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2023-11-21 20:36

34 ロールモデルについて(後編)

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ロールモデルは必要のない時代かもしれない。


番組のご意見ご感想は、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#シソフレ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ でつぶやいていただけると嬉しいです!番組で話してほしいテーマも随時募集しています。


▼出演

永里 優季(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@yuki_ngst⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

上水 優輝(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠@y_uemizu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

サマリー

彼は自分の生き方について考え、どう生きたいかによって思想を取り入れることを決めます。中学生、高校生時代からその基盤が作られていました。大学卒業後、彼は支配から卒業し、自分自身の足で生きていくことを選択し、自由に生活しています。彼はスポーツの洗脳的な熱狂や日本のサッカーの情報発信の問題について話しています。彼はYouTubeでのサッカー解説コンテンツの重要性に言及しています。

自分の生き様と思想の形成
で、あとは、自分がどう生きたいかによって、どういう思想を取り入れるかが決まってくるじゃないですか。
そうですね。でも、生きたい、どう生きたいとかって、具体的にこういう仕事に就きたいとかじゃなくて、どう生きたいみたいな、結構抽象的なところで言うと、いつそういうのを考え始めました?
ああ、こういう生き方をしていきたいみたいな、自分の生き様的な? そうそうそう。
ああ、それで言ったら、もう結構中学生、高校生あたりの基盤はもう結構作られてたんじゃないかなって思います。
大人だな。大人だな、マジで。
その時と多分本質は変わってないと思いますね。 そうですか?
うん。 その時から、みんなと一緒にされるのが嫌だったし、
何かを強要された生き方だったりとか、みんなと同じことをしなきゃいけないっていう生き方が無理だったので、
それが表現できているかどうかは別として、その思想は根本にありました、その時から。
で、歳を重ねるにつれて、それを実行できるようになっていったって感じですよね。
すごいなぁ。結構その辺が繋がってきたのって、20代前半から半ばにかけてぐらいで、一気に今まで何か違和感があってもそんなに気にせず流されてきたみたいなこととか、
たくさんあるわけですよ。何となくそれに乗っかってたとか、逆に何となくそれに逆らってきたとかっていう。
何となく逆らうって結局、何となく流れに乗ってるってあんま変わんないじゃないですか。
確かにそうですね。流されてる時って、流されてるっていう自覚はないんですか?
えーとね、そういうもんってちょっと思ってたんでしょうね。
例えばですよ、中学校の時僕サッカー部だったんですよ。それ完全に流されてますもんね。やめたかったんですよ、ずっと。
もう一刻も早くやめたいって思ってて。でも田舎のその学校とかだと、田舎の学校って田舎全般じゃないかもしれないけど、僕がいたところだと、全員部活に入るんですよ。
で、帰宅部ってもう不登校の子か、クソヤンキーしかいなくて。だからもう部活辞めるということは、自分は不登校もしくはクソヤンキーであるという、ジョブチェンジみたいなもんだったんですよ、それは。
っていうのも別にそこの、でもさ、自分がどうありたいかとかを貫くんだったら、別に帰宅部だけどどれでもないってこともできるわけじゃないですか。
だからそんな強い自我はなくて、まあこの中で言うとサッカー部のこの人たちと一緒に過ごすみたいな、どっちかというとコミュニティ選びみたいな感じで、野球はちょっとボールがちっちゃいし、早いし嫌だなと思って。
でかいボールの方がいいなって。
そうそうそうそう、まだサッカーボールの方が僕は好きだなとか思って。で、陸上みたいに走るだけって、僕体力ないから。
辛いっすね。
