【10月8日】ブラジル大統領選、右派リードも決選投票へ。南米にブルータイドの流れ
2026-10-08 05:41

【10月8日】ブラジル大統領選、右派リードも決選投票へ。南米にブルータイドの流れ

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

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▼参考ニュース:ブラジル大統領選挙 10月25日に決選投票へ(NHK) https://news.web.nhk/newsweb/na/nd-20261005de54416ブラジル大統領選、決選投票へ 右派のフラヴィオ・ボルソナロ氏が第1回投票で勝利(BBCニュース) https://www.bbc.com/japanese/articles/cwzrdm1x8ggxo

In a Major Boost for the Right, Another Bolsonaro Nears Brazil’s Presidency(NYT)

https://www.nytimes.com/2026/10/05/world/americas/bolsanaro-lula-brazil-presidency-trump.html

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サマリー

ブラジル大統領選の第1回投票で、フラビオ・ボルソナロ氏が約47%を得票し、約45%の現職ルーラ大統領を上回った。ただし過半数には届かず、10月25日に決選投票が行われる。フラビオ氏は治安対策や減税を掲げ、父ジャイル・ボルソナロ前大統領への恩赦も公約している一方、ルーラ氏は貧困層支援で支持を得てきたものの、経済難と治安悪化への不満に直面した。南米では、インフレや治安問題を背景に現政権への反発が繰り返され、右派の波「ブルータイド」が広がっている。フラビオ氏が勝利すれば、政治・安全保障では米国に接近しつつ、最大の貿易相手国である中国との経済関係を維持するというブラジル特有の外交的ジレンマを抱えることになる。

ブラジル大統領選、第1回投票の結果
おはようございます。2026年10月8日木曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーの荒井梨奈です。
この番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。 朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
さて今週のニュースコネクトでは、月曜日にスペイン、火曜日にロシア、続いて中東と世界を巡ってきましたが、今日はそれに続いて南米に目を向けたいと思います。
10月4日日曜日、南米ブラジルでは大統領選が行われました。 現職のサハ政権に対し、大統領選初出馬のウハ候補という構図でしたが、事前の予想を覆す結果となりました。
今日はこの選挙結果に加えて、南米で進むブルータイドという潮流、そしてブラジルが抱えるジレンマについても取り上げていきたいと思います。
週末、ブラジルでは大統領選挙の第1回投票が行われました。
結果、ウハのフラビオ・ボルソナロ議員が得票率約47%を獲得、現職のサハ・ルーラ大統領の約45%を上回り、首位に立ちました。
事前の世論調査でも接戦は見込まれていたものの、現職ルーラ大統領がわずかにリードしていましたが、約2ポイント差でウハが逆転した形です。
しかし、どちらも当選に必要な過半数を得られなかったため、今後はこの上位2名による決戦投票が今月25日に行われることとなります。
今回、首位に立ったフラビオ・ボルソナロ氏ですが、4年前まで大統領を務め、ブラジルのトランプとも呼ばれたジャイル・ボルソナロ前大統領の長男です。
父親の前大統領は、2022年の選挙でルーラ氏に敗れた後、クーデターを食わ立てた罪などで、現在、均衡27年の実刑判決を受けています。
フラビオ氏は、当選すれば父親などに恩謝を与えるなどと公約し、強固な治安対策や減税を掲げています。
南米の右派の波と米国との連携
一方、現職ルーラ大統領は、貧困層への手厚い支援などで長年支持を集めてきましたが、長引く経済難や治安の悪化により、有権者の不満を抑えきれなかったとみられています。
ここで、南米全体に目を向けてみます。
今、南アメリカでは、ブルータイドと呼ばれる右派の波が訪れています。
近年、ドミドダウシュのように右派政権が誕生。アルゼンチン、コロンビア、チリをはじめ、ペルー、オリビア、コスタリカなどでも右派系指導者が躍進しています。
南米では、2000年代以降、左派と右派の揺り戻しを繰り返していますが、ニューヨーク・タイムズなどの分析によりますと、そのサイクルが速くなっているとの見方もあるようです。
ただ、ここで指摘されるのは、有権者が純粋に右か左かというイデオロギーで選んでいるだけではなく、終わらないインフレや治安アコなどを背景に、現政権がダメなら逆を試すという現職に対する反発が繰り返されているという点です。
また他にも、南米の受け入れ家を後押ししているのが、アメリカのトランプ政権の存在です。
南米はアメリカの裏庭とも呼ばれ、現在トランプ政権は、麻薬カルテル対策などで、新米右派政権との連携を深めています。
仮に今回フラビオ氏が大統領となれば、アメリカ主導で今年発足した安全保障同盟、米州対カルテル同盟、米州の縦に加わると明言しています。
ブラジルの米中外交と決選投票
では仮に、もしブラジルで右派政権が再び誕生したら、世界にどのような影響を与えるのでしょうか。
ここで気になるのはブラジルならではのジレンマです。
ブラジルはグローバルサウスの代表国の一つとして、ルーラ原政権はこれまで多極的な外交を展開してきました。
が仮にフラビオ氏が勝てば、今後政治安全保障面では新米路線となり、トランプ政権に急接近することになります。
一方経済面を見ますと、ブラジルの最大の貿易相手国はアメリカではなく中国です。
大豆や牛肉、鉄鉱石など幅広い分野で関係が深く、この対中関係を断ち切ることは、特に農業ロビー団体からの反発などが起こる懸念もあります。
そのためフラビオ氏も中国との関係については、現実的プラグマティックな関係を維持するという方針を示しています。
政治的にはアメリカと、そして経済的には中国と、まさにグローバルサウス的な外交戦略ではありますが、
ブラジルは次の4年を誰に託すのか、これは南米における米中の派遣争いも左右する選挙となりそうです。
ということで今日は、南米ブラジルで行われた大統領選挙を取り上げていきました。
さてこの決戦投票ですが、現地時間10月25日に行われます。
またこの週からですね、翌週に続いては世界では選挙ラッシュです。
10月27日にはイスラエルの総選挙、そして翌週11月3日はアメリカの中間選挙も控えています。
世界各地の選挙を通じてどのような民意が現れてくるのか注目したいと思います。
ニュースコネクトあなたと経済をつなぐ5分間お会いではあらゆるようでした。
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それでは良い一日をお過ごしください。
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