1. シゴタノ!キャスト
  2. 085:続・ひとり事業で「仕事..

サマリー

前回のお話の続きとして、ひとり事業で仕事がなくなってきた場合の対策について話されています。具体的な事例として、受託の仕事が終了する不安やマーケティングの会社に入るなどの経験を通じて、自己の得意分野をサービスや商品にして売ることが重要であることが示されています。特別編では、ひとり事業で仕事がなくなってきた場合に、マイサービスを作ることが重要であることがお話しされています。マイサービスとしては、少人数でお話された方々の質問に答える質問会や相談会を開催したり、過去の記事をまとめた冊子を出版するなどの方法があります。

00:01
大橋 悦夫
大橋です。こんにちは。
今日はですね、前回に続きまして、
一人事業で仕事がなくなってきた時にどうすればいいかというお話の続きということで、
お話ししていきたいと思います。
受託の仕事の終了と新たな仕事の紹介
大橋 悦夫
前回ですね、僕の事例を2つお話をさせていただきまして、
1つはですね、会社を辞めた直後ですね、
派遣会社から紹介してもらった受託の仕事がありまして、
これが5月から10月で一旦終わるということで、
この後仕事がなくなっちゃうんだけどどうしようかなと悩んでいたところ、
たまたまですね、知り合いの方からタイミングよく声をかけてもらって、
新しい別の受託の仕事を紹介してもらえたということで、
首の皮が一枚つながったというところだったんですけども、
でも当然ですね、毎回こういうふうにタイミングよく声をかけてもらえるわけではないので、
どうしたらいいのかなという悩みは消えなかったんですよね。
また次の時期として、2002年の10月ですけれども、
当時ですね、ウェブサイト制作という仕事を始めていたんですけれども、
このままだと価格競争に陥るなという不安に襲われてですね、
どうしようかなということを悩んでいたと。
ここで前回のお話が終わったので、今回この続きなんですけれども、
たまたま知り合いの方に声をかけてもらったお仕事がですね、
受託の仕事がずっと続いていたので、その仕事で一応食えてはいたんですけれども、
でもですね、この仕事もいつ終わるかわからないということで悩んでいたところですね、
ウェブサイトをつながり、前回XOOPS(ズープス)というCMSの話をしたんですけれども、
そのXOOPSつながりで知り合っていた一人事業の方なんですけれども、
その方と同じ一人事業ということでですね、仲良くさせてもらっていて、
その方の紹介で、ITの知識のある方を求めているという
マーケティングの会社の社長を紹介してもらいまして、
その会社の社長に会いに行ったところ、
正社員として働いてほしいというふうに言われたんですけど、
当時僕は有限会社の自分の仕事を持っていたので、
契約だったらいいけど正社員は無理ですよという話をしたんですけど、
別に自分の会社の仕事はやってもいいから正社員として入ってくれよというふうに言われまして、
副業OKという感じで入れてもらえたということで、
その会社に1年ほど仕事をしたんですけど、
その時期は正社員として働きながら自分の有限会社の経営もしていたという時期だったんですけれども、
ここで何でマーケティングの会社に入ったかというと、
当時ウェブサイト制作だけじゃなくて、
マーケティングの勉強をしたいなというふうに僕全然と思っていたので、
勉強するんだったらマーケティングの会社に入ることによって、
お金をもらいながら勉強できるなというふうに思いまして、
声をかけてもらったことではあったんですけれども、
そうやったら自分の興味のあるマーケティングの勉強もできるなということで入ったわけなんですけど、
そうやってマーケティングの仕事をさせてもらった中で、
ちょうどブログブームが来ていたので、
自身のブログとマーケティングの仕事への展開
大橋 悦夫
ブログも自分で作ってみようというところから、
会社で仕事をしているうちに自分でもブログをつくりたくなって、
たまたまタイミングよくもういいかなということでマーケティングの会社を辞めて、
また再び独立をして、
それで作ったのが仕事だなというブログだったんですけれども、
そこでブログを書くことによって、
自分はこういうことが得意なんだなということに改めて気づかされまして、
それがメーカーとしては時間術とか仕事術というものだったんですけれども、
それがネタになって出版が決まったりとか、
あとは出版が決まったからということもあるんですけれども、
時間術とかのセミナーをするようになったりとか、
あとは自分が会社員時代から自分の時間管理のために使っていたタスクシュートというツールですね、
これを他の人が使えるように販売をするとか、
そういう意味では最初は受託だったんだけれども、
いろんなきっかけとかチャンスがあって、
マイサービスのほうにシフトしていくことができたという流れですかね。
ということでですね、
今のところ僕にとっての仕事がなくなってきた時にどうすればいいかとなると、
お客さんを探すというよりはですね、
自分の得意なところをですね、
サービスにして、商品にして、
それを売るというふうな対策で乗り切っているという感じですね。
まてぃ
