2021-07-30 16:46

2021-07-30

つくる人になりたくて / 制約とクリエイティビティ

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作るってことに興味がずっとあって
作る人にも憧れがあって
自分も作る人になりたいって思って
それこそ大学はやっぱ美術の学校行こうって思ったり
作る、何か作品を作る
自分が面白いなって思ったことを
発表できる人になりたくて
それをなりわゆる作品を作ることができる
それをなりわゆり
そのことでそれをやりながらお金がもらえたらいいなって
大学に入ったぐらいの時は思ってたんですけど
当然そんなことはできないよなってことで
でも作る仕事を、仕事は作ることがしたくて
それでその時自分ができたのが
ウェブページを作るっていうことだったんで
つまりHTMLとCSSっていう
プログラミング言語とも言えないようなすごく簡単な
言語を書けることを仕事にすれば
作ることが仕事になるんじゃないかと思って
それでウェブデザインの仕事をしようと思って
ウェブデザインの仕事、結局のところそのHTMLを書ければよかったんですけど
僕が今やってる会社、まずは一個受けてみようと思って
そこが今の会社で
そこから10年間ずっと働いてる状況なんですけど
結局どこでもよかったっていうか
好きな会社ではあったから
あんまり考えてなかったんですよね
この仕事と呼んでいるのは一番はデザイナーっていう仕事なんですけど
ただデザイナーっていう仕事もすごく広くて
世の中にはグラフィックが作れる人、ビジュアライズができる人もデザイナーだし
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僕みたいに
すごく隅っこの方だと自分は思ってるんですけど
ウェブサービスのフロントエンドと呼ばれている
そのブラウザで表示する画面を作る人という仕事を選んで
入ってきたんですよね
新卒で会社に入った時
HTMLとCSSはかけたんですけど
デザインするってことについては何も知らない状態で
そんな状態で雇ってくれた会社もすごいなと思うんですけど
Photoshopとかイラストレーターもろくに触れない状態で入ってきて
その時にバナー画像を作ろうみたいになって
Photoshop開くと最初に白いキャンバスの画面が出るんですよね
四角い長方形のバナーサイズのところが出て
それを見た時にやっぱりめちゃくちゃ怖かった
この白い画面を埋められる気がしないと思って
すげー怖かったんですけど
このPhotoshopのキャンバス、真っ白いキャンバス怖いっていうのは
その後何年かして
同じような仕事をしているデザイナーとかに会ったり
あと先輩とかに聞いたりしても
やっぱりみんな怖いって
それはそういうものなのかもしれないですけど
なんか怖かったんですよね
作るっていうことはやっぱりめっちゃ怖い
なーっていうのがあったんですけど
それから10年経って
未だにですね
未だにPhotoshopもイラストレーターもあんまりよく
雰囲気でなんかカチカチボタン押してるんですけど
なんか数年すればできるのかなとか思ってたんですけど
勉強してないことはもちろんできないよなっていうことで
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それでもなんとか仕事をやらせてもらってんなって感じなんですけど
でもなんか一個だけちょっとやっぱ10年間
その思い出を持ってきて
なんかその曲がりなりにもデザイナーって仕事やって
そうですねデザイナーって言うとすごい
なんかデザイナーとしか言いようがないのでデザイナーと呼んでるけど
この仕事を10年やって
一個だけちょっと変わったなって思うのが
最初にそのPhotoshopを立ち上げたときに真っ白いキャンバスが出たときに
あんまり怖くなくなっているっていうのがあって
なんかそこはすごい違いだなって思うんですよね
で、なんで怖くないのかっていうのがちょっと分かった
気づいたんですけど
それはですね
なんで怖かったのかっていうのを
もうちょっとちゃんと考えてみると
次に何したらいいのか分からなかったんです
その白いキャンバスを見た次に
何の操作をしたらいいのか分からなかったから
怖かったんですよね
で、それはですね
結局何を作るのかが決まってなかったから怖かったっていうことなんですけど
何を作るのかっていうのは
つまりこの画像を作ることでどういう効果
そうですね、何をしたくて
この画像を見た人に何を感じてもらいたくて
その結果どういう行動をしてもらいたいかっていうのが
ちゃんと自分の中で言えない状態で
フォトショップを立ち上げてたんで怖かったんですよね
そりゃそうですよね
言いたいことが分かんないのに
いきなり作ろうとしてるから怖かったんだっていうことを
それがやっぱりちょっと分かってきて
それで
フォトショップを立ち上げる前に
