2025-01-08 33:54

#22「生きる時計の針を選べる社会」(ナオライ株式会社 三宅 紘一郎②)

今回の語り手:ナオライ株式会社 代表 三宅 紘一郎

HP:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://naorai.co/⁠

Instagram:⁠https://www.instagram.com/naorai_jp/⁠


内容:株式会社らしくない株式会社/醸し出される自然なストーリー/創業150年で若手の酒蔵の世界/時をためて、社会と人を醸す/地域に対する想い/比べない世界/地域の良さを表現していく/時間をかけることの価値/さまざまな時間軸での人生/潤滑油としての酒屋/人類にとって酒が存在する意義/時計を掛け換える対話/時計の針を選べる社会


ようこそsocial hive WAITING CAFE 点描の弧へ。

ここは東京文京区本郷三丁目駅の裏にある、小野田総合法律事務所併設シェアオフィス『social hive HONGO』のメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。

毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かがふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。

まるで世界の見え方がほんのちょっと、変わってしまうような。

※番組へのお便りは、socialhivehongo@gmail.comまでお寄せください。


聴き手 : ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠岡田壮麻(スタートアップ支援家)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

常連 : 和賀未青(株式会社ニイラ代表)

HP:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://niila.info/index.html⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

制作 : 小野田峻(弁護士/小野田総合法律事務所)ほか 

小野田総合法律事務所 : 

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠HP:⁠⁠⁠⁠https://www.ot-lawoffice.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


X [Twitter] :⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ social hive HONGO(@socialhiveHONGO)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

*ご感想は 「#点描の弧」 でお願いします。

BGM:zippy(作曲家。X [Twitter]:zippy@zippy_zippy_)

ーーー

Welcome to social hive WAITING CAFE Tenbyo no Ko.

This is the WAITING CAFE where members of "social hive HONGO," a shared office attached to Onoda Law Office, located behind Hongo 3-chome Station in Tokyo's Bunkyo Ward, stop by.

Every week at this time at WAITING CAFE, one of our members stops by to share an interesting story.

It may be a story that will change the way you see the world just a little bit.

サマリー

ナオライ株式会社の三宅さんは、社名の由来である「ナオライ」について説明し、日本酒に込められた感謝の気持ちや、食や酒を通じた想像性の広がりについて語ります。また、広島の酒文化と地域への思いを強く持ち、地域の価値を見つける重要性を強調します。三宅紘一郎氏は、時間の価値と多様性に基づく社会の形成について語り、時間を貯めることで人と自然が調和した豊かな社会を築くことを目指しています。全国及び国際的な拠点の拡大を目指していることも伺えます。このエピソードでは、時空の変化や個々の時間の流れについて議論され、相談者とのコミュニケーションの重要性が強調されます。また、異なる時間軸を理解し、選択できる社会の必要性についても語られています。

