1. ものづくりnoラジオ-しぶちょー技術研究所
  2. #174 ものづくりで初笑い!? ユ..
2026-01-03 51:25

#174 ものづくりで初笑い!? ユニークものづくり&研究4選【科学系ポッドキャストの日】

spotify youtube

📌 要約
科学系ポッドキャストの日、今月のテーマは「笑い」🤣 伝説の珍兵器「パンジャンドラム」の愛すべき大失敗とは?🇬🇧💥 イグ・ノーベル賞受賞の「つまみの回し方」研究や、本田宗一郎の豪快すぎる爆笑エピソードも!👔🏍️ さらに「なぜ人は締切ギリギリまでやらないのか」を科学的に解明!?📝 人間味あふれる失敗と愛すべきエンジニアたちの生態に、思わずクスッとしてしまうこと間違いなし!😆✨

📢お知らせ
ものづくりnoラジオのリスナーコミュニティ
『オモシロニクスLab』開設🎉

詳細はこちら👇
https://rooom.listen.style/p/sibucho_labo

🔗 関連リンク

科学系ポッドキャストの日『笑い』プレイリスト
(後日公開)

ホスト番組『奏でる細胞』
https://open.spotify.com/show/0xUhOqvpo69YiT7pmYdech?si=eef890e48b954a0a

なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか
https://ymatsuo.com/papers/neru.pdf

パンジャンドラムを自作する本
https://techbookfest.org/product/eQEzxRRL1eaNyxxbPg5gt1?productVariantID=65PZt0AjpxreePL4xBKKm8

円柱形つまみの回転操作における指の使用状況について
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssdj/45/5/45_KJ00001647367/_article/-char/ja/

🤝 スポンサー

株式会社フレアオリジナル(HP / SNS / DOBOT特設)
HP:https://sibuc.jp/sponsor174g / SNS:https://sibuc.jp/sponsor174gx / 特設:https://sibuc.jp/sponsor174gd

グラフテスターズデザイン株式会社(HP / SNS / Podcast)
HP:https://sibuc.jp/sponsor174s / SNS:https://sibuc.jp/sponsor174sx / Podcast:https://sibuc.jp/sponsor174sp

🎙️ 新番組『おちつきAIラジオ』
Apple Podcasts:https://sibuc.jp/ochitsukiaiap / Amazon Music:https://sibuc.jp/ochitsukiaiam / Spotify:https://sibuc.jp/ochitsukiaisp

🎙️ 兄弟番組『ものづくりnoシテン』
Apple Podcasts:https://sibuc.jp/shitenapp / stand.fm:https://sibuc.jp/shitensta / LISTEN:https://sibuc.jp/shitenlis / YouTube:https://sibuc.jp/shitenyou / Spotify:https://sibuc.jp/shitenspo

🏷️ キーワード
パンジャンドラム/イグ・ノーベル賞/人間工学/本田宗一郎/締切/先延ばし/失敗学/デザイン/製造業/科学系ポッドキャストの日

🛒 グッズ
オリジナルTシャツ:https://suzuri.jp/sibucho86

👤 プロフィール & SNS
ブログ:しぶちょー技術研究所 https://sibucho-laboratory.com/
Voicy:ものづくりnoシテン https://voicy.jp/channel/3963
YouTube:https://www.youtube.com/@sibucho_labo
note:https://note.com/sibucho_labo
X:https://x.com/sibucho_labo / Facebook:https://www.facebook.com/yuya.yatsu
Instagram:https://www.instagram.com/sibucho_labo / LinkedIn:https://www.linkedin.com/in/sibucho/
TikTok:https://www.tiktok.com/@sibucho

📮 お便り
番組へのご意見・ご感想・質問はこちら:https://forms.gle/HT1hbTuri9CYHaX99

サマリー

ポッドキャストのエピソードでは、ユニークなものづくりと研究が語られ、特にパンジャンドラムという失敗した兵器が詳しく紹介されています。また、イグノーベル賞に関連する面白い研究についても触れられています。このエピソードでは、イグノーベル賞を受賞したユニークな研究が紹介され、日本の松崎教授による指の使い方に関する研究が特に取り上げられています。また、ホンダ総一郎の面白いエピソードを通じて、ものづくりの視点や人間工学の重要性についても考察が行われています。このエピソードでは、ホンダ総一郎にまつわるユニークな逸話や彼のこだわりが語られ、特に彼の実質主義や作業着に対する愛着、さらには自己嫌悪に至る締め切り延長についての研究が紹介され、興味深い内容が続いています。このエピソードでは、集中力をどうコントロールするかについての考察が行われ、締め切りを利用した効率的な働き方や集中力を高めるための工夫に焦点が当てられています。また、ユニークなものづくりや研究の事例を通じて、リスナーに初笑いを提供し、科学系ポッドキャストの魅力を伝えています。

