あと手帳も今いろいろと製作されていらっしゃるということですか?
そうですね。このコロナ禍で始めたサービスなんですけれども、
手帳をずっと売り続けておりまして、私も元々福岡出身なんですが、
九州で一番手帳を売る会社っていうふうな大きなチェーン店を営んでおりまして、
手帳を売るのが特に得意だったものですから、
どうやった手帳が売れるのかということを知っているものですから、
皆さんが手帳を作る方って実は結構多くてですね、
手帳を作りたいという方も実は多いんですけれども、
そこには大きなそこがあったりとか、
こうすれば本当は売れるのにということが結構あったりするので、
ブランディングからお手伝いするということをやらせていただいております。
そうなんですね。例えばこれ手帳を作るということですけど、
例えばどんな手帳を作られた今までありですか?
そうですね、コーチングの方の手帳を作ったりとか、
あと今回の桜ダイアリーっていう商品を作らせていただいたんですけれども、
この方の子育てに特化したりですね、
お受験とかを手伝っていらっしゃる方なんですけども、
子どもが育つにはどういった家庭環境、
または家族で過ごしたらいいかというような手帳も作らせていただいたりとか、
ちょうど12月にはホンダ研さん、ベストセアのホンダ研さんと組みまして、
ホンダ研手帳ありがとう手帳という商品を発売をさせていただいております。
そうなんですね。これは手帳というと、よくスケジュールを書く手帳とか思い浮かべるんですけど、
そういったいろいろ特殊な手帳だと、いろいろ意味合いがまた出てくるということですか、それぞれに。
そうなんですよ。例えばダイエットであったり、投資であったりとか、
それぞれのジャンルに応じて、特に多分皆さん高校生、大学生の時代は、
教科別でノートを書いてたと思うんですね。国語、算数、理科、社会ですね。
急に大人になって、仕事、プライベート、子育て、趣味、全部一つの手帳に書かなければいけないというのは、
かなり難しいことだと思うんですよ。それをうまく切り分けて、決してそのスケジュールというよりも、
未来のスケジュールを組んでいく。3年後にはこうなっておきたいっていうものに見据えた手帳というのを、
教科別、皆さんが大人になってから、ジャンル別に手帳を使う、手帳複数使っていく時代になっていきたいなというふうに思っておりまして、
今、皆さんが愛用されている手帳はそのままメインの手帳としてプラットフォーム型と呼んでいるんですが、
そのまま使っていただきながら、そして自分が叶えていきたいジャンル別で手帳を書いていただく、
ジャーナリングをしていくという手帳を今、生み出そうとしております。
そうなんですね。そしてね、最近だとよくデジタル化してスマホだったりとかパソコンだったりとかね、
使われる方も多いと思うんですが、やはり紙の手帳の良さというのはどういったところにありますかね。
そうですね。皆さん、やっぱり便利という言葉を一言で皆さん片付けてしまうと、
デジタルのツールでたくさんアプリもありますので、そういったものでも十分だし、
紙の手帳いらないよねっていう方も今、たくさんいらっしゃると思うんです。
実はそこではなくて、手書きでアウトプットするということがどれだけ大事かということが脳科学的にも証明されておりまして、
実際、記憶力であったりとか、自分がこういうふうに叶えていきたいというものに対してのですね、
自分が本当に向くべき方向、自分事を叶えるためというところには、なかなかデジタルデバイスで叶えていくということは難しいと思っていまして、
紙でアウトプットして、そこに自分のやりたいことを書いていく。
そしてそのために必要なことをどんどん書き出していくことによって、人生をどんどん広げていく。
そして、記憶力というところも含めてですね、思考力というところも含めて養うことができるという意味で、
やっぱり語感を使う手書きということをゼロにはしてほしくないなというふうに思っております。
そうですよね。書いて、それを自分で考えたり。そうすると定着しやすくなって、より実現しやすくなっていく。
そういったところが手帳にはやっぱりあるわけなんですね。
そうですよね。これは実はスマホを皆さん触っていらっしゃったり、PC触っていらっしゃる方、あるあるだと思うんですけども、
例えば自分で何か一つ原稿を書こうと思って書き出したときにですね、LINEでポンと誰誰からLINEが来ました。
メッセージなのでポンと誰かが来ました。メールから案内が来て、ちょっと大事な要件からメールが来てると。
やっぱりちょっとこれ返そうということでメールを返して、結局何をしてたんだっけ今というふうに戻れなくなってしまったりとか、
そういうことあると思うんですよね。でもそういったものを全部取り外して、自分がこれにやらなければいけないということを考える時間というのを作るためには、
一度スマホとかパソコンの画面から離れる必要があると思ってまして、それをただ私はその3時間も5時間もガラッと変えるっていうのはなかなか難しいので、
この手帳時間というものを皆さんには持っていただきたいというふうに思ってまして、1日10分でいいので、5分かける2回ぐらいでいいので、
手帳に向き合って自分がそこで何を書いてるのか、自分がそれから書き出す時間でもいいですし、振り返る時間でもいいので、
そういうふうに紙の前に10分でもいいので、まず自分ごとだけのことを集中する時間をまず持っていきませんかというのを提唱しております。
そうですね、そういった時間を作るのもすごく素敵だなと思う。そしてこの番組は経営者の志という番組ですので、石津さんの志についても教えていただけるでしょうか。
そうですね、文具っていうのはツールではあるんですが、組み合わせで本当にたくさんのことが叶えることができるというものになっていると思います。