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  2. 61 地元について(前編)
2024-06-04 16:55

61 地元について(前編)

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こんにちは、上水優輝です。
長里優輝です。
さて、今日はですね、地元について、お話ししていきたいなと思ってます。
はい。
先週末ですね、地元に帰ったんですよ。
ほう。
遊びに行ったんです。
遊びに行っただけですか、理由は。
そうそう、別に実家に帰るとかでもなく、大きなお祭りがあるんですよ、地元で。
はいはい。
高校生の時によく行ってたお祭りで。
こんな時期にお祭りあるんですか。
そうなんですよ、5月のね。
収録時点で言うと5月の半ばなんですけど、5月3週目の土日にね、やってる。
川の中をね、みこし担いで、山笠担いで渡るっていう、川渡り人口祭っていうね。
結構まあ、地元では大きなお祭りがあるんですよ。
で、それにですね、約20年ぶりに行ってきたと。
はい。
同窓会とか全然ないから。
ああ。
まあ、会ってるかもしれないけど、僕が行ってないから。
誘われてないだけ?
そうそう、誘われてないから、20年ぐらいどうなってるかわかんないから。
ちょっとね、ビフォーアフターじゃない。
様子見に。
そうそうそうそう。と思って行ったんですよ。
はい。
そしたら、もうほとんど知り合いいなくて、数人しかいなかったんですよ。
あ、でもいたんですね。
はいはい。
でもまあ、数人しかいなかった。
みんなもう地元出ちゃってるって感じですか?
出ちゃってるとか、わかんない、いるけどその時間いなかったとか、いたけど全然違う場所にいたとかもあるかもしれないんで。
20年経ったらもう誰かわかんないんじゃないですか?その当時の人とか、変わっちゃって。
実際会った人いたんですけど、声かけてくれて。
はい。
声がその人だったからわかったけど、見た目全然違ってわからなかったです。
えーって一瞬だったけど、あの声だなと思って。
覚えてるもんなんですね。
ねえねえ、びっくりしました。
ちょっとね、でも、声かけられなかったら覚えてないです。わからなかった、見た目じゃん。
結構変わってますね、20年で。
でもまあそういうような感じで地元に帰りましたと。
それがね、僕地元に帰るのが、葬式とか、あとは田川にですね、いいかねパレットっていう施設があって、そこになんかイベントがあるときに行くっていう、この2つ以外でもうずいぶん帰ってないですよ。
うん。
いやほんと20年ぶりなんじゃないかくらいの、それ覗くと。
っていうくらい帰ったんですよ。
うん、はいはい。
だから、地元の人とちょっと接して思ったことがいろいろあったんで、今日はそういう話をしたいなと思ったんですよね。
何思ったんですか。
えーと一言で言うと、
はい。
すげえ疲れるなって思った。
えー、どういうこと、どういうこと。
なんかね、コミュニケーションのね、スタイルみたいな、自分の最近のね。
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うん。
違いすぎて、こう刺激が強すぎるというか。
どんなコミュニケーションスタイルなんですか、その地元の人は。
うーん、いかにこう隙間を埋めに行くかみたいな。
隙間を埋めに行く?
コミュニケーションの間があるじゃないですか、こう会話をしてて。
はい。
間みたいなものがもうないって感じで、いかにその間を埋めに行くか。
音楽とかでもないですか、その間をどれくらい、曲の中の音符をどれくらい埋めてしまうかとかあるじゃないですか。
埋めたくなっちゃいますね、私も。
あ、音楽のほう。
音楽をやってると。
そうそうそうそう、埋めたくなっちゃいますよね。
はい。
みたいな感じで、僕会話は、やっぱりその、なんていうかね、抑揚が大事だと思ってて。
はい。
ずっと埋めるとかきついんですよ。
はあ。
なんかスローテンポの時間帯があったり、ちょっと盛り上がって言葉数が増えていくとか、そういう抑揚がすごく重要なんですが、ずっとハイテンションみたいな感じ。
それは地元特有なんですか?
どうだろうな、地元の、僕の地元の友達全般には通じるところかもしれないですね。
共通点ではあるんですね。
はい。
中には違う人はいるんですけどもちろん、ただ僕が仲良かった人たちはそういう人たちで。
うんうんうん。
だからみんなこう、いかに前に出てくるかっていう感じ。
え、それって結構自分の話をするんですか、その人たちは?
