サンフランシスコ・デザイントーク、この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社のCEOが、日本で働くデザイナーやデザインをビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて深く話します。
ということで、Brandonさん、本日もお願いします。
よろしくお願いします。
今日のテーマは、レイリアの無人タクシー事情になっています。
軽く私の方から今どうなっているかというのと、実際にユーザーエクスペリエンス、Brandonさんが乗っていらっしゃっているので、
ユーザー体験を聞いて、その後、今後日本に展開するかどうかみたいなところを予測していけたらなと思います。
今、ベイエリアで、サンフランシスコベイエリアで一番リードとして代表的なものが2つあって、CruiseとWaymoですね。
Cruiseがゼネラルモーターズ参加、Waymoがアルファベット参加のものになっていて、両方とも去年2023年の8月10日にサンフランシスコで利用許可が置いていて、
これ、Brandonさんがパブリックヒアリングに行っていたとおっしゃっていたので、この後どういう過程で許可が降りていたのか聞くんですが、
許可が降りて営業を開始したものの、10月2日にCruiseの方が女性を引きずってしまうという事故があって、
それ発端に営業が今停止していて、現在はWaymoのみが営業中というふうな感じになっています。
まず、基本的な概要から説明した方がいいかなと思っていて、
というのは、日本の方とサンフランシスコに住んでいる人間からすると、ここに関しての知識レベルがすごい違うんですよね。
これはタイムマシンに乗っているくらい違うので、説明すると、
無人タクシーは何かというと、自動運転テクノロジーを使った運転手のいないタクシーなんですけど、
タクシーと呼んでいるんですけど、利用している人間からすると、
より今日本で話題になっているライドシェアの無人版に近いですよね。
何が違うかというと、タクシーは日本の場合、最近アプリで呼んだりもしますけど、
流しのものを捕まえて行き先を言って到着するというのがタクシーなんですけど、
このウェイモとかクルーズみたいなサービスというのは、
もともとウーバーとかリフトみたいにアプリで呼んで支払いもすべてアプリで行われて、
行き先も全部アプリに入れて、何もせずに乗って降りるだけというものの、
運転手、人間がいない版、自動運転版というのが無人タクシーで、
これって乗ってみたり映像を見てみないと、想像が非常につきにくいんですけど、
普通の自動車の運転席があるのに、そこに誰も座っていなくて、
アプリで呼んで乗ると、運転席に誰も座っていないのに、
勝手にハンドルが回ってアクセルブレーキが操作されて目的地まで連れてってくれるという、
そういうサービスなんですね。
多分日本の人はにわかに信じがたいというか、そんなことが本当にあるのかというのが、
体験してみないと信じにくいんですね。
なぜかというと、いわゆる自動運転自体がそこまで普及していない世の中、
自分が運転している車が自動に勝手に動いてくれるというのを体験している人もまだ少ない中で、
まさか自分が乗って運転手がいないまま目的地にたどり着くというのが、本当にびっくりする体験でして、
去年の、実は2022年の段階で僕は初めて乗ってて、いわゆる試験運転中ですね、
プライベートベータか、クローズドベータといわれる一定の人たちにだけ利用させてあげるフェーズに、
僕はリクエストして乗れるようになってて、
クルーズです。
日本から来た友達にせっかくなんで一緒に乗ったら、ものすごいびっくりしてて、
マジ?みたいな、2022年だからね、まだ。
動画とか撮ってSNSに友人とかアップすると、周りからの反応もすごくて、
マジでこんなこと起こってるの?とか、映画見たい?みたいな反応が出てるものが、
そこから1年ちょっと経って、現在は一般の人でも利用できる感じで、
サブラリスコ市内で普及しているというのが、無人タクシー全体の現状ですね。
その利用許可がプライベートベータ?
アトルにパブリックでの利用許可が降りたところのパブリックヒアリングに行ってた?
