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Ep.029 夏が暑過ぎてベランダーからルーマーへ… いとうせいこう著”日々是植物”
2026-06-25 36:12

Ep.029 夏が暑過ぎてベランダーからルーマーへ… いとうせいこう著”日々是植物”

「植物偏愛談話室」は多肉植物、塊根植物、サボテンなどの珍奇植物、ビザールプランツと呼ばれる植物を育てるのが趣味の3人が好きな植物やその周辺のカルチャーをテーマにゆるくおしゃべりする雑談系Podcast番組です。


今回のテーマは…


「Ep.029 日本の夏が暑すぎてベランダーからルーマーへ… いとうせいこう著”日々是植物”」


今回は新たに始まったレギュラーコーナー、植物をテーマにした書籍を紹介する「植物偏愛図書室」。


第一回目にご紹介するのは2026年2月に刊行されたいとうせいこう著「日々是植物」です。


本書はエッセイスト、作家、ラッパー、そして俳優と多方面で活躍されているいとうせいこうさんが、ひとりの園芸家として植物に対する愛に溢れた日々を過ごす様子を綴ったエッセイ集。その感想やそれに纏わる植物に話を広げ3人で語り合います。


日々のお世話に一喜一憂したり、年々厳しくなる気候変動の影響、なかなか覚えられない植物の学名などなど、どんな品種を育てているかに関わらず、その植物への眼差しに私たちもシンパシーを感じずにはいられません。


園芸のお供にぜひお聴きください♪


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00:24
植物偏愛談話室。この番組では、植物を育てるのが趣味の私たちが、好きな植物やその周辺のカルチャーをテーマにおしゃべりします。
今、しゃべっている私がMemiです。
Shuheiです。
Junyaです。
よろしくお願いします。
本日はですね、なんと新しいレギュラーコーナーが始まりまして、
その名もですね、植物偏愛図書室でございます。
なんとなく名前でね、想像つくかなと思うんですけれども、植物にまつわる書籍を紹介するコーナーを始めたいなと思っています。
この植物偏愛図書室、レギュラーコーナーにしたいなと思ってるんですけど、どうでしょうか。
いいと思います。
いいですかね。
結構ね、探すと意外とある。
植物の本。
僕が勝手に名前決めちゃったんですけど、植物偏愛ブッククラブとか、今ブッククラブとか流行ってるらしいからブッククラブにするかと思ったけど、
ブッククラブって3人とも本を読んできて、それの感想を語り合うみたいな読書会みたいな意味があるから、
ちょっとそれは違うなと思って。
なので図書室、談話室に引っ掛けて、図書室いいんじゃないかなと思って。
いいですね、わかんないですけど。
本の内容とか、著者の視点をきっかけに色々植物に関する話とかしたりとか。
あれだね、本をおつまみに喋るみたいな。
そうなんですか。
本は読むんだ。
本は読むものです。
あれおかしいな。
本を買ったら積んどくものじゃないですか。
そういうのもある。
本を読むと意味がわからない。
ポジショントークですか。
積んどく派の私としては本は読まない。
そうなんですか、また謝罪する範囲になります。
何回か後に、すいません、あの時本を読まないなんて言ったけど、実は私本を読みますみたいな。
これはね、前振りになるから。
安心してください。
積んどきます。
大丈夫ですか。
何ですか、何か本を読んじゃったりしてるの?