ユニークなものづくりの紹介
どうも、しぶちょーです。ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、ものづくりに関するトピックをザックバラに語るポッドキャストです。
この番組は株式会社フレアオリジナル、グラフテスターズデザイン株式会社の提供でお送りします。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。今年も始まりました、ものづくりのラジオ。
今年一発目の配信はですね、毎月恒例の科学系ポッドキャストの日の企画に参加しております。
この企画は、科学系ポッドキャスターが集まって、毎月10日あたりに共通のテーマについて、それぞれの専門分野の視点で語るという取り組みでございます。
毎月ですね、テーマを決めるホスト番組があるんですけども、今月のホスト番組は、かなでる細胞さんです。
学び、笑い、出会い、奏でる細胞は心を開いて相手の話を聞くことで、自分の人生に役立てていくも合言葉にアメリカから楽しく奏でるように配信する科学番組です。
細胞の中にある音楽やリズムの研究に夢中になっている達さんが、リベラルアーツの講師のユリカさんと人生はもちろん、言語やアメリカの情報について語ったり、
細胞、老化、物理学など様々な分野の専門家、ポッドキャスター同士のコラボを通して、楽しく誰でも楽しめる身近なサイエンス、ストーリーサイエンスを心がけながら発信していきますよという番組でございます。
私もとてもとてもお世話になっているですね、達さんとユリカさんの番組でございます。そんなかなでる細胞さんが出した今月の共通テーマがこちら。
笑いですね。なぜ年末年始に人は笑いを求めるのか。赤ちゃんの微笑み、動物の笑顔、AIに笑いのセンスはあるのかなどを語ってくださいというテーマでございます。
というわけで今日はですね、ユニークなものづくりとか研究の小話をいろいろとしたいなと思います。
もう各チャプター完結で4つぐらいですね、好きな話をザクバラにできればなと思っております。というわけで今日のテーマはこちら。
ものづくりで初笑い、ユニークものづくり&研究4000、科学系ポッドキャストの日。
パンジャンドラムの失敗
まずはですね、面白失敗ものづくりのお話からしたいと思います。歴史的なものづくりの失敗の代表例、パンジャンドラムのお話です。
もはやこれあの伝説級の失敗なんで知ってるっていう人も多いと思うんですけど、このパンジャンドラムのユニークさについて話していきたいと思います。
これは第二次世界大戦の時に開発されたイギリス軍の兵器の一つで、非常にロマンがありながらも大失敗に終わったっていうネタ兵器なんですよ。
まずはどんな兵器かこのパンジャンドラムの形から説明していきますけど、もう見た目から異様なんですよ。
直径が約3メートルの超巨大な木製の車輪が2つあって、その間にその円筒状のドラム缶みたいなものが挟まっていると。
そういう形状をしているんですよ。まあまあタイヤみたいなもんよね。ゴムの部分がついてないホイールみたいな感じです。
そういう形状をした兵器なんですよ。このパンジャンドラムの中央部分に1トンもの高性能火薬が詰め込まれているわけですね。
そしてここからがロマンポイントなんだけど、外周にこの車輪があって、中央にドラム缶みたいなのがついてるよっていう、そういうホイール型の武器なんだけど、
この車輪の外周、リムの部分に円周状に個体燃料ロケットがずらっと合計70発ぐらい取り付けられているんですよ。
やりたいことはシンプルで、そのロケットを一斉に点火すると、ロケットだから推進力がバーっと火花が出て、推進力が生まれるわけよ。
その推進力で車輪がぐるぐる回転して、時速100キロぐらいで転がっていくと。
そういう回転する花火あったよね、火で。ネズミ花火みたいな感じかな。それを縦にしてでかくしたみたいなのがパンジャンドラムの仕組みなんだけど。
ロケットによってドラムの回転力を得て、そのまま加速していって敵の施設のコンクリート壁に対当たりし、ドラム中央に搭載した火薬で自爆させて、敵の要塞の壁を粉砕すると。
そういう兵器なんですよ、パンジャンドラムっていうのは。開発したのはイギリス海軍の多種兵器研究開発部というところで、略してDMWDと呼ばれている部門です。
この部門は画期的な兵器を生み出すことで結構実績があって有名な部門なんだけど、今まで結構いろんなものを開発して成功してたから期待度は高かったんですよ。
だからこのパンジャンドラムっていうのも今までにない、こんな兵器見たことないよねっていう形だったから、イギリス軍の中でも文字通り秘密兵器としてすごく期待されてたんですよ。
そもそもなんでこんな謎の仕組みの兵器が必要だったかというとですね、第二次世界大戦中、連合軍はノルマンディ上陸作戦っていうのを計画してたんだけど、
上陸予定地にはドイツ軍が構築した大西洋の壁っていう強固な防衛線みたいなやつがあったんですよ。
高さ3メートルで厚みが2メートルぐらいの超コンクリートの壁なのよね。めちゃくちゃ厚い壁。これを突破しないと攻め込めないよねっていうことがあったんで、
なんとかその壁を破壊しなければならないと。じゃあ人が行ってこう破壊すればいいかって言ったらね、わーって人が行ってる最中に攻撃されてみんなもこうやられちゃうからさ、無人でその分厚い壁を破壊しなきゃいけないと。
そこで必要になったのがやっぱ無人で突っ込んで行って壁に穴を開けるっていう兵器ですね。なんで高い走破性を持って大量の火薬を詰め込んで自爆できると。
いろいろ考えた結果がたどり着いた答えっていうのがパンジャンドラムと。あれよね今思ったけどパンジャンドラムって妖怪のワニウドウっていう妖怪知ってる?
おじさんの顔がついてるタイヤみたいなやつ。あれに似てるのよね。ワニウドウみたいな兵器なんだけども、これやっぱね大量の火薬を積んで壁に突っ込んでいけるっていう意味では
すごくコンセプトもいいし合理的で画期的な構造だったんですよ。じゃあこのパンジャンドラム実際どうなったかと。ここからこの話の本題なんだけど
パンジャンドラムの開発っていうのはですね最初から最後までも突っ込みどころの連続なんですよ。機能的にも組織的にもね。まずテストをしたと。
秘密兵器なんですよね。イギリス軍の秘密兵器なんですが、テストできる場所があまりなかったんで、観光地の砂浜で最初のテストが行われたと。
一般市民に対してもう完全に全公開ですよ。絶対にバレちゃいけない秘密兵器なのにいきなり観光地の砂浜でテストを始まると。
1943年9月に初回のテストがあったんですけど、秘密兵器でありながら大衆の矢島に目撃されちゃってるというわけですね。これ事実として残ってますと。
