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おいしい野菜と勇気を君に
何の話しましょうか。
何の話しましょうね。
小農から見てエキスポは。
いいな、それも。
小農&エキスポ。
じゃあ、京都オーガニックアクションの話、一応説明しましょうか。
最初にもちろんお願いします。
小農っぽいし。
田村さんにとりあえずお話ししてもらっておきましょう。
今日はエキスポで、今京都オーガニックアクションのブースに来ております。
こんにちは。
簡単に自己紹介。
京都オーガニックアクションをやってます。田村のりえと言います。
他にもいろいろやってますが、今回は京都オーガニックアクションで。よろしくお願いします。
京都オーガニックアクションの取り組み、何やってるかって、ちょっと簡単に説明してもらっていいですか。
京都府は、みんなが京都だと思っているところは南の方で、北にむしろ農村があって、
京都市って京都府の中で真ん中ら辺なんですね。
京都の有機の農家さんって北の方、丹後半島とか京丹波町とかそういうところに多いんですけど、
農家さんは北に多くて、有機の野菜を売っている八百屋さんとかお店は市内にあって、
市内の八百屋さん複数あるんですけど、それが北部の農家さんにそれも複数あって、
でもみんな同じとこに取りに行ってるじゃないかみたいな話になって、
農家さんも出す側としては八百屋さん1、八百屋さん2、八百屋さんにそれぞれ違うわけで仕立ててるけど、
行ってみたら八百屋さん同士は歩いて行ける距離あったりして、これって何か無駄じゃないっていうことで、
農家さんと八百屋さんが一緒に物流を共有するって共同物流の仕組みが京都オーガニックアクションの中核なんですけど、
素晴らしい。
でもそれだけだと農家さんと八百屋さんだけの付き合いなんで、
もっと消費者にも京都府内のオーガニックを知ってもらおうみたいな消費者向けのアクションもしていくっていうことですね。
ソフトキャスト。
その代表の鈴木さんにも。
鈴木健太郎です。
京都オーガニック、代表でよかったですか?
代表です。代表理事っていう肩書になってます。
この取り組みって農家と流通八百屋とかが同時に求めたみたいに言ってますけど、一番最初にこれやろうとかって言い出したのは誰なんですか?
百姓一揆っていう名前で宴会を企画したんですよ。
なんかヤバそうな宴会だな。
一気のキーは喜ぶっていう字なんですけど、一応オーガニックの生産者同士って意外とそんなにつるんでないかったりとか、
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京都市内の小売店とかでオーガニックを扱っている業者さんとかも、なかなか生産者のところに行く時間がなかったりとか、
何なら一緒に飯食ってゆっくり話す時間もないよねっていうので、
結構周りにそういう業者も農家も増えてきたから、
一遍それ全員集まって飲み会したらおもろいんちゃうかっていう単純な発想で、
正月の2日か何かにふと思ったんですよ。
鈴木さんが思ったの?
2014年の正月にボーっとしてたらふと思って、
ちょっとやらへんって思って、勝手にチラシ作って百姓一揆っていう名前で、
一生瓶ドーンって真ん中に書いて百姓一揆って書いてるイベント作ったんですよ。
それを知り合いの八百屋とかに渡してったら、勝手にコピーして配り始めちゃって、
30人ぐらいしか多分声かけてないんだけど、70人人来ちゃったんですよ。
やばってなって、ちゃんと料理人にご飯作ってもらうの頼んでたんで、
70人前作ってもらって、でっかいコミンかかりて、そこでやったのが最初です。
その時鈴木さんの肩書きっていうのは農家の肩書き?
