【10月29日】イスラエル総選挙、与野党ともに過半数割れか。連立交渉へ
2026-10-29 05:25

【10月29日】イスラエル総選挙、与野党ともに過半数割れか。連立交渉へ

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▼参考ニュース:

Israel Election Live Updates(NYT)https://www.nytimes.com/live/2026/10/27/world/israel-elections

Four Ways Israel’s Election Could End. Eventually(NYT)

https://www.nytimes.com/interactive/2026/10/25/world/middleeast/israel-election-results-netanyahu-eisenkot-government.html

イスラエル総選挙、出口調査では明確な勝者なし 与野党とも過半数達しない見通し(BBC)

https://www.bbc.com/japanese/articles/c60qk3j98p03o

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サマリー

2026年10月27日に行われたイスラエル総選挙では、出口調査の段階でネタニヤフ首相の与党陣営、野党陣営ともに約50議席となり、過半数の61議席に届かない見通しです。投票率は77.7%で、過去25年で最高となりました。最大の争点は、3年前のハマスによる奇襲攻撃の責任で、アイゼンコット氏はネタニヤフ政権の責任を追及する一方、自身もガザで家族を失った経験を持ちます。連立交渉では、躍進したアラブ系政党をどの陣営が組み込めるかが焦点となり、合意できなければ再選挙の可能性もあります。最終的な首相が決まるまで数週間から数か月かかる可能性があり、ヘルツォグ大統領の委任や、暫定政権下でのネタニヤフ氏の対イラン政策にも注目が集まっています。

イスラエル総選挙の結果と投票率
おはようございます。 2026年10月29日木曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーのあらいりなです。
この番組では、1日1つ5分間で、世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
さて、今日は、イスラエル総選挙を取り上げます。
現地時間27日火曜日に行われた総選挙。出口調査によりますと、両陣営とも過半数を獲得できない見通しで、書店は今後の連立交渉に移っています。
中央選挙管理委員会によりますと、投票率は77.7%。前回2022年の選挙を大きく上回り、過去25年で最高ということです。
イスラエルの国会は全部で120議席、過半数には61議席が必要となります。
ただ、この収録段階では、出口調査で現職ネタニアフ首相を率いる与党陣営、そして対する野党陣営ともに50議席前後と、傾向しています。
また、総投票数のおよそ10%に当たる不在票などの集計は、29日にかけても集計が続く見通しです。
ここから、なぜここまで傾向したのか、その理由となる今回の選挙の争点、そして今後の焦点となる連立政権の行方をまとめます。
最大の争点となったハマス攻撃の責任
今回最大の争点となったのは、3年前10月7日のハマスによる奇襲攻撃の責任です。
通算約19年もの間、政権を握ってきた右派のネタニアフ首相に対し、最大のライバルとなったのが、中東新党ヤシャルを率いるアイゼン・コット氏です。
アイゼン・コット氏は、もともとイスラエル軍の参謀総長を務めていた人物です。
10月7日の攻撃後、一度はネタニアフ氏の政治内閣に加わりましたが、方針の違いから離脱。
その後、新党を立ち上げ、ネタニアフ政権が10月7日の攻撃を防げなかった責任を取っていないと批判し、支持を集めてきました。
また、アイゼン・コット氏自身、この過去3年のガザデの戦闘で、実の息子をはじめ家族を亡くしています。
この数年で同じく、多くの家族や友人を失った有権者にとっても、彼の恐怖が深く響き、野党陣営が大きく票を伸ばす背景にもなっています。
一方、ネタニアフ首相は、10月7日の現休めのための独立委員会の設置などを拒否し、明確に責任を取らない姿勢を貫いています。
代わりに、これまでハマスや風刺派、レバノンやイランに対する攻撃を通じて、強いリーダーシップで国家を守ってきた、という戦果をアピールしてきました。
アラブ系勢力の躍進と連立交渉
では、今後の焦点となる連立政権の行方です。
実は、イスラエルでは、1948年の建国から一度も単独政党が過半数を獲得したことはなく、複数の政党から連立政権を作るのが常となっています。
今回もこの慣例通りとなる見込みですが、今回の選挙でポイントとなるのが、アラブ系勢力の躍進です。
イスラエルには主なアラブ系政党が2つありますが、これまでは全体120議席のうち10議席を占めていました。
しかし、今回は過去最大となる17から18議席、割合にして全体の15%を占める可能性が出ています。
ユダヤ人が7割以上占めるイスラエルでは、アラブ人は全体の2割と少数派です。
アラブ系政党は国内におけるアラブ系市民の権利向上などを求めています。
そのため、ウハのネタニアフ政権の陣営との連立は考えづらく、一方で中東のアイゼン・コット氏の陣営にとっても、アラブ系政党を連立政権に組み込むことには強い抵抗感があり、双方が手を組む可能性は低いとみら
れています。
そうなりますと、与党・野党陣営ともに過半数を集める難易度がさらに高くなり、結果として過去にも起こった再選挙に向かうシナリオも見えてきます。
実はイスラエルでは、過去にどの陣営も過半数を確保できなかった場合、再選挙を行ってきました。
2019年から22年にかけては連立交渉がまとまらず、5回も再選挙が繰り返された歴史もあります。
ヘルツォグ大統領と選挙後の焦点
今回も最終的な首相が決まるまでには、まだ数週間から数ヶ月間かかるとみられています。
ということで、今日はイスラエル総選挙を取り上げました。
さて、これから焦点となる連立交渉ですが、ここでキーマンとなるのは、イスラエルのヘルツオグ大統領です。
イスラエルの大統領は、いわゆる象徴的なポジションではありますが、選挙の直後には連立政権と錯覚をめぐって、委任状を与える権限を持っています。
連立交渉がどうなるのか、この際に注目されますが、同時にこの間のネタニアフ氏の動きも気になります。
次の首相が決まるまでは、通常、暫定政権として現政権が引き続き実権を握ることになります。
現在、この暫定期間中にネタニアフ氏がイランに対して新たに攻勢をかける可能性もささやかれており、選挙後のイスラエルに注目が集まっています。
ニュースコネクトあなたと経済をつなぐ5分間、お相手はアラーリナでした。
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それでは、良い1日をお過ごしください。
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