【7月20日】気候変動により世界で沿岸水位が上昇、日本でも砂浜が消失
2026-07-20 06:53

【7月20日】気候変動により世界で沿岸水位が上昇、日本でも砂浜が消失

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

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竹村由紀子(報道ディレクター/映像作家)

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▼参考ニュース:

世界の沿岸水位、従来の想定より高く 東南アジアで90センチ上回る 新研究(CNN)

https://www.cnn.co.jp/fringe/35244709.html

2100年 かすむ夏の風物詩 日本の砂浜 6割消失の恐れ 専門家 温暖化で海面上昇、影響(毎日新聞)

https://mainichi.jp/articles/20260719/ddm/041/040/111000c

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サマリー

気候変動により世界の沿岸水位が従来の想定よりも早く上昇しており、東南アジアや太平洋の一部では最大90センチ高くなっていることがオランダの研究で明らかになりました。これにより、世界中で最大1億3200万人が影響を受ける可能性があり、ツバルのような島国では国家規模での移住が始まっています。日本でも砂浜の消失が進み、台風などによる災害リスクが高まっているため、日々の小さな努力による気候変動対策の重要性が強調されています。

オープンウォータースイムと日本の海岸の未来
おはようございます。 2026年7月20日月曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーの竹村由紀子です。
この番組では、1日1つ5分間で、世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。 朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
今日は海の日、祝日版をどうぞお楽しみください。 数年前にショートトライアスロンを始めて以来、オープンウォータースイム、つまり永遠の大会にも出るようになりました。
私は鋭力があんまりないので、海は汗がつかないですし波もあって、初めの頃はいやーちょっと怖いよなーなんて思っていたんですけど、最近ようやくゆっくりですがマイペースに泳げるようになってきました。
大会には80代、90代で私よりも遥かに長い距離を元気に泳ぐ方も多いので、私も気長に続けていきたいなーなんて思っています。
ただ、そのくらいの年齢に私がなる頃には、日本の海岸の様相というのも大きく変わっているかもしれません。
想定を上回る世界の沿岸水位上昇とツバルの現状
さて、今日は気になるこちらの話題です。
世界の沿岸部の海面が従来の想定よりも平均およそ30センチ高く、東南アジアや太平洋の一部などでは最大90センチも高いことが分かりました。
オランダの研究チームがNatureに発表した論文によりますと、海面がおよそ90センチ上昇した場合、世界中で最大1億3200万人が影響を受ける可能性があるということです。
リスナーの皆さんも、気候変動による海面上昇の影響で海岸線がどんどん消失しているとか、ツバルのような南太平洋の島国がどんどん水没している、そうしたニュースをお聞きになったことがあると思います。
今回ご紹介した研究では、このスピードがこれまで考えられていたよりも遥かに早く進む可能性があるということなんです。
すでに2100年までには国土の95%が水没すると言われているツバルでは、国民のオーストラリアへの移住が始まっていますが、今後はこのように国家規模で移住を選択せざるを得ない国も増えていくのかもしれません。
日本の砂浜減少がもたらす災害リスク
日本でも砂浜が縮小しています。海面上昇のほかにも、ダムの設置やコンクリート用に川砂を採取したことなどによって、砂が海岸に運ばれなくなってしまっていたことが原因で、1950年から1990年までに海岸の総面積がおよそ4割も減少してしまいました。
皆さんも海水浴で浜辺に行かれることなどはあると思いますが、あまり急勾配な砂浜ってありませんよね。なだらかなところに皆さん寝そべったりすると思います。
つまり、なだらかであるがゆえに海面が上昇するとすぐに海岸線が交代して、砂浜の面積というのは減っていってしまうんです。砂浜がないと台風など天候が悪化したときに、海沿いの道路や建物にもろに波がぶつかって大変危険です。
サーファーに人気の神奈川県の千ヶ崎海岸では、砂浜の交代が進み、2019年に台風で海沿いの道路の一部が崩れる事故も起きています。
普段、海岸の砂に感謝する人というのはあまりいないと思いますが、砂が波のエネルギーを吸収してくれることで高潮の被害を食い止めてくれていますので、これから海面上昇が続いて砂浜がもっと減ってしまいますと、台風の通り道になりやすい日本はさらなる災害対策が必要になってきそうです。
海面上昇がもたらす影響と日々の小さな努力
ということで今回は、気候変動によって世界で沿岸水位が想定よりも早く上昇しているというニュースをお伝えしました。
アメリカでは海辺にビーチコテージが建っている場所が多くて、私も夏になるとみんなでコテージを借りたりしていたんですが、1980年代に建てられた海辺のビーチコテージは、今結構海面上昇の影響で海に飲まれて倒壊したりしていて、最近ではあまり海の近くにコテージを建てたりはしなくなっているんだそうです。
オーサンビューというのはとても素敵なんですが、このまま砂浜が減少していってしまうと気候変動の影響で台風なんかもどんどん巨大化していますから、海沿いの建物というのは危なくて止まれない、そんな感じになっていってしまうのかもしれません。
当たり前のことなんですけど、世界の海というのはつながっていますので、海面上昇の影響は海洋の当初国だけではなくて、日本にも世界中どこにも深刻な影響をもたらします。そこで大切になってくるのは、やはり日々の小さな努力です。
さすがにエアコンをつけずに暮らすということはなかなかできないんですけど、化石燃料をあまり使わないように、無駄なものは買わないとか、レジ袋よりもエコバッグとか、ペットボトルよりも紙パックの飲み物を買うとか、そうした小さな積み重ねが本当に大切です。
大きな悲劇を生まないために、みんなで大切な地球を守っていけたらいいなと思っています。
番組エンディング
ニュースコネクト、お相手は竹村幸子でした。
番組への感想は、カタカナでハッシュタグニュースコネクトとつけて、XQ Twitterに投稿してください。
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それでは、良い1日をお過ごしください。
06:53

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