すでに雲行き怪しいですよね。初回のテスト、これは安全のために内部の爆薬っていうのは一旦砂に置き換えて爆発しないようにしてですね。
ロケットも少数だけどのくらい動くかなっていうのを様子を見るということであくまでもテスト的にやったんですけど。
このパンジャンドラムはですね。転化すると最初は勢いよく転がりだし数十メートルは順調に進んだんですよ。
いけるかと思ったその瞬間ですね。右側のロケット数本が脱落とバランスを崩して斜めにそれて、最終的にパンジャンドラムは横倒しになってゴロリと停止と。
まあまあまあまあ最初はそんなもんよねと。ものづくりに失敗はつきものでございますと。まだ慌てるような時間ではないと。
別に全部のロケットを転化したわけでもないし、まあ最初はそんなもんだろうと思って技術者たちはですねそこから改良を重ねていきます。
まあロケットの数増やせば直進はするだろうと。そのように楽観していたんですね。
ところがですね、実はロケットを増やせば増やすほど事態はどんどん悪化していったんです。
出力のばらつきで左右のバランスが狂うと。スナッチで空転する。振動で部品が緩む。もう試すたびに様々な問題が発生する始末と。
そしてこんな言葉も残されております。 パンジャンドラムは
あらゆる方向に転がることができた。直進方向以外の。というね非常に気にくのを聞いている言葉があります。
パンジャンドラムってのはドラムだからさ。もうまっすぐに動かしたいわけなんですけど。まっすぐに突撃させたいって兵器なんですけど。
まっすぐにだけ動かすことができないと。コントロール不能でまっすぐ以外のどっかに行っちゃうよねということが書かれているわけですね。
追っかなくてしょうがないよね。だってこれ大量の爆薬を積んで敵人に突っ込ませる。そういう兵器だからさ。
それがコントロール不能って時点でだいぶやばいと。 とある試験ではですね車輪からロケットが外れて見物にめがけて飛んでいったみたいな事例もありますと。
敵じゃなくて味方を遠隔攻撃してしまうみたいな。そういう隠れ機能もついていたわけですね。
それでも開発者めげずに改良を加えてなんやかんだでいろいろと作り込んでですね。最後のテストが行われます。
1944年1月、海軍のお偉いさんや科学者、報道カメラマンなどを招いたですね。大々的な航海実験が行われたわけですよ。
言い換えるならこれは航海処刑ですけども、この時までにパンジャンドラムっていうのは散々失敗していましたから形状もだいぶ改良されて、今度こそはいけるだろうと。
そういう形になっていたと。関係者たちは仮説を飲んで見守ったと。で最後の実験が始まるわけですよ。
発射直後、まっすぐ力強く転がり出すパンジャンドラム。みんながですね、お、今回はいけるぞと色めき立ったその瞬間です。
バキッという音とともにロケットが次々ともぎ取られて爆散。ロケットがあらゆる方向に飛び散っていったんですね。
味方に対する遠隔攻撃です。そしてロケットの推進力のバランスが取れなくなったパンジャンドラムは暴走し、なんと観客をしていったカメラマンめがけて猛進します。
カメラマンは三脚を放り出して全力逃亡と。周辺の提督や将軍たちも危ないと叫んで防波堤の隅に試算してですね。
全員が安全なところに飛び込んで伏せていたと。現場は大混乱、阿鼻恐慌。 自国の秘密兵器のせいで軍人たちが自分の兵器から逃げ惑うという、どっちが敵だか誰が敵だかよくわからないという状況ですね。
最終的にパンジャンドラムは砂の上で盛大に爆発したと。 幸いに死者は出なかったんですけども、この決定的な失敗によりパンジャンドラムっていうのの開発は中止になりましたと。
そして実践等には見送られたんですね。 面白いのはですね、2009年にノルマンディ上陸65周年記念でこのパンジャンドラムっていうのレプリカが作られて実験が行われたんですね。
でも結局これもうまくいかなかったと。現代の技術をもってしても想定650メートル動くはずだったものがわずか50メートルで停止と。
そして観客からは大きな笑いが起きたという話があります。 つまりそもそもこのパンジャンドラムっていうのは設計コンセプト自体にだいぶ無理があったってことなんですよね。
ただこのロマンのあるコンセプトと形状からですね、パンジャンドラムのファンっていうのは現代にもいて、個人的にパンジャンドラムのミニチュアとかレプリカを開発している人っていうのもいます。
個人のものづくりの祭典であるメーカーフェアにもパンジャンドラムのレプリカラジコン出してる人とかいましたからね。
ものづくりの魅力
私の手元にも今さ、パンジャンドラムを自作する本っていうね、同人誌があるんですけど、これはね技術書店っていうその技術本のコミケみたいなものがあって、それで買ったんだけど面白いですよ。
ニコニコ動画にもこのラジコンパンジャンドラムの制作動画が上がってますんで、そちら参考としてですねこの概要欄にURL貼っておきますんで、ぜひとも気になる人は見てください。
現代にも語り継がれる笑える設計失敗事例、それがパンジャンドラムというものでございます。
株式会社フレアオリジナルではメカ設計、電気設計、組み立て配線など、ものづくりの全工程を担う仲間を大募集中です。
中小企業向けのロボットシステム開発、箱詰めプロジェクトを中心にますます引き合いが増えております。
今年は関東都開催に営業省オフ、新しいことに挑戦するのが好きな方、将来は独立を考えている方も大歓迎。
一緒にものづくりの未来を作りましょう。詳しくは概要欄、公式ホームページをチェック。ロボティクスは未来を切り開く。株式会社フレアオリジナル。
面白いものづくりといえば、やっぱりさ、イグノーベル賞は外せないでしょう。ということでね、ものづくりに関するイグノーベル賞のお話もしていきたいと思います。
過去にもものづくりに関するイグノーベル賞というのをまとめてお話ししてきた回ありますけども、今日紹介するのは少し地味ながら変で面白い研究です。
まず最初にイグノーベル賞とは何かを軽く説明しますけども、イグノーベル賞はノーベル賞のパロディーとして人々を笑わせ、そして考えさせられる研究に対して送られるものです。
1991年から行われておりまして、毎年9月に受賞者が発表されています。意外と歴史の長い賞なんですよ。歴史は長いんですが、当たり前ですけど本家のノーベル賞とは全く関係のないパロディーの賞でございます。
このイグノーベル賞では毎回10部門程度が選ばれているんですけども、今回紹介する内容は過去にイグノーベル賞を受賞した研究です。
