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2023-01-10 12:45

450.吉元康裕さん(社会保険労務士)

【福利厚生の充実とコストダウンの両立】

企業型DC(企業型確定拠出年金)という言葉は聞いたことがあったのですが、ちゃんとは理解していませんでした。

吉元さんのお話を聴いて、社員にとっても会社にとってもメリットのある仕組みだなと感じました。

そして、社員もこれから、正しい金融知識を身につけていくことで、自立した豊かなセカンドライフを送ることができると思います。

気になる方は、気軽にご相談してみてください♪

special thanks to 岩永丈幸さん

【今回のゲスト】
社会保険労務士 吉元康裕(よしもと・やすひろ)さん
YouTube: https://youtu.be/ysWFPvob3rkプレビュー
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メール: yutoli_srfp@ybb.ne.jp

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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、社会保険労務士の吉元康裕さんにお話を伺いたいと思います。
吉元さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
はい。私、吉元康裕と申します。
あなたの年金ソムリエ、鉄板DCアドバイザー、ゆとり社会保険労務士FE事務所代表です。
今年の10月に、東京都社会保険労務士会に会場登録をしました。
はい。
それで、私のお仕事3点セットは、年金、退職金、就業規則、プラスワンとして資産形成教育。
これらすべてに関連する企業型確定拠出年金、企業型DCの普及促進に努めています。
はい。ありがとうございます。
企業型確定拠出年金というのを、もう少し詳しく教えていただいてもよろしいですか?
はい。会社の退職給付制度の一つなんですけれども、
企業型確定拠出年金の他にもいくつか種類がありまして、確定給付企業年金というものもあります。
あとは、よく中小企業の方々がご利用されているのが、中退協と言われる中小企業退職金協債ですかね。
まず確定給付企業年金との違いは、将来の社員の退職給付について、会社側の方が将来これだけの額をお渡ししますよという約束をして、
それは必ず守らないといけないというものなんですね。
社員にとっては非常にありがたい話ですけど、会社としては非常に負担の大きい制度で、
大企業でも随分とその辺のところは今見直しが進んでいるのではないかなというふうに思いますし、
あと中退協との違いは、中退協は会社の経営者は入れないんですよね。
企業は加入できない。
ただし企業型GC、企業型確定給付年金は、経営者も自分で加入ができますし、社員も加入ができます。
なるほど。だってそうすると、もう人数の少ない大規模の企業さんから入ることは可能な。
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可能です。社長がお一人でも入ることができます。
そうなんですね。
企業型GCは確定給付企業年金と違って、会社がその仕組みは準備しますけれども、
将来の社員に対する退職金の額とかは会社には責任はないんですね。
それは社員が自分で毎月掛け金を掛けて、それを運用していくという、
社員が自己責任でやっていく仕組みなんですね。
そうなんですね。
これメリットとしては、どんなところが企業だったりとか、社員のメリットってあるんでしょうかね。
そうですね。私は国のお住み付きお得な節税効果3点セットと言ってるんですけれども、
まずですね、毎月の掛け金が非課税。
社員も自分で掛けたものが非課税になりますし、
会社にしたらですね、その掛け金の拠出というのは、
福利厚生費として損金処理ができるので、
工人税の圧縮につながるんですね。
会社にとってはコストダウンにもなります。
あと何年間、10年、20年、30年と運用していった場合の運用益が非課税です。
そうなんですね。結構そういうふうにして、
非課税にしますよということで、お住み付きがもらえているというのはすごいですね。
あと受け取るときは、退職一時金として受け取る場合は、
退職所得控除と言って、非常に大きな額が非課税になります。
あと年金として60歳以後受け取る場合は、
雑所得としてそれも優遇税制を受けられますので、
まとめると、毎月の掛け金が非課税、運用益も非課税、
受取資産には優遇税制があって、会社にとってはコストダウンになり、
かつこういう将来の退職給付とか年金とかについて、
社員に提供する仕組みを会社が設けることで、
福利構成の充実につながる。
なので、通常福利構成の充実と会社のコストダウンって両立しないと思うんですけども、
福利構成を充実しながらコストダウンができるという、
非常に素晴らしい制度なのではないかと私は考えております。