僕は未録商店っていう八百屋をやってます。
その当時から八百屋としてそういう仕組みがあったんじゃないか。
ただ交流の場を作ろうっていうので。
物流のことまでは考えてなくて、単純にもう宴会をやったらおもろいんちゃうかって思ってやったんやけど、
その時誰もがそんなに人来ると思ってなかったんですよ。
うえぇってなって、でも結構やっぱオーガニックっていう括りで、
料理人もいたし八百屋もいたし農家もいて、なんとなく名前知ってた者がいたりとか、
作の途中の社長の尾野君とかも来てくれたし、
なかなかゆっくり話す機会ないじゃないですか。
すっごい盛り上がったんですよね。
なるほど。木は熟してたけどそれがパーンときっかけになって。
それが3月やったんですよ。
それが終わってみんな結構興奮してて、すごい頭悪いみたいなんで、
なんかちょっとできそうじゃんって思ったのが僕ともう一人いたんですよね。
でこれを立ち上げたのが京都オーガニック博士会社。
あとタイミング的に宅急便の値段がむっちゃ上がった時期でもあって。
買い奴もいろいろあってね。ちょうどいいタイミングでしたね。
なんか農家も八百屋もどっちも課題じゃないですか。宅急便の値段って。
宅急便の値段とか物流ってさっきも話してたんですけどね。
僕だって野菜ボックス個人のお客さんに販売ですけど3800円なんですよ。
で送料1300円くらいかかってるんですよ。
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何送っているんだろう。
そのお金結局物流会社のためにやってるのかみたいになってくるところもあるかな。
新鮮なもの届けるって言ったらそれ以外の手段ないんだけど、
もうちょっと例えばスーパーに納品するとかは、
京都オーガニック科学省の取り組みってすごい理想的だなと思ってずっと見てました。
めっちゃ右を曲折あったんですけど。
最初は軽板で勝手に僕が走り始めるみたいな。
最初は坂本中とか他の八百屋さんとかと一緒に4社ぐらいで話し始めて、
まず誰が何をどれだけ出荷できるかっていう情報を、
誰が何をどれだけ欲しいかっていう情報とマッチングさせるのどうしたらいいっていうところから始まったんですよ。
それで卸業会社やってたら1社が全部取りまとめするじゃないですか。
そのしんどさ知ってるんで超めんどくさいんで。
エクセルシート、スプレッドシートを一枚みんなで共有したらええやんって言って、
一枚のスプレッドに農家が自分で野菜のあれを書き込むみたいな。
野菜を入力して、それを、
今目の前で販売しながら。
それを農家が自分で野菜の紐を書き込んで数量入れて、
その横の方で縦の列で八百屋A、八百屋B、八百屋Cが注文の数を入れていって、
これでいけるやんみたいなんで、テストしたのが最初です。
そしたら勝手に農家が自分で入れて、八百屋が注文入れて合計が出る。
それを集めて回るっていうところから。
今聞いただけですごい問題発生しそうな匂い。
4社だけやったんで、謝りはなかったですね。
人の数字をいじることも当然できたんやけれども、間違えていじってしまうこともあったんやけど、
でもそれは起こらず、最初はそれでやって、ちょっとずつスプレッドシート作り込んでいって、
最終的には坂本中が農水の委託で作ってたファーモンっていうシステムにその機能を搭載したっていう。
じゃあ今ファーモンを利用して、注文と収荷が全部一緒になるのか。
そうなんです。
18中としてはファーモンの上で成立して、
ファーモンになった取引文を、こんにちは、
KOAのホットキャスト担当の人が今来ました。
ショーモーラジオという番組をやったんですけども、今収録をさせていただいております。
ありがとうございます。
お取引自体はファーモンのシステム上で活性して、
それでそれに沿ってファーモンのシステム上で活性化させていただいております。
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お取引自体はファーモンのシステム上で活性して、
それに沿ってどこそこに何を何袋みたいなのを皆さんが出荷して、
それを集めて回るっていう感じですかね。
でも農家も八百屋もウィンウィンな関係が築けてるっていうのはいいですね。
面白いですよ。
結局そのトラックを走り始めたことで結構いろんな人が関心を持ってくれて、