もうちょっと説明すると、ベータ版だったので、
走行できるコースと時間と利用できるユーザー数に制限が非常にかかってたんですね。
もうちょっと具体的に言うと、2022年後半の段階では、夜の10時から朝の5時までの間だけ、
いわゆる交通量の非常に少ない世の中の人があまり外に出なくなる時間帯のみで、
なおかつ利用できるエリアとルートも制限されていて、
サンフランシスコの市内だけ、半分から3分の1くらいの狭いエリアで、
特に歩いている人の数が少なそうなところとか、一方通行の道のみとか、両方通行だと結構難易度が上がるので、
不便っちゃ不便だったんですよね。
その時に面白いだけっていう理由で、日本から来た友達とか、うちのスタッフとかと一緒に乗ったりしてました。
そんなことをしている間に、僕はその時クルーズという、さっき説明あったGM参加になっている、
ホンダも投資しているスタートアップですね。うちのビートラックスのオフィスから徒歩3分くらいのところに実は本社がある。
窓からも見えるんですけど、あそこのサービスを使ってたら、そこからメールが来て、
アーリーアダプターユーザーのためにメールが来て、パブリックヒアリングみたいなのを来週やりますので来ませんか?
これパブリックヒアリングって何かっていうと、日本語で言うと校長会と言われる、
アメリカでは法律とか条例とかを決めたり変更する際に、一般の市民を呼んで、その人たちの発言とか言い分を一通り聞いて、
それを踏まえた上で、それを決定するコミッティっていう、そこに参加している投票権のある議員みたいな人たちがいるんですけれども、
その人たちによって最終的に決定されるっていう、いわゆるその売信員とかの国なので、
一般の人たちの声をなるべく理解した上で決断を下すっていうプロセスがあるんですね。
細かいことから大きなことまでそういうプロセスをアメリカは経由するようになっていて、
これもいわゆる無人タクシーを実際に一般公開する、一般利用を可能にするかどうかを判断する際に、
双方の立場の人を呼ぶっていう会合をサンフランシスコの市議会で、シティホールっていうところで行ったんです。
僕それ、時間の都合もあったので、行こうと思って行きました。
結局、僕はそこに2、3時間、実は面白かったのでいたんですね。
何が面白いかっていうと、双方の言い分があるので、普及させるべきだっていう推進側と、
まだ普及するべきではないっていう、いわゆる補修側みたいな人たちが発言を、
事前に発言したい人を、予約してる人を、僕は見ただけで双方30人、40人言ってくんですよ。
1人時間が決まっていて、3分ぐらい、いわゆるピッチみたいな感じで、
じゃあ、GOって言って、最後カンカンカンってゴングが鳴るんですけど、それを1人ずつ話してくるんですね。
で、その時にクルーズって会社と、あとGoogleスピンアウトのWaymoっていう会社の人たちもスタッフも集まってて、
Tシャツ着て、みんなでこのサービスを普及させましょうみたいな感じでやってて。
で、推進側は世の中が良くなる、人間が運転するより安全だったり、より便利な社会になるっていうことを言っていて、
反対する人の多くは、まだ危ないだろう、このテクノロジーまだ成熟してないだろうっていうのと、
あとデータプライバシーの問題が言っていて、ユーザーデータとかがどんどん吸い上げられちゃうので、
いわゆるビッグテックって言われるテクノロジー会社がデータもお金も牛耳り始めてるので、
そういう人たちに騙されるなみたいなことを言ってる人たちがいたんですね。
聞いてて非常に興味深いなと思ったのが、推進したいっていう側の人たちでいくつか個人のストーリーを話してる人がいたんですね。
僕2人ぐらいこれは非常に心に響いたなと思っていて、1人は女性なんですけど、旦那さんが飲酒運転したドライバーの事故に巻き込まれて亡くなったって言ってたんですね。
人間事故するし飲酒運転する人とかいて、それに巻き込まれて私は非常に悲しい思いましたと。
ちなみにその彼女は今の仕事はクルーズのテストドライバーやってますって言ってて、
そういうのを普及するために自動運転を普及させるために自動運転テクノロジーがついてるんだけど、
実際に運転席に座って街中を走るっていうデータ集めとかテストをしてる仕事をしてると。
なぜなら自分と同じような悲しい思いをする人を増やしたくないから、
自動運転は飲酒運転するより安心安全だし、テストをしてる中で一回も事故なんか起こったことないから、
もう安心ですよっていうのが一つと。
あともう一つこれはすごい僕は盲点だったんですけど、
実際にUberとかLyftっていうライドシェアのユーザーの一人が身体障害者の女性がいらっしゃって、
その方が言ってたのが身体障害者って目の不自由な方だったんですけど、
アプリで目が不自由ですっていう風に事前に書いておくんだって知ってもらうために。
そうするとなかなかピックアップしてくれないんだって。
相手が。
相手がそうそうそう。
運転してる方がこのお客さんは目が不自由なんだ、結構めんどくさいなとかいう思いがあるらしくするされちゃう。
でも自動運転はそういう差別しないでしょ。
だから私みたいな身体の不自由な方にとっては自動運転の方がよっぽどありがたいんですよみたいな話をしていて。
