【7月23日】イギリス新首相バーナム氏、就任2日目で「電気代消費税ゼロ」決断
2026-07-23 05:44

【7月23日】イギリス新首相バーナム氏、就任2日目で「電気代消費税ゼロ」決断

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▼参考ニュース:

イギリス 与党 労働党新党首にバーナム氏選出 首相就任へ(NHK)

https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10015179611000

Burnham’s Day 1 as Prime Minister: A Homeless Shelter, a Palace and Downing Street(NYT)

https://www.nytimes.com/2026/07/20/world/europe/andy-burnham-uk.html

Britain’s New Leader Starts With Electricity Tax Cut(NYT)

https://www.nytimes.com/2026/07/21/world/europe/uk-andy-burnham-electricity-tax-vat.html

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サマリー

2026年7月23日、イギリスでアンディ・バーナム氏が新首相に就任しました。彼は就任2日目で電気代の付加価値税をゼロにする政策を即決し、年間約9000円の国民負担軽減を目指します。この決定は、ブレグジット後の経済停滞と物価高に苦しむ国民の不満を背景に、労働者階級出身で親しみやすいリーダーとして注目されています。

イギリス新首相アンディ・バーナム氏の誕生
おはようございます。
2026年7月23日木曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーの荒井梨奈です。
この番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。
朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
今週20日、イギリスで新しい首相が誕生しました。
与党労働党の新たな党首に選ばれた、アンディ・バーナム氏です。
今年5月に行われた地方選挙で与党労働党が大敗。
これをきっかけに、前キア・スターマー首相は辞任に追い込まれ、6月下旬には正式に辞位を表明しました。
その後、今月行われた党首選挙で、バーナム氏は9割を超える圧倒的な数の推薦を獲得。
チャールズ国王からの任命を受け、今週正式にイギリスの新首相として就任しました。
実に過去10年間で7人目となる首相、最初の一手は何か、今日はここから詳しく取り上げます。
就任初動の政策と今後の公約
バーナム新首相が就任2日目に即決した最初の施策は、電気代の付加価値税、日本でいう消費税に当たる税をゼロにするというものです。
これにより各家庭では年間、日本円でおよそ9000円の負担軽減になるとされています。
元々イギリスでは日本の消費税に当たる標準税率は20%ですが、電気代については軽減税率が適用されており現在5%。
バーナム首相は昨今の物価高を背景に、10月からこの5%をゼロにする施策を発表しました。
これには与党労働党からも財源確保をめぐって懸念の声が出る中、現在計画では前スターマー首相が進めていたデジタルIDカード計画を廃止し、そこで浮いた日本円にしておよそ3800億円をこの減税に回すということです。
他にも今後の公約としては、ホームレスをなくすという目標を掲げています。
また、ロンドンに集中している政治権力を地方に分散させることや、年内に国の10カ年計画を発表することも明言しており、今後どのような動きとなるのか注目されています。
バーナム首相の人物像と政治スタイル
さて、ここでアンディ・バーナム氏とはどんな人物なのでしょうか。
現在56歳、イギリスのリバプール出身です。
ケンブリッジ大学では英文学を専攻、その後は雑誌記者として働きつつも、昔から政界への興味が高かったといいます。
その後、政治家へのチャンスをつかみ、16年間会員議員を務めた後、イギリス北部マンチェスターの市長に当選。
9年間にわたり活躍し、特に新型コロナウイルスの対応をめぐっては、地方都市のロックダウンに猛反対。
運営が苦しい店舗や企業への支援拡大を後押しし、全国的にも知名度を上げていきました。
こうしてイギリス北部、地方から国を変える姿が注目され、キング・オブ・ザ・ノース、北部の王という呼び名がついています。
こうしたこれまでの地方政治で培った魅力は、首相の就任時にも発揮されました。
遠代があり、原稿を手に読み上げるというのが通例ですが、バーナム氏はその遠代を撤去、原稿も一切見ずに行いました。
皆さんが政治にうんざりしているのはわかっています。と語りかけ、これまでのエリート層とは違う、労働者階級出身で親しみやすいキャラクターを前面に出しています。
政策決定の背景にある国民の不満
では、そんなバーナム氏が一番に打ち出した電気代の消費税カット。
打ち出した背景にはイギリス国民の深刻な不満があります。
2016年、ブレグジット、EU離脱が決まって以来、イギリスは経済の停滞とインフレに見舞われています。
GDP自体はコロナ禍以降少しずつ成長しているものの、先月、あるシンクタンクが行った世論調査によりますと、回答者のおよそ3分の2がブレグジットによって生活費が押し上げられたと回答。
また全体ではEU離脱は間違いだったと答えたのは6割近い結果となっています。
こうした国民の声を反映する形で、今回バーナム氏は最初の第一手を直接国民の財布に直結する施策を打ち出したと考えられます。
日本への影響と今後の展望
日本も現在長引く円安や物価高など、国民生活に直結する施策に注目が集まっています。
イギリスの新首相が今後どんなアプローチを進めるのか、ここ日本からもその手腕に注目が集まりそうです。
ということで今日はイギリスの新首相を就任、その第一手と背景を取り上げました。
ちなみに映画に出てくるイギリス首相で個人的に印象に残っているのがラブ・アクチュアリーです。
ヒューグランと演じるイギリスの若い首相が、映画の中ではアメリカの大統領に対して記者会見で毅然と立ち向かうシーンを覚えている方いらっしゃいますでしょうか。
この2カ国の首相、現実世界ではどうだったかと言いますと、アメリカのトランプ大統領は早速SNSでバーナム首相の就任を祝福しています。
また近いうちに会うことになるだろうとも話しており、映画のような記者会見を目にする日もそう遠くないかもしれません。
ニュースコネクトあなた時計座をつなぐ5分間、お相手はアライリナでした。
番組の感想はカタカナで、ハッシュタグニュースコネクトとつけて、xqtwitterに投稿ください。
もしこの番組が気に入っていただけましたら是非フォローいただけると嬉しいです。
それでは良い1日をお過ごしください。
05:44

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