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2024-12-23 12:01

818.石津ヒロシさん(文房具ソムリエ)

【文房具で人生を変える】

今回のゲストは、41年にわたり文房具業界に携わり、「文房具ソムリエ」として活躍する石津ヒロシさんです。手帳からペン、ノートまで、文房具の魅力を深く知り尽くした石津さんが、その力で人生を変える方法を熱く語ってくれました。

石津さんは、手帳を使った自己実現のプロフェッショナルとして、多くの手帳プロジェクトを手掛けてきました。未来のスケジュールをジャンル別に管理する新しい手帳活用術や、デジタルツールでは得られない「手書き」の効果についてのお話は必聴です。1日10分の「手帳時間」を作るだけで、自分の考えや未来が明確になる体験を伝えてくれます。

さらに、日本の文房具が世界でどれほど尊敬されているか、その理由や、文房具を使うことで日常に生まれる豊かさについてもお話ししてくださいました。石津さんが目指すのは「人生を変える文房具」を作り、世界にその価値を広めること。文房具が単なるツールではなく、人生を叶えるパートナーになる瞬間を共有します。

石津さんの書籍『文房具ソムリエの手帳時間』も必読。手帳をどう使うべきか、そして手帳を通じて叶えられることを知ることができる一冊です。

手帳と文房具の新たな魅力に触れるエピソード、ぜひお聞きください!

special thanks to 深見綾子さん

【今回のゲスト】
文房具ソムリエ 石津ヒロシ(いしづ・ひろし)さん
書籍『文房具ソムリエの手帳時間』
https://amzn.to/3ZDr50X

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サマリー

石津ヒロシさんは文房具ソムリエとして、文房具の選び方や開発に携わり、手帳のマーケティングやブランディングの支援を行っています。彼は紙の手帳の重要性を訴え、手書きが思考や記憶力に与える影響についても語ります。石津ヒロシさんは、日本の文房具の優れた品質や手帳の重要性について話し、グローバルな展開を目指しています。さらに、手帳を使うことで人生を変える可能性や、著書『文房具ソムリエの手帳時間』についても紹介しています。