この二つっていうのは非常に個人的なストーリーだし、
違う視点、普通の人が持ってない視点を持ってる人たちだとすごい説得力があったんですよね。
あともう一つ推進側の発言で、これはかなりぶっ飛んだ意見だったけどいいなと思ったのが、
そもそもサンフランシスコって町は今までも新しいことを試して、そういうリスクを恐れずに実験してきた町じゃない。
今更ここで保守的になってどうすんだと。
世界で最もテクノロジーが発達してるべき町なのに、
サンフランシスコがこれダメって言ったら今後どこでもこういうことはできなくなっちゃうよみたいな、
そういうパッションみたいなことを言ってる人もいて、
保守側は保守側でまだAIが成熟してない状態で実地をさせるのは危ないだろうとかいう意見とかあって、
最終的に多分それ、僕途中で退籍したけど6時間くらいやったらしく、
その日の夜にOKが出たんですね。
それが実際にロールアウト、世の中にロールアウトする1ヶ月くらい前か何かだったのかな。
実際にリリースして、ちょっとしたらすぐにクルーズっていうサービスの会社がやらかしをいくつかやって、
1つは市内で大きなフェスがあった時にみんな携帯、スマホ使って電波が弱くなっちゃって、
それで無人タクシーって常に通信をしているものだから、
通信インフラに影響が出たらしく、大量にその車が立ち往生したらしいんですね、街の中で。
それがニュースになって、やっぱりまだ弱いよねってことがあって、
また1、2週間後に、さっき言った女性を引きずったっていう話なんですけど、
これちょうど先週、詳しい人に話をちょうど教えてもらったので聞いたんですけど、
どういうことかっていうと、自動運転の車が事故を起こしたわけじゃないと。
一般の車両が歩行者を跳ねてしまった。
その女性が道に倒れたのを、自動運転の車が少し引きずっちゃった。
そこもまずは良くない。
もっと良くなかったのが、それをアメリカ当局がデータを集める時に、
全部データ出せってクルーズに言った時に、そのシーンを撮影した、
カメラが車にたくさんついているので、その動画を消しちゃったらしいんだよね。
ないですって。
やりましたね。
消してしまったらしくて、証拠隠滅みたいな。
それでアメリカ当局がぶち切れて、お前らは営業停止だってなって、
今でもクルーズは営業停止処分のまま動いていない状態。
現状は、もともとGoogleのスタートアップだったウェイモっていう会社のみが
サービス提供しているというのが今、現状の状態ですね。
これからの企業の成長に欠かせない、デザイン的マインドセットを学ぶ第一歩として、
全てのビジネスパーソンにとっての新たなバイブルとなること、間違いなしです。
詳細は、Podcastでご覧ください。
Podcastエピソードの概要欄のリンクをチェックしてください。
クルーズで働いていた、もうちょっと辞めちゃったんですけど、
知り合いがいて、その人によると何かしらのプレディクトできてなかったことが起きたときに、
クルーズが取る行動が2つパターンあって、1つがその場で止まる。
2つが横にサイドウェイに止まるという2つのパターンをするようにプログラムされていて、
どうやら引きずってしまったときに、横に避けちゃったんですよね。
そこで止まればよかったんだけど、避けちゃったから引きずっちゃったっていうのはちょっと聞きました。
そうなんだよね。自動運転、無人タクシーのまだ弱点があるとすれば、
不足の事態に100%対応できない可能性がある。
どこまでいってもデジタルのプログラミングをされているものなので、
AIが実装されていたといえ、常に学びながら、ディープランニングとかで学びながら改善をされているものの、
自動車を運転しているときに、多分パターンとして何億、何千億という状況が発生して、
無限大に様々な状況が発生すると思うんですね。
天候とか道路状況とか、歩いている人とか乗っている人とかの状況とかで、毎回違う状況なんですけど、
機械というのは、そのパターンを全部理解していない限り、どうしていいか分からないというフリーズ状態というのが必ず発生するのを、
極力全てのパターンに対応できるにはしているものの、全く予想できない状況が出てきたときにどうする、
どうそれが動くのが分からないよねというのが反対側の意見でもちろんあって、
そこが限界は、どこかで限界値はあると思うんですよね。
例えばUFOが降りてきて、宇宙人が目の前にいたらどうするかというのはプログラムにされていないじゃないですか。
ケースは想定されていないからね。
じゃあなったらどうするの。
それは人間もそうなんだけど、人間はそれぞれの判断で、何かしらの判断をして何かしらのアクションを起こすけど、
機械は最悪、さっき言ったみたいな停止するか、除光するか、どうするのかというのの判断がまだ100%じゃないんだろうなって気がしますけど。
どっからでもありますからね、ケースバイケース。
あります。
テスラにも私知り合いがいるんですけど、その人が言ってたのは、バスとかトラックで後ろに自転車積んでるケースがあるじゃないですか。
その時にそれを自転車と判断するか車と判断するかみたいな、そういうケースとかも最近やってアップデートしたみたいなことを言ってて。
そうですね。
大変かなと思いますが、ブランドンさんどちらも乗ってますか?