2022年、工学部門として受賞したこの研究は、つまみを回している時に最も効率的な指の使い方を発見しようとしたという理由で受賞しました。
これね、日本人の研究者の受賞なんですよ。千葉工業大学松崎教授という方が受賞された研究でございます。
概要としては、身の回りには指でつまむ、つまみとかグリップ、ノブ、ダイヤルみたいないろんな操作できる機器があるじゃないですか。
とりあえず腕で掴んだりとか、指でつまんで操作する機器ね。使用者は何本の指でどの位置に触れてノブを回すかとかって、わざわざ考えずにいつも無意識で操作してるはずです。
あなたもそうですよね。ここに回さなきゃいけないノブがあるな。じゃあ人差し指と親指でつまんで回すかって意識いちいちしてないでしょ。
無意識で行っていると。この無意識の行為をグラフや数式で表せないかっていうのを考えたのがこの研究なんですよ。
実験では45個の直径の異なる円柱を持ってきて、それを32面の被験者に回してもらって、その被験者たちが様々な大きさのノブみたいなものを操作するときに指何本使ってどの位置を触って回すのかっていうのを統計的に測るっていう実験をしたんですよ。
なかなかこれユニークなアプローチじゃないですか。つまり丸いノブみたいなものを指でつかんで回すときにどれくらいの大きさの時に人は何本の指でつかむのかっていうのをそれを実験によって明らかにしたっていう研究なのよね。
この研究なんでイグノーベル賞を受賞したのかっていうのがわからないぐらいにかなり真面目な研究です。
イグノーベル賞らしいぶっ飛び感はあんまないんだけど、着眼点っていうのが非常に面白いんですよ。この実験では45個の異なる直径を持った円柱上の部品、だからドアノブみたいなものを想像してほしいんですけど、一番ちっちゃいものは7mmの回すノブみたいなやつ。
一番大きいものは130mm。これが3mmから5mm刻みぐらいの間隔で45個指でつかんで回すっていう部品があるわけですよ。それをポンって出されて人が無意識につまんで回すときにその人が何本の指を使ってどこをつかんで回すのかっていうのを全部記録に取るわけ。
直径と使う指の本数、触る部分の関係をこの32人の被験者を対象として愚直に愚直にデータを取って統計処理したというのがこの研究です。つかみやすさとか回しやすさっていうのは一旦置いておいて、人は何本の指でつかむのかとそこにフォーカスして調査すると、そうするとなんとなく法則が見えてきたわけですよ。
もちろん人の指の大きさとかは人それぞれ違うわけだから、ある程度指つかむ本数が変化するタイミングってのは異なるんだけど人によって。
だいたい直径が10ミリから11ミリぐらいのノブは指2本から3本ぐらいでつかみますと、23ミリから26ミリぐらいになると指3本4本ぐらい、4本から5本ぐらいになるのがだいたい45ミリから50ミリぐらいになるともう5本、手でつかみに行く、全体でつかみに行くというふうな傾向があるなという結論が出たんですね。
もしも皆さんの手元に定規があったらそれを見ながらイメージしてほしいんだけど、10ミリぐらいだったら確かに指2本とか3本でつまむなって思いません?
20ミリとか25ミリぐらいだったら3本行くかなみたいな。50ミリぐらいだったら手でつかみに行くかなみたいな。感覚と合うよねこの数字って。確かにそのぐらいの大きさのノブがあればつかむわとか指3本つかむわっていうのは直感的に自分でもわかると思います。
今まで指と対象物の関係について指の本数とつかむ指の本数と対象物の大きさについて細かく設定して実験を行ったって例はなかったんですよね世の中に。今回この操作実験によって得られた結果っていうのは製品デザインの立場から改定操作機器を設計するときに役に立つものになると。
例えばじゃあこれは何ミリの大きさだからだいたい人は指何本で使ってどこに最初に指をかけるよねっていうのが実験的にわかってるわけ。だったらその指の位置に合わせて凹凸を作ってあげればもっと操作しやすいよねと。
そういうことが定量的に評価できるようになったわけですね。今後はこれらの結果と他の回転操作とか保持操作に関する先行研究を参考にして既存製品の評価を行って使いやすさっていうのを定量化ができるよねという提案を進めていく予定であるということがまとめのようです。
元の論文を読みたいという方は概要欄にリンク貼っておきますのでぜひともそこから読んでみてください。ちょっと地味でしょ。人がどのぐらいの大きさで何本の指使うかをひたすら実験して明らかにしたという研究。
でもやっぱりね視点面白いですよね。確かに言われてみれば何本の指でつかむのかその指揮地どこなのってその無意識のことを明らかにしようっていうしてなかったなと思いますよね。言われなければ気にならない。そこに疑問を持つ気づくっていうのがある意味すごくものづくりの視点だなと思いました。
人を対象にした使いやすさとか体の負担の少なさそういった人間が可能な限り自然な動きや状態でものを使えるように設計しようぜというそういう工学を人間工学なんて言います。
アメリカではヒューマンファクターとかヨーロッパではエルゴノミクスデザインなんて言いますけどもそっちの響きの方がなじみ深いかなエルゴノミクスってよく聞くとは思うんですけども身の回りのものでもたくさんありますよねエルゴノミクス椅子とか机とか私もねキーボード好きなんでいろんなキーボード持ってますけどエルゴノミクスデザインのキーボードマウスなんてよくよくありますよ。
最近ではねあの産業機械においても人間工学の考え方を取り入れて人が使いやすくて負担が少ないものを作っていこうなんてそういう方針もよく言われます。
私も人間工学に基づいて産業機械設計したことありますから使う人の体の負荷を考えてものの形を考えるというのは重要なんですね。
たださ、人基本的にその姿勢とか骨格だけじゃなくて癖もあるわけで基本的にエルゴノミクスってその体の大きさとかその骨格の話が多いんだけど
人がその無意識に何本でつかむかみたいなそういう無意識領域の話ってあんまりそのデザインの中に落とし込もうって話が正直なかったんですよね。
だからそれまで入れ込んでそういうところその人の癖の部分とか無意識の部分まで裏付けを持って形状を決めていこうっていう取り組みっていうのはすごい斬新だなと思いますよ。
イグノーベル賞ってぶっ飛んだ研究ってイメージがあって笑いっていう感じするんだけどこの研究は本当日本らしい真面目な研究だなと思いました。
だからイグノーベル賞にしては笑いじゃないなっていう意味で今回ですね笑いというテーマでこれをあえて取り上げさせていただいたという次第でございます。
こういうタイプのイグノーベル賞もあるんだよっていうお話でございました。
ホンダ総一郎のユーモラスなエピソード