えっとね、自分の話をするというよりは場の主導権を握るみたいな感じかもしれない。
うーん。
だから人をいじったりもするし。
あーはいはいはい。
いじりの中で質問とかもしてるから、自分の話をしてるってわけでもなかったりするんだけど、
なんか空気を。
イニシアティも取りたいんですね。
そうそうそうそう。の取り合いみたいなことがずっと起こってるみたいな会話なんですよ。
えー。きついな。
まあそれで成立する、なんていうかな、奪い合いでこう、結果ラリーみたいになってるみたいな感じで。
はいはいはい。
ずっと殴られ続けるみたいな人あんまりいないんですけど、基本的にはそこで殴り合うみたいなことをするっていうやつだと思うんですね。
で僕は地元自体それやってたんですよ多分。
あー。
生きていくために。
はい。そうなりますね、生きていくために。
そこの中の一員としてやっていくためのコミュニケーションとして、まあその主導権を握り合うみたいなことをやると。
でももうちょっとね、最近そんな感じじゃないんで。
一瞬でも経ってますからね。
そうそうそう。ずっとそれを黙って眺めてるっていう感じになっちゃいました。
まあ面白いから笑ってはいるんですけど、みんなのことも好きだし。
ただコミュニケーションスタイルがあまりにもこんなになったなと思って、すごい疲れるなと思って帰りましたね。
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懐かしい気持ちにもならず。
懐かしい気持ちがちょっと飽きつつ、どっちかっていうと戸惑いの方が大きいみたいな。
戸惑い。
コミュニケーションが。みたいな。
そんなに20年ぶりに会うとかってなると、何を話していいのかちょっとわからなくなりますね。私はきっと。
僕もなります。だからある意味主導権握ってくれてよかったんですけど。
そうですよね。
でも大した話してないんですよ。
4人でいたんですけど、1人が痩せたいと。
痩せたいと言いながら、夜の10時だったんですよ。
ハンバーグとそれにライス大盛りとかそんなの食べてるんですよ。
だからそういう矛盾をただひたすら、いかに矛盾してるかみたいな話をずっと2時間するっていうやつだったんですけど。
だから何を話すわけでもないんですよ。
昔こうだったねとか、最近こうだねみたいな話とかも別に。
特にない。
近況を話すとかそんななかったですよね。たぶん10分ぐらいしかなかったですよ、そういう話は。
基本的には学生の時のいじりみたいな感じのノリで終わっちゃったんだなって。
楽しいと言えば楽しいけど、20年後でいいかなと思ったっていうのも。
20代の頃とかは年に1回とかで、高校の仲良かった友達グループみたいな感じで年に1回集まるみたいなのがあったんですけど、
みんなそれと家庭を持っていくと、そういうのがなくなっていって、30代になるともうその回消滅しました。
完全に。
だいたい20代の頃集まれてたら夜集まりますもんね。
そうなんですよ。夜集まれなくなったんですよ、子供いたりとか結婚してたりとか。
じゃあ全然地元の男の人とかって会ってないですか?
結局日本に帰るのも年に1回ぐらいなので、それでわざわざ地元の人に会いたいかっていうと、そんな気持ちにもならないので。
だから最近は本当に特定の人です。地元の人でも本当に1人、この人だけはあっておくっていう人だけに会うって感じで。
地元だからって感じでもないってことですね。
ないですね。
本当に仲のいいその人だから、ただ会いに行くってことですね。
はい。
そうなの。地元愛とか強いですか?
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強い方だとは思います。一応なんかその、生まれてはないですけど育ったので、3歳ぐらいからずっと育ったので、その街で。
なので、何か恩返しはしたいなとかっていう気持ちとかはありますね。
で、それきっかけで結構兄弟3人で地元でサッカースクール始めたりだとか、サッカーで何かを還元しようみたいなのはちょっとやり始めてるんですけれども。
素晴らしいですね。還元できるものは何もないんで。
そんなことはないと思うんですけど、一応ね、22までそこで育ったので。
ですよね。
っていう思いはありますけど。
僕もね、そのアイデンティティとして背負ってる感じはすごくあるんですけど、地元、自分の中で。
でも、特別好きかって言われると、好きとかそんなんじゃないなって感じなんですよね。
どちらかというと、そんな好きじゃないぐらいの感じなんですよね。
あんまり愛着ないですか?
