おはようございます。ニュースコネクトあなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーの野村貴文です。
今週から始まりましたニュースコネクトでは、平日毎朝5分間で、その日に知っておきたい世界のニュースを解説しています。
さて、そうした中で、おそらくもっとニュースを深く知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで土曜では、ゲストの方を一人お招きしまして、世界の今についてさらに詳しく深掘りしていきたいと思います。
記念すべき初回のゲストは、早谷大学ビジネススクール教授の入山昭恵さんです。
今日はよろしくお願いいたします。
どうもよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。野村さんよろしくお願いします。
以前、私は前職のニュースフィックスで立ち上げた番組、未来の古典を読み直すという読書に関する番組があって。
音声番組ね、やりましたね。
それも初回のゲストに入山先生にお越しいただきまして、大体私が困った時にお願いするのが先生です。
光栄です。
あの時もね、古典のビジネス書で何を読むって言って、僕がドラッガーを読んだことがないって言ったらね。
じゃあそれを読みましょうっていう話になって。
そういう話になりましたね。
僕が1冊目のデビューした本のオビタイトルが、世界の経営学者は誰もドラッガーなんか読まないっていうやつだったんですけど。
読んでみたらめっちゃいい本だったって分かって。
ドラッガーはいいっておっしゃってました。
ドラッガーは素晴らしいっておっしゃってましたよね。
そうなんですよ。そこからもう2年ぐらい経過しましたけど。
また今回新しい番組を始めに至ってお越しいただきましてありがとうございます。
よろしくお願いします。
リスナーの皆さんももはやご存知だとは思うんですけど、簡単にご紹介させていただきます。
入山さんは慶応技術大学経済学研究科修士課程終了後、三菱総合研究所を経て、2008年にアメリカのピッツバーグ大学経営大学院でPhDを取得されました。
その後、アメリカのニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクールで教鞭を取られまして、日本に帰国されます。
2019年より早稲田大学ビジネススクールの教授を務められています。
そして著書には、世界の経営学者は今何を考えているのか、ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学、そして最近ドンキボンとして名高い、
ドンキボンブームを実は作った本なんですけどもね。
世界標準の経営理論という非常に分厚い本があるんですけど、これすごく売れ行きいいみたいですね。
ありがとうございます。本当にまずこれ2019年の末に出したんですけど、コロナになっちゃったんですねいきなり。
書店閉まっちゃったんで普通本売れないんですけど、その中でありがたいことに多くの方に手に取っていただいて、今もう11万部超えの。
すごいですね。リスナーの皆さんこれ実物見たことある方、どれかいらっしゃるかわからないんですけど、想像を超えるドンキボンですよね。
これ作った時に、実はハーバードビジネスレビューという雑誌でずっと僕4年間連載したんですよね。それをまとめて本にしたんですけど、やっぱり議論になったんですよ。
これ一冊で出すのか、分けて上下巻みたいに出すのかっていうのがあって、僕は突っ跳ねて最終者の人と一冊で出しますと。
ただそうすると860ページだったっけな。
すごい分量ですね。
結局出版社はOKだったんだけど、印刷をする紙とかを製本する会社から、これは人類が出せるギリギリの厚さなんだっていう。
人類が出せるギリギリの厚さ?
