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2018-02-22 13:55

004.上久保知洋さん(アリーザレクト株式会社)

今回はアリーザレクト株式会社 代表取締役 上久保知洋(うえくぼ ともひろ)さんにお話をうかがいました。

経営に「健康」という新たな武器をとりいれ、従業員を元気に、企業価値を高めるお手伝いをしているアリーザレクト

「健康経営」という「従業員の健康管理を戦略的に実践する経営」を推進しているとのことでした。

あなたの心には何が残りましたか?

アリーザレクト株式会社
http://alyzalect.co.jp/
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経営者の志、経営者は志を持って経営しています。
経営者の志を聞けば、目指している姿がわかります。
社会に対してどのような貢献を志しているのか、経営者に伺っていきます。
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、アリーザレクト株式会社代表取締役、上久保知洋さんにお話を伺いました。
健康と経営について非常に興味深いお話をお伺いできたので、ぜひその点を参考にしてみてください。
ホテルのラウンジでお話をお伺いしましたので、少し聞きづらいかもしれませんが、ご了承ください。
ではどうぞ。
本日のゲストは、アリーザレクト株式会社代表取締役、上久保知洋さんです。
上久保知洋さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
早速なんですが、アリーザレクトという会社名なんですけど、その由来から教えてもらってもよろしいでしょうか。
まず会社名を作るときに、なかなかよく聞く会社名にしてしまうと、
いろいろと検索のときに同じようなものが引っかかってしまうというのもあって、すごく考えたんですけれども、
私が作った造語でして、アーリーという早いとか早期にという言葉の意味と、
リザレクトという生き返るとか復活するという言葉がありまして、
私は生体医師として仕事をしていたときに、私の施術を受けて、
生き返ったとか、自分の体じゃないみたいな、というふうに言っていただくことがあって、
それをきっかけに、疲れていらっしゃる方が早く復活するといいなという、そんな思いでくっつけてアリーザレクトという名前にしました。
生体医に行ったりするとやっぱり体が軽くなったりとか、あとは運動を取り入れていったことによって体がすごく動きやすくなったということで、
そういったものを人にも提供していくと、体がすごく楽になって動きやすい、働きやすい、そんな風になるんじゃないかということで、
生体師とあとは運動のパーソナルトレーナーというのを仕事にメインにしておったんですね。
そこから人の体のケアと体づくりをするということをメインに、今は商品として扱わせていただいています。
やっぱりビジネスをしたりして働いていると、体ってすごく大切だなと日々実感しますよね。
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そうですね。
体がしっかりしていないと、なかなかやる気も出ないし、パフォーマンスもなかなか発揮できないので、
それだけで効率が落ちたような感じがするので、そのあたりのしっかりとパフォーマンスを出していただくというところを気をつけていらっしゃるんですね。
そうですね。
やっぱり今はパソコンも含めてデスクワークがすごく増えてきていますし、
人と何か会って話すというよりも、やっぱり電話、メールでの話になってしまったりとか、
やっぱりそうすると動くことそのものも少なくなってきている人が多い時代の中で、
やっぱり身体をしっかり、人間も動くものと書いて動物ですから、
やっぱり動きをしっかり持っていくことによって、体の調子が上がってくるというのがあるんですね。
昔の人だとよく歩いたりとかしていたけど、最近はデスクワークが増えてきましたよね。
そうですね。
なかなか体を動かす仕事も少なくなって、そうするとやっぱり人間の体ってなかなか調子がよくないっていうことですね。
そうですね。
やっぱり昔は移動手段なんか本当に今おっしゃられた通り歩くことが多かったんですけども、
今は外に一歩出ると自転車に乗るとか、最近自転車をこぐ力が弱くなると電動自転車に乗るとか。
そうですよね。みなさん電動に乗られてますね。
そうですよね。
エスカレーターとかエレベーターもありますけど、今は動く歩道みたいな。
確かに。街の中で。
そうですね。横方向でもそういう動くエスカレーターみたいなものがあるっていうんですね。
ですからそういう意味では少しずつ少しずつどんどんどんどん自分の体を使わないでいいような方向に持っていくようなものが増えてきていると思うんですね。
だから楽しようと思ったら本当に一日の歩く方法ってすごく少なくても日常生活遅れてしまう。
おっしゃる通りです。
薬だとなかなか健康も保てないので、そこは何かきっかけづくりっていうところですかね。
そうですね。私がそういうものを身につけて習ったスクールがですね、そこの会長が北京オリンピックの体操の同行トレーナーだったんですね。
なのでアスリートとかの体をよりパフォーマンスが向上するようにというような、そういうストレッチとか脂圧含めてボディケアみたいなことができる。
そういうトレーナーから習った手技なので、単に気持ちいいとかではなく、体が機能的に動きやすくするということを技術として身につけさせてもらったんですね。
そうなんですね。やっぱり動きやすい動かし方とか、そういったところが技術としてあるんですか。
そうですね。やっぱり関節の可動域を広げてあげるとか、単に凝ってるところをグッと押すだけじゃなく、
どこを緩めると体全体の筋肉が柔らぐのかということを解剖学レベルから勉強して、
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手足をしっかり関節を動かしていくことで体をほぐしていく形をとるんですね。
そうなんですね。そういった人間としての構造、解剖学的にもこうやるのがいいというのがあるんですね。
はい。なので、より機能的な動き方をするという動かし方を身につけたので、
お仕事される方がいろんな職業があると思うので、体を動かして使う人もいれば、
本当にデスクワークみたいな方もいらっしゃると思うんですけれども、