本当に大阪のオーガニック関係をやってる人とか、
三重の方でオーガニック関係をやってる人とかが何してるのって言って覗きに来るんですよ。
当時会議はサカウント中の会議室でやってたんで、
サカウント中に結構いろんな人が出入りし始めて、
毎月会議に田んぼからとかいろんなところから人が現れてみたいなのが毎月やってて、
っていうおもろい時期でしたね。
出荷と出荷先は全部京都内で完結するっていうか、地域的にはそんなに…
京都内だけ。
京都は縦に長くて、オーガニックの生産地で言ったら大原とかが有名なんですけど、
大原ってみんな取りに行けるんですよね。
そう、大原みんな取りに行けるし、
京都の南の方、上陽とかあっちの方の方もなんか自分で走ったりとか、
そもそもそんなに数がいなかったりとかするんですけど、
北の方ってすごくみんな困ってたんですよ。
僕もちょっと北の南端市っていうところに住んでて、
辛うじて京都市内から1時間くらいの距離なんでまだ通えるんですけど、
それより北ってなるとなおさら大変なんですよね。
ちょうど縦貫道っていう高速道路も走ってるっていうか開通してたんで、
なるほど、それも使って下りながら集めてまた乗ってるみたいな。
そうですね、縦貫道沿いで今は便を走らせてるって感じですね。
一軒一軒回ってられへんので、最初はもう知り合いの農家に紹介してもらったりしながら
いろんな人聞いていって、ほらうちの倉庫使ったらええやんとか、
ここの飲食店さんのこの軒先使えるでとかって言って、みんなそこに集めてもらうみたいな。
出荷ステーションみたいな、出荷ポイントみたいなところ。
だからシステムで情報、取引の情報をつないで、
場所はみんなの協力もらって、集荷エリアを集約して、
それを週4分集めて配送するみたいな。
私は別に農家でも親親でもなくて、
始まった当時は京都市内にニーカーベースの研究者だったんですけど、
今も研究者なんですけれども、持続可能な食と農とかの研究をしてまして、
百姓一揆の話とか、京都オーガニックアクションの一番最初の頃の会議とかを見に行ってて、
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そのままずっとずるずるいるっていう感じで。
京都オーガニックアクションはこれは一つの特徴で、
ビジネスがベースなんですけれども、がっつりビジネスというわけでもなくて、
結構いろんな人が来て、面白がって切なくてみたいな感じですね。
座右機能業的なオーガニックなつながりみたいなのが生まれやすい感じがしますよね。
やっぱり僕結構海外のCSAとかの事例すごい見てたんですよ。
日本だったら定型運動とかそういうのがあるんですけれども、
要はこうね、生産者と消費者、それ八百屋とかが、
ちょっと新しいつながり方みたいなんで、
日本から生まれて海外でまた違う形で定着して。
日本初ですね、定型システムが。
それ掘っていくと結構日本の定型運動の、
今も続いている団体も結構あるじゃないですか。
でも海外では結構もっと新しい事例がどんどん出ているのが、
こちらの研究機関に、地球研という研究機関、地球環境研究所というところに行ったら、
すごいそういう研究をしてたチームがたくさんいたのが。
食と農業の研究をしてた研究者チームがいたんで、
そっちからアクセスしてくれたんで、逆にこっちが情報を取りに行って、
いろいろこういろんな事例を見させてもらって、
コロラド州のCSAのグループをモデルにしてるんですよ実は。
僕が勝手に見つけてきたやつなんですけど、農家が10件ぐらいでコロラド州で法人作って、
国の補助金取ってトラック買って倉庫作って、
そのエリアのオーガニックの農業の野菜を、
自分たちで集荷配送する仕組みを作っているグループがあって。
なるほど。
これええやんって。
結局その小農ということについてまたここから話したいんですけども、
小農のなきところはまさしく流通なんですよね。
そこら辺、持続可能な農業とかっていう点と流通の問題を抱えたりする小農についてどうですか。
小農こそが持続的とは別に言わないんだけど、
小農がすごい面白いなと思ってるんですよ。
こんなエキスポとかに来ても何するんだろうと思ったけども、
来たらいっぱい集まっているのがこういうところに表明化してきているっていうのはすごい面白いなと思ったんですけども、
小農の持続可能性って何ですか。