そうです。
ちょっと最近読んだ本があるので、私からご紹介したい本は、
日々これ植物という、伊藤聖光さん。
03:04
皆さんの名前は聞いたことあるんじゃないかなと思いますけれども、伊藤聖光さんが書かれたご著書で、
マガジンハウスから今年の2月に発売したということで、
結構最近出た本です。
そうですね。
伊藤聖光さんに関しては意外とお二人の方が詳しかったりするのかなってちょっと思ってたんですけれども、
作家さんとかクリエイターとかしてらして、
活字も映像も舞台も音楽も、いろんな方面で活躍されている方ですけれども、
言わずと知れた。演芸家の顔をお持ちだ。
そうなんですか、言わずと知れてるんだ。
植物好きの中では結構知られてるかなって。
これ日々これ植物っていうエッセイ本なんですけど、
これまでにですね、ボタニカルライフという本がまず最初に出てて、
次に自己流園芸ベランダ派という本が出ていて、
これが第3弾として日々これ植物が出ています。
植物に関わる本が第3弾。
なるほどなるほど。
テレビの原作にもなったのがあるんですよね。
そう、ボタニカルライフが植物男子ベランダっていうドラマになったりもしてますよね。
そうなんですよ。
結構ね、植物界隈ではドラマ見て、私ちょっと残念ながら見てないんですけど、
自分も見てないもん。
ハマってた人いるっていうのはね、時々聞きますけど。
伊藤誠孝さんって活動の幅がかなり広くて、かなりマルチな方なんで、
結構人によって認識してる肩書きが全然違うと思うんですよね。
純也さんって伊藤誠孝さんに対してそういうイメージがあるんですよね。
そうなんです。
自分はですね、伊藤誠孝さんって最初にラップっていうスタイルを日本に持ち込んだ一人でもあるんですよ。
だからその、自分の中では伊藤誠孝っていうのはいわゆるラッパーでもあるんですよね。
メッセージですよね、アルバム。
あとね、口ロロとの共作があって、
ヒップホップの初期衝動とヒップホップの経年劣化っていう2曲がですね、
本当に大傑作なんで、皆さんに聴いてほしいってぐらい大好きなんですよ。
っていうラッパーの一面もありつつ、
テレビのMCもそつなくやれたりとか、
あとは自分が敬愛する三浦寿師匠と超仲良しっていうのもあったりしてね。
あとね、もう一つね、これはね自分ぐらいしかね知らないと思うんですけれど、
ダブマスターXさんっていうミキサーの神みたいな人がいて、
その人とダブフラワーっていうユニットだったかな、そんなようなユニット名で
ポエトリーリーディングやってるんですよ。
それがね、実は生で見たことがあって、ぐわっとくるような熱いものを感じる。
06:05
僕この前ヤントミタさんのライブに行ってきたんですよ。
それブルーノート東京であって、その時にミキサーされてる方がダブマスターXさんで、
その時に高木寛さんとかゲストで出てきてたりとかして、
あの年代の人たち、伊藤誠子さんとか特有のノリとかムード、空気感、
あの辺の人たちにいいし、なんか羨ましいというか、
僕らの世代ではもうちょっとまとえない空気。
龍也さんはね、結構そっちに近い雰囲気あるんですよ。
龍也さんはね、結構そっちに近い雰囲気あるんですよ。 イエス。リアルタイムで。
なんか同じやっぱり。年とかも多分そんなに違わなかったり。
ちょっと龍也さんの方が下ぐらい。65歳だったかな。
それぐらいかな。ただそのジェネレーション時には、
自分がすごい色んなものを吸収したい年齢の時に活躍してるから。
そうですよね。わかります。
こんな感じで伊藤誠子って何者ってやったら、
自分の中ではあれ?何者なの?ってぐらい色んなことやってる。
もう話しすぎてますよ。伊藤誠子の。
そろそろ本の話題に行きましょうか。
そうですね。伊藤誠子特集になるところでしたけれども。
まあでもそんな伊藤誠子。
そうそう。そんな。
そんな方がやってるっていうのは結構大事なとこから。
そうそう。そういうね、背景のある方が、植物に関するエッセイを書いているんだよっていうところなんですけれども、
日々これ植物っていう本は、この伊藤誠子さんのまさにゆる円形な日常を書いたコラムになってます。
