皆さんこんにちは。シンの木工家ラジオ始まりました。この番組は、シンの木工家になりたい、家具屋の花太郎と元アルバイトのこーぐちくんがお送りする、木工バラエティです。こんにちは。
こんにちは。
ちょっとだけ薄れつつある座っての話なんですけども。
いいですね。
リスナーさんが、あの時座っての当日に、ラジオを聞きながら来てくれたと。
あ、へー。
それで、その時は怖い話、木工あるある怖い話編。
そうそう、そうだったそうだった。
の枕で、僕が1月2日から働いててっていう話をしてたんですよ。
あー、知ってましたね。
そう。で、あの、初っ端から機械の調子が悪くなっちゃってるっていう話で。
いや、僕も1月2日から働いて、今年はちょうど午前中に機械の調子が悪くなっていたっていう話をね、して。
なんか、過去は変えられないってよく言うじゃないですか。
言いますね、言いますね。
あの日、僕だけじゃなく、機械の調子をもう1月2日から働いてるのに悪くしちゃってる人が、日本に最低でももう一人いたっていう。
そういうことですね。
ことがですね、なんか嬉しくて。嬉しくてっていうか。
あー、同じ教育の人が。
そう。長野県と。
予想地域で。
予想地域にもいたっていうことがね、とても嬉しくて。
いやー、やはりあの出来事も捨てたもんじゃなかったなと思いました。
そこもまたドラマがあった。
そうそうそうそう。なんか、シンクロニシティというかね。
ということでですね、今日はちょっと働き方の話でね、してみたいと思うんですけども。
まあなんか、世の中結構働き方改革っていう話があるじゃないですか。
ありますね。盛んに言われてますね。
そう。僕はもう初っ端からやってましたよっていう話で。
あ、すごい。
そうそうそう。
そんな単語が出る前から。
そう、そんな単語が出る前から僕やってましたよっていう話をしましょうと、今日。
いいですね。
ではですね、花太郎の働き方改革ということで。
うわー、ちょっとこれ気になりますね。
気になるでしょ?
はい。
じゃあまずはですね、手元の資料をお開きください。
これあの僕今手元にですね、すごい。
すごいでしょ?
すごい、これ大丈夫かっていう資料が今手元にあって。
あのですね、表とグラフがあって、年間の売上からですね、月の平均労働時間まで全部丸裸になってる。
そうなんですよ。スケールワークスの15年間のすべてがA3一枚にぎっしり詰まってます。
これすごいですね。この丸費資料大丈夫なんですか?
これ社外費ですね。
社外費ですね。
収録終わったら燃やす。
収録終わったら燃やしましょう。
そういうやつですね。
では第一章なんですけども、僕ね今年で多分独立15年。
15年目?
15年目ですね。
2025年。
2025年が15年目なんですか?
違うかな?2011年。
でもこの表を見ると14年目が2024になってますよ。
あ、だから15年目になるんですね。
すごい。
ということで25歳の時に間違って独立しちゃって、今年で15年目なんですけども。
いやすごいな。
1年目からちょっと追いかけていって、その労働時間と売り上げ、または自分の所得というかの関係性がですね、
どのようになっているかっていうのを皆さんに参考にしていただきたいというか、参考にならない参考にしていただきたいっていう。
別にこういう働き方を推奨しているわけじゃないんですけど。
なるほどなるほど。
花太郎はこんなでやったからみんな失敗しないでねっていうことですね。
半面教師的な?