どっちも乗ってます。
クルーズは初期の頃に、僕ベータユーザーに選んでもらったんで、ベータユーザーとして使ってたんですね。
昨日久しぶりにウェイモを乗って、普段自分の車とかバイクで移動してるんですけど、
昨日ちょっと雨降ってて、ちょっと市内の移動があって、すごい大変だったんで、乗っちゃおうと思って、最初リフトを見たんですよ。
あ、そういえばウェイモもあったなと思って、ウェイモの方がちょっと安かったから、ウェイモを選びまして、ウェイモを乗りました。
ちなみにどっちが好きとか言いました?クルーズ派、ウェイモ派みたいな。
ウェイモの方が精度が高いと思う。
実際乗ってみた感じ。
ウェイモしか乗ってないから、比べようがなくて。
僕の友達も言ってたけど、クルーズよりもウェイモの方が若干運転がうまい感じがするっていうか、スムーズな感じが。
結構クルーズキックシャックしてたんで。
あとは細かい話で言うと、クルーズの車両ってシボレーっていうアメリカの車なんですけど、
ウェイモは基本ジャガーなんで、ジャガーってイギリスの高級車なんですね。
若干乗り心地いい感じがする。
車両が多分車両の値段が倍ぐらい違うんですよ。
ジャガーって高級車なので。
そこがいいなっていう感じがしましたけど。
で、あとは何だろうな。
昨日ちょっとツイッターにも載せたんですけど、
ユーザー体験としてみると、タクシー、ライドシェア、自動運転、無人タクシーっていう風に進化しているとすれば、
一番いいなと思ってて、なぜかって言うと、運転手と話さなくていいっていうのと、
運転手の当たり外れがないから、必ず上手に運転して、道を間違えずにたどり着いてくれる。
それこそ先週僕日本に行った時に、タクシーすごい毎日乗ってたんですけど、
一回外れに当たったんですよ。
外れのタクシーってどういうことかっていうと、
まずどのルートで行きますかって聞かれるんですね。
日本のタクシーってお客さんに。
下道でとかですか?
