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2025-06-19 08:20

【徒然草ミニッツ】第54段

この番組は「1日8分で600年分の知恵をポケットに」をコンセプトに、吉田兼好の『徒然草』を 1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事のスキマ時間で “古典チャージ” していこうという教養ショートラジオです。
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サマリー

このエピソードでは、オムロに集まる草たちが仕掛けを用意して遊ぼうと奮闘している様子が描かれていますが、凝った演出が逆に失敗を招いています。そのことを通じて、シンプルな楽しみ方の重要性が語られています。

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さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて、今日は第54段を見ていきましょう。
ワッパの遊びと失敗
早速、現代語訳です。 オムロに可愛らしいワッパがいると聞きつけた草達が、
彼を誘い出して一緒に遊ぼうと画作した才能ある草を仲間に集め、風流を気取った小道具を丹精込めて用意、
箱に種香を凝らした仕掛けを入れ、もみじを散らした小山の麓にそっと埋めておき、
ワッパを連れて御所に戻った際に案内役の者がその場所へ誘導。 ワッパは喜んで、
苔むした敷物に腰掛け、みんなで見事だ、もみじを炙りたい、など大はしゃぎ。
ところがいくら探しても仕掛けは出てこず、山を汲まなく掘っても何もなくなっていた。 仕掛けを埋めた者が既に持ち去っていたのである。
あまりに凝った演出は逆に失敗を招く。 ということですね。
わらわ、ワッパ。
なるほどですね。 多分この当時の遊ぶっていうのは
歌を読んだりですよね。確かそういうのが遊ぶっていうことですよね。 趣味が趣向深いですね。
要点3つ。 門の仕掛けは本来の楽しみを消す。
見せ場を設計しすぎると裏目に出る。 シンプルな演出こそ心に残る。
現代への資差、なぜ今も刺さるのか。 イベントで凝りすぎた演出が裏目に出るケースは後を絶たない。
健康は700年前にその落とし穴をかんぱしていた。 なるほど。凝りすぎると逆にっていう感じありますよね。
日常&企画プレゼン応用ネタ。 ミニマム演出ルール。
プレゼン資料やイベントは重要なポイントを一つに絞り、余計なギミックを排除するとメッセージが強く伝わる。
あるあるですね。 PowerPo の資料での説明とかね。
あんまりスライドのアニメーションが多いと、 何が何やらわかんなくなっちゃいますからね。
次が裏方チェック。 仕掛けを盛り込む前に必ず誰かが抜けがけして持ち去る可能性を想定してテスト。
セキュリティと運用性を確認する。 仕掛けを盛り込む前に誰かが抜けがけして持ち去る。
うーん、これはどうなんでしょうね。
社内のものをちょっと持ち出しちゃうみたいな。 そもそもコンプライアンス的にあれですよね。
コンプライアンスとはどの本能じゃないか。 法に触れたりしますよね。
あれかな、ChatGPT の会社の人が独立して、 そこで得た知識を元にアンソロピック立ち上げたみたいな。
そんな感じかな。 違うか。
サプライズはこう出し。 大掛かりな演出はリスク大。
代わりに小さなサプライズを複数回仕掛けることで、 継続的に新鮮さを演出できますと。
これはね、ありそう。
個人的にはサプライズは全然好きじゃないんですが、 どうなんでしょう皆さんは。
ハッピーバースデーのあれとかありますよね。
先輩と、あれはどこだったっけ、エビスか。
のお店でご飯食べていた時に、 ちょうどその演出がありましたね。
いきなりパチンって電気が消えて、 これはって思ったんですよね。
先に僕が先行してハッピーバースデー歌ってやろうかなと思ってたら、
お店の人がめっちゃ歌うまい。
ローローと歌い上げる男性がハッピーバースデー歌い始めて、 階段から降りてきたりして、なんやかんやあって。
で、僕たちがご飯食べている隣の席の人が、
誕生日だったみたいで、その演出を受けていましたね。
なんかこっちが恥ずかしくなっちゃいますね、あれね。
ハッピーバースデーね。
どうなんだろう、皆さん。ハッピーバースデーのああいう演出とか、
やられたらちょっと僕は申し訳なさがかかっちゃって、
お店の他の知らないお客さん巻き込んじゃっていることに対しての申し訳なさがあるので、
あそこらでの立ち振る舞いとしては、
一旦びっくり驚いて、
で、嬉しいリアクションして、電気パチって点いたら一回席立ち上がって、
周りのお客さんにすいません、ありがとうございます、すいませんっていうのがね、
正解かな、正解かなというか、立ち振る舞いとしてはまあまあいいんじゃないかなって思いましたね。
あの時どうだったっけな、そんな感じだったな。
大人の立ち振る舞いとしてはね、そんな感じですよね。
あとそれで言うとやりたいのが、
何もなく、最近停電とかしないですけどね、
何かしらで停電した時に、
で、これ完全にハッピーバースデーのやつじゃないなって分かった上で、
最初にハッピーバースデーを僕が歌い出して、
あ、これそういう演出のやつねって言って、
お店の人、ああいうのってお店の人だったり、
あとはそこにいるお客さんですね、
もうなんか大合唱みたいになることが多いじゃないですか。
なので、そこでね、僕発信でハッピーバースデーを歌い出して、
あ、そういう感じってお客さんがなって、お客さんみんなでハッピーバースデーを歌ってた時に僕がちょっと黙って、
で、この誰、フォーフォーダレっていう、
フォーユーのユーダレっていう状態でなんかモヤモヤってした感じにしたいなっていうのをいつかね、
人生のどっかしらのタイミングでやりたいなと思ってるんですよね。
でもなかなか停電に巡り合う機会がなくてね、
やりたいんですよね、ハッピーバースデー、あ、トゥーか、トゥーダレっていうのをね、やりたいんですよね、ずっと。
いつかやりたいなって思って、なかなかできずにいるんですよね。
ハッピーバースデー、ディア、
誰っていうのを、そういう空気感を楽しみたいなって思っている、今日この頃です。
あとフラッシュモードがありますよね、サプライズで言うと、やられた側どうなんだろうな、
あれで感動する人の、あのメンタルすごく素敵ですよね、なんか僕はそう思います。
ああいうのでちゃんと喜べる人っていいなって思うけど、僕はああいうのでは喜べないんだろうなというか、
ありますよね、そういうのね。
ま、あれは好みの問題ですからね。
というわけで、皆さんもぜひ日常&企画プレゼンに応用してみてください。
それでは今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。
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