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クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」を観てきました。

アカデミー賞で作品賞など7冠を獲得した映画。米国から8ヶ月も公開が遅れた問題作。

個人的にはとても満足でした。

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サマリー

映画『オッペンハイマー』は、アカデミー賞受賞作品であり、オッペンハイマー博士の自伝的な物語を描いています。映画はオッペンハイマーの原爆の開発から作成までの経緯と、その後の彼の人生を描いており、政治的な要素も含まれています。 映画『オッペンハイマー』では、実験として成功しながらも恐怖と内面の描写がとても印象的で、アインシュタインの登場や時代背景と政治の絡みも面白さを加えています。

目次

映画『オッペンハイマー』の物語
はい、えーどうもポトフです。今日はですね、映画会ですね。前回もそうだったかな。
前回は映画マダムウェブを見てきましたが、今回はアカデミー賞、作品賞などを受賞した、オッペンハイマーを見てきました。
で、いつもね、この番組での映画会はネタバレありでね、喋るんですけども、
これはね、ちょっとね、本編で喋りたい気もするね、【MY CUP OF TEA】の方で。
あの去年のアカデミー賞、【EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE】も本編の方で喋りましたけど、まぁそんな感じかな。
で、その【EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE】略してブエブですね。それもアメリカでの公開から日本公開、だいぶ遅れて1年ぐらい後だったんですけど、
今回のね、オッペンハイマーも去年の7月にアメリカでは公開されています。アメリカ以外でもかな。
で、日本は遅れに遅れてこの3月から公開されておりますけども、今回の理由としては、監督はクリストファー・ノーランというね、あの超有名な監督なんですけども、
なんせ題材がオッペンハイマーということで、オッペンハイマー博士ですね、原子力爆弾の父と呼ばれた方ということの、その方の自伝的なものなんですよ。
で、まぁそれで7月公開だったじゃないですか。だから公開期間中に本当に原爆が落ちた8月6日、8月9日にかかるっていうのもあって、
ちょっと辞めたんでしょうねっていう、ちょっと手を引いたんでしょうね。で、遅れに遅れました。アカデミー賞受賞しましたので、まぁ無事に公開されましたけども。
個人的には、なんか賛否両論らしいんですよ。賛否両論らしいんですけども、前回のマダムウェムもね、すごく叩かれてましたが、個人的には好きな作品でしたけども。
まぁただこのオッペンハイマーと比べるとマダムウェムはもう本当に軽いヒーローものの娯楽映画だなという感じで、もう全然こちらの方がいいです。
むちゃくちゃ良かったです。個人的にはむちゃくちゃ好きな作品です。はい、あのとても素晴らしい映像作品でした。
あの良かったって言うとまたちょっとねニュアンスがあれなんだけど、とても素晴らしい映像作品でした。
で、オッペンハイマーの原子力爆弾を作るまで、作る、当たった経緯作るまでとその後ですよね。
やはりそのね、多くの人の命を作った道具を作ってしまったので、これなんかでも当たり前。道具を作ったのが悪いのか、使ったのが悪いのかというのもありますけども。
で、自責の念っていうのはもちろんあったでしょうし。で、原子爆弾の父として持ち上げられましたけども、当然だから一人で作っているわけじゃないので、多くの人が関わって多くの中のコマの一つになっている感じです。
で、ただ日本のことも出てきます。それこそ8月6日、広島に原爆が落ちた日のことも、その場面も出てきます。ただその映像は出てこないです。
原爆投下の場面とかその後の場面とかその場面は出てこないです。どちらかというとオッペンハイマーの視点の話なので、
