【9月14日】 アンソロピックの研究者、リスクを軽視したAI開発に抗議し退職
2026-09-14 06:21

【9月14日】 アンソロピックの研究者、リスクを軽視したAI開発に抗議し退職

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかるニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

▼出演 佐々木真奈美(経済キャスター・スピークプラス代表) 

https://x.com/manamisasaki

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https://speakplus-lesson.com/

▼支援プログラム「Chronicleサポーター」については、こちらをご参照ください。

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▼参考ニュース

https://forbesjapan.com/articles/detail/104589

https://jp.reuters.com/jp/economy/XSHGLRJG5BOARG6RRLFPVV3NMI-2026-09-10/

https://www.nytimes.com/2026/09/13/us/politics/ai-catastrophe-fears-washington.html

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-09-11/TL6CRZKJH6V600#gsc.tab=


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サマリー

アンソロピックの研究者ジェイコブ・コクソン氏が、AI開発競争が人類滅亡を招く可能性があると警告し辞任しました。これに対し、アンソロピックの幹部も10年以内に人類が滅亡する確率が10%を超えると語るなど、AIアライメントの重要性と制御の難しさが浮き彫りになっています。政治的にも「AIキルスイッチ法案」が議論される一方で、トランプ前大統領は中国との開発競争を優先するなど、AIの安全性と倫理を巡る議論が深まっています。

オープニングとAI活用による女性のエンパワーメント
おはようございます。 2026年9月14日月曜日、ニュースコネクトあなたと経済をつなぐ5分間 経済キャスターの佐々木まなみです。
この番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。 朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
私はこの週末、AIで仕事も暮らしもアップデートする体験型AIフェスティバル ウーマンAIアップデートというイベントに行ってきました。
会場では女性がAIを使って日々の仕事や暮らしをいかに効率化させるかという実践的なテーマから、
そこで生み出した余裕を自分自身をアップデートする時間や 少しでも家族などと過ごす時間にどうつなげていくかといった話まで
非常に前向きで熱気のある議論がたくさん交わされていました。
ちなみに今年の男女共同参画白書でも、男性と比べて女性の方が家事、育児などが忙しくて時間がないことが理由で、
新しい学びやリスキリングができていないと悩んでいる実態が浮き彫りになっていましたが、
今回イベントに参加してみて、AIの活用がこうした時間不足を解消して、
女性がスキルのアップデートに使えるための時間を確保するという意味でも、
強力な解決策の一つになることは間違いないと実感しました。
ただ一方で、そもそもなぜ女性ばかりが必死に時間を年出して家事や育児に追われなくてはいけないのか、
この根本的な男女の不公平さについては、便利なAIに丸投げするのではなくて、
私たちが社会全体でこれからも考え続けなければならない重要なテーマだとも併せて感じました。
アンソロピック研究者の辞任とAI開発競争への警鐘
さて今日はまさにそのAIに関するニュース。
私たちの仕事や生活を劇的に便利にしてくれた希望のツール。
しかしその進化の先には、将来人類を滅亡させてしまうのではないかという
信じがたい懸念が今改めて浮上しています。
アンソロピックの研究者だったジェイコブ・コクソン氏が今月8日、辞任したことをXで明らかにしました。
コクソン氏はオープンAIとアンソロピックの双方でAIモデルの事前学習に関わってきた研究者ですが、
両者とも責任ある行動をとっていないと批判、
AI企業の間で加熱する開発競争が人類の滅亡を招く可能性があるなどと警告しました。
これを受け、アンソロピックの広報担当者は10日、サイバーセキュリティなどのテストを継続すると表明したほか、
ブルームバーグ通信は関係者の話として、
オープンAIのサム・アルトマンCEOが社内ミーティングで、
AIの開発ペースを減速させる可能性があると従業員に伝えたと報じました。
AIアライメントの重要性と現実的なリスク
ではそもそも、AIによる人類滅亡とはどういうことなのでしょうか。
ここで鍵になるのが、AIアライメントという言葉です。
これは、AIの目標と人間の価値観を一致させることを指します。
AIが自ら学習して、自らの行動を書き換えて賢くなる超知能の領域に達したときに、
もしそのAIの目標が人類の利益と少しでもずれていたらどうなるのか。
例えば、AIが地球の環境を最適化するという目標を持ったときに、
その障害となる人類を排除しようとするかもしれません。
そんなこと本当に起こるのかと思うかもしれませんが、
コクソン氏の告発に対してアンソロピックの現役の幹部たちが次々と賛同の声を上げています。
アンソロピックでAIアライメントのトップを務めるエヴァン・ヒューヴィンガー氏は、
同僚たちは本気でそう信じているし、
私個人としても今後10年以内に人類が滅亡する確率は10%を超えていると思うと明言しました。
また、役職が上になればなるほど事態を深刻に捉えていると語る別の社員もいます。
つまりこのリスクは極めて現実的で、
彼ら自身もどうやってAIを制御すればいいのか、まだ解決策を持っていないというのが実態なんです。
AIリスクの政治的側面と地政学的な懸念
そしてこれは政治問題にまで発展しています。
アメリカの議員からは、強力なAIを緊急時に停止できる仕組みを
法律、AIキルスイッチ法案で義務付けるべきだとの声も上がっています。
一方、アメリカのトランプ大統領は10日、この人類滅亡説を一周しました。
記者団に対して、AIによる人類滅亡など心配していない。
それよりも、AI開発競争で中国に負けることの方がよっぽど恐ろしいと断言。
現代、戦争にも利用されてしまっているAIは、知性学リスクすらもはらんでいるのです。
AI開発の倫理と未来への問いかけ
利益や国家の派遣を優先するあまり、安全性が後回しにされているのではないか。
AI開発者が、私たちが作っているものは本当にコントロール可能なのかという疑念を抱き始めてきました。
確かに、AIは私たちの生活を劇的に便利にしてくれましたが、
その裏側で、私たちは今、もしかしたら全貌がわからない未知の知能へと、
私たちの命すらも明け渡そうとしているのかもしれません。
ニュースコネクト、お相手は佐々木真奈美でした。
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それでは、良い1日をお過ごしください。
06:21

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