【裁判所目線を知ると、伝え方が変わる】
弁護士として20年目。企業法務からキャリアを始め、元裁判官と共同で事務所を立ち上げた経験を持つ小室太一さんにお話を伺いました。
裁判官経験者と働いたことで見えてきた「裁判所が何をどう判断するのか」という視点、そして専門知識が前提になりにくい場で、どう説明すれば伝わるのか。図を使う、概念を整理する、文章を削ぎ落とす——不動産・建築など長期化しやすい案件で実践している“わかりやすさ”の工夫が詰まった回です。
依頼者のために尽力し続ける志と、発信への思いも語っていただきました。
special thanks to 瓜生誠さん
【今回のゲスト】
弁護士 小室太一(こむろ・たいち)さん
Web: https://nihonbashi-chuo.com/
note: https://note.com/nihonbashi_chuo
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
弁護士の小室太一さんは、20年のキャリアを通じて、企業法務から訴訟実務、そして自身の法律事務所設立に至るまで、依頼者のために尽力してきました。元裁判官との協働経験から、裁判所がどのように判断を下すのかという視点を学び、専門知識が前提となりにくい場面で、図や簡潔な文章を用いるなど、分かりやすく伝える工夫を実践しています。特に不動産・建築分野での紛争解決に注力し、依頼者のために成長し続けることを目指しています。
弁護士としてのキャリアの始まり
声を思いを世界中に届けるこえラボ 経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、弁護士の小室太一さんにお話を伺いたいと思います。小室さん、よろしくお願いします。
小室太一 よろしくお願いします。 岡田 まずは、自己紹介からお願いいたします。
小室太一 はい。弁護士の小室太一と申します。
小室太一 弁護士になって何年くらいやってらっしゃるんですか?
小室太一 20年目になります。
小室太一 そうなんですね。最初はどういった弁護士事務所で働いてらっしゃったんでしょうか?
小室太一 初めは、都内の企業法務。ほぼ企業法務しかしていない法律事務所でして、そこでは契約書とスキームの検討を主にやっていて、紛争はほとんどなかったという事務所でした。
小室太一 そうなんですね。これ、やっぱり弁護士事務所でもカラーというか特色っていうのはあったりするものなんですか?
小室太一 そうですね。入る前まではそこまで見えてなかったんですけど、かなり。
小室太一 そうなんですね。じゃあそこはどちらかというと、訴訟とかそういったところよりも契約書とかそういったところのチェックだったり、それをメインにしているようなところだったんですかね?
小室太一 はい、そうでした。
小室太一 やってみてどうでした?そこで働いた感じだと。
小室太一 そうですね。契約書をスキームに特化してたりもするので、すごく勉強になったなというふうに思っています。
小室太一 そこには何年ぐらいいらっしゃったんですかね?
小室太一 ここに5年ほどいました。
訴訟実務への転向と裁判官の視点
小室太一 そうなんですね。そこをやめて次のところに行こうと思ったきっかけとはあるんですかね?
小室太一 そうですね。そもそも弁護士になろうと思ったのは、人の味方になりたい、正義の味方になりたいという気持ちがあって。
契約書周りも依頼者のためにはなるんですけども、封書の方がより依頼者のためになるというのを実感できるかなと思ったのでそうしました。
小室太一 次はどういったところに移られたんですかね?
小室太一 元裁判官が弁護士になっていて、その方と一緒に安倍さんに立ち上げというところに行きました。
小室太一 そうなんですね。じゃあ裁判官を経験されている方なので、やっぱり訴訟がメインになるような人が多いんですかね?
小室太一 そうですね。訴訟事件が半分ぐらいになる。重点の仕事も半分ぐらいになるという感じでした。
小室太一 じゃあそこで結構経験も積まれていったわけなんですかね?
小室太一 そうですね。実際元裁判官が訴訟実務裁判官こんなことを考えているよという話を日々聞いていたので、すごく影響がありました。
小室太一 そうなんですね。実際に訴訟とか経験されていかがでしたか?やっぱり実体験されると違ったものもあったんですかね?
小室太一 そうですね。それまでも少ないながらも訴訟の経験はありましたけども、表面上しか見えてなかったものが裏側の話まで、推測にはなりますけども聞いたりすると、実際そのように動いているなと思ったので、実際にいろいろ見たり聞いたりしながら勉強になったなと思っています。
小室太一 そういう意味だと裁判官経験された方なので、実際には裏側というか裁判官はこう考えているんだとか、こういうふうにして進んでいるんだというのも、より理解しながら進めることができたということなんですかね?