00:07
ようこそ、socialhive WAITING CAFE 点描の弧~。
ここは東京文京区、HONGO3丁目駅の裏にある法律事務所併設シェアオフィス、socialhiveHONGOのメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。
毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かが、ふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。
まるで世界の見え方がほんのちょっと変わってしまうような、そんな話が聞こえてくるかもしれません。
socialhive WAITING CAFE 点描の弧~、新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常。
ナオライの由来
本日のご来店者は、前回に引き続きナオライ株式会社の三宅さんです。
三宅さん、ナオライ株式会社さんなんですけど、このナオライってあんまり聞いたことがない言葉だなと思うんですけど、社名の由来について聞いてもいいですか。
はい、私たち酒蔵再生、酒蔵の価値を未来に残したいという思いでスタートした会社なんですけど、ナオライ実はこれ、神事でお酒とかお米とかお野菜を神様に奉納して、
その奉納したお酒を下ろして、その神事に参加した人たちでそれを飲む、供物をいただく行為なんです。
これをナオライ、直角の直に面会するのが会うという字でナオライという言葉なんですけど、私は日本酒の中で一番好きな言葉で、なぜならナオライの現場で、
例えば私たちの本社の三門島という小さな離島で、神社の新南西とかでもナオライ行われるんですけど、決してそれが高い大吟醸であろうと安い普通酒であろうと、ナオライで飲む場合で飲むお酒って本当においしいなと思うんですね。
そういう価値のある日本酒の使われ方の究極がナオライにあるので、それを社名にちょっとおがましくもさせていただこうみたいな形で社名をナオライと名付けさせていただきまして、
後株にしてるのもちょっと実は意味がある。株式会社っぽくない株式会社にしたいみたいなところがあって、でナオライ株式会社とさせていただきました。
なるほど。後ろの方が株式会社っぽくないっていう。
これは僕の直感でしたけど。
確かにそうですね。
信じて神にことって書いて信じて。
そうですね。
法納とかお祭りの時に終わったお酒をみんなで飲むっていうのでナオライという。
これは結構島根の方とかは普通に飲み会っていう言葉がナオライだったりするので、昔からの日本語としてはこれからナオライするみたいな。
おしゃれ。
おしゃれですね。会社のメールで本日のナオライのお知らせ。
それいいかも。
いいかも。
いいですね。
なんか神聖な感じしますね。
そうですね。
ナオライのどういう雰囲気とかいいなっていうふうに感じてます。
感謝と想像性の広がり
そうですね。やっぱりさっきの話したところにもよるんですけど、結構職業界全体が工業的になりすぎてるというか大量生産大量消費安く企画通りみたいなところがある中で、なんて言いますか食をものとしてというか機能として買って飲んで食べてみたいな感じになっちゃってるところがある中で、ナオライのお酒ってありがたいんですよね。
先ほどレモン畑を深掘りしていてありがたかったんですけど、生産者とか米ができる土壌まで想像していただくみたいな場にもなり得るなと思う。
結局そこには感謝というものがあるから、そういう想像性を広げるような飲み方の究極がナオライなんじゃないかなとは思いますね。
想像性を広げる食。
ここまでよくぞ来てくれたこのお酒、どこから来たんだろうみたいなそういうところをかつ集まった人で分かっちゃうみたいなそういう場ですよね。
それが感謝につながるって感じなんですね。
そうだと思いますね。
感謝とか何かあと祈りとかですかね。
祈り。
やっぱり結局自然が相手というか自然がないとできないものので、お酒も米もお野菜もですね。
そういうのはおそらく私たちの時代より前の時代の方は意識してたんだなっていうのは、例えば神社の神事一つとっても感じるなというのは思いますね。
なるほど。
その場にある食とかお酒っていうのが機能じゃない扱われ方にもなるわけですよね。
そうだと思います。
感謝をするなんかこう手段というか、ものになる。
そうですね。祈りといえば若さんですけど。
