思ってます。
それはグローバルのマーケットも含めて、
グロースをどれだけちゃんと作っていけるのかが、
日本の経済どう元気にするかみたいなところに本当に直に効いてくるなっていうふうに思ってるので、
その後押しをしっかりやれるような体制とかエコシステムだったりとか、
文化だったりとかっていうのを作っていくみたいなチャレンジ自体が相当面白いなっていうふうに思ってるので、
これ自体は今やりがい満載ですっていう感じですね。
なんか日本の本当に大企業の方々を含めてですね、
いろんなCVCの方とやっぱりお話をするんですけど、
やらなきゃいけないからスタートアップ連携やらなきゃなっていうスタンスのところって結構多いなと思ってる中で、
DNAさんは本当にスタートアップに対してのリスペクトとか、
本当にその仕組みっていうものが経済を進めて発展させていくために必要だなって、
本気で信じてる会社なんだなというふうに日々感じるんですけど、
それってどういうカルチャーを生み出してるからみんながそう思ってるんですかね?
そうですね、DNAとしてというよりはスミオシとしてですけど、
やっぱりその授業の前にはみんな平等というか、
どこが作ったからどうっていうよりは、
みんなの力全部集めても授業を大きく仕切れるかわかんないみたいなのと、
やっぱり育ちきらなかった授業ってなくなっちゃうので、
そこをちゃんと残していけるような授業に対しての義務ができるかみたいなのが、
究極はやっぱり一番大事だなっていうふうに思ってまして、
それを積み上げていける文化エコシステムが最終的には一番大事なのかなっていうふうに思ってますし、
どっちが作ったとかどう支援したかみたいな話も最終的になくなっちゃったらほとんど意味ないんで、
そう考えるとどうちゃんと大きく仕切るかみたいなところは常に大事だなっていうふうに思ってますし、
まだまだそれができてないなと思っているので、
そういうところをしっかりチャレンジしていくっていうのがミッションかなって思ってますし、
おそらくDNAの人たちみんなそういうふうに思いながら働いてるんじゃないかなっていうふうに思ってますね。
なんかナンバさんの言動拝見していても、
住吉さんとお話ししていても、
本当にリタの精神っていうかすごく感じるんですよね。
その中でどうDNAに帰ってくると思っているのかみたいなのが、
事業創造エコシステムという絵になってるのかなっていうのを今回の決算を拝見して思ったんで、
まだまだちょっと僕たちも解像度がそんなに高くないところはあるんですが、
今後ともいろいろお話とかぜひ定期的に聞かせていただきながら、
進捗なり実現していったことをまたご紹介できたらなって思ってます。
はい、もうそれは最終的にはしっかり数字に関するっていうのをやれないと、
机上の空楼になっちゃうんで、そこはしっかり取り組んでいきます。
安宮さん本当にいろいろお話いただきありがとうございました。
DeNAが提供する連携・起業の機会
最後にDNAさんからオーディエンスに向けてお知らせなどあれば、ぜひお願いいたします。
そうですね、DNAでは引き続きスタートアップの方々との連携っていうのは、
かなり強化していきたいなっていうふうに思ってますので、
何を相談しようかなみたいなテーマが決まってなくても、
気軽に本当にDNAのメンバーに話しかけていただいて、
実際に投資だったりとか、MAの相談みたいなところもウェルカムですし、
DNAの中に入って実際に事業を作ってみたいですみたいなパスもすごいたくさんあったりするので、
実際にプログラムを今作ってたりもするんですけど、
社内に入って立ち上げたいですみたいなケースだったりとか、
あとスタートアップとして01立ち上げてみたいですみたいなときにも、
そういうファンドのプログラムが実際にあったりもするので、
本当に事業を作りたいとか、事業をグロースしたいみたいなときに悩んだら、
ぜひぜひ相談していただければなっていうふうに思っております。
ありがとうございます。
本日は株式会社DNAグロース事業本部本部長、
住吉誠一郎さんともにお届けしました。住吉さんありがとうございました。
ありがとうございました。
これからもプロダクトAIトークスでは、
プロダクト事業作りに取り組む経営層の方をゲストにお招きし、
AI時代のプロダクト戦略を深掘りしていきます。
毎週金曜日に配信中です。
ぜひ番組フォローの上ご視聴ください。
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