News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間
1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。今日のテーマは「Spotifyとジョー・ローガン氏の問題」です。
▼出演:
野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) https://twitter.com/nmrtkfm
▼参考ニュース:
Spotify、ジョー・ローガン氏の人種差別的コンテンツを削除 ローガン氏はInstagramで弁解(IT Media)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2202/07/news059.html
スポティファイCEO、深く謝罪もジョー・ローガン氏の番組継続支持(ブルームバーグ)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-07/R6X46QT0G1KX01
Spotify、新型コロナ関連コンテンツ対策を説明 JREへの批判を受け(IT Media)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/31/news097.html
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おはようございます。2月8日火曜日、ニュースコネクトパーソナリティの野村隆文です。
今週から始まりましたこの番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドが分かるニュースを解説していきます。
朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
さて、昨日は私のSNSに数々の温かいメッセージをいただきまして、誠にありがとうございました。
実はこの番組は予定を前倒ししてスタートさせました。
もともと私は1月に独立をしまして、せっかくなので少し休憩しようと思っていました。
この番組も4月ぐらいからゆっくりと始めていこうかなと思ったんですけど、
やはり考えを改めまして、小さい会社になったからには武器になるのは素早く立ち上げて素早く回していくことしかないなと思ったんですね。
よく私は新企画を作る時には世間には配信しない試作品を作って周りの人に意見を求めるんですけど、
それはなぜかというと手を動かした先にしか見えないものがあると。
そんなようなことを考えまして、今回の番組も予定より前倒しで始めていくことにしました。
なのでリスナーの皆さんの反響をいただきながらフレキシブルに色々と変えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて今日は音声プラットフォームに関するニュースです。
5日、音声プラットフォームのスポティファイが独占契約する人気ポッドキャスト、
The Joe Logan Experienceの約70回分のコンテンツを削除しました。
The Joe Logan Experienceは2009年に配信がスタートしたポッドキャストで、アメリカのコメディアン、ジョー・ローガン氏が司会者とプロデューサーを務めています。
再生ランキングで世界第一を何度も獲ったことがある番組でして、ローガン氏は2019年、年間の広告収入が約33億円と、フォーブズ氏の世界で最も稼ぐポッドキャスト配信者に選出されました。
2020年にはスポティファイがこの番組の独占配信権を取得しまして、その契約金は1億ドル、日本円で110億円を超えると報じられています。
ただローガン氏の歯に気ぬきせぬ発言が問題になりまして、特に黒人差別ですとか、トランスジェンダーの人に対する差別的な発言をしたり、その思想に賛同するゲストを呼ぶことで物議を醸してきました。
今年1月上旬には、新型コロナウイルスワクチンに関してトラブルが発生しました。
このコロナに関して誤った情報を繰り返し拡散したとして、アメリカで批判を集めまして、ツイッターのアカウントも凍結されたロバート・マローン博士をこの番組がゲストに迎えまして、ホストのローガン氏がマローン博士の考え方を擁護しました。
それによって約300人の医療専門家からなるグループがスポティファイに公開書簡を出しまして、誤った情報に関するルールを導入するように求めました。
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こうした一連の経緯を受けまして、1月下旬には有名ロック歌手のニール・ヤング氏がスポティファイに対して、
偽情報の配信をやめるか、さもなくば自分の楽曲の配信をやめるかと宣言しまして、スポティファイはそれを受けてヤング氏の曲の配信を取りやめました。
また28日には同じく有名ロック歌手のジョニー・ミッチェル氏が、同じ理由からスポティファイから楽曲を弾き上げるという方針を示しました。
ネット上ではスポティファイがポッドキャストで度重なる誤情報の拡散を黙認しているとして批判が高まっています。
一時炎上状態となりまして、例えばツイッターではハッシュタグキャンセルスポティファイがトレンドとなりまして、このニール・ヤング氏に追従する動きが発生しました。
スポティファイのライバル企業であるApple Musicはここぞとばかりにアプリ内でWe LoveNeilというニール・ヤング氏のセクションを作成しまして、
ツイッターでもニール・ヤングの全曲をApple Musicで聴こうといったツイートを行いました。
ということで事態が深刻化していったんですけど、5日にはジョー・ローガン氏本人がインスタグラムでコメントを発表しました。
ローガン氏は自身のコメントは馬鹿げた人種差別的なもので発言したことは愚かだったと謝罪しました。
そして私は決して人種差別主義者になろうとしていたのではないし、間違いなく人種差別のような愚かなことを伴うエンターテイメントで誰かを傷つける意図はなかったと釈明しました。
またスポティファイ側も対応に追われまして、差別的な発言をしているとされる70のコンテンツを削除しました。
ただ一方で削除されたコンテンツはいずれも2020年にスポティファイが独占配信権を取得する前のものです。
独占契約後に配信されたワクチンは有害だとゲストが発言している回は依然として削除はされておらず、
Learn about COVID-19というスポティファイ側が用意した情報ページへのリンクが記載されているだけです。
また昨日報じたところによりますとスポティファイのダニエルXCEOがスタッフ宛ての所感を出しまして、今回の騒動についてスタッフに謝罪したんですけど、
この番組の配信取りやめ要求には同意しない考えを示しました。
というわけでプラットフォーマー側にとっては高い金額で獲得したある意味ドル箱といえるコンテンツに問題が発生した場合、一体どうするのかといった課題に直面しています。
あとはですね、こういったある程度自由にものが配信できるプラットフォームの場合、内容についてどこまでプラットフォーマーが責任を負うべきなのか難しい問題が発生しています。
ニュースコネクト、お相手は野村貴文でした。
もしこの番組が気に入っていただけましたら是非フォローいただけると嬉しいです。
それでは良い1日をお過ごしください。
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