00:05
おはようございます。2月14日月曜日、ニュースコネクトパーソナリティの野村隆文です。
この番組では、1日1つ5分間で、世界のメガトレンドでわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間等にお聞きいただけると嬉しいです。
さて、おととい12日に、将棋の王将戦7番勝負第4局が行われまして、藤井壮太隆皇が渡辺昭を王将に勝利しまして、4勝0敗で王将のタイトルを奪取しました。
これもニュースでご覧になった方も多いと思うんですけど、とんでもないことが起きたというところでして、これで藤井さんは8つあるタイトルの5つを同時に保持することになりました。
これはですね、将棋界でこれまで3人しか達成していない記録でして、それをわずか19歳で達成しました。
今回ですね、敗れた渡辺さんも、実は現在名人のタイトルを持っている、押しも押されもせぬ現役最高峰の騎士です。
渡辺さんが対局直後にブログで感想を投稿していまして、そこで書かれていたのが、プロの騎士は対局後に感想戦という一局を振り返る場を設けるんですけど、その感想戦で藤井さんが示した読み筋に対してえぐいとコメントをしていたことです。
渡辺さんはタイトルを失って失意の底にいるはずなんですけど、ファンに対してブログで説明する姿勢は立派だなぁと思いますし、そんなですねトップ騎士を持ってしてえぐいと言わせるのはどれほどすごいのだろうと思いました。
将棋界のタイトルは全部で8つありまして、藤井さんには8つ全ての独占も期待されているんですけど、そのためにまずは現タイトル5つを防衛する必要がありまして、そうした過酷な戦いが今後続くことになります。
これから20歳を迎える藤井五官が一体どのような戦いを示していくのかすごく楽しみです。
さて今日はウクライナ情勢です。緊張が続くウクライナ情勢を巡って各国の動きが慌ただしくなってきました。
日本時間の昨日13日にはアメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領の電話会談が行われました。
この中でバイデン大統領はロシアがもしウクライナに侵攻すればアメリカは同盟諸国と連携して素早く厳しい代償をロシアに払わせることになると伝えました。
一方でアメリカは外交努力を続ける用意があるといったメッセージもロシア側に示しました。
これに対してロシア大統領府の報道官は会談の中でバイデン大統領から安全保障をめぐる見解について説明があったとした上で、
NATOのさらなる拡大などロシアにとって重要な要素は考慮されていないと不満を証明しました。
そしてロシアは両大統領が対話を続ける方針である一方、プーチン氏はバイデン氏の出方を慎重に吟味して近く対応を示すと明らかにしています。
この情勢をめぐっては日本が11日金曜日夜にウクライナ全土における危険情報を最も高いレベル4に引き上げまして、
03:01
滞在する日本人に直ちに国外に待機するよう呼びかけました。
その背景には、前日10日にロシアがウクライナと国境を隣接するベラルー氏と共に合同軍事演習を始めまして、事態が急速に悪化する可能性が高まっていることがあります。
また、おととい12日にはアメリカの国務省もウクライナの諸都キエフにある大使館のほとんどの職員に対して国外退避を命じたことをホームページ上で明らかにしました。
また、全てのアメリカ人に対してウクライナからの退避や渡航の中止を求めています。
同日12日にはアメリカ国防総省のオースティン長官がウクライナに駐在するアメリカの州兵160人に対してウクライナから出国させたことを明らかにしました。
この一連のアメリカの対応については、もし仮にアメリカ国民がウクライナに残ったまま紛争が発生した場合、米軍が現地に介入する必然性が出てきます。
そのため、事前に退避させることでアメリカ軍の介入の可能性が減るというロシアを説得する外交メッセージでもあるという分析があります。
一方でロシアもアメリカやイギリスがウクライナに対する軍事的な支援を行うなど、ロシアに対して挑発的な行動をとっていることを理由として、ウクライナからロシアの大使館職員の国外退避を決めたと発表しました。
今後の見通しですが、金曜日にはアメリカのサリバン大統領補佐官が記者団に対して、プーチン大統領による決断でウクライナへの侵攻がいつ始まってもおかしくない、それは北京オリンピックの期間中もあり得るといった見解を示しました。
実際見ていくと、先ほど述べたロシアとベラルーシの共同演習であるとか、あとはですね、ウクライナ東部にドネツク人民共和国という新ロシア派勢力があるのですが、その指導者がもし戦争が始まればロシアに支援を要請する必要が出てくるとロイターの取材に対して述べました。
つまりですね、いろいろな状況証拠からロシアが侵攻に踏み切るといった可能性が高まっています。
一方で、当のロシアは12日に外務省の公式ツイッターでホワイトハウスのヒステリーはかつてないほど顕著になっているとして、アメリカが繰り返し指摘しているウクライナ侵攻の可能性を否定しました。
ということで、元々はNATOの勢力権を広げられたくないロシア側がNATO加盟の姿勢を見せているウクライナに対して侵攻するのではないかといったところから始まった今回の緊張なんですが、非常に余談を許さない状況が続いています。
先週のこのポッドキャストでも取り上げたばかりなんですけど、もし仮に紛争が発生した場合、エネルギー面などで日本に与える経済的な影響が大きいため、何とか直前で回避されることを願ってやみません。
ニュースコネクト、お相手は野村貴文でした。
もしこの番組が気に入っていただけましたら是非フォローいただけると嬉しいです。
それでは良い一日をお過ごしください。