そういう職場、職場の働き方に応じて疲れが出やすいところをケアしながら、
そこを強くしていくというようなことを提案させていただいているということですね。
やっぱり働く人が元気が出なくなると、経営者としても会社のパフォーマンスも落ちていくので、
そのあたりを経営者の方にも伝えていくことになっているということですね。
おっしゃるとおりです。今、健康経営という言葉がありまして、
NPO法人の健康経営研究会というところが、2006年から大阪の方で発足した団体があって、
そちらの商標登録として使われている言葉なんですけれども、
従業員の方が体という部分で健康な状態で働いてくれるということで、
その企業全体が活性化してくるんじゃないかという考え方なんですね。
財務諸表上とか数字的に健全な経営ということではなくて、
働く人たちの体が健康である方が経営が成り立つという、
そういう意味合いで健康経営という言葉が今あるんですね。
まさに本当に人間の体が健康であることが経営にとってもいい、
そういうことをおっしゃられているんですね。
おっしゃるとおりです。
1999年からアメリカの方で実際にそういうことを研究をされていまして、
実際に健康経営というものを取り組んでいる企業と、
特に従業員の健康ということはあまり意識しないで、
それでも上々企業として業績のいい会社と、
それを約10年間業績の変動を見たときにですね、
健康経営というものに取り組んでいる企業は、
企業価値、投資価値が約2倍になったと。
逆に健康経営という特に言っていなかった有料な企業でも、
企業価値が元々よりも割り込んでしまったというような、
そういう緊急データがあるんですね。
やっぱりそこの従業員の健康に気をつけているかどうかだけで、
会社の業績にまで影響するという、
そんな数値データまであるんですね。
あるということですね。
じゃあやっぱりこれからの経営者は、
従業員の健康にもやっぱり注意しないと、
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会社の業績にも大きく影響しますよという、
そういうことなんですね。
実際にいろんな仕事、業種業界ある中で、
従業員の健康づくりをすることが、
そこの会社の業績にというと、
なかなかすぐにリンクするようには、
思えないとは思うんですけれども。
やっぱり数値で目の前で売上が上がったとか、
経費が下がったとかだと、
分かるように数値に出ますけど、
なかなか健康とその業績って難しいんですね。
おっしゃるとおりですね。
でもそれがやっぱり中長期的にですね、
短期的なものを見てしまうと難しいんですけれども、
一つの流行りとかそんな見方ではなくて、
やっぱり長く働く従業員の方が、
働きやすい環境を作ってあげると。
それは今はストレスチェックというようなものも、
義務化されてきているというものが、
昨年から出てきていますけれども、
それはメンタル面もそうですし、
それからフィジカルな面でもそうですし、
心も肉体的にも、
やっぱり従業員の方が働きやすい職場づくりを
してあげることが、
会社の中の働きやすいイコール、
パフォーマンスが上がってきたりとか、
生産性が向上したりということに、
効率がいいようにつながっていって、
全体がうまく活性化してくるということですね。
そういうことですね。
やっぱり直接的ではなくて中長期的に考えて、
トータルとして会社として成長していきましょうという、
そういったことを見せられるということですね。
そうですね。
では最後に植工さんの経営者としての
志をお聞かせいただけるでしょうか。
私がこういうことを始めたきっかけも、
私自身が知らない間に
体が不健康だったんですね。
それは不健康という意識はなかったんですけれども、
健康診断の結果を見たときには、
いわゆる要精密検査であるとか、
ABC判定でいくとE判定だとか、
そういうものが多くてですね。
あんまりその健康診断の結果を、
私自身がそんなに信じてなかったという。
でもそれって多くの人って、
これどうかなって。
だからあまり気にしない方も多くいらっしゃいます。
そうですね。
やっぱりなかなか毎日急になるということよりは、
徐々に徐々にそういう不調になる方って、
やっぱり気づきにくいところがあるんですよね。
私もある自分自身のきっかけの中で、
本当に自分の体を見つめ直すことが
必要になったときがあってですね。
体質改善とか体の改善をトライしてみたときに、
自分の体が本当に軽くなってですね、
健康になって健康診断は全部A判定に戻ったときに、
本当にこんなに集中力が出るのかとか、
本当に気持ちも明るくなるとか、
ポジティブに前向きに
ものが考えられるようになったというものが出たときに、
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やっぱりこれは世の中で働く人で、
まだまだ気づけていない人が
たくさんいるんじゃないかなと思ったんですね。
なので、今すでに気づかれて運動しているとか、
公共ランナーじゃないですけれども、
もう何か気づいて始めていらっしゃる方は別にいいんですが、
やっぱりそういったことにまだまだ気づけていない方、
やっぱり会社の中でも、
あの人がもうちょっと元気に働いてくれたらいいのになって、
経営の方が思うとか、
そんな方のお役に立てるようなところに気づきを与える。
そういうことが草の根を分けたような仕事で始めていって、
やっぱり少しずつでも一人ずつでも、
元気に働くという方が作っていって、
そういう空気が広がっていけば、
一つ一つの企業が元気になる。
それがたくさん集まれば、
大きく言えば社会も元気になって、
日本も元気になるんじゃないかなということに
繋がっていくような、そんな思いで、
まずはお一人お一人、
対応しながらやっていきたいなというふうに考えております。
ありがとうございました。
本日はバリーザレクト株式会社代表取締役、
上久保智寛さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
経営に健康という新たな武器を取り入れて、
従業員を元気に、
企業価値を高めるお手伝いをしているという
バリーザレクト。
健康経営という、
従業員の健康管理を戦略的に実践する経営を
推進しているということでした。
あなたの心には何が残りましたか。
ではまた次回。
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