もうでも円形歴すごい長くて、30年近く円形されてるんだけど、
ご本人曰くだけど、一向に上達してないとか、何なら今もたくさん枯らしてるしっていう話も本の中に出てきます。
そういった引きこもごも、上手いこと言ったとか枯らしちゃったみたいな、
そういうのを伊藤誠子さんらしいユーモアたっぷりな文章で綴っているっていうのが、この日々これ植物というものです。
なるほど、なるほど。
家に積んでみたいなとか言いながら実は持ってるんですよ。
持ってますか。持ってるんだ。本当ですか、後藤ちゃん。
ちゃんと積んでます。
積んでます。
もちろん積んでます。
積んでますね。後藤ちゃん読むのを待つだけというところ。
読みますよ。
じゃあちょっと読みたくなるようにプレゼントしていきます。
よろしくお願いします。
この本を読んでると、私が思ったのは、伊藤誠子さんのフィルターを装備して街に繰り出すことができるようになるみたいなのが、読んでて面白かったなと思うんですけど、
09:00
なんかね、伊藤誠子さんって植物が花を咲かせるとか、実がなるとか、一見枯れたように見える植物からまた新しく葉っぱが出てくるとか、
そういう生命の神秘みたいなものにすごく惹かれて園芸をされていて、
そういう話を聞いてから植物をもう一回見たりすると、確かに生命の神秘やなってなったりとかして、
伊藤誠子さんが感じる感じ方とかをこの本読んでインプットしてから、いろいろまた見てみると見方が変わるかなという。
ちょっと視野が広がるような感じ?
そうそうそう。ちょっと解像度。
今まで何となく見てなかった植物とかに目が行ったりとか?
それは本当にそうで、この本読んでから近所とか歩くと、この本にもよく出てくる日々草だったりとか、
そういうのも私たちが普段育ててない植物でも軒先とかにあると気になったりとかするようになる。
成功さんがそういうのを結構気にしながら生活してたりとかするってことなの?
そうそうそう。いわゆる路上変形って呼ばれるようなものもすごく興味があって、普段からじっくり見たがるっていう感じです。
だから私もそういう考え方とかをインプットしてから歩くと、そうやっていろんなものが今までより見えてくるようになるし、愛おしいなってすごい思えるというか、いい感じがありました。
なんなら植物だけじゃなくて、軒先に置いてある植物を見て、この植物を育てている人のこととかも想像したりして、そういうような気持ちになれるっていう。
園芸を通じた日常、すべてに広がって楽しさとか愛しさとかおかしみみたいなのを見出す力をくれる本かなと思いました。
なんか流行りしたりとかそういうんじゃないよね。品種とかの流行りしたりとか、そういうのとはちょっと別の感性でやってるような感じかな。
向井 まさにそうで、全くそんな今こういう植物が流行ってるとかいうものに関しては出てこない。
ああ、そっかそっか。そうよね。
表現がすごい難しいんですけれど、エッジーな人って言えばいいのかな。
見た何かのところに普通の人が見出せないこと柄じゃない、何かを発見する能力に長けてる人っていうのがある一定数いるんですよ。
それがまさに伊藤聖光さんかななんていうのは今話を聞いていて感じて、その何か新しい発見をするフィルターをめみさんが装備できた山かなと思うんですよね。
こういったクリエイターだとかっていう方々のものを見る目っていうのが、とにかくすごい解像度が高いっていうか深いっていうか広い。
12:10
こういった方々が街を見ると何かいろんな発見をするんですよ。
そういった発見に対して何かこと細かに自分が持ってる言葉っていうもので表現していって、それを文章に落とし込めている。
それが伊藤聖光さんの場合は植物である。
それで花が咲いただとか実をつけたっていうちょっとしたイベントに対して深い解像度で、
ものを見て文章にしてそういったものがエッセイに落とし込めてるっていうことなんですよね、おそらく。
まさにそうですね。
素晴らしい、うらやましい。
なんか言い換えると感受性っていうね。
そうですね。
クリエイターならではの感受性、そこすごい感じますよね。
それが結構この日々これ植物もそうだしボタニカルライフとかもそうなんですけど、