小室太一 そうですね。どういう理解かというと、すごく分かりやすく言うと裁判官は分かっているような雰囲気で来るんですけども、実際には全部が全部分かっていなかったりもするので、そこを不安そうなところを教えてあげたりとか、想定に関して我々の考えというのを理解してもらうためにはもっと説明が必要だなというふうなことを考えてやったりしました。
小室太一 そういうことなんですね。確かに裁判官といっても、全てのことを専門知識が全部持っているわけではないから、それだったら弁護士の方の方がより詳しく調べたところをしっかりとお伝えするという役割もあったりするんですね。
小室太一 おっしゃる通りですね。人間のコミュニケーションも自分が知っていることをそのまま伝えても相手が理解しているかどうか分からない。同じようなことだったり。
日本橋地方法律事務所の設立と専門分野
小室太一 じゃあそういったところを経験しながら実務もやっていらっしゃったということなんですね。その後は今度はどういうふうな経歴をたどるんですか。
小室太一 そうですね。そこの事務所も5年ほどおりまして、5年経って同期と一緒に事務所を立ち上げる話になりまして、今の日本橋地方法律事務所を10年ほど前に立ち上げました。
小室太一 そうなんですね。この日本橋地方法律事務所というのはどういったところをビンにしてやっていこうという理念でやっていらっしゃるんでしょうかね。
小室太一 そうですね。同期も、初めの事務所と同じ事務所が同期だったので、気心知れた人だったのと、もともと企業法務をメインにやっていたので、もちろん企業法務をメインにやっていた。
ただお互い訴訟実務をその後もやっていたので、企業法務の中でも訴訟を中心にやっていこう、紛争を中心にやっていこう、そんな感じで。
具体的な業務としては不動産建築っていうのをメインにやっていくという感じで、実際そんな感じになっております。
小室太一 やっぱりそういった不動産とか建築とか案件が増えていけば、その辺りの専門知識もどんどん身についていくっていうところはあるんですかね。
小室太一 そうですね。何だか相乗効果だと思うんですけども、実際に得意だとすれば依頼が来るし、依頼が来ればもっと得意になるし、そんな感じになっていきました。
裁判官とのコミュニケーションと伝え方の工夫
小室太一 今はどうですか。裁判官の方とのやりとりっていうのも、始められた当初とはだいぶ変わってきたっていうのもあるんですかね。
小室太一 そうですね。これが良いことか悪いことか分からないですけども、裁判官3年ごとに転勤あるので、建築部にいたとしても建築のプロじゃなかったりもする。
で、我々の方が年数は軽減をしているので、我々の方がより理解している場面が多くなってきて、若干歯がゆい場面が多い。
小室太一 その時に何か気をつけられてる、伝え方とかコミュニケーションの仕方とかってもあるんですかね。
小室太一 そうですね。できる限り図を使ったりとか、概念で分からなそうなところに関しては解説をつけていったりとか、
ものとしても文章があまり長くならないようにしたりとか、気をつけてたりします。
小室太一 やっぱり先ほどもちょっとありましたけど、裁判官の方はいろいろ異動もあったりとかして、必ずしも全て分かっているわけじゃないので、
そういった意味でも意見の相違があったりとか、違いがあったりとかするので、丁寧に説明は必要になってくるわけなんですね。
小室太一 そうですね。
依頼者のための志と紛争解決への探求
小室太一 この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ小室さんの志についても教えていただけるでしょうか。
小室太一 ありがとうございます。そういった訴訟案件をやりたいという話もあるんですけども、
私は依頼者のために、人のために、正義のために仕事をしたいと思って弁護士になりました。
実際、訴訟事件っていうのもお互いの主張・立証っていうのがあるんですが、
通り点とのものだけじゃなくて、どこまでも突き詰めていこうと思ったら突き詰めていける部分がありました。
そういったところを依頼者のために頑張っていこうと思っていますし、それで経験も積んだりとか知識も増えていくことがあるので、
まだまだ成長していきたいなというふうに依頼者のために思っております。
小室 そうですよね。結構じゃあ、突き詰みようと思ったら結構いろいろ奥まで調べていったりとか詳しく調べていって、
かなりやっぱり時間のかかるものだったりするんですかね。
小室 そうですね。建築の紛争、不動産の紛争で、
例えば契約不適合、追加工事とかそういったところも、
個数としては10、20、30、100とかもっとあるのもあったりすると、数だけじゃなくて、
専門的な知識、普通はこれぐらいのレベル感が普通だけど、これ以上は追加工事だと。
普通ってのは何かみたいな。確かに契約不適合もそうですね。
これぐらい必要なはずなのがこれぐらいできていないという、これぐらいがどうかっていうところを調べていかなきゃいけなかったりとか、
そういったところがあったりもするので、いつまでも完璧にはならない。
小島 ああ、そうなんですね。確かに普通っていうのって意外と難しそうですね。
何が常識的なのか、それは逸脱しているのかっていうところを、
これってやっぱり裁判官の方も判断するのは難しいかもしれないし、
弁護士の方もそこをうまく主張していかなきゃいけないっていうのはあるわけなんですかね。
専門員との連携とコミュニケーションの課題
小島 おっしゃる通りで、裁判所はなので専門員っていうのを入れたりするんですけども、
専門員っていうのも、もちろん建築の専門家ではあるんですが、訴訟の専門家ではないので、
その辺のどこまでを求められたんですかね、普通というかですね、
何をもって裁判官が思っている普通で、専門員が思っている普通っていうのとのすり合わせみたいなのがどこまでできるかみたいなのがあるので、
いつまでいってもコミュニケーションのギャップっていうのはある可能性があると思います。
情報発信と今後の展望
寺田 なるほど、そんな中で依頼者さんのためになるようにということで頑張っていらっしゃるということなんですね。
今日のお話を聞いて、特に不動産とか建築とかその辺りを得意とされていらっしゃるようなので、
そういった方ご相談があれば、このポッドキャストの説明欄にホームページのURLを掲載させていただいておりますので、
ぜひそこからチェックもいただけたらと思います。
あとは、ノートのブログですかね、も発信されていらっしゃるということで、これはどんな内容を発信されていらっしゃるんですかね。
山本 そうですね、そこも不動産業務が、賃貸業務が多くなってはいるんですけども、
不動産建築に絡む通商物に関して気になるところでおります。
そちらもぜひご参考にしていただけたらなと思いますので、
こちらのポッドキャストの説明欄にURLを掲載させていただけますので、そこからチェックいただけたらなと思います。
今回は弁護士の小室太一さんにお話を伺いました。小室さんどうもありがとうございました。
小室 ありがとうございました。
10:57
コメント
スクロール