1. 志賀十五の壺【10分言語学】
  2. #512 音楽と言語/ロドリゲス..
2023-01-14 10:02

#512 音楽と言語/ロドリゲス日本大文典 from Radiotalk

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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育
00:10
始まりました、志賀十五の壺。みなさんいかがお過ごしでしょうか。ガマ君とカエル君です。お便りいただいております。
ケンカさんからギフトと一緒にいただきました。 寝坊しちゃったのでアーカイブ聞きました。ガリバ旅行記、いつか読みたいと思っていたので感謝です。
ということで、これは朝やってるライブ配信についてですね。 ガリバ旅行記はもう読み終わっちゃったんですけど、
ラジオトークというアプリでライブ配信のアーカイブが残っているので、
よかったらそちらも聞いていただけたらと思います。 朗読なので、
オーディオブック的にね、 聞いていただいてもいいんではないかなと思います。
ケンカさんどうもありがとうございます。 2通目のお便り、凌介さんからギフトと一緒にいただきました。
志賀さんこんばんは。ピアノ&カリンババージョンラジオシリーズ聞きました。 これはね、僕が
作ったっていうかね、作った曲があるんですけど、それを ピアノとカリンバでちょっと弾いてみたんですよね。
これも概要欄にリンクを貼っておくので、 興味のある方は聞いてみていただけたらと思います。
スタンドFMっていうところに音源をアップロードしてますので、 よろしかったら聞いていただけたらと思います。
カリンバは朝のライブの、またこれも朝のライブの話ですけど、 朝のライブの確かウィキペディアで世界一周の時に何回か話題になりましたね。
今回配信を通してではありますが、初めてその音色を聞きました。 カリンバって確かアフリカの方の楽器だったと思うんですけどね。
音色としてはね、鉄琴みたいな音で、 指ピアノっていう言い方をすることもあるんじゃなかったかなと思います。
カリンバ見たことあるとかね、弾いたことある人はご存知だと思うんですけど、 真ん中からこう外側に行くに従って音が高くなっていくんですよ。
ピアノと違うのは、ピアノっていうのは 左から右に行くに従って音がどんどん高くなるんですけど、
カリンバの場合は例えば真ん中が一番低いドだとしたら、 その左隣にレ、右隣にミ、左右左右っていう風に音がどんどん
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ファソラシドっていう風に高くなっていくんですよね。 なかなか面白い配列というか、
面白い配列というとね、ピアノと比べると面白い配列となっております。 皆さんも機会があったらね、始めてみてはいかがでしょうか。
お便りの続き。 カリンバにしてもピアノにしても一つ一つの音が特定されていって、
ああそこはその音だったんだと思いながら聞きました。 ギター伴奏の時はシガさんの音取りに合わせているつもりでも、私なりの音取りをしていたのでした。
ちょっとうまく表現できないのですが、 日本語のアーを
IPAのアーで発音していたら実際はエーだったみたいな感覚です。 まあこの音楽のドレミファソラシドっていうのは
お便りにねあるように無理やりこうある意味決めているものではあるんですよね。 特にその鍵盤楽器みたいなのは
無理やり音を決めてて、まだ弦楽器とかは
音が連続しているようなとこがあると思うんですけど、 まあそういった意味では言語と音楽っていうのはちょっと似てるなぁと僕も思うことはあるんですよね。
例えばイっていう母音とエっていう母音は まあ日本語母語話者にとっては当然違う母音ですけど
それは日本語母語話者が、というか日本語がそれを区別している、勝手にそうしているだけであって、
ある言語ではイとエっていうのを区別しないかもしれないし、あるいはイとエの間にまた別の母音を認めているかもしれないんですよね。
ちょうどその鍵盤の黒鍵盤みたいなね、シャープとかフラットって言われる鍵盤があるようにその中間の音っていうのは
物理的には存在しているということですよね。 で音楽の方も
あれも鍵盤は無理やり音を 当てはめていると言えると思うんですけど
さっき言った黒鍵盤っていうのは シとドの間とかねミとファの間にはないんですけど
その中間の音っていうのもあっておかしくないんですよね。 本当はね。
でね実際ね僕が知ってるのは クイーンの
another one bites the dust 時刻に道連れみたいな放題だったと思うんですけど
っていう曲があってこれベースラインがすごい特徴的な曲なんですよね。ご存知の方も多いと思うんですけど
これのチューニングがね多分ね半音上げみたいになってて
どういうことかというと キーというかそのベースの最初の音がね
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ミとファの間の音なんですよね
さっき言ったようにミとファの間に黒鍵盤はないっていうことになってますけど 少なくとも鍵盤の世界ではね
ただそのクイーンのanother one bites the dust は ミとファというかEとFの間のキーになってるんですよね
あれもどうなんだろうな制作秘話とかあるのかもしれないんですけど よくわかんないですけどそのあたりは
実際にそういった曲もあるということですね いずれにせよ音楽にしろ言語にしろ
その連続的な物理的世界をね ある意味こちらの都合で切り取ってるというようなことになっています
お便りもうちょい続きます 朝のライブのガリバー旅行記
さっきの話もありましたけど原田美希が英語をカタカナ化する時のルールが気になり始めています
我々がヤフーとするのを彼はヤフーとしているなどなどということで
まあこれもねある意味こっちの都合っていうかね釈用もどうやって 日本語の文字表記に当てはめるかっていうのは
まあある意味役者次第みたいなとこはありますよね でねこのガリバー旅行記読んでると
ご存知の方もいるかもしれないんですけどガリバーっていろんな国に行きますよね 小人の国が有名だったりとか
あとはラピュタに行ったりもしてるんですよね 空飛ぶ島
その中でね日本にも来てて 日本の長崎に来てるんですよね
でその長崎の表記が南ヶ崎っていう風になってて これがねおそらく当時の日本語の発音に即しているんだと思うんですよね
というのがこのガギグゲ語を含む濁音っていうのは ゼンビ音化してたっていう
説があって だから長っていうのも南蛾になったりとか
撫でるっていうのがなんでるになったりね そういうふうに一旦鼻に抜ける音が
伴っていたんじゃないか 濁音の前にそういった音があったんじゃないかっていうのが
当時のね日本語 室町時代から江戸時代にかけてぐらいですかね
まあそういった説があってこれは有名なね ロドリゲスの日本大文典っていう日本語の記録があるんですよね
そこに濁音の前には鼻に抜ける音があるみたいな記述があるので おそらくねガリバ旅行記の表記はこれにのっとってるんじゃないかなと思います
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こういうふうにね昔の日本語の発音というか 発音に限らずか昔の日本語の姿を
その非日本語母語話者が記録しているっていう資料はね結構貴重ですよね まあその資料を見ると
この濁音の前のゼンビ音以外にもハヒフヘホーの音がファフィフーフェフォーっていう f に近いような音だったっていうことも書いてたりするんですよね
まあそういったことがねガリバ旅行記からもわかるといったお話でございました というわけで
今回はお便りを読むという回でございました それではまた次回のエピソードでお会いいたしましょう
番組フォローも忘れずよろしくお願いします お相手はシガ15でした
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