オーダーメイド試験機ならお任せグラフテスターズデザイン株式会社。
今日はですねものづくり小ネタ集なんでチャプターごとに話がコロコロ変わるんですけどまぁ小話の連続なんでねそういう感じでお話を楽しんでいただければなと思うんですけど
こっからは私が大好きなホンダ総一郎の小ネタでございます。
ホンダ総一郎といえばホンダ技研工業の創設者であり誰もが惹かれるものづくりのカリスマですよね。
その強烈なものづくり哲学は今もなお多くの技術者を引きつけてやまないわけです。私もその一人でございます。
そしてそのホンダ総一郎の魅力はその卓越した感性とものづくりのセンス哲学だけではありません。
茶目っ気です。
まあ人間らしさとでも言い換えることができると思いますけどもとにかく破天荒でやんちゃなんですよ。
成人君主からはほど遠いと。やりたい放題と。
なのに誰からも好かれてしまう。そんな人間力を持っているのがホンダ総一郎と。
私も頻繁的にホンダ総一郎のことを喋ってますけども。
今日はちょっと笑えるホンダ総一郎の小ネタをいくつかご紹介します。
まず一つ目ですね。タイヤをネックレスにしたホンダ総一郎の話と。
イギリスのマントで開催されるバイクレースマントTTというのがあるんだけども。
そこにホンダ総一郎が訪れた時の話です。
マントTTというのはもう世界的に有名なバイクのレースでホンダがそこの優勝を狙ってたんですよ。
その優勝を狙ってた途中の出来事ですね。
まだまだホンダは出場したばかりで成績を残せてなかったんですけども。
その時レースで運良く他の出場チームからあるタイヤを譲り受けたんですよ。
そのタイヤのトレットパターンといって溝の部分のパターンが非常に特徴的で滑らないように左右非対称の溝を掘ってあったんですよね。
ホンダ総一郎はそれにビビッときてこれは開発のヒントになるに違いないということで。
そのタイヤをそのまま日本に持って帰って研究しようと決めたんですよ。
ただしかしここで問題があって帰りの飛行機に乗ろうとした時にタイヤが貨物として詰め込めなかったんですね。
詰め込めるんですけど重量オーバーで別料金がかかるよと言われてしまったんです。
当時はホンダ総一郎が貧乏だったんで別料金を払う金銭的な余裕が全くなかったんですね。
でもこのタイヤ日本に持って帰らないと研究できないということで困り果てたホンダ総一郎はある妙案を思いつきます。
それはこのタイヤアクセサリーということにしようという発想です。
ホンダ総一郎はですね首にタイヤを引っ掛けてこれは首飾りだと言い放ってそのまま機内持ち込みでゴリ押しでタイヤを持って行ったんですよね。
アクセサリーなんでフライト中も首にかけたままタイヤをねずっと我慢して持ち運んだわけですね。
で空港で出迎えた人たちはですね首にタイヤを巻いているホンダ総一郎の姿を見てですね大爆笑したとそういうエピソードがあります。
ホンダ総一郎の意外な行動
これは以下にもホンダ総一郎らしい何としてでも自分のやりたいことを出し遂げるんだというヘリクツ根性みたいなやつがすごく出てて好きなエピソードなんですけど
これを平然とやってのけてしまうってとか面白いですよね。
あとね地味に隣に座っていた人かわいそうだなと思います。
なんだこいつってありますよね隣の奴がさ首からでっかいタイヤぶら下げてたらなんやねんこいつってなると思うし邪魔だなと思うと思うんだけど
イギリスからねあの日本までだからさ今で言っても直通できたとしても11時間ぐらいかかるんじゃないかな
その間ずっとつけてたんと思うんだけどまあそういう話が残っておりますと
ちなみにそのバイクのタイヤって言っても今のバイクのタイヤをイメージしてもらうとバカでかいんだけど
そうじゃなくて当時のバイクのタイヤってそんな今ほど太くないのよね
イメージとしてはその自転車のタイヤより若干太くてサイズ的にはそうだな
軽はそんな大きくないと小学生が乗っているマウンテンバイクぐらいの大きさの軽のサイズであるよりもちょっとゴムの部分でかいかなっていうぐらい
それでも首からかけるにはだけどそれぐらいのものを首にかけてですね
ずーっと飛行機に乗ってたというホンダ総一郎のエピソードでございます
であのこれ若い頃の話なんだけど実は年取ってからも全く同じことホンダ総一郎やってて
晩年のホンダ総一郎だからホンダ機嫌工業立ち上がり
ホンダ総一郎が社長を引退した後のホンダ総一郎の話なんだけど
海外出張の際にホンダ総一郎はお土産を買いすぎて重量オーバーで止められたことがあったんですよ
係員にちょっと難癖つけてこんなの少しぐらい負けろやと交渉したんですけど
規則は規則ですからと断られてしまったんですね
当たり前ですよねこれは当然の対応なんですけど
ホンダ総一郎はそれに怒ってですねスーツケース自分のスーツケースを開いて
中に入っていた衣類を片っ端から自分に着込み始めたんですよ
シャツの上にシャツを着てセーターの上にセーターを着てさらにそこからジャケットを羽織ると
そしてコートを着込むみたいな
十二単円みたいな感じでどんどんどんどん着込んでいって
汗だくになりながらこれなら荷物の重さ減っただろうと
人間の体重には制限がないはずだって言って
ホンダ総一郎のエピソード
身に着けられるものは全部身に着けて検査所を通過したと
周辺の観光客からは拍手喝采が起きたという
なんで拍手喝采かよくわかんないんだけど
そういう逸話も残っているんですね
これをさ仕事を引退した後のお金ある時にやってるんだからね
結局人間の本質って変わらないんだよなっていう感じですよね
だから若い時にタイヤを首につけて飛行機に乗ったのと全く変わってないと
ここにホンダ総一郎らしさっていうのがあるなと思いますね
変わらないんだなとこれも私の好きなエピソードの一つでございます
この副つながりでいくとこんな話もあるんですよ
皇居での城つなぎ見据事件というものがあって
ホンダ総一郎が君一刀随奉招っていうですね
いわゆる国の勲章を受賞して
皇居で真珠式というものに招かれた際のことです
天皇陛下から直々に勲章を受け取ることができると
大変栄誉ある瞬間なんですけど
ホンダ総一郎は技術者の清掃は白いつなぎだと主張してあろうことか
作業着で天皇陛下に会いに行こうとしたと
周辺の社員とか区内町の人は大パニックですよね
親父さんそれはさすがにまずいです
モーニング起きてくださいと説得をしたんですけど
ホンダ総一郎はですね
俺は技術者だと
勲章をもらうっていうのも技術のおかげでもらうと
ならその戦闘服であるつなぎで行くのが一番礼儀正しいじゃないかと
なんであんなペンギンのようなわけわかんない服を着なきゃならんのだと
一切譲らないと