そうですね。
もう面白がって聞いていただければ。
まずですね1年目2年目なんですけど手元の資料で。
2011年に6月の頭に独立したので半年くらいですね。12月まで半年くらい。
これはですね暗黒の1年目2年目無給無給時代。
無給無給時代すごいですね。
無給無給はですね給料の給がない。休みがない時代っていうことですね。無給無給。
お金もないし休みもない時代ってことですね。
休みもない。
これね見てみると年間の労働日数がですね半年182日。
はいはいはい。
ほぼ休みなし。
そうですね。
そうということで時間は多分8時半下手したら8時から11時くらいまでですね多分。
はいはいはい。
1日の労働時間が14時間くらい。
すごいっすね。
月の平日の労働時間425時間ということでやっております。
425時間ってすごいパワー感じますね。
パワーでしょ。なのに時給換算するとマイナス450円。
時給マイナス450円時代。
そう。
これ赤字でしょ。唯一の赤字。
唯一の赤字ですね。
その頃の気持ちとしてはですね休むことは悪であることを思って。
人にはね休んでんのって言われていやー本当に休めるタイミングあったら休みたいんですけどねって言いながら
なんかもう休めるわけないじゃんみたいな感じでやってました。
あーでもなんかちょっとそれわかるな。
そう。2年間くらい。
で2年目になるとフラッシュを始めたので。
あ、2年目からフラッシュ始めたんですね。
そう。売り上げが上がります。
でですね、結婚のタイミングも来ました。
あ、そうだったんですね。
結婚と同時にフラッシュも始めるって感じですね。
そんなにね無垢で食っていきたいって思ってたんですよ。
だけどそんなに無垢で作りたいものがなかったので。
あ、独立してみて。
そうそうそうそう。もっと早く気づけって話なんですけどそんなになかったんですよ。
で、お金を稼ぐという方が先だったので結婚してフラッシュも始めてみたいな感じ。
それを機会に1年経ってプレスキとパネスを入れたのかな。
あ、そうなんですね。
それまでは手押し児童とかそんな感じで。
商工版とか。
でですね、暗黒の1年目2年目が終わりまして月がですねこれ月給2日制。
月に2回休める。
確信的でしょだいぶ。
それはだいぶ確信的ですね。
月給2日制の導入ということで。
月に2日ってなかなか聞かないですけどね。
各週で日曜日を休むっていう感じですね。
そういうことですね。
だから奥さんに早く帰ってきてくれって言われたのと日曜日休みにちょっとしてくれっていうのと
なんかだんだん体が持たなくなってきて。
あ、そうなんですね。
そうそうそう。
そりゃそうだよねって感じなんですけど。
早く気づけばいいのにねっていう話で。
で月2回ぐらい休むことにしました。
で労働時間も8時半からたぶん9時ぐらい。
はいはいはい。
すごい早くなったでしょって俺思ってたんだよ。
うんうん。
奥さんにもすごい早くなったでしょって言ってたんだけど不満そうなカードだったよね。
まあ今から考えればそりゃそうだよねって話ですよね。
しかも奥さんは公務員の定時で帰る方だから。
定時で6時とか5時半とかに帰ってきても僕は9時まで帰ってこないと。
そうですよね。
すごいよねすごいよね。
まあその頃としたらもうそろそろ休んでもいいかなみたいな。
まあちょっと2年間ぐらい無休でやってきたので休んでもいいかなっていう感じで働いてました。
で売上も順調に割と。
うんうん増えてますね。
すごい順調に増えてますね。
右肩上がりで。
2年目の時給いってなかったね。
2年目の時給あそうでしたね。
2年目の時給はですね30円です。
30円です。
30円です。
赤字字がなくなった黒になりました。
赤ではなくなりましたね。
でも30円。
2021年11年目ですね。
ついに大台を突破しまして、1629円時給が上がりまして。
これは何が起こったんですかね。
何が起こったんだろうねこれ。
ものすごい増えてますね。倍以上増えてますよこれ。
倍以上増えてるんですよ。
なんかあったんだろうね。
なんかあったんでしょうね。
補助金とか取ったのかもしれない。もしかしたら。ギャラリーとか。
ギャラリーとかの。
作るとかで。
なるほどね。だから実質の働いてる分と違うお金が入ってるのか。
入ってるかもしれない。
なるほど。
で、12年目。2022年ですね。
ちょっとガクッと下がりまして。
半分くらいになってますけど。
で、ちょっとからくりがありまして。
多分この年ぐらいから12年目か。
でもこの年はあれかな。本当にガクッと下がったの多分。
2020年。コロナが明けるぐらいの年ですかね。
時給がですね。399円に戻りました。
これ4年目の時と変わってないんですけど。
ただですよ。時給は変わってないですけど。
休みは増えてる?
