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2024-10-13 12:01

トーク318[読書感想]ブルシットジョブの謎 from Radiotalk

#読書感想

ブルシットジョブ

ブルシットジョブとは、アメリカの人類学者デヴィッド・グレーバーが提唱した概念で、働く本人でさえその存在意義を感じられない無意味で不必要な仕事を指します。これには、取り巻きや脅し屋、尻拭い、書類穴埋め人、タスクマスターといった種類があります。ブルシットジョブは社会に影響を与えず、存在がなくても問題にならないとされることが多く、労働者の満足度や生産性を低下させる要因とされています
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今日は10月13日のトークの318回目です。
読書感想、ブルシットジョブの謎という本を読んだので、ちょっと感想をお話してみたいと思います。
ブルシットジョブってね、結構僕は知らない言葉だったんですけどね、
すごくびっくりしたというか、なるほどというお話なんですか。
ちょっとその前に小話しましょうか。
ある男がですね、家族により良い暮らしをさせようと思ったんですよね。
だから子供もいるしね、田舎に引っ越しました。
だから都心まで通勤時間は合計3時間になったんですよね。
彼が家に帰るとですね、
妻や子供たちはもう眠っていますね。
で、このことはでも家族全員にとって良い暮らしをもたらしましたと。
めでたしめでたし。
はい、これちょっと小話なんですけど、
もうちょっと面白く話せたら面白いかもしれないですね。
ブルシットジョブの謎という本を読んだんですよ。
サブタイトルにですね、クソどうでもいい仕事はなぜ増えるのか。
すごくいい本でしたね。
とはいえ、この本もいいんですよ。
ブルシットジョブという言葉ですね。
これちょっとキーワードかもしれないなと思って。
ブルシットジョブというのはアメリカの学者さんが提唱した概念で、
働く本人でさえ存在意義を感じられない無意味な不要な仕事を指します。
どうでもいい仕事を指します。
それを働いている人も自覚しているような。
このブルシットジョブ、これはもう社会に全く影響を与えない。
世の中に影響を与えずに。
それがなくなったとしても、誰も問題にしないし、何にも問題が起きない。
労働者の満足感、生産性を低下させるようにとされます。
これはある時、ヨーロッパ、アメリカ、海外の学者さんが海外で調査したんですよ。
働く人を100人に聞きました。
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そんな感じで、あなたは自分の仕事に意味を見出せますか?
存在意義を感じられますか?
そういうことを聞くと、なんと半数が感じられません。
正確には3割から5割くらいの間に、いろんな国に調査したんですけどね。
ただ、たった3割だとしても、ブルシットジョブに取り巻く人たちもいるので、
実際は、低く見積もって5割くらいは。
5割って半分ですよね。
半分の人は、自分の仕事が全く無意味だと。
それが本人も自覚してるし。
そんなことです。
日本は分からないんですけど、おそらく日本は、
世界調査で半分だから、日本だとひょっとしたらほとんどかもしれないですね。
でも実際、自分の仕事が必要な仕事の人ほど、低賃金という話も出てて、びっくりですよね。
必要な仕事って、主に実際に作業される方、建築の作業をされる方とか、
介護で現場にいる方、現場仕事ですよね。
その人がいないと困ってしまいますからね。
でも本当に大事な人ほど、なぜか低賃金。
どうでもいい仕事をしている人ほど、高収入。
高収入だから、辞めるに辞めれないし、
とはいえ、忙しそうにする必要があるしみたいな。
自分もそうだから、自分がそうだから、人に対しても、
人もそうなんですよね。みんなそうなんですよね。
そういうことが起こってますよということが、
いう本ですね。
びっくりしましたね。何がびっくりしたかというと、
世界もそんな感じなんだ。
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当然、日本の数字は出てなかったんだけど、
日本の方がもっとひどいかもしれないですね。
だからですね、この本を読んで一つ思ったのは、
これから日本は働く人がどんどんいなくなるって言われてるじゃないですか。
でも、実際はブルシットジョブをしてる人が
やたらめったらいる国だと思うんですよ、日本ってね。
だから、そんな人らが、
例えばですね、介護業界では人手不足って言われてるんですよ。
でも、介護業界を取り巻いてるブルシットジョブをしてる人が
結構な数いるんですよね。
だから、その辺に気が付いたら、
いろんな問題が、
例えばですね、今は労働を働く人がいない。
でも、やたらブルシットジョブの人が多い。
これを繋げたらいいわけですよ。
いいっていうか、そんな簡単じゃないんですよね。
移民政策してる場合じゃないですね。
論点がずれるんですが、移民ってわからないけど、
手放しでOKなわけないじゃないですか、移民ってね。
これがダメかって言われたら、いいこともあるでしょうし、
いろいろ議論の余地はあるけど、手放しで移民OKなわけじゃないんです。
でも、日本にはブルシットジョブってのがいっぱいいるんですよね。
海外で55割って言ってるからね。
海外で5割って言うから、日本はもっといるでしょって感じで。
そうそう。これ…
え?と思ってね。
これに気が付いたら、いろんな人手不足解決できるんじゃない?
とも思うんですが、
でもね、著者っていうか、
この本の著者は別にこの人が考えたことじゃなくて、
海外の研究をわかりやすく話してくれるだけなんですけどね。
海外の研究の人は、ブルシットジョブの研究をしている方は、
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ブルシットジョブ対策として、一応、著者の人はベーシックインカムって言ってましたね。
まあまあ、いいんですけどね。
そうなればいいんですよね。
だから、20年前、30年前の未来予測では、
誰もが、労働時間が減るだろうと予測してたわけですよ。
週3時間ぐらいを、週3回ぐらい働きゃいいんじゃない?ぐらいの。
実際そうなはずなんですよ。でも、逆じゃないですか。
だからブルシットジョブをする人は、どんどん新しいブルシットジョブを編み出すわけですよ。
自分をいかに忙しく見せかけるのかが課題ですからね。
でも、ベーシックインカムしたら、
何だろう。
ならないで、大事な仕事だけやりゃいいじゃん、みたいな。
まあ、そうですよね。できるならベーシックインカムはいいと思いますけどね。
ただ、現実的にベーシックインカム、言ってる正当あるのかな。
あったらちょっと応援してみたいですよね。
僕もベーシックインカムいいなぁと思いますけどね。
ただ、いろいろな問題があるんで、いろいろ考えていかないとはいけないと思うんですけど。
ただ概念的にブルシットジョブっていうのはすごく大きな問題で、
どうでもいい仕事をしてる奴がやたらめったら多いという話ですね。
そのやたらめったら多い人が、さらなるブルシットジョブを作り出していますね。
でもいろんなことの原因がそこにあったり、ブルシットジョブということにあったりするのかな。
本別に読まなくても、普通にブルシットジョブで検索したらようやくいっぱい出てきますんで、
なるほどなぁという。
で、特に対決策はこれからかなり…。
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