祈りといえば若さん。
私がお話しさせてもらった時に相談者さんに対して最後もう祈るしかないって思うんですって言ったら、えーってなって。
それどういうことですかって言われたから、結局全部何かできるわけじゃないし、それ私も農業がすごく近いと思うんですけど、
天候とか時々にすごく影響を受けるし、人もそうだと思うんで、そうすると相談を受けて必ずしもそれが全部響くわけでもないし、
何か残ったらいいなっていうような祈りと、あと良くなってほしいなとか幸せになってほしいなみたいな、もうそういう何て言うんでしょうか、もう自分ができないけれど祈っておくみたいな、そういう話をしたんですよね。
だからさっきの直来のあり方とすごくいいなと思って。
そう願われた方もやっぱり、ああ願われてると思ったらちょっと日々の行動というか習慣が変わっていきますから、
そういうのがずっと出てくるものも結果とかも変わってくるかもしれないなと今お話ししながら思いましたし、
はい、直来も同じかもしれないですね。
お話し聞く感じだと直来の場だとそれが人工的な感謝とかストーリーじゃなくて、かもしっていう言葉に通ずるような自然とそういうストーリーに目が向くというか、
そういうかもされてる場所みたいな感じになってくんじゃないかなっていうのもすごく感じました。
そこも直来を創業後の話なんですけど、バリ島のウブドウというところにソーシャルハイブの仲間と一回行かしてもらって、
そこのバリのアースカンパニーさんと会社を訪ねる旅だったんですけど、そこでバリでバリ人が、バリ人数の方々はトリヒタカナラと言って、
人の調和と自然の調和と神の調和、人との調和、自然との調和、神との調和、これができた人が幸せであるっていうのがもう集落全体で伝わってたんですよ。
これを当時の直来の仲間とも一緒に言ったんですけど、これだよねみたいなことを言って、
そういう人だけじゃなく自然、神という見えない何かみたいな、そういうところも含めた調和みたいなところっていうのが、これがかもすかもしれないみたいなことがありましたね。
また新しい神様っていうのが続いてましたけど。
そうですね、さっきも言いたかったんですけど、いきなり神様って言ったらあれかなと思ったんですけど。
確かにパンチ力が高すぎる。
神様って言ったらあれですけど、例えばでも先代だとか未来の人だとか、見えない命みたいなところへの誘導とかそういうところも含めるかもしれないなと思いますよね。
今まで人という部分と自然という部分がありましたけど、人の見えない部分、それが過去未来みたいなところも含めてって言ってます。
ちょっとその辺もう少しお伺いしてもいいですかね。
そうですね、やっぱり結構僕たち日本酒業界をテーマにしてますので、良いところは当たり前のように2000年分くらいの歴史で考えられるんですよ。
さっきの昭和時代の酒造り、江戸時代の酒造り、奈良時代の酒造りみたいなところが下っておけますので。
だと結構酒蔵ってですね、日本って世界で一番100年企業が多い国なんですけど、その中でも酒蔵はもう軍を抜いて、なんか創業150年です、まだまだ若いんですみたいな人がもう多数いるわけですよ。
そういう中でいますので、時空を超えた価値とか、そういうのは感じやすい環境で生かさせてもらってるかなって思いますよね。
確かに、その時間軸だとやっぱり人知を超えた何かがあるような。
感じざるを得ないって感じですよね。
またそういう、あと多分稲作とかも未来の子供たちの世代のためにこの土地を良くしていこうとか、あとは僕ら全然関係してないですけど林業やってる方とかも、吉野薄木の方とかも、この一本の植樹は実は300年後のタイプであるみたいな。
経済合理性とかも、そういう、坂倉も結局木造なのでそういう林業とのつながりもあるんですけど、そういう時空を超えた価値で仕事してる人が多い業界に身を受けてるっていうのが、なおらいの一つの特徴かなと思いますね。
確かに。そういう感覚をある業界なんだと今初めて知りましたっていうところ。
でもそこが結構見えざる価値というか、結構今儲かるのとか、今お金になるのこれみたいな、そういうところが良しとされる中で、これはもう300年後お金になるんですみたいな、おーってなる中の頭の切り替えっていうのはいい面が自分たちに出てるかもしれない。影響させてもらってるかもしれない。
人、神、自然ってなると、そこの中に地域みたいな流れもすごくあるような感じがしていて、広島でしたよね。広島でやっていくっていうところの思いとか、そのあたり何かありますか。
