あきお先生。 ファクトチェックやフェイクニュースなどを見抜く力が重要だっていう話を、これまで番組ではしてきました。 ずっとしてきましたね。
では、こうした力って、どんなトレーニングで鍛えられると思いますか? どんなトレーニング?トレーニングか。
まあなんかAI使って鍛えられそう逆に。AI使えば。
今日はまさにですね、その話をしたいと思います。 フェイクニュースを見抜く力、AI時代の鍛え方という子たちで、フェイクニュースなどに騙されない教育方法を最新の研究をもとに紹介していきたいと思います。
どう訓練すればいいのか、どういう授業を設計すればいいのか、またご家庭でどういった工夫をすればいいのか、そういった話を具体的にしていきたいかなと思いますので、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
先生のためのAIラジオ
AI教育コンサルタントの福原政之と現役高校教師あきおです。
AI教育の専門家と現場に毎日授業をしている先生が、学校のAI活用を本音で話す番組です。どうぞよろしくお願いします。
フェイクニュースを見抜く力って教えたら伸びるのか、この命題をですね、実は世界中で実験研究されてるんですね。
そうなんですね。
そうなんです。これ実はですね、ちゃんと成果が出るということが分かっています。
分かってきたんだ。
本物と偽物の記事を混ぜて見せて見分けられるかをチェックするみたいな、そういう研究があります。
そういうのを49個集めてまとめてメタ分析研究っていうんですけれども、こうやった研究があるので、それをちょっと紹介していきたいかなと思います。
その被験者というかですね、実験に参加したのはもう合わせて8万人と。
ちゃんと伸びてきていてるんですけれども、この中身は結構面白かったので紹介したいかなというふうに思います。
この研究でですね、測っているものは3つなんですね。
まずフェイクニュースを信じなくなるか。
次に本物と偽物を見分けられるのか。
そして人に広めなくなるのか。この3つです。
これ1つ目と2つ目ポイントなんですけれども、偽情報を信じなくなるだけでは不十分で、本物の情報を信じなくなっちゃったらダメですよね。
そうだね。
なので本物と偽物を見分けられるかっていう観点も大事になってきているというふうになります。
実際いろんなトレーニングをした時に効果の大きさが綺麗に並んでいきます。
これをやった時にですね、ちゃんとフェイクニュースの鍛え方によってはこういったちゃんと見分け方ができるし、広めなくなるっていうことができるということがまず1つですね。
なので本当によくどうやって鍛えればいいんですか、鍛え方あるんですかってそもそも鍛え方に疑問を持たれる先生方とか保護者の方多いんですけれども、
ちゃんと鍛えれば伸ばすことができる力っていうそういう認識をですね、先生たちが持ってもらうことが大事かなというふうに思います。
ただここで一つ気をつけなければいけないことがありまして
特にラテラルリーディングの方なんですけれども
生徒にじゃあ調べてくださいって言えばいいのかなって風に思いがちなんですが
ここにですね実はちょっと落とし穴があります。
何でしょう。
怪しい記事を見せてネットで調べて確かめてくださいって言うんですね。
そうすると調べたグループの方がその記事を本当だと思う人が増えちゃったんです。
逆転だね。
逆転しちゃったなぜだと思いますか。
なんでだってそういう授業の中でやってるんでしょう。
これ授業というか実験ですね。
実験か。
あるサイトがフェイクのサイトがあってそのサイトを確かか調べてくださいって言って調べたら
逆に信じちゃったって思っちゃった。
そんなことあるんだ。
あるんです。
それはですね調べ方に問題が実はあったと。
フェイクニュースって情報源が同じだったりしていてそれが量産されてたりしますよね。
見出しをコピーして検索すると同じ見出しの記事が出てきますよね。
そしたらフェイクを絞って検索しちゃってるんで。
だからみんな同じようなのが出てくるね。
そうするとそれ見たらあれ確かじゃんって思っちゃいますよね。
こんなにいっぱいあるぞって。
はいそうなんです。
こういう落とし穴がありますよという。
あるかも。
はいなんですね。
なのでラティラリーディングする時に見出しをコピペでやるっていうのは実は手法としては悪手。
だね。
そうだね。
そうするってどうすればいいんだ。
どうすればいいのかというとまず発信元を調べる。
発信元でやると要するにその情報を発信しているサイトとか機関とかどこなのかってことを調べると
同じサイトというのはならなくて要するにその情報のページというよりは
情報発信者が本当かどうかというのを信頼できるものかというのは分かりますよね。
加えて中身をコピペで丸ごと文章でやるのではなくて中に書かれていることだとか
例えば中に書かれることプラスフェイクニュースとかそういうキーワードを変えてやっていくっていうのが非常に大事になります。
検索の窓に何を入れていくのかっていうのが非常に大事になってきています。
じゃあ改めてですね。どう検索すればいいのかという部分で4つですね。
発信元の名前を調べてみる。見出しの言い回しを捨てて固有名詞と数字だけで取り出してみる。
次は反対の言葉を出す。謝りとかファクトチェックとかフェイクニュースとかですね。
そういうものと一緒に検索ワードの中にそれを入れてみるというところですね。
もう一つが一時情報に届く言葉に変えてみるっていうところですね。
なるほど。
例えば何々書を発表とか火災何々とかトランプ発言とかそういう感じですね。
やっぱりやってみるっていう部分が大事になってきています。
なるほど。なんかすぐ実習でできそうだな。
そうです。なので単純に調べましょうで終わるのではなくてそこまで一歩踏み込んでやっていくことが大事だと思いますし
ここの部分でも実際フェイクニュースを自分で作ってみるっていう体験をしてみるだけでも全然違うと思いますよね。
秋山先生こういったテクニックの話を生徒にするとしたらどの授業でどんな風にやってみたいと思いますか。
やっぱり情報かな。
情報で。
情報しかなさそう。
中学だとどうですか。
総合学習かな。
総合学習ですよね。やっていくことが大事かなと思います。
実はですねこの話って今国際的に大きな問題にもなってまして
PISAってありますよね。OECDがやっている女子高生の学力調査。
次が2029年なんですけれどもそこで新しく図られる分野が発表されましてそれがメディアAIリテラシーという力。
AIリテラシー。
メディアAIリテラシー。
メディアAIリテラシーとAIリテラシーっていう二つかな。
いや一緒です。メディアAIリテラシーというものになるんですね。
あんまり聞かない言葉かな。
新しく出てきた。
新しい言葉だね。
メディアリテラシーとAIリテラシーが別々のものではなくて一つの力として置かれていくという部分になってきています。
なのでまさに今日お話ししたようなフェイクニュースを見抜く力ファクトチェックの力っていう部分がそこに出てくるのかなという風に思います。
日本では以前の番組でも紹介した通りやっぱりファクトチェックの具体的な方法を知っている人が非常に大人も含めて少なかったという部分があるので
ぜひこういった今日お話しした内容を知っておいていただけると嬉しいかなという風に思います。
ちなみに先生は子供たちと触れ合っていて生徒たちと触れ合っていて生徒がSNSやネットで見た情報をそのまま信じて持ってきたこととかってありますか?