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私も今会社経営してますけど、やっぱりそういった税金面でも、
結構かかるなーって思う時ありますけど、それが優遇されるってなると、
すごく魅力して感じますし、しかも社員とか、
経営者の方にも適応して、経営者とか社員もその恩恵を受けられる。
そうですね。今おっしゃった恩恵っていうのは、
経営者も社員もセカンドライフに向けた資産形成ができるということですよね。
これを吉本さんは、もっともっと普及させていきたいっていう考え方ですね。
実態としてまだまだ普及してない状況で、
5年ぐらい前の厚労省のデータですけれども、
30人以上99人以下の中小企業でも、まだ2%に満たないぐらいの普及率なんですね。
30人以上99人以下ですから、30人未満のデータってないんですよ。
だから実態としては非常に低い普及率なのではないかなと思ってます。
言ってしまえばほとんどやってる方いないんじゃないかっていうぐらい、
まだ普及率が低いっていうことなんですね。
ただし、確定拠出年金の企業型と、あと個人型っていうと、
イデコっていうと皆さんお分かりかと思いますけど、
最近、確定拠出年金の企業型の方は、
大体日本で800万人ぐらいの方が加入してて、
個人型のイデコの方は、
大体250万人から300万人ぐらいの方が加入してるっていうことみたいなので、
まだそれでも日本人の10%に満たないような普及率ですよね。
そうですね。これやっぱりやるとなると、
いろいろ投資とかそういったところも勉強は必要になってくるんでしょうかね。
そうですね。企業型DCは運用については自己責任なので、
ただ自己責任だから、あとはあなたにお任せようではなくて、
これ、投資教育がまだ努力義務なんですけども、
きちんと投資教育を毎年やるようにっていう法律で決められてるんですね。
そうなんですね。
なので、やっぱりその辺のところについても、
導入した企業様の社長、
あと社員の皆様にそういう機会を提供していきたいなと思ってますし、
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そういうことが提供できるパートナーと今一緒に手を携えてやっていきたいなと思っております。
本当、今日のお話聞くとすごく大切なことだし、
やっておいた方がいいんじゃないかなというふうにすごく思いました。
ぜひこの番組は経営者の志という番組ですので、
吉本さんの志についても教えていただけるでしょうか。
私、志が2つあるんですけど、
まず1つは今の企業型DCに関することで、
企業型DC活用による福利構成の充実とコストダウンの両立、
同時に経営者と社員のセカンドライフに向けた資産形成、
その結果優秀な人材から選ばれる会社になる。
以上の実現で日本の金融リテラシー向上に貢献したいなというのが私の志です。
皆さんがそういった金融教育も受けていて、
もっとリテラシー高くなってこういったところも取り組んでいくと、
本当にもっと豊かな感じのセカンドライフとかを送れていくことはありますね。
そうですね。やっぱり自立した日本人が一人でも多くなるんじゃないのかなと考えています。
ぜひ今日のお話を聞いて、吉本さんのお話をもっと聞いてみたいなという方がいらっしゃると思うので、
実はYouTubeもされていらっしゃるんですよね。
ぜひこのポッドキャストの説明欄にURLを掲載させていただきますので、
ぜひそこからチェックして登録いただければと思います。
あといろいろセミナーとかそういったところもやっていたりはするんでしょうかね。
今年の11月なんですが、
次々東京フォーラム2022の一般向けセミナーに登壇しまして、
セカンドライフだお金の点検、年金、保険、資産形成の正しい知識と実践で
口ゆとりセカンドライフというタイトルで1時間講演しました。
こちらもおかげさまで非常にご好評いただきましたので、
講演するだけで1回の講演で終わらすのはちょっともったいないなと思いましたので、
今こちらもYouTubeに投稿するように、5シリーズぐらいに分けて投稿しようかなと思っています。
楽しみですね。ぜひYouTubeもチェックいただければと思います。
ぜひぜひ。
あと、ぜひ企業型確定居室年金とか色々相談してみたいという方もいらっしゃると思うので、
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そういった方、このポッドキャストにメールアドレスとかFacebookのURLも掲載させていただきますので、
ぜひそこからお問い合わせいただければなと思います。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
今日は社会保険労務士の吉本康博さんにお話を伺いました。
吉本さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
声を想いを世界中に届けるVoELABO
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