結構文体にもなんか現れてるなと思ってて。
僕もなんかちょっと読んだんですけど、結構文体が何々だとか何々であるみたいなそういう感じの文体で全部書かれてて、
一人称がお礼なんですよ。
で、植物のことをヤツラって言うんですよ。
いいですね。
そこがすごいね。
自分とお前とは違うぞっていうのを一旦壁をつけといてってことなんですね。
そこのね、そこにすごいユーモアとかがやっぱり乗ってくるし、なんかすごい面白くて。
植物と花とかそういうのを扱ってるエッセイではあるんですけど、ちょっとタフでちょっとソヤな文体なんですよね。
それはいい。
そうそうそう。それがね、すごいね、面白くて。
ゆるく園芸を楽しんでるだけなんですけど、なんか表現がちょっと大げさというか、それがね、すごいいいんですよね。
そうね。ユニークな見方をして書いてくれてるから。
そうそうそう。やっぱり文章がめちゃめちゃ上手いし。
ね。ねって呼んでないけど。
そうなんですよ。なんかそういうところの面白さがあるから、なんか植物を観察して、ただそれをなんとなくただ書いてるだけじゃなくて、
そこに面白いそういう文体だったり表現みたいなの、ユーモアみたいなのをしっかりと乗せてくる感じがめちゃめちゃいい。
見心地もいいし、呼んでてリズムもすごい良くて楽しい。
そのリズム感大切なんですよね。その辺はやっぱそのラップをやってるような。
ああでもそうかもしれないですね。
ラッパーって言葉のリズムとか、言葉の締めのあたり、いわゆるライムと言われるような韻っていうものをちゃんと踏んでいくんですけれども、
多分伊藤聖光さんの文章もそういったラップ的な韻とリズムっていうのが多分根底にあるんじゃないかななんて、読んでないくせに語ってる。
でもそんな気がしますよ。本当にリズムカルな文章で、読み始めるとトントン読めるような感じです。
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その何々だとか何々であるみたいな文体に関しては、結構カレル・チャペックの演芸家12ヶ月の影響みたいなのもあるんじゃないかなっていう。
なんか実際にこういうのがすごい好きで、エッセイ書き始めたみたいな話もあったりして。
そうなんですね。
そうそう、チャペックのこの本がめちゃくちゃ好きで、自分も書いてみようと思ったんで。
そうなんだ。ロボットを初めて生み出した小説家。チェコでしたっけ?
チェコの作家。
チェコなんですよね。チェコの作家でそのロボットを生み出したっていうので、一番有名なのかな。
その方が演芸家12ヶ月っていう演芸趣味を炸裂させた解文のエッセイなんですよね。
なんでここまで語れるかというと、ちょっと読んでるから。
読んでるじゃん。読んでるじゃん。
早速謝罪。
そうなんですよ。実はカレル・チャペックの演芸家12ヶ月、ほんのちょっとだけ実は読んでいて。
この本もかなり読みごたえというか、本当に粗暴なんですよ。植物に対して。
その辺が伊藤聖光さんの日々これ植物にも存分に。
そうそう。泉みたいな。
だから日々これ植物とかバタニカルライフとかそういうのが好きだった方は、もしかするとこのカレル・チャペックの演芸家12ヶ月っていうのも読むと面白いかもしれないですね。
そう、めちゃめちゃ面白いです。
あとですね、カレル・チャペックの演芸家12ヶ月はですね、途中になんか緩い絵が描いてあるんですよ。
これがですね、お兄さんの画家が描かれてるんですよね。
弟さん。
弟さん?あ、そっか弟さんか。
そのイラストもね、本当に緩くてとても良い。とても良いという本なんですよ。
なるほど、その泉が存分に。これは良い。
そう、泉は引きずがれてるんですけれども、なんかそのね、そう、ユーモアのなんかセンスみたいなのはやっぱり、
伊藤聖子さん。
伊藤聖子さんのセンス。
なるほどね。
っていう感じでしたね。
なるほど、住んでるだけじゃダメですね。
ダメですね。
で、ちょっとここからはあの面白かったところとかをちょっと紹介していこうかなと思うんですけれども、
元々ボタニカルライフ書かれたぐらいの時は、ガーデナーっていう言葉に対抗して、
