アメリカの教則本と日本の視点
リズムの練習をしていきたいと思います。
今日は、223、223
えーと、いきまして
1月2日、えーと、ちょっと本を読みます。
1枚の写真がある。
物語
先日はアメリカの古いドラムの教則本をパラパラとめくっていたぞ。
これぞアップビート以外の何物でもないという証拠写真のようなものを見つけました。
実は僕もドラムの教則本を書いたことがありますので、
そのあたりのことはある程度わかっているはずと思い込んでいたのですが、
片手にスティックを持って、それを連続的に叩く動作の写真を説明するとき、
日本的な発想で言えば、1枚目の写真は当然振り下ろしになるはずなんです。
ところが、そのアメリカの古いドラムの教本では、なんと1枚目の写真に振り上げた状態が来ている。
これには驚かされました。
考えてみれば、これは当然なんです。
叩くという動作のアップビートとは何かというと、それはまさしく振り上げなんです。
僕ら日本人は音がしたところをリズムの起点に考える傾向がありますから、
振り上げを起点とするという発想が取りにくい。
これは完全に一本取られたなあという思いがしました。
参考までにそれぞれの写真をイラスト化したのを紹介していきます。
はい、ということでですね。
振り上げ、ポンって、これがリズムの始まり。
そうじゃなくて、さっと上げたところが始まり。
これがアメリカ式なのかなあということが分かれております。
ちょっと写真も付けておきますね。