やっぱりコミュニティにすごくよるのかなと思うんです。
京都はこういう、できつつあるなって感じがするんですけども、
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小農学会の京北町であったよね。
山下聡一さんが来て、あれピックオフやったな。
あれは立ち上げの時です。
行ったんですよ。ちょうどKOAの百姓行きやる前、2ヶ月前とかやったんですけど、
小農学会行ったらめちゃくちゃ面白くて。
僕田舎暮らし始めて、今で15年なんですけど、その当時で5,6年で自分で畑やってていうのをやっている中で、
うわ、これやんって感じで思いました。
小農ラジオやっているのに、小農学会のことは全然、後から知って、こういう学会があるんじゃん。
じゃあどうやって小農という言葉にたどり着いたんですか。
なんだろう、僕小農って何で思いついたんだったかな。
スポーツキャスト始める時に、小農ラジオって瞬間的に思いついただけなんだよ。
結局ちっちゃい農業が面白いし、なんかタフだろうと思ったから、
そういう人たちに話聞くラジオだったら小農ラジオいいなと思ってやったんですけど。
小農の持続可能性みたいなのはいろんな視点があると思うんですけど、
コロナの時に農家さんのアンケートをバーってしたんですよ。
そしたらその時に、私たちのチームが知り合いの農家さんをつてに最初にどんどん広げていったので、
基本的には有機とか小農、オルタナティブな農家さんが多かったんですけれども、
めっちゃ面白かったのが、全然誰もコロナに困ってなくて、
職場は屋外屋外やし、食べ物は自分で作っているし、
お客さんも食べ物は欲しいというから、別に特に困っていませんみたいな。
僕らは全くそうでした。
やっぱりそうですか。
なんかどこ風邪みたいな、街は大変だなみたいな。
その時に思ったのは、働く環境とかもそうですし、野菜を作っているということもそうなんですけど、
加えて小農の人って流通を依存していないから、自分で販売しているからあまり困らないとか、
あるいは資材も依存していないから、高谷さんもちろんそうですけど、
自分たちの身の回りのもので肥料とかも作っているし、
資材もそんなにわざわざ買っているものが少ないからみたいな。
あとやっぱり大面積で成果物を作っていると、やっぱり売り切らないとやっていけないから、
そうなるとやっぱり難しいかなと思うんですけど、
小農多品種だとコロナとかマジで困らへんねんな、この人って思って。
それは面白かったですね。
京都オーガニックアクションは社団法人で共同プロジェクトみたいにやっているんですけど、
それとは別に魅力商店という自分の小さい宅配八百屋をやっているんですね。
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要は京都オーガニックアクションってやっていると物流やってしまっているので、
そうしてもやっぱり効率の方にどんどん引っ張られるというのがあって、
結局どこまでを小農とするかというのもあるんですけど、
そこそこ体系的にしっかりシステマティックに生産している、
品目を絞って生産している農家さんがやっぱり目立つというか、
生き残れる世界になってきちゃうんですよね、物流をやっていると。
それはそれで仕方がないんですけれども、
と同時に魅力商店で扱っているのはこんなところに出せないというような小農の農家とかの野菜があったりするんですよ。
かたまり強すぎてめんどくさいというやつとかね。
誰のことを言っているか分かると思うんですけど。
見ている人は分かる。京都の人は分かる。
そんな農家さんの野菜とかもやっぱりめちゃくちゃ魅力があるし面白いし、
そういうのは僕が個人的に飲食店さんとか個人のお客さんに伝えながら販売しているというのもやっているんですよね。
それはそういう風に売ってくれる人もいるというのはすごいありがたいですよね。
そこ両方あるとその間でのジレンマみたいなのが自分の中にあって、
でもどっちもあってほしいという感じなんですよ。
何しているのかと思ったとブースを訪れたお客さんが驚いております。
結局少量多品目で自給自足プラスアルファ。
大きな家庭財源ぐらいで僕も始めたんだけども、
だんだんある程度できるようになってきたり買いたいという人が増えてくるようになると、