ご自身がそのベランダで演芸してたから、自分のことをベランダーって名乗ってたんですね。
あ、そっからテレビの。
そうそうそう。
なるほどね。
そうだと思います。で、それがですね、日々これ植物になると、状況がちょっと変わっていて、
途中でお引越しされてるんですよね。その時に引っ越し先を決めるのに、
ちょっとさすがに植物のことより自分の生活を優先して、ちょっと物件を選ぼうということで選んだ結果ですね、
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ベランダーがかなり手狭になってしまいまして、
日々これ植物書かれてる時点ではですね、自称ルーマーに転身していますということで、
ベランダ演芸から室内演芸になって、ルームのルーマーということで。
そうなんだ。室内演芸って言ったらね、なんか親近感がぐっと奥の。
そうそうそう。
あ、そうなんだ。
そうなんです。だから私たちもルーマーです。
自分なんかまさにルーマーですよね。
そう、私も結構ほぼほぼルーマーです。
そうなんだ、ルーマーいいな。使っちゃおうかな。
ルーマーって自称していけばいいよね。
ルーマーなんだけど。
そうそうそう。
俺ルーマー。
こういうところの言葉の選び方にもすごいやっぱ面白さが出た。
そう、センス。
そうなんですよ。ワードセンスがとても良い。
ね、本当に本当に。でね、ちょっとでもね、私たちとちょっと違うなと思ったのが、
室内にちっちゃなビニール音質を置くっていうか、部屋の中にビニール音質を作るっていうことをしたりとか、
あとね、面白かったのがね、途中でハンギングという技を覚えて、いろんなものをハンギングして場所を確保したりとか、
そんなことをしつつ、パートナーの方に気を使いながらもうじわじわ量を吹き上げていって。
それはなんかいろんな人に刺さるんじゃないですか、パートナーさんに気を使って、気がつかないようにちょっとずつ増やすけど、
パートナーさんも全部お見通しだし。
まさにまさにでしたね。
面白い。そうなんですね。
あ、そうそうって思った。私もこれ植物を初めてから気づくようになったなと思った一説があるんで、ちょっと引用させてもらうと、
一つ二つの兆しを見つけた途端、すべての植物が春を迎えていることが急にわかる。
あ、ここにも、あ、そこにも、あの瞬間の不思議さ、喜びと言ったらないっていう文章が出てきて、
これ植物始めた人ならみんなこう感じることじゃないかなと思って、なんかすごい嬉しかったんですよね、この文章が。
例えば私とかだと、ついついオベサで話をしてしまいますけれども、
春ってオベサの寮と寮の間の谷間のところが成長するので、ぐっと広がってちょっと緑の部分が出てくるんですよね。
それを見た瞬間に、あ、春来ましたって思うんやけど。
この文章をね、ちょっと自分は別な方面で捉えていて、
これね、一つ二つの兆しを見つけた途端にすべてっていうところで、自分の目線以外のところにもちゃんと息吹はあるんだよっていうのが伝えられていて、これはちょっとなかなかいいな。
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いや、いい文章ですよね。なんかそういうすごく狭い視点から急にバッと世界が広げるような瞬間をね、なんかすごくいい文章になって。
その時の快感ってね、なんかね覚えてないんですけれど、あるんですよ、自分で。
すごく狭いところから広いところに視野が行った途端に、心がすごくね、解放されていく感覚があったんですよ。
それがね、なんだか忘れちゃったんですけれど、
今ね、めみさんがこの文章を読んでる間に、ああ、あれかっていうのをね、ちょっと思い出しました。
っていう感じで、自分はその狭い視野が急に広がった感動をこの文章に落とし込んでるんだろうなって、ちょっと感じておりました。
それもすごい分かって、それこそおめさんを発見すると、他のやつもちょこちょこ発見しだすんですよ。
で、発見した発見した、春が来たって言って、で、外のことを想像した時に、ああ、確かに春来てるってなる感じ、ファッとなる感じ、すごい。
私も分かります。
なんかまだまだちょっと肌寒いなぁと思って過ごしてるけど、確かに植物はもう春を感じてるみたいな。