ギリギリの厚さらしい。これ以上は無理ですっていう。
実は紙も若干薄かったりする。
そうなんですね。それでちょっとわずかに圧縮をしてるってことね。
でもとにかく字も見えやすい範囲で詰め詰めでやってまして、横書きなのも実はその意図があります。縦書きより横書きの方が字が詰められるんですよ。
そっかそっか、そうですよね。私横書きの理由っていうのは国際標準に合わせてるのかなと思ったんですけど。
違います。縦書きだと作れないから。
入れないってことなんですね。
いやーすごいですね。
字数も60万字ですからね。サピエンス全史が36万字ですからね。
サピエンス全史自殺文。
困ってんのが本当にギリギリで詰め詰めで書いたんで、本当にね余白っていう真っ白いページが一個もないんですよ。
そうですよね。
普通本ってあるじゃないですか。白い中とかにね。それがないんで、この本にサイン書いてくださいって言われるときにね、書く場所がないんですよ。
確かに。ペラッとめくったところに書けますもんね。
白いとこあるじゃないですか。それはないからしょうがないんで、この中拍子の字があるところにぶりくり書いてるっていう。
またそんな悩みが出てくるわけですね。
そういう本でございます。
そうですね。ぜひ気になったリスナーの皆さんは手に取っていただければと思うんですけど、
今日はそんなゆりやま先生とぜひ楽しくお喋りしていきたいと思います。よろしくお願いします。
今日のテーマはですね、初回ということでどうしようかなと思ったんですけど、ニュースの読み方っていうテーマにいきたいなと思いました。
この番組ですね、ニュースコネクトあなたと経済をつなぐ5分間ってことで、すごく大事にしているのが経済とかですね、国際的に起きていることっていうのはそんなに堅苦しいことではなくてですね、
あなたの生活にも身近につながってるよってことをですね、少しでも伝えれたらなと思って始めていったんですね。
なのでですね、経済の情報を取るプロである先生に、ぜひニュースをどう受け止めているのか、どうインプットしているのかといった話をですね、伺おうかなと思ってやってきました。
なるほど。
というわけで先生、まずニュースってどうチェックされてますか?
これ多分人によってやり方違うと思うんですよね。
僕の周りだと例えば、名前言っちゃっていいのかな?
あたかさんいるじゃないですか、新日本から。
あたかさんなんか多分タイムとか、海外のビジネスとか経済史を定期公読されてるんですよね。
前おっしゃってたんで、そういう形で結構世界のやつを取ってて、僕もそういうのに触発されて、やっぱりそういうのやらなきゃダメだなと思って、
実は一応フィナンシャルタイムズとかニューヨークタイムズ、ワシントンモースとかを一応定期公読してるんですよ、オンラインで。
ネットで見れるようにしてた?
ネットで見れるようにしてた。ただね、ほとんど見ない。
ちょっとですね、親近感感じました。結構見ないんですよね。
見ないです。このアプリ持ってる俺イケてるっていうことで満足してる。
サブスクだけ毎月毎月。
毎月お金を払って、お金を貢献しながら。
意外と見ないですよね。
僕の場合はどこでインプットしてるかっていうと、実はちょっと他の方と違うのは、
幸いこういう仕事してるんで、いろんな方が話したいって言ってきてくださるんですよ。
例えば経営者の方とか研究者の方とかそういった方だったりとか。
そうですね。だからそういう時に、まずなるべく断らない。
だから基本僕は取材って断らないんですよ。
ただ問題は取材した時に、取材をしてくださってる方に、
例えば今回こういうテーマだって聞いたら、
なんで今こういうテーマに興味があるんですかとか。
あとよくあるのが企業さんがタイアップ広告みたいに出てくるっていう時に、
結構知らないベンチャーだったりするんですね。
とか外資系の会社だったりするんで、
今ほらSaaS系の外資系の会社が結構メガベンチャーみたいなのがいっぱい出てきてて、
例えば感情系、感情のところを愛してくれる。
そういう人たちにどういうお仕事をされてるんですかっていうのを聞くみたいな、
実はそういうのをずっとやってるんですね。
で、学んで、それを結局僕の場合はなんですけど、
例えばいろんな会社の役員会とかでその話をしたりとか、
あとまさにこういった場でメディアで話したりするっていう、
アウトプットの場があるんですよね。
はいはい、そうですね確かに。
なのでこれが僕はでかいんじゃないかと思ってて、
インプット多分皆さんこれからすごい興味がある方いっぱいいると思うし、
いろんな考え方があると思うんですけど、
僕の一個の提案はインプットしたい人はアウトプットを意識した方がいい。
そうですね確かに。
アウトプットを意識するとそれに必要な情報が勝手に入ってくるっていうのはいいですか?