効率求めて中量中品目ぐらいはいいのかなってなってきて、
力学的にそうなる。
たまに俺こんなことやりたかったんだったかなって思い出す時があるんだけども、
そうならざるを得ないんだけど、それだけが本当にいいのかなとか
いろいろ考えながらやってますね。
高谷さんみたいに責任あるという方がいるのかわからないですけど、
ちゃんと立っている農家さんがいるといろいろ引き合いというか要望も来ると思うんですよ。
うちの農地も良かったらやらないとか、
あるいはうちのスーパーにも出しませんかとかなってくると、
だんだん勝手に規模拡大の道に。
望んでないけど。
そうなっちゃうんですよね。
常に一人でやれる農地で農業をやるっていうのが僕はやりたかったんですけど、
だんだんこれは回らないぞみたいになってきて、
人を入れたらもっと仕事を増やさなきゃならないとかっていうのは。
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結局、小農と小秋内って一緒だと思ってて、
小秋内も僕は宅配屋をやってて、
野菜セットみたいなのを組んでやってるんですけれども、
それが入れたらどんどん調味料とか増やしたりとかやっていってしまうと、
結局成長にならざるを得なくなってくるんですよね。
ある程度ちゃんと利益出していかなあかんことを考えていくと、
それに合う規模感みたいなのがあって、引っ張られますよね。
やりたいことを追求していくと大きくならざるを得ないのかなって思うと、
資本主義というかそういうのはどこまで行っても逃げられないのかなと感じながらやってます。
そうなんですよね。なかなかね。
僕もともとものづくりしてたんですよ。
ものづくりを商売でやるのが嫌で、
なんか違う道ないかなといって田舎でいろんなバイトしてる中で、
自分が作るものを売るのは苦手だったんですよ。
でも逆に人が作る野菜、うまいのは知ってたし、
それを売るのはすごい得意だったんですよ。
だから、それでやれてる感じがする。
じゃあ、自分がもう一回ものづくりに戻れるかって言ったら、
ちょっと今からなら違う視点で戻れるのかなって思いましたね。
でもなんか自分で作ったものをすごくいいものなんですって言って、
売るのは僕も苦手で、
むずくないですか?
確かにいいんだけど。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
それ500円なんです。
ありがとうございます。
お金もらいました。
ありがとうございます。
ステッカーを購入いただきました。
ステッカー購入してくれてありがとうございます。
嬉しい。
嬉しい。
そう、だから何なんでしょうね、
商農がずっと商農でい続けるみたいなのが、
みんながちゃんとできるような環境みたいなのも、
残ってたら面白いなっていうか、
そういう街の方が魅力的だろうし、
僕なんかすごい里山で引っ込んだところなんで、
商農みたいなのがいっぱいいるのが面白いなと思ってるんだけど、
生きていくのがちゃんとできるのかなみたいな。
さっき白川町のブース行ったときにチラッと聞いたら、
ビール作ってる人がいて、お茶作ってる人がいて、
どんどん農業から離れていってるんですよね。
いやいや、でも農業とめっちゃつながってるじゃないですか。
根っこみたいなところ。
それは面白いですよね。
あれなんかすごくめっちゃ魅力的やったなってパッと見でも思いましたね。
なんかでも京都でもそうなんですけど、
たぶん岐阜でもそうだと思いますけど、
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ある程度大きくなった有機の農家さんで、
そこに研修生が来て、そこで勉強して、
独立してみたいなことを考えると、
それはやっぱ面積あった方がいいじゃないですか。
そうですね。
だから面積あって、
コミュニティのためになるっていう方向もあるし、
最初3年ぐらいは研修生で、
多くはなくてもちょっと給料をもらいながらやれたら、
安心は安心だと思うので、
そういうのを考えると、
中量中品目でそういうことをやる農家さんは、
地域にはあってほしいなって感じがしますよね。
ならざるを得ないというか、
そういう人がいてこそまた商農が育っていくみたいな。
そこからまたみんな独立して、
商農になって根付いていってみたいな。