嫌だなみたいなので、もうサッカーをしてたんですよね、中学校時は。
面白すぎますね。
でももう鬼コーチとか鬼監督で、ロジックはないけどブチギレてるみたいなのいるじゃないですか。
あー、いますね。
ダメな体育会行くみたいな。
はいはい。
だから僕には合わない指導スタイル。ロジックがないから、もう何言ってるかわかんない。根性論だからね。
わかんないし、でもなんか意味そぐわない感じになっちゃうと怒られるし、みたいなので、結構合ってなかったんですよね、その指導スタイルが。
でも流されてたっていう。
中学生・高校生時代の流される生き方
そう、だから結局引退までいましたもんね。
すごいっすね。なんか、自分も流されてたんじゃないかって今ちょっと思ってきたんですけど。
本当ですか。続きもあるんで、高校の時は僕はそんなに反動で、もう大人に反発しまくった。
もう尾崎豊みたいになってたんだよ、本当に。バイク盗まない以外で、基本的にはもう尾崎豊みたいになってたんで。
バンドで中心の生活で、学校はもう昼休みに一回、雨降ったら休むみたいな。
夜、先輩と夜な夜な遊ぶみたいな。そんな感じだった、高校の時は。
でもそれも、そうしたくてそうしてるというよりは、なんか反発してる?大人たちに反発してる?みたいな感覚が強かったかな、みたいな。
でも、その若い時に反発できてたのがすごいっすね。
むしろね、それもやっぱあれがあるんじゃない?町の雰囲気っていうか、ヤンキー多いから反発しやすいというか。
あーってなってると、私は絶対流されてたな、それを今聞いたら。
そういう自我はあるけど反発できない自分がいて、結局良い子ちゃんを演じてなきゃいけないみたいな。
それはサッカーをやっているからっていうのがあって。
そういう反発をすると人に迷惑をかけることになるっていうロジックが働いて。
その人に迷惑をかけない生き方っていうのが最優先になってたんですよね、結局。
それは流されてたんじゃないかなって今ふと思ってたんですけど。
それが取っ払われるみたいな時はあるんですか?どこかのタイミングで。
そんな迷惑は。
あります、はい。
おー、あるんだ、明確に。いつですか?
えっと、それが、えっと、だから大学卒業した後ですね。
卒業するタイミングに、もう誰の言うことも聞かないっていうふうになって。
なんで?
もうお前らが敷いたレールを生きるのはうんざりだっていうふうに。
全てがそこに集結して、そこで海外に行ったんですよ、この人たちの支配を受けない。
なるほどね、この支配から卒業か。
この支配から卒業、そうです。
大学も行きたくなかったんですよ。
でも行かないとサッカーを続けさせないっていう、そういう強制力が働いて。
しかし部大学に行くっていう選択になったし。
自分の意思で本当に生きたっていう感覚が海外に出るまでなかったんですよね。
学生を卒業したら自分自身の足で生きていけるじゃないですか。
その権利をようやく得れたってことで反発して、お前らの支配からの卒業ってことで。
もうそこから自由に生きてますよ。
やっぱり支配からの卒業はでかいですね。
大学卒業後の支配からの卒業
それは別に学生がなくなるみたいな話ではなくて、
背負っている人からの目線みたいなものを全部無視するという話では違うけど、
その目線に支配されないみたいな。
そうなんですよ。
早いですよ、でも大学卒業とともにって。
ぐだぐだしてましたよ、僕まだ22とか。
前にも話しましたけど、サッカー選手は限りがあるので常に早く行動していかないと。
終わっちゃうんですよ。
32で気づきましたとか言ってももうピーク過ぎてますよ。
もう終わっちゃってますからね。
そうか、確かにそういうのもあるのか。
うん。
面白いなあ。
僕27以降ですもんね、だいぶコントロールが効くようになってきたのは。
遅いですね。
遅いでしょ。
でもそんなもんなんですかね。
現実を直視したのが25歳ですもんね。
何も考えずに経験だけを積み重ねた25年間があって、
25歳くらいで、そういえば現実のことを考えてみようってなって。
そういう生き方は私引退したらしたいんですよ。
どういう生き方ですか。
何も目標とか目的を持たずに、ただなんとなく生きるみたいな。
収入だけを得て。
そういう、なんとなく経験が溜まってたみたいな、
そういう生き方をちょっとしてみたいと思うんですよ。
確かにね、今は日々ね、すごい緊張の中にいますもんね。
勝つか負けるか、成績出せるか出せないかの中でずっといるけど、
もう今僕が言ってるやつなんかもうそんなんじゃないですもんね。
なんか後ろにいろいろ道具があるなみたいな。