休みがですね。
労働時間が年間2400時間まで減りましたから。
すごい。だから労働時間は半分になってんだ。
そう。
働いた時間は半分になってる。
なるほどなるほど。
仕事なければ日曜日休みしないときは大体年間で3200時間。
かなりのね。
下がり具合ですね。
下がり具合。
800時間年間で削ってるので。
そうです。
すごいですよ。
そう考えるとすごいですね。
そう考えると399円もちょっとすごく見えてくると。
いやすごいですね。
全然すごくないのに。
でも効率は良くなってるってことですね。
効率は上がってきたって話ですね。
13年目。2023年ですね。
時給がですね。1000円台に戻りまして。
あ、再び。
1083円になりました。
まあ売上もちょっと復活しまして。
そうですね。えらい増えましたねまた。
そう。でこれ税抜き価格になってるんですよこの年から。
あ、はいはい。
課税事業者になったインボイスね。
そうインボイスがこの年から税金払うようになったんですねきっと。
はいはい。
持ってっちゃうぞ綺麗に。
ね。そういうことですね。
で去年ですね。14年目。
はい。
一体何があったんだろうと。
時給300円。
時給300円。
また時給300円だ。
いやーちょっとね。
まあ売上もねちょっと下がったんですよ。
そうですね。
売上もちょっと下がったんですよね。
でもまあ年間労働時間も2400時間ということで。
うーん。
このタイミングで完全周期1日制になってから。
はい。
多分完全にボンクレ正月は休むように。
なるほどなるほど。
してますね。
うーん。
去年かおっとしてゴールデンウィークも休んだんじゃなかったかな。
あーそうじゃなかったですか。
初めて。
なんかあれ家族で旅行とか行ってませんでしたゴールデンウィーク。
違ったっけ。
行ってたかもしれない。
あれ沖縄行ったのは。
沖縄行ったのは秋頃。
発揮的だった。
発揮的ですよね。
沖縄行ったから300円なんじゃない。
そういうこと。
沖縄行ってる間仕事できないからみたいな。
そうかもしれないですね。
あと高山イステンとかで行ったしね。
いやだからなんていうかね。
いろんな画期的なトピックが増えてるんですよ。
はい。
そうねそうね。
この5000時間働いてた時はかなり引きこもってるんで。
うーんそうですよね。
そうそうそう。
で休むこと悪であるっていう考え方もね。
はい。
だんだん薄れてきて。
ただ祝日は平日っていう感覚でやってます。
なるほど。
祝日は平日ね。
はい。
赤い日は平日です。
そう赤い日は平日ですっていうことを奥さんに言うとなんか変な顔されてる。
まだ。
それでも日曜日は完全に休みにできているので。
はいはい。
1日の労働時間も8時間になりました。
うーんそうですね。
かなり人に近づいて。
人に近づいてますよね。
ただね世の中はどうなんだろうって。
はいはい。
思ったら世の中は1日8時間。
はい。
週5日しか働いちゃいけないんだって。
あー多分でも。
そう。
行進というかなんですか職種にもよると思います。
そうで週40時間か。
うんうんうんうん。
まあそれで残業プラス労働外。
時間外労働ね。
時間外労働も含めれば一応マックスで年間2800時間くらい。
はいはい。
ということでまあなのでだいぶ人にちょっと近づいてこれました。
そうですね。
花太郎も。
なんか独立して2年目とかはなんか悪魔と契約したみたいな労働時間でしたけど。
いやそうなんだよ。
労働の悪魔と契約しないとこの数字いかない気がする。
なんかおかしいよね。
でもすごく効率が悪かったんですよね。
仕事の仕方も知らないし。
はいはい。
仕事ができない。
知識もない。
場所もない。
だから時間を変えるしかない。
僕に変えられるものは時間しかない。
一応まあそれもちょっとグラフにしまして。
売上もまあ若干ずつではありますがちょっと上がりつつ労働時間を半分くらいになりましたということで。
なるほど。
ただまあどうなんでしょうかね。
量のところもあるんですよね。
最初は。
いやわかるそうなんですよ。
結局その最初の量があったからこそ今ね労働時間が減らせてるっていう。
最初から最初からやってたらどうなんだろうっていうところも正直ちょっと思うんですけど。
そうなんですよね。
ただ今でも正直もうちょっと働きたい気持ちはあります。
そうですよね。
ただなんかいろんなことで仕事外のことで削れてったりはするので。
そうですよね。
子どもの何かとか地区の何かとか。
だから正味一応土曜日を休みにするぐらいの感覚で今後やっていかないとちょっとなんか追いついていかないかなっていう気はしてますね。