最近農業の学校いっぱいできてるじゃないですか。
もうボコボコできてますよね。
スモールファーマーズカレッジとか、
マイファームとか、
アグリイノベーション大学校とか、
亀岡の有機農業スクールもできたし。
はい、ルースでやっております。
ありがとうございます。
岐阜でもありますか、農業大学校。
岐阜は今のところないんですけども、
なんか兵庫の方でできたりとか、
いろんなところでやってるので、
ちょっと対比の話してくれとかいうので、
僕も行ったりとかしてるんですけど。
週末スクールみたいなやつもありますよね。
なんかあれが結構いろんなグラデーションがあって、
プロ向けから家庭祭向けからっていうのが、
ニーズがすごいいろいろあるんやなって思ってて。
京都オーガニックアクションやってると、
オーガニックっていう括りやけど、
ほんまにさまざまな農家がいて、
経営マインドすごく持ってる農家から、
ちょっと時給にプラスアルファぐらいの農家から、
いろいろいるじゃないですか。
いろんなスタイルがありますよね。
それがこう、言うたら、
オーガニックって多様性のことやと、
僕は思ってるんですけど、
それ、多様性って別に、
生物多様性だけじゃなくて、
農法もしくは、
人それぞれのこだわりとか、
思想の多様性とか、
その結果として出てくる野菜が、
めっちゃ多様だったみたいなのが、
めっちゃおもろいじゃないですか。
面白いですよね。
それが許容できるようなオーガニックにするのは、
国とか行政には絶対できないんで。
そうそう。
多分。
農水省の緑戦略は絶対そうはならないじゃないですか。
多様なオーガニックにはならないじゃないですか。
確かにならないですね。
それはしょうがないから、
逆に僕らみたいな民間が、
やっぱりそこをつないでいくっていうか、
大事にするような活動を続けるしかないみたいな。
だから決定だから、
メジャーにはなりたいわけでもないけども、
ならないだろうけど、
これからこういう草の根的な性能みたいなのって、
どんどん増えていくから、
そういうのがつながっていったらもっと面白いですよね。
そうですね。
今回もこうやってお話できてすごく面白かったし。
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ある意味このオーガニックフォーラムも、
緑戦略の恩恵をある程度受けてる回だと思うんですけど、
そういうところでこういう性能トークができるっていうのは、
結構いいことじゃないですか。
本質的にすごいいい気がする。
楽しかったです。
でもこの間、
京都オーガニックアクションでもポッドキャストやってまして、
また皆さん聞いていただいたらと思うんですけど、
この間その収録をしてて、
結局京都オーガニックアクションのやってることを考えると、
市場流通ってよくできてるよね。
わかるわかる。
最後ここに行くんだろうなみたいな。
もうほんまにそう。
完璧だなって。
もうあれに載せてくれたら一番いいんですけどね。
マジで。
いやもう宣伝してくると最後あれになるんですよね。
いやもうほんまに。
究極突き詰めたらいい仕組みだなって思います。
ただ顔が見えないっていうのがあるんで、
そこは多様になりようがないところもあるじゃないですか。
だから京都オーガニックアクションがやろうとしてるのは、
多様なまま市場流通できないかみたいなところをちょっとやってて、
だからポッドキャストみたいなこともやって、
一人一人の八百屋と農家の話聞いたりとかしてるんですけど。
いやーいいですよね。
やっぱなんか熱量感じるっていうか、
人間臭いみたいなのってすごく大事だと思うんだよなと。
大事ですね。
売る方も買う方も。
だって買い手を八百屋さん新しく加盟してくれて、
京都オーガニックアクションから仕入れたいって言って、
じゃあちょっといっぺん農家紹介しますわって言って、
農家さんとか連れて行くじゃないですか。
何人か連れて行ったら、
やっぱその翌週からその農家さんへの発注増えるんですよね。
それってもう、その物がいいとかそういう理屈抜きにして、
なんかこうやっぱ人が繋がったらちゃんと流通が繋がるみたいなのって、
なんかこう温度感があるんですよね。
僕は対比作ってて、
結局今まで対比っていうのは畜産農家が作って、
それを農家が使うっていうことで、