意外と生徒にリテラしあってこんな嘘の情報出てますよって逆に教えてくれることはありますね。
本当ですか。じゃあ小学校段階でしっかりやってたのかその子の地頭なのか。
ご家庭の中でそういった会話があるのか。だから逆に教えてくれることが多い。
どんなことを教わりました?
料金プランの技?嘘?
それはフェイクニュースではなくてビジネス的なテクニックの話ですよね。
でもそれと結構近くない?
そうですね。確かにそうですね。
こんな書き方してるけどでも実はこれ割高にさせる。
そうですね。
詐欺ですよね。教えてくれること。
情弱にならないための技みたいな感じですね。
そうそうそう。
それもそう言われてみると確かに立派なメディアAIリティらしいかもしれないですね。
社会の中で心強いですね。しっかり育ってますね。
興味あるからなんでしょうけどね。
そうですね。ありがとうございます。
阿強先生は情報とか総合学習の授業でこの手口に生徒はよく引っかかったみたいなのってありますか?あるいはウケがよかったとか。
ウケ?ウケがいいのはやっぱりね予備校とか塾の広告。
身近だから余計に。
そう。結果よく見せようとするじゃないですか。
しますね。
それでみんなで笑うみたいなのが多いですね。
あと意外とテレビ、オールドメディアって言われてるよね。
そこのニュースのフリップも結構変なの多くて、生徒教えてくれますね。
しっかりちゃんとメディアを見る力が鍛えられてるっていう。
こういうテクニックがあって、こういうのあるよっていうのをまず教えた上で、じゃあ次回までに何かちょっと探してこようみたいな感じで。
そうするとテレビでこういうのやってましたよとか教えてくれます。
ありがとうございます。今回のこの番組を用意していて、私思い出したのが10年前くらい阿強先生の学校でやってたタマボクのコンテンツ。
あれはiPadとかのゲームアプリで。
あったね。
あれは詐欺とかでしたっけ、詐欺とか。
いろんなもの。
いろんなものですよね。いじめだとかそういったものをシミュレーションして体験しながら問題点を学ぶっていう、今は無き。
無くなっちゃったんだよね。
無くなっちゃったんですよね。アプリケーションがあったんですけど。
あれ良かったんだけどな。
それ今回の研究の紹介とか知見とかを見ると非常に良いコンテンツだったなって思うんです。
良かったもんね。
非常に良いコンテンツだったかなと思ってまして。
だから結果をコントロールできるのはバッドエンドと良い結果と悪い結果に、両方自分たちでコントロールして良い結果にしたりとか悪い結果にわざとしたりだとかして、そこの違いは何だったかのかっていうのをディスカッションできたの。
良いですね。まさに自分自身で体験をするっていう部分なので、手口を体験すると。
本当に体験したらまずいので。
まずいからね。
ゲーム上で体験するっていうね。そういうことをやりましたね。
これってコンテンツとして無くなってしまったんですけれども、実は先生方今は作れるんですよね。
そうだね。
AIを作って作ることができて、私もこの間知り合いの先生から見せていただいたのが、このAIリティラシーのコンテンツウェブサービスを自身で作られたんですけれども。
作れちゃうね。
生徒が選択肢を進めながら物語を体験していく中で、それを学習していって振り返って選択肢をどういうふうに書いていこうかっていうふうに考えるアプリケーションを先生が作って子供たちに渡すっていうことをやってたんですけれども、
まさに今日紹介したものなんかはそういうふうに相性とか非常にいいですし、実際作ろうと思ったら作れと思うので。
あとだってフェイクニュースもこれフェイクなのか本当なのかっていうのをクイズ形式でやるアプリなんか作れそうだな。
作れます作れます。
なんかすぐ作れそうな感じする。
ですね。あとは本当に手口を体験するっていうところをゲーム感覚でクラス全員でどれが騙されるかみたいなのをやったりすると。
ちょっと作ってみようかな。
あっいいですね。できたらぜひ番組でも紹介してみたいので。よろしくお願いします。