あるもんね、そういう瞬間ってね。
すごくね、素敵な文章だなぁと思いました。
こういう文章を書きたいな。
ちょっとなんかここからはですね、気候変動っていうのが結構この本の裏テーマというか、全部につながってくるテーマかなと思ったので、
ちょっとこの気候変動っていうのを切り口にちょっとご紹介していきたいなと思っています。
伊藤聖子さんもご自身が演芸される中で、気候変動を肌身で感じるっていうシーンが結構あって、
例えばこれまでも何年も順調に育ってきたオリズルランとか、あとカネノナルキーっていうのが調子を崩し始めるっていうのがあって、
地球温暖化は俺の部屋の中にまで忍び込んでいるのだって書いてたんだけど、
そういうふうなちょっとしたことなんだけど、変わってきてるなって思うことがいっぱいあって。
たぶん30年とか演芸やられてるからこそ、結構その季節の移り変わりとかにずっと敏感な感じで30年過ごしてると思うから、
そういう人が今年の夏はいつもと違うなとか、どんどん変わってきてるなみたいなこととかが結構ね、分かれるんやろうね。
カネノナルキーなんてのはそこら中に入ってるから。
そうそうそうそう。すごいね、強い植物。
ちなみに自分カネノナルキーをダメにしちゃったんですけど、これについてはですね、ちょっとね長い話がある。
また今度。
それが調子を崩すほど、何かヤバい。
ヤバいぞって。
何かが来てる。
たぶん今までの感じで育ててると、ちょっとダメなんじゃないかっていうふうに感じたってことよね。
24:02
そうなん、そうなん。
例えば、やっぱり暑いからどうしても家の中、エアコンつけっぱなしになってしまって、
その狭いベランダの室外機から常に熱風が出てくる。
前だったら断続的だったものが、今はずっとつけて、夜も寝てるときつけたりするから、ずっと熱風が出てる状態になってしまって、
ベランダに置いてた、いわゆる普通のミントとか日にち草みたいな、すごい強い植物っていうのがすぐに火上がっちゃって、水やりが追いつかずに室内に避難させてきたりとかいうことで。
エアコンつけてると室外機っていうのはどうしても熱くなって、室外機っていうのはベランダにあるんで、
置きがち、植物を。植物がダメージを受けちゃうってことなんですね。
そうなんです。
植物を育てるというより、死なないように日々耐え忍ばせるという季節っていう夏のことを表現されてたりして。
最近よく聞くよね。夏は耐える時期や。真夏はなんとか植物を枯らさないようにしよう。
本当にね、最近の夏はやばいです。ダメですよ。体温以上の暑さって基本ダメですよ。
37度以上はちょっとおかしいよね。
やめてくれないかな天気の神様。お願いしますよ。
でもね、ベランダで安心して草花を育てられる時代は終わったってことですね。
それはもう気候変動っていうキーワードが根底にあるってのはわかりますね。
伊藤聖子さんがね、園芸好きこそ気候変動に抗う運動に参加しなければいけないって書いてて、本当やなと思って。
その辺あれですね、先の夏暑いねだけでは終わらずに視野を広げて何が起きてるのかっていうのをね、ちゃんと知るっていうのは大切かもしれない。
自分たちが起こしてしまったことをどう抗って気候変動を。
何それ、伊藤聖子さんそんなことも言ってるんだ。
ちょっとシニカルな感じでね、言ってるんだと思うんだけど。
でね、もう一つその気候変動によって伊藤聖子さん自身がちょっと変わったことがあって、
それが元々伊藤聖子さんってさっき言ってたみたいに花が咲くっていうことにすごい神秘を感じているんで、
基本花が咲く植物をずっと育ててらしたんですね。
で、それがやっぱり花がうまく咲かない、暑すぎて。
そうなってくると気になってくるのが室内でも丈夫に育ってくれる観葉植物に愛情が移ってきて、
ポトスを水耕栽培で増やして、それを壁を這わせて、室内なのに壁面緑化しているっていう。
27:07
ポトスは張っていくもんね。
そう、張っていく。
知らなかった。
なんかこれに関してさ、ボタニカルライフ、前々作のボタニカルライフの時はさ、
自分のことを反観葉植物主義って言ってた。
そうなの?