ちゃんとそこを考えてから
立ち上げるようになったから
怖くなくなったんですね
まあそんなのは基本中の基本だと思うんですけど
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で、もう一個怖くなくなった理由っていうのが
その
じゃあ作りたいものは何か
伝えたいことは何かっていうのが
ちゃんと分かったっていう状態になった後で
じゃあどうやって作るのっていうのも怖かったんですけど
何の操作をして何を置けばそれが伝えられるのかっていう
引き出しがなかったのがめっちゃ怖かったんですけど
でもそれも解決できたんですよ
それはですね
まずガイドを引くっていう
ことを覚えたんですね
ガイドっていうのは
フォトショップ立ち上げるとよく見るとですね
左上に上下みたいなのがずっと出てるんですよ
そのメモリーが出てて
そこの上をマウスでドラッグするとですね
縦または横にですね
水平垂直の水色の線が出てくるんですね
これがガイドって呼ばれてるやつで
このガイドの線をですね
キャンバス、開かれている真っ白なキャンバスを
3分割したり4分割したりっていう
その線を引くんですねまず
そうすると
3分割または4分割された
画面になるわけなんですけど
画面が、ただ真っ白だったキャンバスが
水色の線によって区切られた状態になると
なんかこうするとですね
ここにこれ置けばいいんだなっていうのが
だいたいこう見当ついてくんですね
あとその線があることで
何か置いた写真なりテキストなり
何か置いた時にその線に
ぴったりくっつくようにですね並べれば
綺麗に揃って見えるんですね
たった線を引いただけなんですけど
この線を引く作業が
この
修士、小学生の時に
修士教室に通ってた時に
すずりに
墨を入れてですね
最初にこう、木銃か
木銃をちょっと液体の木銃を
すずりに入れて
そこに固い
固形の
木銃、木銃じゃないか
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なんていうんだろう
あれで
こうさーってこう
鳴らすっていうか
修士のその墨って
つまりは
結局その修士の先生が言うところの
別にインクじゃなくて
書く前にこう
なんか気持ちを落ち着けるみたいな
効果もあるみたいな
ことを言ってた気がするんですけど
Photoshopにその
ガイドを引くっていうのもですね
なんかこう、まずは
自分の気持ちを
鎮める
というか、なんか一回冷静になってですね
ちょっとこう、三分割四分割なりの
ルールを作るっていう
とこなんじゃないかな
と思って
そうなんです
作るってことを
お仕事にしたいなって思って
結局やってきて
作るってのは何かっていうのが
だんだん分かってきた
それはですね
作るっていうのは
制約を設けることなんですね
ここで言うところの
Photoshopで
ガイドを引くっていうのは
真っ白なキャンバス
にどこに置いたっていいんですけど
でもある程度の目安として
三分割なり四分割の線を
引くっていう
そこに自分で自ら
ルールを作っているんですね
この線に沿うように
レイアウトしようとか
作ることは
なんかこの制約を設ける
っていうことを
ルールを設けるってことを
なんじゃないかなって
思って
で、その
制約を作るってところから始めて
実際にレイアウトしていくときに
その制約でうまくいかないようなところが
出てきたり
もちろん制約に沿ったことで
きれいにできたりするところもあるんですけど
なんか制約を
自分で設けたっていうことが
その制約に合うか合わないか
っていう話が次にできるようになってきている
ちょっと制約を守るよりも
外した方がきれいに見えるな
っていうときもあったり
制約自体を見直して
アップデートしたり
真っ白だったら
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思いつかなかったようなことが
制約があることによって
思いついたりする
そんなときに
制約をハックしているっていうか
制約があってこその
クリエイティビティ
創造っていうことが
あるんじゃないかなって
思うんですよね
作るってことは
制約を設けることで
その制約を
壊しても
取っても
制約という
基準があるからこその
創造が生まれるんじゃないかなと
そのことがなんか
やっぱり何回か
何回も何回も
そのような画像を作ったことにより
だんだん分かってきて
だから最初に
フォトショップとか
イラストレーターの
真っ白なキャンバスを開いたときに
まずは
ここにルールを作ろうって
思ってことが
できればいいんだ
っていうことをやればいいんだって
次にやることが分かってるんで
だから
怖くなくなったのかなって
怖くなくなったのかなって
視聴してくださって 本当にありがとうございます。
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