ここでぜひ伺いたいんですけれども、
マイサービスって大橋さんはさらりと今お話ししてくださったんですけれども、
それってどんな方もやっぱり一人でお仕事をしている方はいずれ立ち上げたいなと思っている方が多いと思うんです。
私もそうなんですけれども、やっぱりマイサービスって
資金が高いイメージがあるんですね。
この商品を作るっていうのは誰にでもできると思うんですけれども、
その後買ってもらうっていうのが難しいなと思っていて、
そのために大橋さんがされたことって最初はどんなことから始めたんですか?
大橋 悦夫
最初僕はですね、ふり返ってみるとこれマイサービスだったなというのが一つありまして、
何かというと、この2006年の4月かな、
2006年の4月にブログ経由で初めての本が出たんですけど、
その本を出たことによってですね、せっかく本を出したんだったら、
出版記念セミナーやったらどうかということをですね、
当時ブログ仲間の人から言われてですね。
実は会社員時代もセミナー講師とかやってたんですけど、
その時にですね、そこのセミナーって当然会社のセミナーなので、
会社の商品を紹介するというセミナーだったんですよね。
そうなると自分の商品というよりは会社のセミナーを、
ちょっと言い方よくないですけど、売らされてるというかね、
そういう感じだったので、本当にこのセミナーのたびに憂鬱だったんですよ、僕はね。
本当に人前に出てね、自分の作った商品ではないものをですね、
熱っぽく語んなきゃいけないってなんとこう、
辛いものなんだろうかというふうにこう思っていて、
一刻も早くですね、自分のセミナーの持ち時間は終わんないかなと思いながら話したというね、
本当にその当時の会社には申し訳ない気持ちでいっぱいなんですけど、
まあそれだからですね、もう本当、
独立したらこんなに人前で話す仕事なんかせずに済むぞというふうに思ってやめたんですけど、
でも実際にフタを開けてみたらですね、
結局セミナーの仕事をしているわけですよ。
でもそこで思ったのは、その時と違ってですね、
つまり会社員時代の時と違って、
自分がかかわっていない商品だったから気がすすまなかったわけで、
結局自分が作った商品であればですね、
もう勢いよく話せるわけですよね。
まあ当たり前のことなんですけど、
それは改めて話してみて分かったんですよね。
2006年の5月でしたけども、
自分がだした本について、
ブログの話ですよね、当然。
なのでブログのセミナーをしたと。
その時に聞いてくれる人が、
本当に僕の話を興味津々な目で聞いてくれるのがすごい分かって、
話してすごい楽しくて、
こんなに自分の話を一生懸命聞いてくれるのは、
すごいことだなというふうに思って、
こういうことを仕事にできたらいいなということをですね、
その時に改めて思ったというかね。
それまでもブログを書いていたし、本も書いていたんですけれども、
こうやって人前に立ってですね、話をするということで、
ブログとか読者も当然いるんですけども、
改めてお客さんを前にして話ができるということが、
すごいことだということに気づいて、
それが結果としてですね、
こうやって人前で自分のことを話せばいいんだなっていうふうに、
気づいたことが最初の発端だったかなというふうに思っていて、
そこからですね、
ブログを書くことによって反響のあった内容を、
セミナーにするっていうことをですね、
始めるようになったっていうのが始まりですね。
まてぃ
なるほど。その反響はどういう形で感じていたんですか?
今みたいに2006年だとまだツイッターはないですよね?
大橋 悦夫
当時ね、このブログの中まで飲み会をしていたんですよ。
今ちょっと思うと信じられないんですけど。
そこで集まった人が、お互いにブログをやっているから、
お互いのブログの感想を言い合ったりするんですよね。
あとはセミナーブックマークとかも既にあったので、
ブックマークをやった時のコメントとかでね、
こういうのが話題になるのかとか、
そういうのを知ってたりしましたし、
あとはもうひとつ大きかったのが、
佐々木正悟さんというですね、今もビジネスパートナーなんですけど、
彼と一緒にブログを書いていたこともあったので、
彼はね、僕の記事も当然読んでくれているので、
佐々木さん、このテーマはもう少し深掘りした方がいいんじゃないですか?
マイサービスの作成
大橋 悦夫
とかね、このテーマはもっと後でセミナーで詳しく紹介したらいいんじゃないですか?
っていうふうなことを言ってくれて、
それも結構大きかったっていうのがありますね。
まてぃ
なるほど、それは大きいですね。
それでその集客をするとき、
初めにセミナーしたときは有料でやったんですか?
大橋 悦夫
最初はですね、無料だったんです。
これは何回か前のポッドキャストでも話があったかもしれないですけど、
ある企業がですね、
自分のサービスのチラシをおかしてもらう条件で会場を貸してくれたんですよ。
なので無料で会場を借りられて、
あとは僕がその会社からお金をいただいたっていう関係で、
受講者の方は無料で参加できるという形でセミナーができたので。
まてぃ
その会場を借りてやってたときに、
その企業で出版セミナーもされたんですか?
大橋 悦夫
そうです、そうです。
まてぃ