最終的には衆意が必死に止めて
渋々塩ビ服を着ることを同意したんですけど
一説には社員から借りた塩ビ服を着ていたとも言われています
だからホンダ総一郎はですね
権威よりも実質と形よりも魂を重視すると
やっぱこれはホンダ総一郎の熱いところだなと
その信念は天皇陛下の前でも揺るがなかったという
こういう逸話なんですけど
これ裏話みたいなものがあって
ホンダ総一郎の辞典によれば
めったに着ないモーニングみたいなものを
自分で買うのがとりあえず嫌だったから
とにかく5ネタだけと
作業着で行った方がいいだろう
そっちの方が面白いだろうという気持ちはあったものの
そこまで強いこだわりがあったわけじゃなくて
とにかくこのモーニング塩ビ服を
自分で買うのが嫌だったっていうところで
ごね続けたというふうに書いてあったんで
しかも最終的に他の人から借りてますからね
その真意はさておきですね
ホンダ総一郎のこだわりとか
お茶目さがわかる
これも面白いエピソードだなと私は思っております
ホンダ総一郎の教訓
最後そんな作業着ながりの話で
好きな話が1個あるんですけど
これはホンダ総一郎
創業者を知らない新人に怒鳴られて
素直に従うというエピソードです
これもまたホンダ総一郎の懐の深さを
示すエピソードではありますね
ある日ですね
ピンクのポロシャツというラフな格好で
ホンダの研究所に入ろうとしたホンダ総一郎を
若い従業員が呼び止めたんですね
おじさんちょっとここ勝手に入ってきちゃダメだよと
だからホンダ総一郎って
どんだけいい意味でオーラがないというか
もう選ぶってないんでね
普通にそこら辺歩いてる近所のおじさんが
勝手に研究所入ってきちゃったと勘違いされて
ちょっと入っちゃダメだよと呼び止められたと
そういうエピソードがあるんですね
それを言われたホンダ総一郎は
あいやすまんねえって言ってですね
自分の個人ロッカーに行って
素直に制服に着替えたと
これはホンダっていう会社の中に
役員専用のフロアもなければ
そういうトイレもないと
全てみんな共通で使うよっていう
ホンダ総一郎の意向を反映した
そういう作りとか仕組みになっていて
それゆえのことだったと言われてるんですね
それはさておきですね
さらに痛快なのが
ホンダ総一郎が普通に
怒鳴られるっていうことがあったんですよ
工場を見学していた
フラフラ歩いていたホンダ総一郎が
ズボンに手を突っ込んで
工場を歩いていたんですね
するとですねそこに現れた若い工員が
おやっさんとポケットに手突っ込んで
現場歩くとは何事だと
転んだら危ないだろうがと言って
超怒鳴ったと
ホンダ総一郎は怒鳴られたことで
非常に感動してですね
確かにポケットに手を突っ込んでたら危ない
ということでその後ですね
ホンダ前社の作業着からですね
腰のポケットを撤廃したと
これ結構作業着あるあるでさ
やっぱ腰にポケットあると
手突っ込んで歩いちゃうから
腰のポケットを廃止している制服って
結構あるんですよ作業着って
うちの会社もね腰のポケットないのよ
すげーちっちゃい小銭入りみたいなのしかなくて
手突っ込んで歩けないようになっているんだけど
やっぱねポケットに手突っ込んで歩くと危ないじゃん
いざっていう時手が出なくてさ
転んだ時も危ないんだけど
製造業の現場と金属とかいっぱいあって
いろんな機械があるから
場合によっては致命傷を負ってしまうわけよ
だからポケットない方がいいよねということで
そういうリスクをなくすためにですね
自分が注意されたことを
制服にそのまま反映させたと
それがこのエピソードでございますよ
筋が通っていったら
立場に関係なくですね
意見を取り入れ即行動するっていうのが
本田総一郎と
この一貫性がやっぱり本田総一郎が
親父さんと言われて慕われた理由だったんだな
と思いますね
ちなみにこの後日談というか
その時の心境もね
本田総一郎の辞典のどっかに書いてあって
これ面白いのは
ちゃんと怒鳴られた時に
本田総一郎ちゃんと落ち込んでます
自分の会社の
若い行為に怒鳴られたっていうことで
すごくですね
落ち込んじゃったみたいなことが書いてあって
これも人間くさくて
可愛いなと思いましたね
締め切りと自己嫌悪
という本田総一郎のプチエピソードでございました
はいということで
ここから最後のお話ですね
ここからは物作りの話とはちょっとそれるんだけど
個人的に好きな
研究を紹介します
いきなりですけど
皆さん自分好きですか
私はね
自己肯定感爆高の方なんで
自分結構好きなんですけど
でもですね
そんな自分大好き人間の私でも
自分を嫌いになる瞬間っていうのが
あるんですよ
それが何かって言ったら
締め切りギリギリまで仕事をやらなかった時ですよ
過去の自分恨むよね
いやーつい最近まですごい余裕があって
まだまだ時間あるし
と思ってずるずる引き伸ばして
気が付いたら
締め切りじゃんみたいな
そこで焦って頑張ると
しかもそんなことは1度や2度ではなくて
毎回毎回
なんで締め切りギリギリになっちゃう
あんだけ時間があったのに
なぜ俺はやらなかったのか
理解ができないということで
過去の自分を恨むことありますよね
でもなぜか繰り返してしまうと
そして自己嫌悪に陥っていく
みたいなパターンって
よくあると思うんですよ
年始なんでね今はね
なんかね発信してる人はストックを持とうとか
そういうこと思ってると思いますけど
どうせできません
はいどうせできないです
私に限ったことではなく
皆さんも同じ経験あると思います
どうせ締め切りはギリギリに
なるんですよ
このパートではそんな
締め切りに関わる変わった研究を
紹介します
これで一昨年ぐらいに
Xでバズっていた有名な論文の話なんだけど
タイトルはこちら
なぜ私たちは
いつも締め切りに追われるのか
という論文です
この論文を書いたのはですね
東京大学の松尾教授でして
松尾教授って言ったらね今
AIの大臣者として
非常に有名な方ですね
そんな松尾教授が若い時に書いた
変な論文つったらあれだけど
変な論文なんですね
この論文が出たのが2006年
ということでだいぶ古いんですけど
この論文冒頭からね
なかなかつかみがキャッチーで
研究者はいつも
締め切りに追われている
余裕を持って早くやらなきゃいけないのは
わかっている
毎回反省するのに
今回もまた締め切りがギリギリになる
なぜできないのだろうか
我々はアホなのだろうか
というですね
非常に引きつけられる始まり方をする
論文なんですね
この論文では
締め切りを守れない
締め切りがギリギリになる
という現象を
研究するという
極めて異質な論文となっています
非常に面白いアプローチでしょう
内容としては