広島の酒文化
広島は、私が生まれが広島県の呉市というところなので、すごく思い入れがあるエリアなんですけど、宮島があったり辺野公園があったりしますし、特徴なのが瀬戸内の大自然とか、あとは里山もあってですね。日本の祝津みたいなエリアでもすごく好きなエリアなんですけど。
その中の酒蔵もですね、日本三大酒所の一つと言われてまして、兵庫県の名田、京都の富士見、広島の西条というのは、昔から日本でも3つの三大酒所と言われてたところでして、八甲文化の技術紹介とか、東寺山の育成とか、そこすごく熱心なエリアだったので、そこに私の家族とか親族もですね。
そこで酒を作り始めたみたいなところがあったので、そうですね、広島生まれたから名古屋にも至ったかもしれないなというふうに思いますし、広島発で城中という新しい提案をできてるのは、すごく誇りに持ってるこの一つですね。
じゃあやっぱその地域に対する思いも結構強い。
めちゃめちゃ強いです。坂倉、三宅島と神瀬高原というところに2拠点構えてるんですけど、本当全く三宅島と神瀬高原も魅力が違うんですけど、そこにどれだけ深くインパクトが出せる事業になるかとか、そこでしか出せない価値を磨き込めるかというところにすごく思いを持ってやってます。
すごい思いが伝わってきますね。
例えばこれ今東京の中心の丸の地線の本郷という本郷山頂目という駅で撮ってる。これなんか僕らが小学校時代だったら東京のラジオがみたいな、僕らは広島で田舎でみたいになっちゃいがちなんですけど、それも結構なんて言いますか、これからの時代は東京でやってるんですね。
でも広島は僕らもこういうことやってますみたいな、そういう地域の在り方にしたくて、これもさっきの市場と結局似ちゃうんですけど、都市のために都市のためにとかではなくて、それぞれの地域が誇りを持って、我が町にはこれがあるよ、本当に比べない世界みたいなところって、我がさんも話されてると思うんですけど、地域一つとってもすごく大事だと思いまして。
で、結構でも本当にリアルに私たちあるのが、いろんな拠点構えるために地方めちゃめちゃ回るんですけど、だいたい言われるのが、わしんとこに何があるみたいな、何もないよみたいなことは結構聞く言葉なんだ。めちゃめちゃあるじゃないですか、このレモンここでしか作れませんがみたいな、そういうところは地域に対して大事にしたいというか、僕らがそれを気爆剤じゃない、気づくようなきっかけを作りたいなみたいな。
そうか。各地域でその地方の良さっていうところがいらっしゃる方にも気づけてないみたいなところも気爆剤みたいな。
そうですね。それがやっぱり都市とか、やっぱり人口がこれだけ流出してるのも結局都市がすごいっていう何か一般の考えがあるからなので、そういうところもこれからの地域の在り方っていうところでは見直したいというか表現したいというか、実際できてますよと。
うんうん。 で、三角島でも神石高原でもこれだけおかかちの高いもの作れて、うちにその都市に頼らずともこういうふうにできてるんですよみたいなことを示す会社でありたいなと思ってます。
そう。 はい。
ソーシャルハイブ、ウェイティングカフェ、天秤の子、新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常。
うちにその都市に頼らずともこういうふうにできてるんですよみたいなことを示す会社でありたいなと思ってます。
はい。
それがその人、神、自然、地域みたいなのがつながってビジョンに行くっていうところなんですけど。
そうですね。
はい。
なおらいさんのその会社のビジョンって今どういうものを持ちながら。
そうですね。私たちはこういう経緯で2015年創業してからだいたい2年後ぐらいにバリに行ったりウブドウに行ったりしてたり
行き着いた言葉として時を貯めて人と社会を醸すという言葉に今ビジョンをまとめてます。
これどういう意味かというと時を貯めてっていうのは私は人生フルスという映画からこの言葉は拝借させていただいてるんですけども
時間をじっくりかけてその人と社会が醸される人と自然が調和したような世の中を作りたいということで
時を貯めて人と社会を醸すって言葉にまとめさせていただいてその後それに続いてビジョンメッセージを書かせていただいたというのが経緯です。
時間をかけていうのが時を貯めてっていうのと。
そうですね。