僕はそういうイメージですね。
あるいはアウトプットを前提にするから多分理解が深まるんですよ。
つまりインプットだけって出しどころがないじゃないですか。
やっぱり知識って当たり前なんですけど、
どこかでいつか使えるから知識ってある意味意味があるわけじゃないですか。
だけどその知識が本当にいつ使えるかわからない状態って、
これってどういう状態かっていうと、
アメリカに行く予定が全くないのに英語だけ勉強するってパターンなんですよ。
なかなかしんどいですね。
これしんどいじゃないですか。
やっぱりだからなんで英語が上達するかっていうと、
僕も大したことないんだけど一応英語がしゃべれるのはアメリカに住んでたからで、
もし住んでないならきっと外国人のガールフレンドとかボーイフレンドができるとか、
アウトプットをせざるを得ない状態になってると、
インプットは絶対するわけですよね。
そうですね確かに。
なんで僕は結構このニュースとか情報っていうのはそういう側面があると思ってて、
どっかに意図的にアウトプットする場所っていうのを意識して作っておくっていう。
今は幸いそれこそ自分が一人でYouTube番組とかまさにこういったポッドキャストもできるし、
あるいは会社の会議とかでそういうの話す機会もあるかもしれないし、
SNSでそういうの議論できる場もあるかもしれないし、
そういうのを意識しながらインプットを取るっていうのが一番大事なのかなって思ってます。
そうですね。
そうすると自分なりに何らか自分が得意な、
例えば文章を書くのが得意な人だったら文章を書いてもいいかもしれないですし、
こういうふうにポッドキャストをしゃべるのが得意な人だったらこれでもいいんですけど、
何らか企画を作って発信してしまうっていうのが、
まずそこから始めるのが大事ってことですか?
僕はそう思いますね。
その時に、ちょっとそれは企画論っぽい話なんですけど、
どういうものを発信したらいいかっていうような考える軸とかってあったりしますか?
僕の場合はなんですけど、細かい知識よりも、
やっぱり根底に流れてる本質的なメカニズムって何なんだろうっていうことを理解する方が、
結局大事かなっていうふうに思います。
つまり一番良くないのが、昔の歴史の受験勉強みたいに、
何年にこういうことがあったっていうとか、細かい単語だけ覚えると繋がんないじゃないですか。
全体のストーリーになってなくて、やっぱり背景にあるストーリーみたいなもの、
構造が自分なりに解釈できると、そっちの方が価値があるかなっていう。
じゃあやっぱり、例えば今の世の中の流れはこうなってるっていうのを、
自分なりにアウトプットするために、いろんな情報をインプットするっていう、
そういうことをリスナーというか個人の皆さんもすると面白いんじゃないかって。
そう思います。僕はたまたまなんですけど、幸いメディアに出る仕事が多いので、
そうすると例えば、ズバリ今日言ってしまうとですね、
テレビ東京のワールドビジネスサテライトっていう番組に出てるわけ。
たまに出てコメントしてるんですけど、あれって事前にお題が来るんですね。
ニュース項目みたいなのがあって、あれ僕何やってるかっていうと、
なんかコメントしてくださいって言われるわけだから、アウトプットしないといけないじゃないですか。
だけど実はほとんど分かってないんですよ、何言っていいか。
そうなんですね。
事前には全然分かんない。
これ初回なんでいろいろ言っちゃおうかなと思ってるんですけど、
なんで僕どうしてるかっていうと、たまたま僕の場合はビジネススクールで、
うちの僕の知り合いの学生とか、ゼミ生とかいるんですよね。
そういう人たちに、実は今日、明日こういうネタ喋んない、
この業界のこういうことをどうも喋らなきゃいけないんだけど、
誰か詳しいこと知らないって聞くんですよ。
そうすると、たまに何人かの学生が、
例えばコンビニに勤めてる子がいるんで、コンビニでこういうこと、
