自分がどうしたいっていうのもうまく言えない。これはダメだとか能力が低いって言ってるのではなく、そういう学びを多くの人がしてきてないってことなんですよ。
慣れてないだけっていうか、やったことがないだけだから、ちゃんと訓練すればできるようになっていくっていうことなんですね。
そうなんです。私はこんな今、そこそこ流暢に喋ってますけど、もうね、国語2の人間でしたから。
そうなんですね。
そうなんですよ。
今はそんな想像できないような感じですけど。
いまだにもうすごい苦手なんですけど、でも結局私は直感と感覚だけで生きて、だから上司に伝えることもできなかったわけです。
昔の私なんかだったら、どういうことやってきたのとか言われたら、頑張ってきました。
何を?みたいな。
全然伝わんないですよね、上司からすると。
すごいみんなよりも早くこれぐらい作りましたとか、だからみたいなのあるじゃないですか。
そういう感じだったんですよ。
そういう人間なんですよ。
今や自分で仕事をして、コピーライティングもして、そこそこの値段のものを売ってるわけじゃない。
その道のりってすごい苦労したんですよ。
これしっかりと表現されてないと何がいいのかわからないので、購入もやっぱりしてもらえなかったりするから、ほんと売上にも直結しそうですね。
そうですね。まだまだ私もね、足りない部分があるなと自分自身で思うんですけど、
自分がそれぐらいエントリーシートを書くのも本当にできなかった自分から、
もうやっぱり20年以上かけて、書けるようにある程度ね、なってきた。
その道のりは何か。
ぜひぜひね、知りたいですね。
情報整理なんですよ。言語化なんですよね。
ここで具体的に何したかっていうと、中学生受験の国語のドリルを取ってました。
へー、なんかすごい意外なんですけど。
これはですね、頭がいい友達が多いんですけど、研究職とかやってる。
すごく整理がうまいから、どうしたら君のようになれるかねって言ったときに、
そうだね、由美さんの場合は、そのドリルを解くのがいいんじゃない?って思って、
でも、もうわらおもすがる勢いで買って解いたら、まあ解けないんですよ、まず。
そうなんですね。
読解力が本当に欲しいので、それはもう自分でわかってたんですよね。
なんか読解力がおかしいと。
この読解力を磨くのにどうしたらいいか。
結局それがドリル解けと。
へー。
教科書のやつじゃなくて、受験用ってやっぱ受験用はしっかりしてるので。
論理がしっかりしてるので。
それを解くと解けない罰になるから、解説読むじゃないですか。
読みますね。
すごいちゃんと書いてあるんですよ。
その解説を一つずつ理解していって。
へー。
また一通りやって、またもう一回解いて。
やって。
少し丸が。
うんうん。
じゃあ、できるようになったやって。
おー。
考えればいいんだ。
っていうのをですね、一冊。
一冊しかやってないけど、いっぱい買ってもしょうがないんで。
一冊買って、やって。
あとはもう、それこそコピーライティング講座は何社か行ったんですよね。
はい。
で、その中で一番いいのは、やっぱり添削だったんですよね。
添削してもらうことで、要するに自分が書いたものを直してもらえるから、何が悪くてどう考えたらいいかがわかるわけですよ。
そうなんですね。
でもそれも3社ぐらいやってやっと。
それぐらい、やっぱね、わかんなかったんですよ。
はい。
で、なので、だけどその中で一番初心者というか、皆さんがじゃあ何やったらいいのって、お金をかけずに自分でできることがドリルだなと。
中学生向けドリルだなと。
だから小学生向けってことですよ。
そうでしょうね。中学受験っていうことは。
いやー、これなかなかやってる人少ないような気がするので、このドリルをやっていって。
ドリルはね、どこが。
そこから身につけたって人いないような感じするので。
急にね、ロジカルシンキングとかタイピングとか言ってうまくいかないのは当たり前なんですよ。
基本の文法がわかってないから。
もっと基本をしっかりと身につけていって、その上に成り立つものなんですね。
そうそう、あの、無意識的にみんな省略する言語じゃないですか。省略しても通じる。
そうですね。
もう、それ、何が省略されてるかをしっかり掴んでいないと、言語化っていうか、要点が見えてこないんですよね。
それを感覚でやるんじゃなくて、論理的にこここうだからこうなってるっていうふうに説明できるようになると、ちゃんとできるわけなんですね。
そうすると、自分のお悩みもそのように整理ができるんですよ。
なるほど。
何が役立つって、自分のことってやっぱ整理ができなくて、
カウンセリングを、カウンセラーにならないのにやらせてるのは何かっていうと、人のお悩みって人ごとだから、完璧に見られるんですよ。
だけど、自分もそういう悩みあるなって人が必ずグループにいるんですよ。鏡だから。
そうすると、その人が何かごちゃごちゃ言ってるときに、誰かが整理してるので、自分の中が整理されていくんですよ。
そういう効果があるんですね。
そういう効果もあるんですよ。で、そうすると、でセッションのデモンストレーションとかを本人とすると、相手の話を分けて聞いていくわけじゃないですか。
真実というかね、事実と感情を分けたりする、質問するわけですよ。
で、そのやりとりを人にやるときって客観視してできるけど、対自分になるとやっぱみんなできないので、なるべく他者のことをいっぱいやると、癖がつくんです。
そうかそうか、だんだんそこが練習になっているわけですね。
そうすると、自分に置き換えたときに、あ、これあの時のあのパターンかみたいな。
そういうことだね。
そういうふうに、で自分が整理できると、結局自分の感情に振り回されにくくなる。
それを超えて感情が振り回される場合は、もう肉体を整えるっていうことになる。
つまり、もういろいろ勉強して整理もできるようになって、問題点も明確になっているけど、なんかもう一歩踏み出せない。
じゃあ何やったらいいかもう分かっているのに踏み出せない。
そしてまた変に考えて、自分が悪いんじゃないかとか考え始めちゃう。
こういう状態はもう体がおかしくなっているデザインだったりするので、そうやって問題が明確にもなっていくんです。
かなりロジカルにいろいろ組み上げているんだなという気がしますね。
そうですね。
そうなんですよ。だからね、そこが自分の情報の整理ができると、おのずと言語化ができる。
何に困っているのか、どこが嫌なのか、質問されると聞き取って答えようって脳が働いていくので、
その時答えられなくても、家帰ってから、みんなの前では緊張して言えなかったけど、
家帰って風呂入ってたら、ああ言っとけばよかった。
いろいろ出てくるわけですね。
でもそれでいいんですよ。
それはもう脳がちゃんと探してくれて、情報処理しているという機能が働いているという確認になるのと、
今はそれが少し遅いというだけだから、これを早くしていくためにどうするかって考えられるんですよ。
じゃあ本当にそうやって日々やっていくことによって、だんだんと早くなったりとか整理しやすくなったりとかするわけなんですね。