調和させるってところが人と社会を醸すっていうところですね。
そうですね。
そのやっぱり時空を超えた価値を重んじるとかですね。
そういうところやっぱり時を貯めるとか熟成の世界もですしなんですけど
時間をかけることに対する意味とかそういうのも表現できたらなと思ってこのビジョンにしました。
多様な社会の形成
時間をかけるって本当にソーシャルハイブの方だなっていう感じがすごいするんですけど。
ソーシャルハイブ首相の三宅です。
社名が一気に変更しましたね。
時間をかけるってお母さんどう思います?
そうですね。それは本当に共感ですよね。
共感。
共感。私がやっている仕事も答えはないし出ないし
そういうことを求めることが全く意識しないですよね。逆に言うとね。
今にフォーカスしてるんだけど過去とか未来には関連していて
結果は生きていく中での変化でしかないみたいな。
長い軸と短い軸とって言うと両方必要な気もするし
でも時間を貯めていくっていうのはすごくいい表現ですね。
いっぱい今日はいい言葉がシャワーのように浴びてとっても気持ちがいいんですけど
時間をかけることへの価値は確かに少し軽視されてる感じがしますね。
介護の現場とか保育の現場とか障害とか病気とか時間で解決もできなかったりもするけど
でも変わったりもするし光があるんだけどさっきの地域の話じゃないけど
何もないって感じる人もいるし。でもその人にしかないものとかその場所にしかないものっていうのはたくさんあって
私は逆に東京にずっと住んでるので、むしろその出かけて行った先にあるその価値っていうのは
方言一つにしてもそうだし、方言と建物とか空気とか食べ物とかもすごく関連してるような気がしてて
そこにしかないものってたくさんあるんだよなーって感じますけどね。
私は逆に東京で標準語でいわゆる待つこともなく電車がバンバン来て
それこそ時空を変えた時、例えば広島にこの間もちょっとお友達がいるんで来ましたけど
時間を調べてからじゃないと電車とかは動けないし、それは別に否定的な意味ではなくて
そうやって生きていく生き方もあるのに、なんか標準がたくさん電車があることがいいことだっていう風になっているのも違うんじゃないかなーって。
すごい今、私もまさに言語化していただいたみたいな感覚で、イメージはなんか時計がいっぱいあるみたいなイメージなんですよね。
東京のようにぐるぐるぐるぐる早く回ってる時計もあるし、三角島という私たちももうゆっくり時計が回ってますし
例えばさっき介護とか保育っていう言葉で子どもの時間ってもあるじゃないですか。
いろんな時間の時計が、の速さの時計が世の中にはもう5万とあるなと思っているんですけど
さっき保育っていうキーワードも出たじゃないですか。
例えば子どもの時間の回り方みたいなのもあるなと思う。
ある岡山の教育に関わる方を見学させていただいたときにすごいなと思ったのが、その教育現場では子どもに対してお父さんが先生とかが
早くしなさいとか汚いとかやめなさいって絶対言っちゃいけないキンクみたいな感じで
そうしたら子どもの自主性が失われて早くしないといけないようになっちゃうんだけど
それはキンクで、でも確かに都会で生きてると早くしなさいみたいな遅れるからみたいになっちゃうけど
でも子どもの時間としては何に急んでるのみたいな。でもやっぱり大人がいればなるほどお金を稼いで仕事行かないといけないと
そういう中で早く行けないといけないみたいな感じになっていることがあって
これ発酵の世界でも一緒で、米とか菌とか微生物からしたらこれぐらいの速度で発酵したら一番いい感じにお酒かもされるんだけど
人が早く売らないといけないから早く発酵しなさいで発酵時間を短くするみたいなということも
でもそれでもそこには究極の美味しさってなかったりするみたいなことがあるんですけど
だから本当にソーシャルハイブの良さでもあると思うんですけど、いろいろな速度感、時計の速さで生きていると
普通だったら経済合理性の一番合う時計の速さで生きてる人を優先してしまう社会なんだけど
それだけじゃないよみたいなことを当たり前に言えるコミュニティがやっぱりここのソーシャルハイブにはあるし
そういう社会を僕らも見つけていきたい、ということを言いながら
ただ速い時計の中で生きないと生き残れないっていう苦しさもあって
それを一つの答えが常駐という生産をすると
速い時計の中でも生きれるしゆっくりの時計の中でも生きれるみたいな商品にしていきたいなと思っています