そうなんですね。
それを何回かやって、
僕の話を聞きに来てくれる人がこんなにもいるんだ、
じゃあオリジナルでやろうって言って始めたってお話されてましたよね。
大橋 悦夫
そうですね、はい。
まてぃ
その時は、ろこつな話をしますけれども、
今普通に集客って考えると、
リストを集めようみたいな考え方が一つありますけども、
リスト集めみたいなことを大幅さんはされたんですか?
大橋 悦夫
自分でセミナーをやるようになると、
当然メールで申し込んでもらうので、
1回申し込んでくれた方にはですね、
新しくセミナーを企画したら、
前回までに参加してくださった方にメールを送るというのをやってました。
まてぃ
新規の方を獲得するためにもいろんなことをされたと思うんですけれども、
それはどんなことをされたんですか?
大橋 悦夫
ブログに記事を書くだけですね。
つまりブログに記事を書いて、
今度こんなセミナーありますっていう告知の記事を書いて、
そこは新規の方はそれを見て申し込んでくれて、
2回目以降はですね、メールで案内をするということで、
今だったらもっとね、洗練された手法があると思うんですけど、
ステップメールとかメルマガとか。
僕は当時は1回参加してくれた方にメールを送るという、
非常にオーソドックスなやり方をしていました。
まてぃ
大橋さんがマイビジネスっていう形で始めたのは、
セミナーからだったと思うんですけれども、
セミナー以外にもマイビジネスって少しずつ増やされてますよね。
次は何をされたんですか?
大橋 悦夫
一番大きいのは出版系のビジネスだと思うんですけど、
出版することで出版記念セミナーをするっていうのが
1つセットになったんで、そういうことをやっていたのと、
あとはですね、出版することによって、
意外とそれは想定してなかったんですけど、
いろんなところから声をかけてもらえてね、
声をかけてもらったところに呼ばれる形で、
ブログのセミナーやってくださいみたいな、
そういうことで、単発ではありますけれども、
そういうセミナーをすると。
やっていく中でですね、
その後このセミナーの内容を動画に収録したらいいんじゃないかと、
思いつきまして、思いつくというか、
せっかく話したことがそのまま消えてしまうのもったいないなと思って、
動画に撮るようにしてたんですけども、
それをなかなかでも売り方が分からなかったので、
売れるまでには時間がかかったんですけど、
動画にして売るということもその後始めましたね。
まてぃ
やり方はいろいろあると思うんですけれども、
大橋さんのこのポッドキャストを聞いて、
自分もマイビジネス始めたいと思っている方多いと思うんですが、
そういう方が一番最初に始めてみようと思ったときに、
取り組みやすいものって何だと思いますか?
大橋 悦夫
そうですね、まずは4人ぐらいの少人数のグループ質問会。
一つやり方として、その1対1のね、
ワンオンワンのコンサルティングっていうのもあると思うんですけど、
割とこのワンオンワンのコンサルティングって、
この申し込む側も結構勇気いると思うんですよね。
いきなりサシで話をするということになるので、
そうだったら、もうちょっと他にも仲間がいて、
それが4人ぐらいっていうのが一番いいと僕は思うんですけど、
4人ぐらいだったら、自分が質問してないことも質問してくれることによって、
自分が思いつかなかったことを質問してもらえたりするので、
割と勉強になるということもあると思うし、
冊子の出版
大橋 悦夫
あと横の繋がりができるというのも意外と大きいんですよね。
なので、そういう少人数のグループセミナーみたいなものをやるというのが、
取っかかりとしては非常にいいのかなと。
当然セミナーをいきなりやってもいいんですけど、
いきなりセミナーをやるのはなというふうにちょっと抵抗を感じる方は、
そういう少人数勉強会、あるいはお茶会と言ってもいいと思うんですよね。
お茶会だともっとさらにハードルが下がって、
お話ししませんかみたいな感じのノリで、
それこそカフェで集まって話をするというところからスタート。
ということで、今回は、
ひとり事業で仕事がなくなってきた時どうすればいいかという続編でしたけれども、
今日お話したとおり、僕としてはマイサービスを作るということが前提になっているので、
もし既にマイサービスをやっているという方は、
改めてご自身の中でこれを商品として出したらいいんじゃないかと。
それはどんな商品かというと、いろいろな形はありますけれども、
少人数でお話しされた方の質問に答える質問会、相談会やるとか、
あとはブログ記事を書いているのではないか、過去に書いた記事の中で、
こういうテーマに即した記事だけを集めて一冊の冊子にまとめるとか、
今までやってきたことをまとまった形で読める、
あるいはまとまった形で吸収できるような相談会をするとか、
まとめを作ることがまずは一つのやり方かなというふうに思います。
ということで、今回はこれで終わりたいと思います。
質問等ありましたら、
ハッシュタイムシゴタノキャスト、あるいはお問い合わせフォームからお送りいただければと思います。
最後までお聞きくださりありがとうございました。
まてぃ
ありがとうございました。
13:53

コメント

スクロール