実は世間ではこうやられてるけど実際はこうなんですよとか、
そういうの教えてくれるんですよね。
時には僕実は電話してます。
そうなんですね、詳しそうな方に。
それでそれを全部咀嚼して、それを実は語ってるんですよテレビで。
でもなんか面白いですね。
そうすると結局やっぱり、人に話を聞くっていうのが、
お題をまず設定する、それは人から与えられたお題でもいいんですけど設定される、
で詳しそうな人に聞いてみる、その情報を自分なりに咀嚼して、
アウトプットするっていう順番なわけ。
めちゃめちゃ村社会で、
実は日本の人ってほとんど中に入れてないんですよ。
よくいろんな企業さんがシリコンバレーに拠点作って、
俺たちはね、俺の会社もついにシリコンバレーに来たとか言って、
意気揚々とフェイスブックに写真とか上げてますけど、
だいたい村社会に入れてないんですよ。
本当は例えば有名なサンドヒルロードっていうシリコンバレーの道があって、
そこに本当に中学校の校庭みたいな狭い敷地に、
クライナーとかセコイヤとか超一流のベンチャーキャピタルファームが
集まってるめっちゃ狭い場所があって、
多分そこってほとんど世界のこと決めてるわけですよ。
そうなんですね。そんな場所があるんですね。
あるんですよ。だいたいみんな行くスターバが決まってんの。
じゃあもうセコイヤの人たちがそこに普通に堂々としてるわけですね。
いるんですよ。
僕の友人の、これ言っていいと思うんですけど、
ウィルっていうベンチャーキャピタルファームのイサヤマゲン君で、
今日本屈指のベンチャーキャピタル人だと思うんですけど、
彼シリコンバレーの住人で、本当に顔が効くわけですよね。
彼は仕事に悩みがあったらそのスターバに行くらしいです。
いろんな人がイーロンマスクとか歩いてるらしいから。
思った以上に大物ですよね。
今じゃないですよ。何年か前のイーロンマスクとか、
セコイヤの偉い人とかいるから、そこでちょっと相談すると、
だいたい世の中のことがわかると。
やっぱりそこで決まってるわけですね。
決まってるみたいですね。
今だったら例えば、カルイザーの仙ヶ滝っていう場所に、
結構有名な経営者さんとか、名前言えないですけど、
某政治家とかが別層持ってるんですよ。
あそこでバーベキューパーティーやってるんですよ。
あそこで結構決めてるわけですよ、いろんな大事なことを。
なので、やっぱりその表面上出てくるのは、その本当に浅い部分なんで。
で、もちろんそれはそれで価値があるんだけど、
一方でそっちの可能な限り、中の人のディープな情報を取って、
その表面的な方と付き合わせるっていうのはやっぱりものすごい大事ですよね。
おっしゃる通りですね。
確かにな。
なんか、間口の狭さがあればあるほど、
やっぱり情報ってディープで真を食ったものになりますよね。
だから一般的に拡散しているものっていうのは、
もう誰でも見れちゃう分、
そういう事実があったなぐらいはチェックできるんですけど、
あんまり本当に真を食った情報にならなくて、
多分テキストよりも音声メディアの方が真を食ってるんですよね。
そうだと思います。
音声よりもさらに電話とかの方が、
電話とか対面とかの方が真を食った情報なので、
その順番でインプットしていく。
そういう性質があると思って、
インプットしていくっていうのが大事なのかなと思いましたね。
そうですね。だからこのメディアもきっとそうなるといいですよね。
土曜の時はたまにすごい人来てもらって、
ここだけの話みたいな。
そうなんですよ。秘密の話をする場っていう。
いいですよね。
そんな感じでいきたいなと思いますので。
ありがとうございます。
最初に方向性を先生に指していただいたので、
この後秘密話をする場所に。
でも本当にいいですよね。秘密話は。
していこうかなと思っております。
というわけで、実はお話は尽きないところなんですけど、
一旦これ20分というふうに時間を決めておりまして、