そう、もう人間してて。
修法を変えたんだ。
俺は反観葉植物主義だって言ってて、実際にコーヒーの木とかを育ててるんやけど、
それは観葉植物としてコーヒーの木を育ててるんじゃなくて、
俺は実をならせて、それを摘み取ってそこからコーヒーを飲みたいからコーヒーの木を育ててるのに、
こいつは全然実はならない。3年も育ててるのにみたいな感じで。
バナナの木も育ててるけど、それはバナナの葉っぱをめでてるんじゃなくて、
本当にバナナを実らせて食べたいって思ってて。
なんかちょっと奇弁なような気がするんだけど。
でもなんかそういう感じやった人が、今やもう観葉植物の方に移行してる。
せざるを得ない。
せざるを得ないぐらい何かが起きてるってことなんですね。
そうなんですよ。その話で言うと、観葉植物がなんでそんな反って言わなあかんぐらい嫌いやったかっていう理由の一つが、
書いてあるの?
書いてあって、名前が覚えられないっていう。
確かにさっきもなんかありましたね。
そうそうそうそう。で、ここもちょっと長いけど読ませてもらいますけど、
すでに今だってペペロミアがある。なんだこのちょっと辛いイタリア料理みたいな名前は。
あるいはアロカシア。こっちはどうもロシア料理っぽい。
もしくはフィロデンドロン。皮膚の痒みに効きそうな響きではないか。
ましてネオレゲリアなど確実に南米あたりの山岳で抵抗運動をしているだろうって書いてあって、
もうここがね私一番好きかもこの本の中で。すごい好きで、
ペペロミアがこれがねちょっとね、
実は私たちはハリーポーター会やったじゃないですか。
で、その時にそのペペロミアデピーナっていうのが魔法っぽい名前だよねって言ってて、
パスタがすぐできる魔法じゃないとか言って盛り上がってたんですけど、
まさに同じこと書いてて。面白いね。そうなんですよ。
もうねこれ多分ペペロンチーノを想像して言ってると思うんだけど、
なんかこうなんだろうゆる縁芸の。なんか通天する何かがありますね。
なんかね一気にここを読んで、親近感グッと湧いたんですよね。
これ全部ちょっと解説しちゃうとなんかヤボかもしれないんだけど、
でも言いたいからちょっと言うけど、
アロカシアは多分これ新宿のアカシアっていうロシア料理屋さんがあるんで、
30:03
多分アカシアから来てるんですよね。ロールキャベツのやつ?