00:01
声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。
文房具ソムリエの活動
今回は文房具ソムリエの石津ヒロシさんにお話を伺いたいと思います。
石津さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず、この文房具ソムリエという肩書なんですが、
どんなことをされていらっしゃるのか、そのあたりから教えていただけますか?
そうですね。もともと文具屋の息子でして
文具屋を36年間やってきたんですが、
その時にテレビ局につけていただいた名前なんですが、
文房具に詳しいので、まるでソムリエのように
その人その人に一番合ったマリアージを選ぶという
文房具を選んであげるという商売をさせていただいておりまして、
その時に文房具ソムリエというキャラクターで活動を始めております。
子供の頃から文房具に携わることが多かったので、
いろんな種類があって、いろんなことをご存じなわけなんですね。
そうですね。文具屋の息子なので7歳ぐらいからレジに立ってましたので、
48になったんですけども、41年ずっと文具房業界に携わっておりまして、
文具屋歴は36年になりますので、
今は文具屋やってないんですけど、歌舞伎役者みたいな感覚で
皆さん覚えていただければいいかなと思います。
今は特にどんなことを力を入れて活動されてらっしゃるんですか?
今は文房具のメーカーさんと一緒に文房具を開発するお仕事をさせていただいておりまして、
プラスアルファ実際にどういうふうに店舗を並べたらお客様に届くかというマーケティングのところも
お手伝いをさせていただいております。
そうなんですね。結構文房具メーカーの方と一緒に活動されることが今多いんですね。
そうですね。業界歴が非常に長いということもありまして、
メーカーさんとの関係性が非常に深いということもありまして、
そういった活動を一緒にさせていただいております。
なるほど。じゃあそういった文房具をいろいろ開発したいという企業さんのところも
つながっていらっしゃるということなんですね。
そうですね。はい。
手帳の開発と販売
あと手帳も今いろいろと製作されていらっしゃるということですか?
そうですね。このコロナ禍で始めたサービスなんですけれども、
手帳をずっと売り続けておりまして、私も元々福岡出身なんですが、
九州で一番手帳を売る会社っていうふうな大きなチェーン店を営んでおりまして、
手帳を売るのが特に得意だったものですから、
どうやった手帳が売れるのかということを知っているものですから、
皆さんが手帳を作る方って実は結構多くてですね、
手帳を作りたいという方も実は多いんですけれども、
そこには大きなそこがあったりとか、
こうすれば本当は売れるのにということが結構あったりするので、
ブランディングからお手伝いするということをやらせていただいております。
そうなんですね。例えばこれ手帳を作るということですけど、
例えばどんな手帳を作られた今までありですか?
そうですね、コーチングの方の手帳を作ったりとか、
あと今回の桜ダイアリーっていう商品を作らせていただいたんですけれども、
この方の子育てに特化したりですね、
お受験とかを手伝っていらっしゃる方なんですけども、
子どもが育つにはどういった家庭環境、
または家族で過ごしたらいいかというような手帳も作らせていただいたりとか、
ちょうど12月にはホンダ研さん、ベストセアのホンダ研さんと組みまして、
ホンダ研手帳ありがとう手帳という商品を発売をさせていただいております。
そうなんですね。これは手帳というと、よくスケジュールを書く手帳とか思い浮かべるんですけど、
そういったいろいろ特殊な手帳だと、いろいろ意味合いがまた出てくるということですか、それぞれに。
そうなんですよ。例えばダイエットであったり、投資であったりとか、
それぞれのジャンルに応じて、特に多分皆さん高校生、大学生の時代は、
教科別でノートを書いてたと思うんですね。国語、算数、理科、社会ですね。
急に大人になって、仕事、プライベート、子育て、趣味、全部一つの手帳に書かなければいけないというのは、
かなり難しいことだと思うんですよ。それをうまく切り分けて、決してそのスケジュールというよりも、
未来のスケジュールを組んでいく。3年後にはこうなっておきたいっていうものに見据えた手帳というのを、
教科別、皆さんが大人になってから、ジャンル別に手帳を使う、手帳複数使っていく時代になっていきたいなというふうに思っておりまして、
今、皆さんが愛用されている手帳はそのままメインの手帳としてプラットフォーム型と呼んでいるんですが、
そのまま使っていただきながら、そして自分が叶えていきたいジャンル別で手帳を書いていただく、
ジャーナリングをしていくという手帳を今、生み出そうとしております。
そうなんですね。そしてね、最近だとよくデジタル化してスマホだったりとかパソコンだったりとかね、
手書きの重要性と志
使われる方も多いと思うんですが、やはり紙の手帳の良さというのはどういったところにありますかね。
そうですね。皆さん、やっぱり便利という言葉を一言で皆さん片付けてしまうと、
デジタルのツールでたくさんアプリもありますので、そういったものでも十分だし、
紙の手帳いらないよねっていう方も今、たくさんいらっしゃると思うんです。
実はそこではなくて、手書きでアウトプットするということがどれだけ大事かということが脳科学的にも証明されておりまして、
実際、記憶力であったりとか、自分がこういうふうに叶えていきたいというものに対してのですね、
自分が本当に向くべき方向、自分事を叶えるためというところには、なかなかデジタルデバイスで叶えていくということは難しいと思っていまして、
紙でアウトプットして、そこに自分のやりたいことを書いていく。
そしてそのために必要なことをどんどん書き出していくことによって、人生をどんどん広げていく。
そして、記憶力というところも含めてですね、思考力というところも含めて養うことができるという意味で、
やっぱり語感を使う手書きということをゼロにはしてほしくないなというふうに思っております。
そうですよね。書いて、それを自分で考えたり。そうすると定着しやすくなって、より実現しやすくなっていく。
そういったところが手帳にはやっぱりあるわけなんですね。
そうですよね。これは実はスマホを皆さん触っていらっしゃったり、PC触っていらっしゃる方、あるあるだと思うんですけども、