まず寝るうちという値を
提案しております
そういう値を定義するんです
まず仮に
これは何かといったら
今日このまま寝てしまっても
締め切りに影響がない状態のことを
表していて
1日寝てしまっても
締め切りに影響ないなという状態は
1寝るうです
寝るから寝るうね
そのままですよ
ギャグみたいなつけ方しますけど
2日余裕があるなという状態のことを
2寝るうと言います
こういった具合で
寝るうちが高ければ高いほど
余裕があるよという状態を表すと
もう余裕がないよという状態
もう寝れないねという状態が
0寝るうです
これが真面目に定義されているわけですね
この寝るうちというものを
定義すると
締め切りまで余裕があるという状態を
定量的に表現することが
できるようになるわけです
効率的に仕事を進めるには
この寝るうちが高い状態を
維持した上で
タスクを分配していくというのが
大事になるわけですね
寝るうちが大きいということは
余裕がある
まだいっぱい締め切りまで寝れますよ
だからこの寝るうちを
維持した状態で
あらゆるタスクを効率的に
こなしていくということを
考えて行動できれば
締め切りに追われない生活を
実現できますよね
じゃあその方法を考えていきましょう
ということをするわけです
しかしながら
いろいろと観察をしていくと
どうやら
そういうふうにうまくいかないらしいぞ
ということが分かってきます
それはなぜかというと
なんと
寝るうちが高い状態では
仕事の効率が
落ちてしまうという現象が
確認できたんですよ
つまり寝るうちが高ければ高いほど
余裕があればあるほど
仕事の効率って落ちるんですね
人は余裕があると
タスクに集中できないわけですよ
この論文では
そこから定式化して
集中力をいかに分配すると
仕事が効率的に進むのかを計算しています
ちょっと言葉で伝えるのは難しいので
気になる方はそこら辺の数式は
論文のリンク概要欄に貼っておきますので
読んでほしいんですけど
なんとその式を解いた結果
こんなことが分かるわけです
限界の集中力で
仕事をやるだけやって
力尽きたらやめる
という仕事のやり方をするのが
実は一番効率的だと
これが導き出されるわけですよ
だから想像的な仕事
集中力がいる仕事を
ガッとまず集中してやって
力尽きて集中できないってなったら
集中力のコントロール
集中力のいらない仕事を
ダラダラとやり続けると
これが最も効率的な働き方っていうのが
定式化したことで分かったわけですね
ただ
そんなこと言われたって
それが現実的に難しいっていうのは
皆さん体感で分かりますよね
集中力を限界まで高めようと思ったときに
意図的に集中力を
ガッと上げれるかっていったら
決してそうではないわけですよ
我々ってさ
集中力の度合いを
自分の意識でフレキシブルに
コントロールできませんよね
瞬間的に集中力を高めて
全集中できるのって鬼殺隊ぐらいなんでね
あの特殊な
呼吸法がないとそれはできないわけ
じゃあどうすればいいのかと
でもですねここで再び
原点に戻って答えが
見えてくるわけですよ
実は我々にも
集中力を強制的にコントロールする
術があるんです
それが何かって言ったら
それが
締め切りなんですね
集中力っていうのは
時間的な制約がないと
上げにくいものであって
それに寄与するのが
締め切りギリギリであるという
状態なんですよ
そして仕事の効率っていうのは
集中力そのものであるので
集中力が上がると
仕事の効率っていうのがぐんと
上がるわけよ
だから仕事ギリギリに追い込まれると
集中力が一気に上がって
仕事が一気に進むと
で締め切りギリギリだけど
なんとか終わるみたいなこんなことが
起きるわけですよ
つまりなぜ締め切りギリギリになってしまうのか
俺は失敗から
学ばないのかと思っているのは
実は間違いで
締め切りギリギリになるとやるというのが
仕事を終わらせる上で
最も効率のいい方法なんですね
学ばないじゃなくて
学ぶ必要がなかったわけ
なぜならそれがもうすでに
最適解だからです
実は集中力
効率それを追い求めていくと
合理的に正しい
判断は締め切りギリギリに
やることなんです
この論文ではその結論に達するわけですよ
でも論文の締めくくり
ではこう書かれています
しかし締め切り直前に
やることが重要なのではなく
集中力を上げることが
重要であると理解する必要がある
我々が反省すべきは
早めにやっておけばよかった
ではなくもっと
集中すべきだったである
追い込まれなくても
集中力を上げるために
自分なりの方策を編み出していくことは
研究者が健康で文化的な
最低限度の生活を
送る上で書くことのできない
スキルではないだろうか
このスキルは高い寝るうちを可能にし
さらなる仕事の
効率化につながり
今日もよく寝れるというわけである
ということで非常に気持ちのいい終わり方を
しておりますけど
なかなかふざけているように見えて
考えさせられる結論ですよ
集中をすればいいんですね
だけど自分で集中力を
コントロールできないから締め切りに助けてもらう
その結果ギリギリに
やってるよねという話です
すごく辻褄がある話で
面白いなと思いましたね
どうすれば集中力ってコントロール
できるんだろうね
一般的に言われているすべきことっていくつかあるけど
やっぱこの論文の中で
語られているように締め切りっていうのが
重要なポイントですよね
自分にとっての小さな締め切りを作るっていうのが
やっぱ大事だと思いますよ
朝活の重要性
よく言うけどさ
個人活動とかだったら
朝活が結構いいと思うのよ
私朝活好きで結構やってたんだよね
必ず朝ってさ
次の用事決まってるじゃん
仕事に行く時間っていう
締め切りが確実にあるわけよ
だから朝早起きして何かやるっていうのは
次の用事への締め切りってのが
強制的に決まるわけだから
必然的に集中できる環境を
整えるよねと
だから朝活っていうのは結構おすすめなんですね
寝るうちならず
起きるうちでも言っておきましょうか
早起きして
起きるうちを高めれば
集中ができるということですよ
夜遅くまで作業するとね
終わりないんだよね
自分の睡眠時間削ればいくらでも
時間が年出できてしまうっていう
そういう思考になっちゃうから
ずるずると集中力なく
作業を続けてしまうということは
あるわけですよ
この後まだちょっとやりたいことがあるから
だらだらやってだらだらやって
結局寝るのが遅くなって睡眠時間が削られていくと
で結局朝起きるのも
遅くなりまた明日の夜も
同じことの繰り返しでみたいな
抜け出せない夜型地獄
みたいなね
まさに私の生活がそんな感じなんですけども
じゃあ自分で