愛着ってどんな感じなんだって難しいな。なんか、でも背負ってるなって気持ちはあるんですよ。
あるけど。
地元を別に、なんていうのかな、恥ずかしいとか当然思わないし、誇りに思うぐらいの気持ちはあるんだけど、一方で好きですかって言われると、別に好きじゃないなみたいな。
でも、一応、田川の代表っていう意識はどこかしらにありますよね。
あるある。田川人として恥ずかしくないように、みたいな気持ちはすごくある。田川人たるや、みたいなのがあるんですけど。
そうなりますよね。でも、私その感覚はなんかないんですね。厚着市民として恥ずかしくないようにとかっていうのはないんですけど。
ないな。ちょっと違うだろ。
日本人として恥ずかしくないようにって意識になっちゃいますね。やっぱり日本の外で生きてるんで。
そっかそっか。スケールがちょっと違いますよね。外国にいるとき。
違くなっちゃうんですよね。
そうか。日本を背負ってるな。すごいな。
厚着だけは背負ってられないですからね。外に出ちゃうと。
確かにね。日本人として見られますよね。
はい。厚着人としては見られないですからね。
日本で田川人として見られてるわけではないんだけど、田川を背負っちゃってますね。
でも、田川人として見られるんじゃないですか。田川出身ってことを表に出してると。
そうですよね。
でも、結構日本の人って出身地で人見たりしません?
するする。外国はそんなことないですか?
でも、大きいんで、アメリカは。
けど、南と東と西と北で分けた感じって、どういう人柄かみたいなのはちょっとあったりするかもしれないですね。
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日本で言うと東北と九州とみたいな分け方に近い。
分け方みたいな感じですね。
地元について結構複雑な思いなんですよ。
こんな感じじゃないのかな、みんな。
どうなんでしょう。でも、帰る国境があるって良くないですか?帰る場所がある。
帰る場所が。帰る場所と感じなかったって問題もあるんですよ。
じゃあ、なんかちょっと違うのかもしれないですね。
自分の居場所じゃないってすごい思う。
前世が多分田川じゃないんですよ。
前世田川って田川で生まれてくる人っているの?
結構レアケースな気がするけど、そっちの方が。
なんか、そこの系統じゃ土地に、魂がそこ出身じゃないんじゃないですか。
いい表現ですね。
血は流れてるんですけど、田川の血が。でも魂が違うみたいな感じで。
そのハイブリッドな感じが、たまに気持ち悪い時があるみたいな。
地元を思い出さなければ気持ち悪くないんだけど、
地元のことを思い出す時に、なんか気持ち悪くなる。
その違和感みたいな。
結構じゃあ、嫌な経験があるからとかじゃないんですか。
えっとね、先週末に思ったのは、無理してたんだなってことに気づいたって感じかもしれない。
ずっと無理してたんだなみたいな。20ぐらいまでの間。
うんうん。なんかそういうのが多分潜在意識に擦り込まれてる。
でそうね。
うん。だから、なんかそう感じないのかもしれないですね。
いやほんとなんかね、よく考えたら、20代半ばから後半にかけてぐらいまで、
さっき言った、主導権を握りに行くようなコミュニケーションみたいなのは、ずっとそうだったんですよ。
その福岡市内の方に来てからも。
だからそれ多分ね、地元で身につけたというか、自然にやってたコミュニケーションのやり方で、
それをずっとやっちゃってたけど、なんか福岡に来てそれをずっとやってると、
なんかすげー支配的だなって感じになっちゃって。
嫌ですね、その感覚。
ねえねえねえ。別にその、なんていうの、きついことを言うとかはないんですよ。
ただなんかあるじゃないですか、間の詰め方で主導権握るみたいなやつが。
あれがなんかね、いいとこもあるんですよ。仕事とかではやっぱり活かされるというか、
コンサルとかやるときには多少主導権握らないと流されていっちゃうから、流されないように。
主導権握るコミュニケーションって超重要だから、それが培われてきたみたいなのがとても良かった、仕事上はね。
ただ日常のコミュニケーションにおいて、あんまりこう、主導権握っちゃうと、
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相手の自然体ではないというか、なんていうのかな、操作してる感じになっちゃうから。
でも相手が主導権握るタイプだったら、もうそれはそれでいい、任せとけばいいと思うんですけど、
相手が主導権握るタイプじゃない場合に、誰も主導権握らないみたいになっちゃうと、
結構空間が変になりません。
その探り合いみたいになりますよね。
はい。
ねえねえねえ、なるなる。
なりますよね。
そうですよね。
僕は最近の傾向としては、もうその探り合いみたいになっても、まだそっちの方を選んでるって感じですね。
魔王埋めて自分がこうやっちゃうと、なんかそういう場になっちゃうから。
気持ち悪くないですか、それ。
どっちどっち?
探り合いのコミュニケーションって。
めちゃくちゃ気持ち悪い。気持ち悪いけど耐えるんですよ、そこは。
すごい。
その時間を耐えて突破口が見えてきて、だんだん、みたいな感じ。
仕事じゃやらないですけど、プライベートというかあんまり仕事っぽくないやつは、探り合いも良しとしてますね、最近。
それが起きないのが一番いいですけどね。
探り合いもなく、支配も起きずに、さっと話し合えるみたいなのはいいですけど。難しい、とても。
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