もしかしたらですけどもこの先完全休休2日制に移行する日も来るのかなっていう。
あーなるほどね。
感じはしましたね。
でもなんかお子さんとかがだんだんと大きくなってくるとほら今もそうですけど塾じゃないけど。
うんうんうん。
習い事とかで平日も5時前に帰らないといけないとかあるじゃないですか。
それねそれ入ってないわ。
それ入ってないじゃない。
それ入ってないわ。
だから実質もうちょっと少なくなってますよね近年。
近年。
ここ数年ね。
スイミング始めたとか。
うんうん。
でも4時くらいにもう仕事終わりにしていかなきゃいけないので。
そうですよね。
だからもっと減ってはいる。
もっと少なくなっては実質いるはず。
そういるはず。
であれですねその時間内でアベレージでいい数字が叩けるようにしていきたいですね今後。
そうですね。
あと僕が気になったのはほら今年に入ってからは僕が完全バイトを抜けたじゃないですか。
元アルバイトになったじゃないですか。
はい。
それの影響は今のところどうなんですか。
徐々に。
徐々に。
徐々にありますよ。
徐々にあるんだ。
あるんだないかと思った。
細かい仕事が終わっていかないんですよ。
ちょっと机の隅っこに追いやりがちな仕事が終わっていかないっていう。
だからすごい大きなパイを占める仕事はやるじゃないですか。
フラッシュな仕事ね。
そうそうそう。
やるんですけどでもちょっと細々したことが隅に追いやられがちで。
神口くんがいた時は俺が現場出てる時とかこれとこれとこれでやっといてって言えば進んだものが進んでいかないっていう。
なるほど。
精神面にかなり影響が出てますね。
そういうことですね。
そういうことなんですよ。
なるほど。
花太郎さん的には今後第二の神口なるアルバイターは入れるつもりはないんですか。
正社員とか。
いやーなんか悩んでますね。
人がいればいいなって思うことはあるんですけど。
もし多分組織化すんだったら思い切って3人くらい入れてなんか僕は仕事取り行ったりとか対応したりとかっていうぐらいにしないと
いちいちとかだと結構きついかなと思って。
でもなんかそうかもしれないですね。
昔聞いたことがあるのだ。
弟子3人。弟子っていう言い方だとちょっと語弊が出ちゃうけど。弟子3人で親方1人を支えるくらいの感じだという話をちょっと伺ったことがあって。
そうなんだ。
だからもし僕が図面書いたりとか打ち合わせとか行くんだったら3人くらいで政策の方回してとかってなっちゃうとそういう組織になっちゃいますよねきっとね。
なるほど。
なんかそこまでやると大変なので。
大変ですよね。
今んとここれで。
今んとここれでね。もうちょっとこれじゃあ一人で頑張るかみたいな。
でさ、なんか多分今って自分の休み何日もらえますかとか定時に上がれますかとかじゃないですか。
まだちょっとおがくず詰まってるとこあるので。
まだねちょっとね。
おがくず詰まってるとこあるので入ってきてもちょっとその子が大変かなって。
なるほどね。
でも僕が入った頃よりは今なんかすごく機械も調子良くなってるし工場も片付いてるし。
そうだね。今年に入ってね。
まだね一応なんか僕もやっぱ来る度毎回驚いてるので。
あの維持したいなと思ってきれいな工房を。
すごいなと思って。だから僕が働いてた時よりは働きやすいんじゃないかなって気はなんとなくしますけどね。
多分チークかオールナットのおがくずになってきましたね。
詰まってるおがくずがね。
ということで人としてもまあ進化していきたいなっていう感じでこうやってポッドキャストの活動とかいろんなちょっとイベントに
去年は高山伊勢展に参加させてもらったりとか京都伊勢展に見に行ったりとか。
そういうこともできるぐらいにちょっと心と金銭的な余裕も作り出しつつやっていきたいなと思ってますけど。
それってスーパーマンだよね結構。
いやこれ結構なんかねみんな普通にやってるけどなんかすごいスーパーマンだなって個人的には思ってますね。
ほんとに。
いやなんかほら一人親方って木工に関する技術的な部分だけじゃなくて意外とその別の職能というか求められると思うんですよ。
そう。
だから花太郎さんで言ったらマネジメント的な部分。
はい。
多分一個のものを作りますというか納めますみたいなところの現場行って調査して打ち合わせしてとかなんか全部入るじゃないですか。
あと関さん。
三つ盛り。
三つ盛りね。
三つ盛りとか経理の部分とか。
まあできてないからこういうことになる。
みんななんかその辺すごくよくやってるなって思うんですけどね。
だからもしかしたら全部完璧な人はいないので。
それはそうだと思いますね。