そういうレベルじゃなくて、何々通りを行ってくださいとか、そういう指示。
僕東京よく知らないから、お任せしますっていう風にしかないじゃないですか。
夜結構遅い時間あったんですけど、工事中のエリアがあって、
そこが日本って道が狭いから工事中になると一通になるんですよ。
相手が来てこっちが行くみたいな順番で行かなきゃいけなくて、ものすごい時間かかったんですね。
友達と待ち合わせしてて、ごめん遅れるわって言ってその状況を説明したら、
いやそのタクシーの運転手はセンスなさすぎだろって言われて、
プロだったらそこを抜け道とか通るべきなのに、
なんで渋滞してるとこ通ってんだよみたいな、僕が怒られたんですけど。
そういうのがあって、無人タクシーとかだと、
Googleマップとか使って渋滞してるところは多分回避してくれるはずなので、
日本のタクシーってしょうもない古臭いナビとか使ってるから、
リアルタイム渋滞情報とか出ないものとか使ってる可能性あるんで、
王道のルートしか取らないわけです。
それ私びっくりしました。
東京でタクシー乗ったの、去年の12月初めてGMのミッチーさんに乗せてもらったんですけど、
アナログやと思って、ナビなんてずっと見てなかったと思って。
それで、日本のタクシーとサムライスコの最先端の無人タクシーでは、
僕的に馬車と車ぐらいの違いが感じるぐらいに、制度が全然違うし、
あとは、これ僕超個人的なことなんですけど、
日本のタクシーってたまに運転手さんが気さくな方がいて、それはいいんですけど、
野球の話題をするのが好きな方が結構いるんですね。
巨人勝ちましたねとか、選手の名前とか。
僕全然知らないんですよ、野球のこと。
そうっすねって合わせてるだけなんですけど、意外とそれがストレスなのが、
無人だともちろん運転手いないんでしなくていいし、
あと、昨日乗ったときに、乗ったらアナウンスが流れるんですよ、車内に。
女性の声の名前も呼んでくれて。
そのときに、あなたの姿はカメラで映ってるけど、声は基本的には聞こえない状態に今なってますんで、
大声で歌っても大丈夫ですよって言ってたの。
音楽も選べるし。
だからなんだろうな、声を出すことが許されてる。
車内で歌っても恥ずかしくないんですよっていうのも、ユーザー体験としてはいいかなって思いましたね。
私Waymoしか乗ってないんですけど、後ろに乗るじゃないですか。
後ろに乗って前の席の間にタブレット。
タブレットありますね。
それで飛行機みたいに安全の確認みたいなアナウンスが。
最初の1分間ぐらいガイダンス流れる。
あれがすごい近未来的というか、アナウンサーのトーンなのかわかんないですけど、音楽なのかわかんないけど、すごいおーって思いました。
あれ機械音声ですよ。
あれが逆にいいのかわかんないんですけど、未来感。
未来感ありますね。
すごい良かったな、あとスピーカーがいい。
スピーカー、ジャガーだからですね。
っていうのがありました。
コメント見ると、リスクどうすんだとか誰責任取るんだとか、
100%安全じゃないものを世の中に出すのはおかしいみたいなネガティブコメントが載ってて、
このノリだと結構日本きついなと思ってて、
2つ原因があって、1つは極端にリスクを怖がる文化があるっていうことと、
あともう1つは誰が責任取るの文化みたいなのがあって、
日本ってどうしても責任取りたくないから許可しないっていうことって企業とかの判断とかもすごい多いと思ってて、
やるかやらなく決めるときに、もし何かあったときに自分が責任取らなきゃいけないとなると、
それをOKしない文化っていうのがあって、
これ日本にいる友達とも先週話してたんですけど、
リスクとリワードっていうのが必ず世の中にもあって、
リスクを取る代わりにメリットがある。
例えば、飛行機に乗ると早く移動できるけど、墜落したら死ぬリスクっていうのは必ずあるじゃない。
それはバランスを取りながら人間って生活してるんだけど、
ゼロリスクを目指すと全くリワードがないわけ。
だけど日本ってリスクリワードのバランスっていうのが、
少し他の国と比べてもリスク取らない方にすごい比重があって、
こんなに便利なのにちょっとしたリスクがあるだけで、
それを回避するためにやらない、使わないっていうのが結構あるらしいのね。
最近だとAIを使う、使わない論争っていうのがあって、企業で。
チャットGPT禁止の企業とか最近出てきてるらしいんだけど、
それはデータ漏洩のリスクがゼロじゃないからっていうことね。
でも超便利じゃないですか。
アメリカの会社ってガンガン使ってるわけだから、多くはね。
そこがリワードとしては得られる。
効率性とかスピードとか様々なリワードはあるんだけど、
リスクももちろんあって、リスクを許容した上でのリワードをゲットするっていうのが必ずトレードオフとしてある中で、
日本の文化の多くはリワードが結構多いのに、
少しでもリスクがあるとそれを通さないっていう考え方が根強いな。
特に最近は高齢化社会っていうのもあるのかもしれないんですけど、
こういうのって相対的に年齢が上がれば上がるほど保守的になりがちなので、
高齢の方が増えるとよりリスクを取らなくなる文化になっていくし、
政治の仕方とかも投票して政治家が選ばれるっていう選挙っていうものがあるので、
高齢者の方が人口が多ければ保守的な方針にならざるを得ないっていうのは当たり前なんですけど、
それ考えると無人タクシーっていうリスクがゼロじゃないし、
前例がないようなサービスを日本で普及させるには結構難易度高いなと思っている。