アメリカにいて、科学者として原子力爆弾っていうものを作って、科学者として技術として作って、ただ使うべきかどうかというのも悩みながら、ただそこもねあんまり
答えを言うというよりもね、すごいクリストファノーラン、クリストファノーラン好きなんであれなんですけどすごく内面、オッペンハイマーの内面をすごく
音とかで描いていた。音が良かったのよね、むちゃくちゃ。すごいノーラン監督らしい音なんだけど。
テネットとかソーシャルネットワークとかね、
ありましたけど、音の使い方とかなんかそういうのはすごく良かったです。すごくノーランらしい音。
ただその原爆の絵を見せなかったことに対して批判している人もいるんだけど、それはね表現というか今回はそこがメインじゃないと思うんですよ。
オッペンハイマーの原爆開発とその後
すごく政治的な話でした。
原爆を作ることになったこともそうだし、作らされたというかね、その後の責任を取らされるのどうだらというやつも、オッペンハイマーの成功、
科学としては成功だから、科学としては実験とかも成功だけど作ったことが本当に成功かどうかっていうのもあるんだけど、
そういうのも含め、ただ一応原爆をちゃんと作って戦争を終わらせたという功績で大虫の表紙を飾るとかね、持ち上げられるのを妬む人とかもいて、
しかしあれですね、妬まれもちょっと含みますけど、今さらですがやめてる人はやめてくださいね。
ロバートダウニージュニアはああいう嫌な役やらせたらうまいね。
最後の方に肉たらしくなってくる、もう本当にああいう役うまいよね。ドクタードリトルとかやってる場合じゃない、こういう役の方がいいですね。
アイアンマンとかでもね、本当に嫌なやつだからね。うまいよね、こういうロバートダウニージュニアはね。
最後の方、そういえばラミマリックもよかったですね。できましたね。
マットデーモンとかもよかったね。そういう有名どころの俳優さんも結構出てて、演技がみなさんよかった。演技と音と映像。
最初からオッペンハイマーの頭の中の心象描写的な映像とか音楽がめちゃくちゃ良かったかな。
クリストファー・ノーランらしい時系列があちこち行ったり来たり。
つまり普通の電気モノの記録映画じゃないんですよ。記録映画じゃなくてもちろんね。ノーランらしい時間をあっち行ったりこっち行ったりっていう回想シーンになったり。
でも面白いのが、結構回想シーンじゃなくて、その昔の話、その開発時の昔の話がカラーで、現代の校長会の場面が白黒になったりするんですよ。
普通だったら逆だろうなと思うんだけど、現代の方が白黒になってて面白かったなというところがあったんだけど。
オッペンハイマー視点がカラーで、その他の人の視点がモノクロみたいな使い分けをしてたみたいね。
その辺の仕組みも面白かったし、ただそれが人によっては話がどこ行ったかわかんないっていう人もいて。
個人的にはクリスマノーラの作品好きだし、テネットとかもすんなり受け入れてすんなり好きだったんで、全然ややこしいことなくって。
テネットとかに比べたらむちゃくちゃわかりやすいと思ったんだけど、確かにわかりにくい部分はあるかもしれないね。
今回の劇場も年配の方もちらほらいまして、もしかしたら戦争を体験したことあるのかなぐらいな方が、それこそ車椅子で来てね。
車椅子ここに置いて座席にっていう人もいて、わかるかなっていうのは確かにありましたね。
やっぱり8月9日の原爆投下のシーンは直接的な映像は全然出てこないんだけど、ちょっと目頭は熱くなりましたね。
それはもう別に感動してとかではなくって、そこまでのミッションとして、プロジェクトとして原爆を作らなきゃいけない、すごい予算を投じて作らなきゃいけない立場にいるオッペン・ハイマー。
オッペン・ハイマーをそこの責任者に抜擢した松尉かな。
うまく原爆が作れなかったらもう首っていうか身体が危ういぐらいな感じのプレッシャーの中で、多くの科学者も関わり、原爆の実験をするんですよね、実際の投下の前に。
オッペンハイマーの実験と内面の描写
その実験も間に合うか間に合わないかっていうのがあって、もちろん実験は成功したんだけど、