支部長さんオススメって言ってたから
朝型にやればいいじゃんって話もあるんだけど
前はやってたよ
前はやってたんだけど今朝型に切り替えられない
理由ってのが結構あってさ
これ何かって言ったら
わかる人はわかると思うんだけど
子供ですよね
子供っていうのが非常に
重要になってくるわけですよ
締め切りにおいてね
だから独身の時って早起きして
作業するんだったら
仕事に行くまでの時間が
締め切りになるわけなんだけど
子供ができてからだと
朝の時間の締め切りって
子供が起きるまでなんだよね
そこにすごくランダム性があるわけ
だから締め切りっていうのは
もしかしたら1時間後かもしれないし
1分後かもしれない
みたいな
これ多分ね子供を持つ親にとっては
意味不可視なんだけど
子供が寝てる間に作業しようと思って早起きすると
子供も早起きするみたいな
終わった俺の朝勝つみたいな感じの
ことが
これ起こるわけね実際ね
だから朝
作業しようと思ってたけど10分しか
時間確保できてなかったよみたいなことが
あると結構辛いわけよ
なんでやっぱ最低限
作業時間確保したいっていう
考え方になると
集中力運のよりも
そもそもの時間
安定した時間を確保するってことで
夜型の配置になるのよね
これは永遠に
正解は出ない問題だとは
思うんですけどね
そんな寝るうちとか
起きるうちよりも
よっぽどパートナーに対する
ときめきポイントの方が重要ですからね
どれだけ
尽くしてあげて
そこにときめきポイントとしてのバッハを持てるか
によって家庭内の
時間っていうのが確保されるわけですから
まずその環境があって
初めて自分のやりたいことができるとか
自分の計算が行えるということなんで
この論文の
中ではですね
ギリギリ生活を抜け出すヒントは
早めにやっておけばよかった
ではなくもっと集中すべきだったが
答えですと
コラボ企画の予告
なっていますけども
場合によってはもっと家事をやっておくべきだったが
答えになる場合も
ありますから
ケースバイケースで
あなたが集中できる環境を
作り出すということが大事でございますよ
はい
クロージングトークです
今回は科学研ポッドキャストの日の
笑いというテーマでいろいろ話してきましたけど
笑いっていうより
個人的に好きっていうエピソードを
全部詰め込んだみたいなね
物作り福袋的な
感じでやらせていただきましたけど
いかがだったでしょうか
年始はこういう
エピソード細々したもので
明るくスタートできるのが
非常にいいですよねということでね
このテーマは素晴らしいですね
笑いさすが達さん
ユリカさん良いテーマでございました
ありがとうございます
ここからですねちょっと短いお便り
届いておりますので2件読ませていただきます
フィリックスさん
支部長さん2025年の振り返り拝聴しました
活動量の大きさとともに
しっかり反省しているところも心から尊敬します
来年の活動もますます
華々しくなると思いますが
お体だけは無理なさらないように
睡眠しっかりとってください
今年1年ありがとうございました
良いお年をお迎えくださいということで
明けましておめでとうございます
本当にありがとうございます
フィリックスさんもですね
エピソードの中で何回も何回も
お便りいただきまして本当にね
おかげさまでモチベーションを保つことが
できておりますありがとうございます
今年もですね何卒よろしく
お願いいたします
この間に初回から楽しんでおります
ポッドキャストでは初コメです
なかなか他では聞けない放送にドハマりし
関連放送全部聞きました
工業高校あるあるが特に面白かったです
ということでありがとうございます
強い子さんをですねいつもボイシーの
ものづくりの視点の方にね
よくコメントをいただいておりますけども
あのものづくりのラジオの方にも
お便りくださって本当にありがとうございます
いやあのねポッドキャスト
長くて本数多いんでね
時間がある時にちょっとずつ
追っていっていただければなと思います
基本的にはねあの1エピソードで
全部完結しておりますから
好きなところから聞いていただければいいですからね
よろしくお願いいたします
工業高校あるあるっていうのはあれだよね確か
工業高校農業部のお二人が来た時に
あのやったやつですよね
また近々ね工業高校農業部とは
なんかこう企画でコラボしましょうね
みたいなことは言ってるんでぜひぜひね
その回もね楽しみにしていただければな
と思いますということで
ありがとうございます
というわけでね今年初の配信で
ございましたが皆様
今年もものづくりのラジオ
何卒よろしくお願いいたします
というわけで今回はここまでとさせていただきます
私は支部長技術研究者
という技術ブログも運営しています
周知更新を目標に更新しておりますので
そちらもぜひ覗いてみてください
またXが毎日役立つ技術情報の発信を行っております
朝7時20分夕方18時20分に
必ず投稿しておりますので
そちらもチェックよかったらフォローしていただけると
嬉しいですまたものづくりの視点という
話での音声配信もやっております
またこちらポッドキャストでも配信しております
こちら月曜日から金曜日までの
週5で配信中です
10分ぐらいで聞けるものづくりの話ですので
そちらも聞いてください
またですね面白肉スラボという
リスナー向けのコミュニティも
運営しております
こちらはですねRoomというサービスを使って
開設しておるんですけども
リスナーさん同士の交流であったり
私の交流であったりを積極的に
行えるようなコミュニティになっております
また交流するだけじゃなくてですね
交流しながら
自分たちのものづくりしていきましょうね
という場にしたいんでね
わちゃわちゃと私と楽しくものづくりしたいよ
という方はぜひとも入っていただけると嬉しいです
無料メンバーと有料メンバー
ありまして無料メンバーでも
楽しむことができます
有料メンバーにすると限定コンテンツとか
限定配信聞けるようになるよという感じです
月約500円でやっております
ぜひとも私の活動を応援してくれるよ
という方がいたらですね
有料メンバーにも登録いただけると嬉しいです
よろしくお願いいたします
そしてこのものづくりのラジオ
いいなと思っていただけたらですね
各ポッドキャストアプリのレビュー
また評価の方を
よろしくお願いいたします
特にねフォローと評価ね
★5評価いただけると非常に嬉しいんでね
よろしくお願いします
私にお年玉として★5評価と
フォローをください
よろしくお願いいたします
というわけで今回はここまで
渋谷部長でした
ではでは
51:25

コメント

スクロール