そうそうそうそう。大好き。
フィロデンドロンはねこれね皮膚の痒みっていうのはね、リンデロンだと思うんですよ。
そういう薬があるんですかね。
リンデロンっていう薬があって、
近いですね。互換が。
互換が。そうでしょ。
多分ネオレゲリアはこれは多分ゲリラから来てるのかなと思って、
まぁちょっとヤボかもしれないけど、ちょっと解説したくなってしまう。
この辺あれですね。ラッパーらしいワードチョイスですね。
そう。なかなかハリポタ特集やってよかったなと思って、
同じ波動が流れてるなと思って。
でその観葉植物の段階があって、その次に来たのが、
フェイクグリーン買うかどうか問題。
というですね問題が持ち上がったわけですよ。
フェイクグリーン。
そう。で、まぁわかるじゃないですか。
暑すぎてうまく植物が育たないと。
そしたらもういっそのことっていう気持ちになるというとこなんですけど、
ちょっとここも引用して読ませてもらうと、
いかに他が本物でもたった一つのフェイクで部屋の意味が変わるのだ。
ましてベランダにフェイクを置いたらどうなるのか。
これは哲学的なもんだって感じなんで。
これ面白い難題だなと思って。
そしてそしてですね、そのまた行き着く先というのがあって、
それが他人園芸。
これどういうことかというと、
もうやっぱりこの夏の暑さとかで自分のベランダとか部屋でめちゃくちゃ苦労して水やりして、
どんどん草木を枯らしていってしまってると。
でもそんなぐらいやったら、
いっそ他人様がこう見事に育てたやつをですね、
見て楽しむ方がいいのではと。
これちょっとわかる。
そう、境地に陥ってるというところですね。
伊藤聖子さんって富士テレビ系のテレビ番組をやっていて、
ボタニカルをめでたいっていう。
まだ見てないけどサムネイルで出てた。
出てました?
YouTubeでも全部見れるんですけど。
何個か見たけどすごい面白かった。
すごい面白かった。
ぜひぜひ。
めっちゃいいですよ。
めっちゃいいんですよ。
本当にね、結構日々これ植物の延長線上で物事を見て植物をめでてるんですけど、
パートナーという感じで、路上園芸家の村田彩子さんという方と、
下町の軒先の植物を見に行ったりとか、
デパートの屋上の植物、いわゆるデパ植えの植物を見て歩く番組で、
これもね、この本の中に入ってるような泉的なものが存分に味わえるものかなと思うので、
33:06
見ていただけると面白いかなと思います。
今日ご紹介したのは、前半の中からちょこちょこバスしただけで、
実は他にもたくさん面白い内容が盛りだくさんで、
例えば、淳也さんなら気になるであろうマンション大規模修繕工事の話題とか、
あとは2021年に子どもさんが生まれたということで、
新しい視点、子どもさんの目線の高さとか、
子どもならではの突拍子もない着眼点からの話とか、
あとね、牧野富太郎さん、伊藤聖子さんすごく好きで、植物学者の牧野富太郎さんの話なんかもよく出てきます。
なんかやっぱりこの本の魅力としては、全くもって背伸びしてないところ。
そんな感じしますね。
高額なものとか、入手困難なものとか、そういう視点では一切植物を見てなくて、
花が咲くことの神秘とか、枯れかけた植物からまた葉が芽吹くとか、そういう不思議とかですね。
純粋に植物への異形の念みたいなものが、植物への愛につながっているなぁと感じます。
それを自分の目で確かめたい一心で演芸している感じですね。
そんな感じでこれまで日々これ植物、伊藤聖子さん所の日々これ植物紹介してきましたけれども、
こんな感じで植物変愛図書室というコーナーをですね、レギュラー化できればなと思っております。
そうなんです。自分もですね、先ほど話題にあがったカレルチャペックの演芸家12ヶ月をですね、読んでるわけなんですよ。
なのでね、もし本当にね、読み終わったら自分の感想なんかを述べたりとか、述べなかったりだとか、こんな感じでやれたらいいかななんて思っております。
はい、ということでまだまだ話はつきないですが、今回はここまで。
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また皆様からのお便りやメッセージもお待ちしております。
もしあの私も読んだよっていう人いたら教えていただけると嬉しいなと思います。
フォームね。
そうそうそうそう。
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それでは皆さんまた次回もお楽しみに。
お相手はみみと、じゅんえいと、じゅんやでした。
ありがとうございました。
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