News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間
1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかるニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。
▼出演 佐々木真奈美(経済キャスター・スピークプラス代表)
▼話し方トータルサポートスクール「Speak +」
▼支援プログラム「Chronicleサポーター」については、こちらをご参照ください。
https://chronicle-inc.net/support
▼参考ニュース
https://www.afpbb.com/articles/-/3646679
https://jp.reuters.com/economy/4BIO72CRM5ODBJIS4CVMM5OZZE-2026-07-31/
https://www.cnn.co.jp/world/35251174.html
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL3109QTR30C26A7000000/
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サマリー
本エピソードでは、まず40年ぶりの円安水準に対する日本政府・日銀の為替介入と、それに伴う異例のアメリカ当局の介入について触れています。その後、スペインの飛び地セウタに数日で約6万人もの不法移民が流入した前代未聞の事態を詳しく解説。この移民流入はスペイン最高裁の判決が背景にあり、EU内の国境管理に亀裂を生じさせ、アフリカ諸国の経済的自立支援の必要性も提起しています。
オープニング
おはようございます。2026年8月3日、月曜日。 News Connect、あなたと経済をつなぐ5分間、経済キャスターの佐々木真奈美です。
この番組では、1日1つ5分間で、世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
円安と為替介入の現状
さて、1ドル164円目前と、およそ40年ぶりの円安水準だったドル円。それを受けて、日本政府日銀は、先月30日、そしてその翌日にも、断続的に円外介入を実施したとみられています。
加えて、複数メディアによる市場関係者の話によりますと、日本政府日銀のドル売り円外の為替介入に合わせ、今回、アメリカ当局もユーロ売り円外の介入に踏み切るという極めて異例のことがあったようで、為替は1時1ドル157円台前半まで円高が進みました。
一方、これまで何度も行われてきた、介入による円外の効果は一時的なことが多く、現在、高市政権が掲げる積極財政との兼ね合いもあって、円安基調を一気に変えることができるのかは疑問が残ります。
スペイン・セウタでの移民流入事態
では今回は、ヨーロッパの国境で現在起きている前代未聞の事態についてお伝えしましょう。あなたは自分の住んでいる町に、ある日、人口の7割に近い数の移民が突然やってきたらどう感じるでしょうか。
北アフリカ・モロッコに隣接するスペインの飛び地セウタ。先月30日、ここにわすか数日で地元の人口の7割にも相当するおよそ6万人ものアフリカからの不法移民が、海を泳ぎあるいは陸続きのフェンスを越えて一気に押し寄せました。
それにより悲劇も起きました。殺到した群衆が押しつぶされたり、海で溺れたりして、AFP通信によりますとこれまでに少なくとも67人が命を落としたということです。
移民流入の背景とスペイン最高裁の判決
なぜこれほどまでに大量の人々がセウタを目指したのでしょうか。背景にはスペイン国内の司法判断が影響しているとみられます。
先月8日、スペイン最高裁は、海を渡ってくる移民を直ちに送還することはできないという判決を下しました。
この判決の隙をつくように密公業者やSNSの呼びかけを通じて、今ならヨーロッパに入れるという情報が拡散、アフリカ諸国から人が押し寄せました。
ただ一部メディアによりますと、大半はすでにモロッコへ自主的に帰還したということです。
EU内の亀裂と国境管理の再考
手軽にEU圏内に入れるルートとして狙われたセウタ。事態を重く見たスペインのサンチェス首相は、我が国の領土保全に対する侵害だと激しく非難し、軍を派遣。
海には全長500メートルのバリアを設置するなど封じ込め策を行いました。しかし火種は国際間の亀裂へと広がりました。
イタリアのメローニ首相は、国境を守ることは国民の安全を守ることだとスペインを批判。
ヨーロッパ圏内でパスポートなしで行き来できる宣言協定の一部停止に踏み切り、スペインからの渡航者に対する入国審査の復活を宣言しました。
デンマークなどもこれに同調する動きを見せており、国境なきヨーロッパというEUの理念が今崩壊の危機に直面しています。
移民問題の根源と国際社会の課題
さらにアメリカのトランプ大統領までもがこれは侵略だと言及。
明日4日にもEU各国による緊急会議が開かれることが決まりました。
ただここで話し合われるのは単なる国境警備の強化だけではないことも願います。
急増する移民をどう分担するべきなのか。
そしてアフリカ諸国から命がけで海を渡るのは母国での内戦や紛争による身の危険、深刻な貧困なども背景にあります。
物理的なバリアで排除するだけではなく、アフリカが経済的に自立するための議論が引き続き必要だと感じるニュースでした。
エンディング
ニュースコネクト、お相手は佐々木まなみでした。
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それでは良い一日をお過ごしください。
05:08
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