例えば自分で何か一つ原稿を書こうと思って書き出したときにですね、LINEでポンと誰誰からLINEが来ました。
メッセージなのでポンと誰かが来ました。メールから案内が来て、ちょっと大事な要件からメールが来てると。
やっぱりちょっとこれ返そうということでメールを返して、結局何をしてたんだっけ今というふうに戻れなくなってしまったりとか、
そういうことあると思うんですよね。でもそういったものを全部取り外して、自分がこれにやらなければいけないということを考える時間というのを作るためには、
一度スマホとかパソコンの画面から離れる必要があると思ってまして、それをただ私はその3時間も5時間もガラッと変えるっていうのはなかなか難しいので、
この手帳時間というものを皆さんには持っていただきたいというふうに思ってまして、1日10分でいいので、5分かける2回ぐらいでいいので、
手帳に向き合って自分がそこで何を書いてるのか、自分がそれから書き出す時間でもいいですし、振り返る時間でもいいので、
そういうふうに紙の前に10分でもいいので、まず自分ごとだけのことを集中する時間をまず持っていきませんかというのを提唱しております。
そうですね、そういった時間を作るのもすごく素敵だなと思う。そしてこの番組は経営者の志という番組ですので、石津さんの志についても教えていただけるでしょうか。
そうですね、文具っていうのはツールではあるんですが、組み合わせで本当にたくさんのことが叶えることができるというものになっていると思います。
日本の文房具の優れた品質
どうしてもやっぱり皆さん100円均一とか安い文具で何でもいいやって思われる方が今多いと思うんですけれども、ほんの数百円、ほんの千円ぐらい経つだけで、
一生ものの文房具っていうのは結構手に入るぐらい日本の文房具が優れてるんですよね。紙質も含めて手帳もそうなんですが製本も紙質も含めて、
非常にレイアウトも含めて世界を誇る商品がたくさん今発売されているんです。これをいかに皆さんに広めていくのか、世界に広めていくのかという活動を今はやっておりまして、
ぜひ皆さん本当に少しの気持ちでいいので文房具に向き合っていただければ皆さんの人生が変わるんじゃないかなと思っておりますし、
そういった人生を変えるような商品、文具を作るというのを私のこれからのライフワークにしていきたいと思っておりまして、
それをですね、ものづくりをしているメーカーさんであったりその流通に携わっている方、そして実際に作られる方、
そして実際に使っていただいて人生を変える方と皆さんに幸せにしていけるという事業ビジネスを広げていくというのが私の基本的な理念になっておりまして、
一番わかりやすいのはですね、大谷翔平さんという今国民的スターが野球界で出てきたわけですよね。
でも皆さん自分の領域で地味だなとか、誰も知らないなという領域で活躍されている方実は結構多かったりするんですね。
そういった方がもっともっと世界で活躍するジャンル別でそんな大谷翔平さんのような方をどんどん育てていけるようなものを、
手帳と文具を使って社会を変えていけるような自躍を担えればなというふうに考えております。
そうですね。私もたまに文房具店に行くんですけど、本当に数が種類多くてどんどんどんどん新しいものも出てくるので、
そういったところが日本はあるんだなというので、これはやっぱり世界とも違うということなんですかね。
そうですね。これだけメーカー数の数があって、これだけ新鮮が出るというのは文具では世界では類を見ない状況でございまして、
日本の文房具で非常に憧れてまして、今世界の方がインバウンドで実際に日本にたくさんの方が訪ねてらっしゃいますけれども、
文具を買って帰るということが非常にブームになっておりまして、まずペントが中心にすごく持ち帰りやすいということもあるんですね。
そういったこともあって、たくさん買われる方が多いということがあるんですが、それはたくさん買えるということではなくて、
それだけ日本の文房具が尊敬されているという証だと思うんですね。
ぜひ皆さん、世界に誇る日本の文房具と普段普通に使っているんだということに誇りを持っていただきたいなと思っています。
手帳時間の著書紹介
そうですね。ぜひそういった意味でもちょっと見ていただけたらなと思いますね。
はい。
そして石津さんは書籍も出版されていらっしゃるということで、ぜひご紹介もしていただけますか。
ありがとうございます。今回私初出版なんですけれども、文房具ソムリエの手帳時間という名前の本を今回出しまして、
今日ちょっとお話をさせていただいた手帳時間、手帳タイムを持つということはどういうことか。
これ実は手帳瞑想という方もいらっしゃるんですけれども、
要は自分ごとの考える時間、自分ごとを叶えるための行動を少しでもいいから増やそうということを皆さんに提唱するというものを今回書かせていただきまして、
そもそも手帳をなぜ使うのか、そもそも手帳でどうやって使うのかという本当に基礎的なことをお話をさせていただいておりまして、
プラスアルファで手帳に本当に最適な、私がずっと36年間文具屋をやり続けて、
本当にこれはいいなという手帳にも合った文房具をご紹介するというコーナーもございます。
プラスアルファですね、手帳に私はもちろん詳しいんですけれども、
手帳を作っている人たちが一番の手帳マニアなんじゃないかなというふうに考えまして、
有名な手帳作家さんにですね、実は10名の方にインタビューをさせていただいておりまして、
その皆さん手帳を作った方がですね、どんな使い方をしてほしいか、手帳時間でどうやって作ったらいいのかということを、
10名の方にそれぞれの方のまた新しい皆さんメソッドをお届けできればということで、実はインタビューも載っている本になっています。
そうなんですね、本当に手帳に関することがいろいろ盛り込まれているような書籍なんですね。
そうなんですよ、これを読むと手帳をやっぱり使わなきゃなというふうに、すぐに手帳売れ場に走ってしまうような本になっているんじゃないかなというふうに思います。
はい、ぜひこのポッドキャストの説明欄にURLも掲載させていただきますので、
ぜひ今日のお話を聞いて、自分も手帳を興味あるなという方は、ぜひ書籍もチェックいただきたいなというふうに思います。
はい、よろしくお願いします。
本日は文房具ソムリエの石津寛さんにお話を伺いました。石津さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
12:01

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