やっぱり親だったり学校の先生だったり、
普通の高校を通ってたら、なかなかそこから伝えるのって、
結構難しかったですのかなと思うんですけど、そのあたりどうでした?
やっぱり話すのはめちゃめちゃ怖かったですね。
何を言われるんだろう、怒られるんじゃないかっていう不の感情を、
自分に対してすごくぶつけられるんじゃないかっていう感情はすごく強かったんですけど、
でも、やっぱり自分が辛いし、周りがその辛くなること、幸せじゃないことを望んでるっていう感覚にはならなかったので、幸いにも。
なので、自分で切り開いて幸せを見つけていった方が、周りのことも幸せにできるんじゃないかと思えたことが、
一つ自分から行動を起こすきっかけになった気持ちだったのかなって思っていますね。
やっぱりね、自分はどう見られるかっていうふうに思うと、なかなか言えないかもしれないですけど、
相手の親だったり、先生の立場もある程度考えてみると、自分がその時にどうしてくれるだろうってなると、行動はしやすいのかもしれないですね。
そうですね。自分のことばかり考えると、どうしてもネガティブになりがちなので、
自分はこうしたいが、強く芽生えた時に、周りはこれを聞いてどう考えるのか、
っていうところを一つ考えてみると、やっぱり気持ちは落ち着くというか、これは行動しなきゃいけないなっていう気持ちになりましたね。
やっぱりそこから行動に移せるということなんですね。
最近の学生の方たちって、やっぱり悩んでる人って多いと感じますかね?
すごく多いと感じます。
今、インスタグラムでも活動させてもらってるんですけれども、
インスタグラムのフォロワーは、基本的に18歳から24歳の女性っていうところが一番多いんですね。
そういう方々の投稿を見ていると、やっぱり日々苦しそうで悩んでる投稿だったりとか、
それこそ自傷行為をしてしまっている投稿だとかっていうのを日々見るんですよ。
毎日、毎日見るんですよ。
こんなにも自分が昔感じてた感情をリアルタイムで感じてる人たちがいるんだなって思ったときに、
自分は乗り越えました。ハッピーで終わらせちゃいけないなって思って、乗り越えたマインドセットじゃないですけど、
自分の軸っていうところを一つ見出すことがすごく幸せに行き着くんだよってことを伝えていきたいなって思わされた、
一番の強いきっかけでもありますね。
インスタグラムとか見ていくと、そういった人が多いんだなっていうのを日々感じて、そこから何かしようということで、
YouTuberとして、YouTubeにはそういった方に向けた投稿をメインにやってるんでしょうかね?
はい、そうですね。YouTubeは入り口っていうような考え方をしていて、
高校生、中学生、大学生の方々が見てくれそうな内容っていうところを投稿したりしています。
自分自身がトランスジェンダーっていうところもありまして、性の悩みの解決方法だったりとか、
解決方法にはなってないんですけど、体験談だったりとか、あとは男装女子っていう風に言わせてもらっているので、
男装女子が選ぶメンズ服の選び方とか、メンズのヘアセットの仕方とか、
少しでも性のことでもやもやしてる子たちが一歩進めるような動画だったりとか、
あとはディズニー行ってきましたとか、原宿のスイーツ食べてきましたとか、
そういった中高生が見て得になるような動画を、今はメインで投稿していますね。
そうなんですね。その内容としては、もうちょっと具体的にお伺いしたいんですけど、
中高生が見て、どういう風なことを期待するような動画だったりとかするんですかね?
何か行動してもらいたいとか、そういったとこありますかね?
やっぱり少しでも悩みが解決できたらいいなっていうのは、常に思っているところなので、
インスタグラムのダイレクトメッセージとかでも、自分も男装というか、
本当は男になりたいんですとかっていう女の子からの相談もたくさん受けていて、
そういった子たちって、やっぱり周りから髪を切った時にどう思われるかとか、
親がメンズ服を着始めたら何を思うかとかっていうことに対しての恐れをすごく強く抱いているので、
そこに対してのアンサーっていうのを比較的多く出しているように思いますね。
そういった悩みもある人たちに向けて、自分の体験も含めて、いろいろ情報発信をしているっていうところですかね。
少しでもそういった参考に、今までの参考にしてもらえればっていう、そういった思いで出してるんですかね?
そうですね。私は私が体験したことしか表現することができないので、
そこで何か皆さんの役に立つことがあるのであれば、そこを出していきたいなっていうのが今の強い思いですね。
この番組、経営者の志という番組なんですが、今、西条さんがこの活動を通じて、志として、思いとして大切にしていることは何かあるでしょうかね。
やはり孤独と戦っている学生というのは、周りと同じように生きなければ省かれてしまうっていう恐怖が常に隣り合わせにいるわけなので、
大学生になっても社会人になっても、なんで私は今ここにいるんだっけっていうような感情を抱いてしまう人がやはり多いように感じるんですね。
なので軸を作ることによって、夢がない若者をゼロ人にすることができるのではないかと思っているので、
そこの夢のない若者をゼロ人にしたいという言葉はすごく大切にしています。
やっぱりそういった方のために少しでも役に立てるような、そういった情報を発信するので、
皆さん、そこのインスタグラムだったりYouTubeだったり、そういった情報を発信しているところ、まずは見ていただきたいという、そういったところはありますかね。