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2021-12-30 04:13

ドラえもんと栗まんじゅうと宇宙

ドラえもんのひみつ道具「バイバイン」についてお話しています。  

#栗まんじゅう #ドラえもん #漫画 #アニメ #宇宙

※この回は、2021年2月20日にStand.fmで収録した収録の再アップロード版です。

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みなさんこんにちは、自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日はドラえもんの秘密道具、バイバインについてお話したいと思います。
バイバインは、テントウムシコミックスのドラえもん17回に登場した秘密道具になります。
話の発端は、のび太が1個しかない栗まんじゅうをじーっと睨んでいて、
どうしたの?って聞いたところ、栗まんじゅう食べるとすごくおいしいんだけど、
食べるとなくなっちゃうのが欠点だよね、みたいなことを言って、
哀れに思ったドラえもんが、じゃあこの道具貸してあげるよ、と言って出したのがバイバインですね。
このバイバインは何かというと、
1滴振りかけると5分に1回振りかけたものが分裂するので、
その後も10分、15分と5分重ねるごとに、かけたものが倍になっていくという道具です。
これで栗まんじゅうを倍にしていけば、栗まんじゅうをなくすことなく理論上はずっと食べ続けることができるということで、
のび太は大喜びして、このバイバインで増やした栗まんじゅうをおいしいおいしいと食べていくんですけれども、
どうしても1個食べきれなくて残っちゃうんですね。
その結果、1個残っている栗まんじゅうがまた倍になる。
5分ごとに倍になっていくんですけれども、4個が8個、8個が16個、32個、64個と。
次第にのび太も焦り始めて、友達とか家族に食べてもらうんですけれども、
分裂の速度に処理速度が追いつかなくなってきて、パニックになってしまって、
分裂し続ける栗まんじゅうを放置した結果、到底処理できないほどの量になってしまって、
もっと早く言えばいいのに、どうにもならなくなってからドラえもんに相談して、
ドラえもんはえらいことしてくれたなと猛烈に焦るわけですね。
さすがのドラえもんも増え続ける栗まんじゅうを処理できなくなってしまって、
最終的にはまとめて宇宙の彼方に登記するという解決方法を取りました。
そのバイバインという回はそこで終わっているんですけれども、
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ネット上で見た試算によると、栗まんじゅうを直径6センチと仮定した場合、
23時間ほどで宇宙空間全てが栗まんじゅうで一般になってしまうそうです。
なので、たとえ宇宙の果てに栗まんじゅうを登記したとしても、
最終的には倍加を続ける栗まんじゅうが地球に到達してくるので、
根本的な解決にはなっていないということになります。
ただ高速で栗まんじゅうが移動している場合、正確なことは僕も理解しきれていないんですけれども、
相対性理論によって見た目の速度が遅くなり、
伸びた形の実感覚としては栗まんじゅうで宇宙が埋め尽くされることはないという説も唱えられています。
今日はドラえもんの秘密道具バイバインについてお話しさせていただきました。
ご視聴ありがとうございました。
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