実験としては成功、科学の科学技術としての実験としては成功けど、とてもとんでもないものを作ってしまった感っていうのが、
セリフでは全然ないのよ。全然そのなんかこんなものを作ってしまった的なものの説明とか全然ないんだけど、
すごく内面の描写、映像と音、特に音の使い方ですごく恐怖。
なんかすごいものを作ってしまった。成功なんだけど成功なのかっていう感じがすごい描き方がうまくて、
本当に実際にそれを使ってしまった。日本に使ってしまったっていう連絡が入った時にはやっぱり、
想像できるわけですよ。映像がなくても。 映像なくても全然あれはすごいインパクトはある。
個人的に直接的な映像表現でのインパクトよりも自分としては内面にズンときました。
私の好きなアルベルト・アインシュタインがちょいちょい出てきて嬉しかったりとか、
アインシュタインも自分の発明というか、総体制御も含めダイナメイトとかもありましたけど、自分の理論が
軍事利用されるっていうことに対してすごく懸念をしてた人で、何かの企画で
アインシュタインが誰かに往復書館で対談をしたいっていう時に、新入学者のフロイトを選んで、そこのテーマは
どうやったら戦争っていうものはなくなることができるだろうかっていうテーマを、アインシュタインがフロイトにぶつけるっていう
やり取りをしてて、だからすごくアインシュタインが出てくるのも視察的でしたし、
実際本当にああいうやり取りがあったかわからないけど、すごく個人的にはよかったですし、自分が科学とか物理学とか実は好きなんですよ。
その道には全然進まなかったんだけど、文系に進んだんだけど好きで、あと自分の誕生日が8月9日の長崎に原爆が落ちた日なんですよ。
だからもう昔から日本でね、日本人だったらその原爆の話とかはもう幼少から聞かされるじゃないですか。
加えて自分の誕生日でもあるので、生まれた日が過去に何万人も1日で亡くなった日みたいなのはね、ずっとこのことについて考えさせられる部分があって、
で、このオッペンハイマーが良いか悪いかとか、アメリカが良いか悪いかとかは全然思わなかった。
オッペンハイマーと時代背景と政治の絡み
これがアメリカが作らなくてもどこかまた作ってたかもしれないし、別にオッペンハイマーがいなかったら違う科学者が作ってただろうし、
時代としてやっぱりウランとか核融合みたいなのが発見されたっていうのはさ、やっぱり科学のね、そういうのが発見があるともう他の国にも伝わるわけで、
そういう時代背景とか政治の絡みとかってやっぱり教科書で学ぶ範囲ではわからないことだったので、
すごくその辺も、なるほどこういう感じなのかな。どこまでこれが事実に即しているというか、フィクションの部分もあるとは思うので、
どこまでかわからないけど、ただ一つのストーリー、視点としてとても面白かったですね。
メインの番組で喋ろうと思いつつここで結構喋っちゃった気がしますけど、とにかく良かったです。
ロバート・ダウギネギアも好きなんでね、すごく悪役としてとても最高でしたね。
あとまあつくづくフロレンスピューの声が好きなんだよね。声質とか好きだなフロレンスピュードストライクですね。
そんなことを思いながらオッペハイマー見ておきました。 個人的はむちゃくちゃ良かったけどなぁ。
なんかこの3PのPが、いくつか聞いたけど、そうかなぁみたいな。全然時系列もついていけないこともないし、
過去のギブモノってわかりやすいけどなぁとか思いながら、とにかく音が無いけど良かったかなぁ。
と思います。ということで、オッペハイマー良かったです。これは気分悪くなる人もいるのかなぁ?
いるっていう話でしたけど、別に戦争もの、ダンケルクのように直接ね、その戦争の様子を描いたっていうものではなかったです。
どちらかというと、オッペハイマーがこの原発開発前後を含め、政治的に巻き込まれ政治劇みたいな感じでしたね。
そういう話が好きだったら面白いかなと思います。クリストファー・ノーランファンであれば納得いく感じではないかなと思います。
ということで、ポトフでした。じゃあね!
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