『森川美穂のシンプルライフ』
皆様、いかがお過ごしでしょうか。森川美穂です。
さあ、今日も『森川美穂のシンプルライフ』スタートいたしました。
今日は、実はゲームは初めてだと思うんですけれども、
ゲームのエンディングテーマに使われているお話をさせていただこうかなと思うんですけれども、
この12月の12日に、実はのアンシェリアントリガーというゲームがリリースされます。
こちらのニンテンドースイッチのアンシェリアントリガーというゲームなんですけれども、
ここにですね、私が歌っています、Here with me、こちらの方がエンディングテーマとして使われています。
今日はそんなお話なんかもさせていただこうかなと思うんですけれども、
Here with meというのは何かというと、
これね、私もう亡くなりになりましたけれども、
小林慎吾さんがプロデュースしてくださったアルバムソリスタ。
私が20代の頃に出したアルバムの中では一番好きな、私自身が一番大好きなアルバムなんですけれども、
このソリスタの中に収録されていたのが、もともとHere with meという曲だったんですね。
これね、実はですね、もともとウォーレン・ウィーヴィーっていうね、
アメリカのシンガー、男性シンガーとデュエットをしてるんですよ、英語で。
この時もね、私ロサンゼルスに行っておりまして、
たぶん1週間ぐらいだったと思うんですけれども、
あっちでHere with meのオッケーも撮りました。向こうで撮って。
私ちょっとね、一緒にウォーレンと歌ったんですけれども、
日本に戻ってきてから、ちょっと私の歌はもう一回全部撮ろうということで、
私の歌はまた改めて撮ったんですけど、
もうね、すっごい体の大きな、すごく声の響く、本当に美しい声を持ったウォーレン・ウィーヴィーさんだったんですけれども、
すごく恥ずかしがり屋さんで、
あんまりコミュニケーションが取れなかったんですけど、
後から、レコーディング終わってから、通訳の方が、
ウォーレンが、みほちゃんが可愛い可愛いって、ずっと後で言ってた。
言ってくれよ、みたいな。全然そのコミュニケーション、全然取れなかったんですけどね。
でも本当に、やっぱり私のキーに合わせてるので、すごい多分大変だったと思うんですよね。
Aメロとかめちゃくちゃ低いし、すごい大変だったと思うんですけれども、本当に見事な歌を歌ってくださいました。
ウォーレンもその後、亡くなったっていうのを聞いて、ちょっと悲しかったんですけども。
もともと、そういったデュエット曲だったので、あの曲が歌われることっていうのが、多分この先ないなってずっと思ってたんですよね。
ところが、2020年に松井五郎さんが日本語の詞をつけてくださって、
そしてまた、2020年に配信リリースというふうになったんですけども。
その後、2021年にアルバムINGに収録をしました。
このINGを聴いてくださった、先代のゲーム会社のピクセルさんが、
今回新しい作品にこの歌がぴったりなんじゃないかって、ピピッと来たらしくてですね。
それで使っていただくという、そういう経緯がございました。
先代も本当に長いこと、私もライブでお邪魔していなくて、
このピクセルさんとお仕事するにあたって、先代とまたちょっとつながって、
しかも先代といえば、作詞家の佐藤潤子さんが今、先代にお住まいなんですけども、
潤子さんも先代にいるし、ピクセルさんとも出会えたし、
牛タンも食べたいし、先代行くべ!みたいな感じで、去年と今年と2年続けて、
先代の方にお邪魔しております。
ゲームに使われるっていうのも、
実は本当にどんな感じなんだろうってずっと思ってたんですよ。
バラード曲ですし、ちょっと大きな感じのバラードなんですけども、
どんな感じで歌われるのかなと思っていて、
そもそもこのアンシェリアントリガーって、どんなゲームなんだろうってずっと思っていましたら、
シューティングゲームなんですよね。
でもすごくストーリーがしっかりしていて、ストーリー性のあるゲームなので、
私たち大人がやってもおそらくめっちゃ面白いと思うんですよ。
だから私もこれを機にスイッチデビューを果たそうかなと思ったりしております。
そんな感じです。
先日ですね、このゲーム会社のピクセルさんの代表の佐々木さんという方とね、
ちょっと対談をしまして、
美穂さん普段はゲームしますかって言われたんで、
いやもうゲーム全然しないんですよね、みたいな感じで。
ファイナルファンタジーとかは知ってるんですよ、名前は知ってるんですけど。
ああいうのも知ってるけど、ほとんどしたことがないかな。
昔で言うと、私たち20歳、21歳くらいの時に、
テトリスめっちゃ流行ったじゃないですか。
朝まで飲むというか朝まで喋るみたいなね。
よく電話もしてたんですけど、当時まだね携帯がなかったので、
家の電話だったんですよ。
しかも、お互い小器で動きながらね、家の中で喋ったりとかするじゃないですか。
そうすると、小器の充電が切れる事件みたいな。
そんなことが発生するくらい、2人でずっと喋って、
そんなによく喋ることあったなって、今思い出してもなんでなんて思うんですけど、
それくらいめちゃくちゃ喋って、またちょっと小器切れたわみたいな感じで、
よくね、そんなことをやったりしてましたね。
だからその本当、澤田近くさんと一緒に歌った女友達以来じゃないかな。
だってコーラスをやったりとかすることの仕事もないし、
なんか前にね、ファンの方から、
アズマノ・スミタタさんの楽曲にコーラスで歌ってましたよねって、
この間ちょっと言われて、
そういえば、どんな曲を歌ったかっていうのは、ごめんなさい。
1ミリも覚えてないんですけれども、
やったっていうことは覚えてます。
歌ったって、それもういかおりさんとか、
その当時ヤマハのアーティスト、ひさまつふみなちゃんとか、
多分そうだと思うんですよ。
ヤマハの女性ボーカルが、
そのアズマノ君の楽曲のコーラスっていうか、
歌うみたいなシーンがあったと思うんですよ。
それは覚え、やったっていう事実は覚えてるんですけど、
そのレコーディング風景とかも、ちょっと思い出そうとしても、
ちょっとこの自分の頭の中の記憶にはちょっと出てこないので、
やったっていうことは覚えてるんですけどもね。
それぐらいですかね。
本当にウォーレン・ウィービーと、
ウォーレンと2人でデュエットしたっていうのは、
ほんとめちゃくちゃ珍しい。
しかも英語の歌っていうね。
めちゃくちゃ緊張したことを覚えています。
すごく難しかったのが、やっぱり英語の詞っていうこともあって、
私は当時、ヤマハにいらっしゃった帰国子女の女性がいたんですけど、
ミキさんっていう女性がいて、
ミキさんにいつも英語の発音とか洋楽とか歌うときに、
発音とかのチェックとかをしていただいたりとか、よくしてたんですね。
だから去年の12月の六本木のライブの時も来てくださいましたね。
久しぶりにライブ行っていい?って言って連絡が来て、
来て来て来て!みたいな感じで来てくださいましたけど、
ミキさんにずっと発音の練習を一緒に付き合っていただいたりしたことをすごく覚えてます。
やっぱり英語の歌って、そもそもその瞬間その瞬間に本当に意味がわかっては歌ってないんですよね。ほぼね。
だからすごく自分の中で物語を作っていかなきゃいけないみたいな。