【6月18日】日銀、利上げ発表も「円安・株高」のねじれ現象。その背景は?
2026-06-18 05:33

【6月18日】日銀、利上げ発表も「円安・株高」のねじれ現象。その背景は?

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

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▼参考ニュース:

日銀 利上げに踏み切るも円安傾向続く 物価抑制で難しい対応も(NHK)

https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015151901000

Japan Raises Rates to 31-Year High to Ward Off War Inflation(NYT)

https://www.nytimes.com/2026/06/16/business/japan-interest-rates-war.html

株価 一時7万円を初めて突破 利上げ想定内との見方も後押しに(NHK)

https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015150931000

 

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サマリー

日銀は31年ぶりに政策金利を1%に引き上げましたが、市場では教科書通りの円高株安とは逆の「円安・株高」というねじれ現象が発生しました。この背景には、市場が既に利上げを織り込み済みであったことと、アメリカやヨーロッパとの金利差が依然として大きいことが挙げられます。利上げは住宅ローン負担増などの影響がある一方で、政府は家計負担軽減策を模索しており、今後の経済対策に注目が集まります。

オープニングと円安の個人的影響
おはようございます。
2026年6月18日木曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーのあらゆりなです。
この番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。
朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
さて、私は普段香港からリモートで日本に向けて仕事をしているんですが、やはり長らく円安の影響を受けております。
以前もですね、海外に住んでいるリスナーさんから給料がめべりしているというコメントをいただいたこともありましたが、
私も昔1ドル120円台だったところと比べると、今はザクッとですね、お給料が4分の1カットという感覚です。
これ実際に計算したらいけなかったなぁと後から思いましたが、リスナーの皆さんももしかしたら今後の資産形勢の影響ということで、
今週特に為替や株価をウォッチしていたという方もいらっしゃるかもしれません。
ということで今日はここから日銀の利上げ発表とその後の反応を取り上げます。
日銀の利上げ発表と市場のねじれ現象
日銀は今週金融政策決定会合を開催し、政策金利を0.75%から1%程度に引き上げると発表しました。
金利が1%台に乗るのは実に1995年以来、およそ31年ぶりの高水準です。
金利引き上げ後の市場の反応ですが、教科書通りであれば円高株安に動くところですが、現状は全く逆。
外国為替市場では円安傾向は止まらず、1ドル160円台で推移。
また日経平均株価も一時取引時間中の最高値を更新し、初の7万円台を突破しました。
今日はここから利上げ発表後の反応、ねじれ減少の背景を取り上げていきたいと思います。
円安・株高の背景にある二つの要因
早速、利上げでも円安株高の背景です。
ここでは大きく2つ。
1つ目は市場にとって今回の日銀の利上げは織り込み済みだったという点です。
市場が一番嫌うのはどうなるか分からないという不確実性。
そのため今回のように予想通りの発表により、これ以上の悪いサプライズはないという安心感が広がり、
例えば株が買われる容易になったと考えられます。
そして2つ目は未だ大きい世界との金利差です。
日本にとって1%は31年ぶりの高水準である一方で、
例えばアメリカの金利は長らく3.5から3.75%と末置き、
また先週ヨーロッパ中央銀行ECBは政策理事会において3年ぶりとなる利上げを発表したばかりです。
世界情勢を見ますと中東情勢の影響による減油高もあり、
世界的なインフレ懸念も背景に、各国が利下げに踏み切れない状況も続いています。
そこで、まだまだ日本とアメリカそしてヨーロッパなどとの金利差が縮まらないという見方も大きく、
投資家からすれば依然として金利の高いドルを持ち円を売るという判断になり、円安の状況が続いている、そうした背景が考えられます。
また株価について言いますと、例えばアメリカとイランドの銭湯集結に向けた覚書のニュース、
そして先週お伝えしましたスペースXの上場といったニュースもあり、半導体や電子部品関連名柄が急上昇しています。
日本の金融動向よりもこうしたグローバルな要素に大きく影響を受けている、こうした背景もありそうです。
生活への影響と政府の経済対策
さて、世界基準ではまだ低い日本の金利ですが、一方で私たちの生活への影響は様々です。
代表的な点で言えば住宅ローンの負担増、変動型の住宅ローンの金利が上がれば毎月の返済額が上がるという可能性、
また企業にとっても借入れコストが上がる、そうした負担につながる一方で、銀行の預金金利が上昇したり、個人年金の利回りが良くなるというポジティブな影響も考えられます。
そうした中、今後注目されるのは現在のカジト領になう高市政権がどう動くかです。
もともと高市政権は利上げに慎重な姿勢を示していました。
一方、長引く物価高や円高への歯止めをかけるため、日銀の利上げを容認せざるを得なかったという事情も見えてきます。
日銀が利上げを行い金融引き締めに動く一方、政権内では家計への負担軽減策として既にガソリン税の廃止、
そして今後も飲食料品の消費税減税といった議論を進める動きも見られます。
日銀の独立性を維持しつつも、政府が次にどんな経済対策を講じていくのか、市場も含めて注目されるところです。
まとめと関連情報
ということで、今日は日銀の利上げ、その後の反応に焦点を置いて取り上げました。
さて、この話題ですが、最近始まりましたニュースコネクトの有感版でも取り上げられています。
経済キャスターの佐々木さんが日銀ウォッチャーである専門家の方をゲストにお迎えし、日銀の政策発表の結果、そして発表の中に出てくるさまざまなキーワードについても解説されていらっしゃいます。
よかったら合わせて聞いてみてください。
ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、お相手はあらゆる名でした。
番組の感想はカタカナで、ハッシュタグニュースコネクトとつけてXQ Twitterに投稿ください。
もしこの番組が気に入っていただけましたら、ぜひフォローいただけると嬉しいです。
それでは良い1日をお過ごしください。
05:33

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