できたものを買い手しか交流がなかったけども、
僕が対比作るようになって、
こういう作り方してるとかっていう話すると、
なんかちょっと高くても買いたいとか、
こうやって使えばいいんだとかになるんですけど、
こうやって売る人と買う人の間に立つ人みたいな、
こう間に立つ人がこれからもっといっぱい出てくると、
すごく情報とか本当に熱量が伝わっていくんじゃないかなと思ってて、
結局人だなみたいな。
最後は人。
京都にはもう亡くなったけど、
フランク・ザッパっていう伝説の八百屋があったんですよ。
こった名前ですね。
フランク・ザッパから来てるんですけど、
コーヒー、ロックとコーヒーと野菜の店みたいなんで、
あの当時60くらいかな。
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変わったおっちゃんがやってたんですけど、
その人の店はほんまにすっごい狭い路地裏の店があったんやけど、
下手したら一日に二、三百人来るんちゃうかぐらい人が来てて、
みんななんか別に野菜買いに来てないんですよ。
僕のルーツがそこなんですよ。
フランク・ザッパは結構いろんなところの農家を
すごいランダムにつなぎまくる人で、
たまに電話かかって、最近もうかかってこないけど、
たまに電話かかって、
ちょっと予算の調理こんな農家もいけたから電話番号言うし、
電話しとってって言って、
いきなり電話かかってくるんですよ。
電話して、なぜでも多いんですけど当たりもたまにあるっていう、
そういうつなぎ方する人がいて。
あと京都オーガニックアクションやってて思うのは、
結構上の世代が優しいなっていうのも思ってて、
京都って割と大学も多いから、
初期の、それこそ70年代の有機農業運動の時から始めたみたいな
第一世代の人はまだ元気なんですけど、
例えばトラック貸してくれたりとか、
場所貸してくれたりとか、
うちのここの場所集荷スポットに使っていいよみたいなのを
ちょっと声かけてくれたりとか、
割と世代間も、
なんかもっと意地悪言われるかなと思ったけど、
全然そんなことなく。
最初に百姓一揆をやったコミンカっていうのも、
安全農産っていう、それこそ60年代からやってる
有機農業系の提携団体なんですよ。
そこが貸してくれて、
持ってるところ、
そこを話し聞きに行ったら、
ほんまに提携運動、
ザ・提携運動の原型をとどめてる団体で、
めっちゃかっこいいんですけど、
今もやってるんですよ。
ただもう会員さんがだいぶ高齢の方が多くなってきてて、
でもやっぱりその当時の人たち、
まだまだ熱いんですよね。
すごい世代っすわ。
やっぱり岐阜というか、
白川町にしても、
そこら辺でまだまだ、
ネットワークとか、
流通の問題とかも、
全然今解消する方法、
全く思いついてもいない段階なんですけど。
でも私、岐阜って今、
移住者が面白いっていうのが、
グジョウとかいっぱい、変な人がいっぱいいて、
私、猪鹿町のコウセンさんとか友達ですけど、
やばいっすね。
とか、岡本よりたがさんも、
あ、グジョウです。
そうか。
あと、北に上がれば、
糸城とかも有名エリアだし、
糸城がいいっすよね。
岐阜結構熱い感じがする。
なんかもうちょっと広域で捉えた方がいいのかなって、
今話し聞いてて思いました。
神奈川町っていうのも、
広いんですけど、
なんかもうちょっと、
それこそ百姓一揆的なものが、
あと岐阜みたいな。
百姓一揆で。
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エナ地方だか何だかわからないけど、
なんとか地方で飲み会とかしても、
いいかもしれない。
飲み会は強いです。
ポイントは3月にやるっていう。
3月。
それ大事です。
3月の頭ですね。
3月に定時はまだ大丈夫。
2月終わりか。
2年目は130人来ちゃって、
もうこれやりすぎやなってなって、
自己紹介だけで2時間半とかやった。
それはひどかった。
あれは地獄やったな。
もう忘れるし最初の方。
誰?みたいな。
全員終わった頃にはもうベロベロになった。
いいですね。
でもなんかちょっとまた、
いろいろヒントもらったんで、
また今後ともよろしくお願いします。
楽しいです。
今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。