このジレンマも皆さん結構おっしゃるところだと思うんですけど
ジレンマだらけですね、僕らも本当ジレンマだらけですよ
そことはどういうふうに向き合われていますか
そここそスタートアップのあるべきことだと思ってまして
本当にそれをびっくりするような方法、技術、知恵とかで乗り越えていくしかないんじゃないかなとちょっと私は思っていて
それがスタートアップたるゆえんだなのかもしれないという思いを持っています
そこは結構厳しい社会で自分らがありたい社会を作るのってこんなに苦労しないといけないのみたいな思いは思いながら日々生きています
そこを苦労と向き合いつつ日々頑張っていく
でも睡眠はちゃんととりながら
そこもちゃんとサステナブルに
この授業の最終的な未来のイメージとかって浮かぶものありますか
そうですね常駐
まずは拠点このモデルをその47都府県に一つ名古屋の常駐所があって
例えば北海道だったら北海道の日本史と常駐作れてます
九州だったら熊本の坂倉さんと熊本常駐所作ってますみたいなことを47都府県に作りたいというのと
あとは世界にもですねこの米があれば酒できて酒ができたら常駐ができますので
新しい日常の実現
アメリカとかフランスとかイギリスとかアジアの各地とかアフリカとか
そういうところに何か八拠点に作ってみたいみたいな目標はあるんで
でも何でそれ増やさないといけないのかという先にやっぱり目指したい未来があると思うんですけど
こういうその人と自然が調和しながら発光2Hを使いながら
かつその付加価値の高い商品ができるみたいな世の中の新しい在り方を示していきたい
新しい人の生き方を示していきたいという思いが広げたいという思いにつながって
このラジオの冒頭のめっちゃ好きなんですよワンフレーズ
新しい当たり前を作る実践者たちの日常
いいなと思ってこのポッドキャストを聞いてるんですけど
まさに新しい日常を生み出すような拠点を各地に作っていく
それがイコール坂倉の未来であるみたいになればいいなと思って
モデルを増やしていきたいなと思ってます
それは新しい日常というのがいろんな時計がある状態で
その時計の中では誰も搾取されないみたいな時計を増やしていく事業なんですね
そうですね
私聞いてると新しい世界線というかパラレルワールドみたいなのがどんどん増えていくみたいなイメージをして
それがまたいろんな方がそれも作っていいしどこにいてもいいよみたいな感覚というか
そうですねまさにどういう社会かというと
本当に究極のうまい酒作りうまい農業っていうのをほんとゆっくりした時計
時間をじっくりかけて作るものであれば
でもただこれだけだったら今の競争社会というか消失社会
早い社会では生きていけない
でもこの早い社会もすごく重要
この人たちがみんな農業やると無理だし
何だかというとお互いが尊重し合いながら得意なところを生かし合いながら
かつ自然も守られていくみたいな
そういうあり方を表現していきたいというのが思いとしてあります
なるほど
メタでさらに見ると時計の中でも早く回る歯車と遅く回る歯車あると思うんですか
ありますあります
それも込みで全体的に時計がちゃんと回ってるみたいな
そうですねはい
みんな心地よく回ってるような状態が目指したいなと思いますね
それが若干今までの話題ってちょっと苦労しながら生産者は生産してるし
消費者的な人はせっかく働いてしまってるみたいなところがあるけど
なんかそれをもうちょっと滑らかにしていきたいみたいな思いで酒造りをしてるかもしれませんね
なるほど
ある種なんか潤滑油というか潤滑剤みたいなのもあるんですかね
そうですねそれは思います酒屋としてのあるべき姿はそういうとこなのかなと思います
酒屋の方で潤滑油であるっていう話を初めて聞いたかもしれない
極論的な話になっちゃうんですけど
なんでこの世にはアルコールとかお酒が存在しないといけないのかなとか考えるんですよ
よくノンアルコールになってアルコールは世の中が消えるかもしれませんっていうのを思いながらやるんですけど
でもとはいえ人類はもう何千年もお酒を必要としてそれは何でなんだろうなみたいなところがある中で
僕の中の今の答えは分かりやすく茶能と宇野で例えると若干なんか今のような茶能がちょっと有利というか
計画的にきっちり論理的にですけど宇野の感覚的な社会がある中でちょっと茶能の機能を下げるじゃないですけど
すごく調和していくみたいな中にする一つの潤滑油として酒が機能するのがいいんじゃないかなみたいなところが