あれもできそう、これもできそうだな、どうしよっかな。
そういう感じでゆっくりゆったり生きるのもまた一つ、
必要なんじゃないかって思ったりもするんですけどね。
資本主義社会に流されない生き方。
そこが全てじゃないだろうっていう思うし、
スポーツ自体に対しても結構違和感なんですよね。
スポーツがもたらしている悪影響みたいなところとかもあったりすると、
思ってるんですよ。
どんなとこですか?
3S政策って知ってますか?
セックス、スポーツ、スクリーンでしたっけ?
はい、それです。
その一端になってるっていう。
自覚をし始めると、
なんかその悪行を働いてるんじゃないかっていう。
思いつきちゃってるんですね、最近。
そう?
そう、ダメにしてることをやってるんじゃないかって。
どういう感じですか?
ガス抜きしちゃってるみたいな?
エネルギーをそこで破産させちゃってるって感じなのか?
スポーツに熱狂してる人たちって、
それ以外のこと考えないんですよ。
応援が生き甲斐になってるみたいな?
そんな感じですね。
やってる選手もそこだけなので、
それ以外の思考の幅とか深さっていうのが
足りてないみたいなところを感じることが最近あるんですよ。
特に最近ですね。
昔の方がまだその影響は少なかったような感じなんですよ。
20代だった時の方が周りの人たちを見てて。
30代に入ってきて、
なんかこの人たち洗脳されてるんじゃないかって思うようになってきちゃって。
なるほど。
そういうのを見てて、
なんかちょっと悪いことしてきたんだな、私みたいな。
どうなんでしょうね。
難しいね。
情報が探せばあるから、
自分が好きなスポーツとか好きな選手とか好きなチームとか見つけた時に、
情報が無限に出てくるから、
応援一つとっても突き詰めることができるみたいな。
もう洗脳とは違うかもしれないけど、
それで一生継ぎ合わせることができるぐらいの深さがあるんじゃない?
そうなんです。
結局なんかそのね、かわいいだとかかっこいいだとか、
この選手のプレーすげークールだみたいな感じで
応援をしてその人に夢中になっていく。
なんかちょっとアイドル化しちゃうみたいなところもあったりするじゃないですか。
そうやってここしか見えないようになっていく人が多いと思うんですよ。
スポーツに熱狂する人もそうだし、
スクリーンにね、かじりついちゃってね、
そこから離れない人とかもそうですし。
そういうふうに逆の立場で考えた時に、
じゃあ私はそうやって見られている側というか応援される側の立場だから、
そのファンの人たちが私という媒体を通してSNSとか
スポーツの洗脳的な熱狂
何か私が発信しているものを見た時に、
ちゃんと趣向をしてもらえるような発信を心がけるようにしてるんですよ。
この人たちが洗脳されないように。
だからより哲学的に論理的に物事をちゃんと語るようにしたりだとか。
スポーツっていうのはそういう単純なものじゃないっていう。
知的なスポーツ、知的姿勢が必要だし、
それがないと成り立たないんだよっていう。
で、あなたたちももっと考えなきゃいけないんだよみたいな
メッセージを発信するようなことをしないと、
この人たちは本当に荒廃していってしまうんじゃないかっていう危機感。
なるほどね。
あるんですよ、最近。
でもね、これ全てのコンテンツで言えると思いますよ。
別にスポーツがとかじゃなくて、
例えば自分が教養、ローマのね、歴史にめっちゃ僕が精通してて、
ローママニアで、ローマの情報を発信しますとか言って、
YouTubeでずっと喋ってるとするじゃないですか。
で、ファンがたまたま1万人くらいいますと。
でもね、今日的に例えば、
僕のファンがつくとするじゃないですか、ローマの話をしてる。
ローマといえばこの数ですよね、とかなって。
だんだんローマ関係なくなってくるみたいな。
ローマのこの深さ伝えとるのになんか、やっぱ上水さんが言うからみたいな。
いやそうじゃなくて、この中身をちゃんと批判的に検討してくれみたいな。
それこそ偶数派じゃないですか。
そうそうそうそう。
この人が言ってるからそうなんだろうね、みたいになっちゃうと。
でももう違うな、みたいな。
なんかそういうのはね、例えば教養系でもあると思うし、
だから別にスポーツだからとかいう話でもなくて、
なんかのコンテンツに熱中する時の人間の態度みたいなのに、
多くがその洗脳的な熱狂の仕方をするみたいな。
少数の人はちゃんとそこの何がどうなのかみたいなことをしっかり考えながら、
その技の深さとか、他のものと比較してこうだとかいうことが分かってるとかして、