僕の中で今酒を作る酒を世に生み出すモチベーションの一つですかね
どちらが良いとか悪いとかそういう話ではなくて何かそれを調和させていくみたいなところにすごく価値を置かれている感じがすごいします
そうですねはいまずルイコールその結果とかお金とかその分かりやすさみたいなところが優先されてますけど
そうじゃない何か優先順位が凝り固まっているところをちょっと潤していくみたいなイメージで
僕らの城中が真ん中に置かれていればいいんじゃないかなとは思っています
時間の感覚と相談の重要性
じゃあ本日の話で時間軸みたいな話が結構ありましたけど
麻生さんその辺どう感じました
そうですね私その自分で起業し始めて最近意図しているんですけど
その相談を受ける時に時空をちょっと変えてお話を聞くっていうのは意識してて
時空を変える
ちょっと変な表現なんですけど
でも三宅さんがおっしゃった時計がいっぱいある中でセカセカしてる時間とそうじゃない時間と
人間の1日の中に1人の人の中にはいろんなタイムがあると思うんですね
私も時にはものすごくメール返信をすごく早くして驚かれたりする瞬間もあるし
特にメッセージ早いよねみたいな
だけどやれない時は何もやらないし
意図的にメールを早く出さない場合もあったりもそれはその間合いだったり時間軸だったりそれぞれだし
特に意識しているのが相談の場面の中でやっぱりセカセカ生きてたり
特に経営者の方とかサラリーマンの方だと比較的すごくセカセカな時間軸をまとって
それこそかもして現れる方が結構多いんですよね相談場面において
そうした時にその軸を変えないと結構相談場面でお話が本当の思いみたいなことが出てこないんですよね
なのでそこはすごく時計を置き換えるっていうかね
私と相談者さんの間に今ある空間においてはこの時計を置いて新しい時計を置くみたいな感じは確かに意識しているかなと思って
今聞いてましただから時計をかけ替える時間って時々必要なんじゃないかなとか
今日の三宅さんが時計を新しく作る方でいて時計をかけ替えるのが和賀さんのお仕事
と感じてくれたらいいかなと思うし別にそれを感じてくれなくても私はその相談者さんがそういう日常のセカセカした
例えば結果を出さなきゃいけないとか成果を出さなきゃいけないとか求められていることが多い人であればあるほど
そこを意識しないとそのペースにお互い飲まれちゃうな気がしてて
二人とも意図せずそこに
セカセカ
時計に乗っちゃう
そうそうそう
私リアルには見たことないんですけどインドの大観覧車ってものすごくスピード速いらしいんですよ
見てるだけでも怖いけどだからやっぱり観覧車一つ撮っても日本の観覧車のスピードと違うんだなっていう
何度も見ちゃうんですけどそのインスタで見つけて怖すぎる怖すぎると思いながら見ちゃうんだけど
やっぱりそういう時間とか速さとか見え方なのかもしれないなって思って
そうですね
思いました
選択肢の増加と社会の変化
あとはその遅い観覧車も知っとくと観覧車が嫌いじゃなくなるとか
そうそうそうそう
やっぱそれ大事だなと思いました色んな時計を知っとくって
だから速い観覧車これは振り落とされるんじゃないかっていう
でもそれは世界の世間のビジネスっていうか経済論理にも乗らなくてはあるときはいけないし
私もすごくそこが難しいと思って日々やってますし
なんか乗ることが別に悪いことでもないし悪いことでもないですけどそれを意識して
選べるような
社会って言ったかなって思いました
あと知ってるか知らないかもあるのかな
そういう選択肢がいっぱい増えたらになって改めて思いましたね
思いました
本日のカフェの営業はここまでになります
今回カフェに立ち寄ってくれたのは直井株式会社の三宅さんでした
事業内容について興味のある方はぜひ概要欄からご確認ください
概要欄からはソーシャルハイブ本部を運営している小野田総合法律事務所のホームページもご覧いただくことができます
また番組のお気に入り登録やフォロー、SNSのアカウントのフォローもお願いいたします
そして番組ではお便りを募集しています
概要欄のお便りフォームから感想やご質問をお寄せください
明日はどんな自分をデザインしますか
それではまたのご来店お待ちしています
ソーシャルハイブウェイティングカフェ天秒の子
新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常
33:54

コメント

スクロール