その良さをちゃんと考えてる人と、
浄土的に乗っ取られてる人といるんだと。
浄土的に乗っ取られてる人が、割合的にはかなり多いですね。
やっぱりサッカー、スポーツは感情を喚起しますよね。
サッカーの情報発信問題
こっちとこっちは戦ってて、どっちが勝つかみたいな話だからさ、
頑張れってなるんですもんね。
結局日本人って情を交えたストーリーを作るのが好きじゃないですか、スポーツに関しても。
そうなってくると肝心な知性の部分が語られずに、中身の部分、スポーツの。
語られずに終わることがほとんどなんですよ。
だから見てる側も成長しないじゃないですか。こっちが、頭の方が。
アメリカンとか海外だと、サッカーとかスポーツを見る時に、
そんなに選手のストーリーって感じじゃないんですか。
ストーリー。
ストーリーよりはどちらかというと、人間関係。
チームメイト同士との人間関係だったりだとか、
あとは、
戦術的な話っていうよりは、個人のタレント性みたいな話が多いですね。
なるほどね。
個人にフォーカスすることが多いですね。サッカーにフォーカスするっていうよりは。
なので、テレビとか、この間ワールドカップやってたじゃないですか。
それでアメリカのテレビ放送とか見てても、スタジオトークとかあるんですよちゃんと。
あるんですけど、語られてる戦術の内容とかサッカーの内容っていうのが、
そこまで深くはないんですよね。
なんかすごく表面的なところだったり、
その視点は別にどうでもいいんだけどみたいなところを語るったりするんですよ。
個人の何を語るんですか?スキルとか成績とかそっち側を語るのか?
そうです、そっち側です。
じゃあその人が、こういう家庭で育って、小学校の時の恩師からこのように言われて、こう育ちましたみたいな、
そういうストーリーはあんまない?
それは日本だけですよ。
日本すぐそうしますよね。
ちょこっと取り上げればしますけど、過去の成績とか。恩師とかは出てこないです。
恩師すぐ出てきますよ、日本ね。小学校の時にジュニアチームで教えるかみたいな。
恩師と家族すぐ出てきますよね。
出てくる出てくる。
アメリカはそこまでですね。
ヨーロッパの国はまだちゃんとしっかりしてると思うんですけど、その辺は。
けどそれがあると結局見てる側の質も上がらないし。
そうですね、そういう視点で見るようになりますもんね。
なので、だから結局選手がそういう発信をしないから、
そのね、洗脳されるアホみたいな人たちを育ててしまってるんじゃないかっていう。
そうね、どうなんだろう。発信で変わるんですかね。
わかんないですけど。
発信でよく言ってくれたって思ってる人は最初からそもそも考えてる人で、
私と同じ違和感を感じてた人がよく言ってくれたみたいな。
やっぱり本物だったね、みたいな。
そういう感じであって、考えてなかった人が、
それをきっかけに考えるようになるのかっていうと、
わかんないなっていうのが。
主観的な話をしたところで結局わからない人が大半なんで意味ないんですよ。
わかる人に届けたいとかじゃなくて、
わかっていない人に分からせたいみたいな欲が強いんですか。
そっちの方が強いですね。
分からせたいって。
分かってほしいみたいな。
お前らが分からないとサッカー成長しないんだみたいな。
でも大事ですよね。
でもね、そのメッセージで変わるかわかんないけど、
そのメッセージがあることで変わろうとするときに、
その情報になるからいいですよね。
サッカーをもっと深く見たいなと思ったら、
長瀬さんの解説を聞こうとかっていう感じで。
そこですよ。
発信されてますもんね、今YouTubeでね。
YouTubeでやってます。
是非サッカーを深く理解したい人は、
是非見てほしいですよね。
そういう人たち集まってきてくれてるんです、最近。
素晴らしい。
女子サッカーでそういうコンテンツやってる人がいないんですよ。
なるほど。
女子を取り扱うそういう人がいないので、
是非皆さん来てください。興味があったら。
是非是非、概要欄に貼っておきますので、
YouTubeで見てるね。
是非ご覧ください。
全然ロールモデルの話じゃなかったけど、
良かったですね。
リリアス政策の話。
今日もキリキリでしたね。
はい、キリキリです。
ということで、番組のご意見・ご感想、
こんなテーマで話してほしいなど、
ハッシュタグしそふれをつけて、
是非Xにポストしていただけると嬉しいです。
それではまた来週。さよなら。
さよなら。
20:36

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