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みなさん、こんにちは。
自然を愛するウェブエンジニア、セミラジオです。
今日は、壇蜜主演、地球防衛未亡人という映画についてお話ししたいと思います。
この地球防衛未亡人という映画なんですが、今回Amazonプライムビデオで見ました。
この作品を知ったのは、弟とウルトラマンシリーズについて話している時に、
今Amazonプライムでウルトラマンシリーズ見れたっけ?という話になったんですけども、
その時検索したら、何年か前は見れたはずのウルトラマンシリーズがAmazonプライムビデオで見れなくなっていて、
いろいろ検索ワードを変えて検索した時、地球防衛軍って入れたら、地球防衛未亡人という壇蜜主演の映画がヒットして、
なんじゃこりゃとなったんですけども、話のネタにいつか見たいなと思ってて、しばらく寝かせていたんですが、
昨日連休だし何か映画でも見るかなと思って、そういえば地球防衛未亡人見てないということで見てみました。
この地球防衛未亡人の監督は川崎実さんという方で、
この作品以外にも2008年にはギララの逆襲東ヤコサミット劇一発という、
僕内容は見てないんですが、コメディタッチの特撮作品を多く手掛けられている方のようです。
この地球防衛未亡人も主にウルトラ7、ウルトラマンシリーズのウルトラ7をパロディー元にしている特撮パロディーものの映画で、
ダンミツさんは作品中ではダンタインという名前で呼ばれていて、
これはですね、ウルトラ7の主人公モロボシダン、実はウルトラ7が変身している宇宙人であるモロボシダンタインが、
地球防衛軍的な組織の隊員として所属していて、普段は戦闘機に乗ったりもするんですが、
本当にピンチ、防衛軍や地球がピンチとなった時にウルトラ7に変身して戦うという、
ウルトラ7はそういう作品だったんですけども、そこからその伝説的なウルトラ7から、
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文字っていうかパロディーしてダンタインとして登場しています。
昭和ウルトラマンシリーズの特徴として、
アルファベット3文字の怪獣と戦う組織が主体となって怪獣に対抗していくというのが基本となっていて、
例えばウルトラマンタロウだとMATであるとか、
ウルトラマン80だとUGMであるとか、
ウルトラマンエースだとTACという地球防衛軍的な組織があって、
そこにそれぞれのシリーズのウルトラマンがやってきていて、
そこの隊員としても所属しているという、そういう構図が昭和ウルトラマンのベースになっているんですけども、
そういう意味で言うとこの地球防衛未防陣の団体員、団密演じる団体員はJAPという組織に所属しています。
JAPというと日本人に対する別称だと思うんですけども、そういうJAPという組織に団体員は所属しているということですね。
このJAPの最高司令官である玉岡長官というキャラクターを森嗣浩二さんが演じているんですが、
この方はなんとウルトラセブンでモロボシターンを演じていた人なんですね。
伝説的な作品であるウルトラセブンの主人公を演じた森嗣浩二さんが、地球防衛未防陣で団密さん演じる団体員と力を合わせて怪獣に対抗するという、
特撮ファンの目がキラリと光りそうなキャスティングになっています。
これから地球防衛未防陣の物語についてネタバレありでお話ししたいと思います。
もしネタバレなしに見たいという方はご注意ください。
この地球防衛未防陣なんですが、物語が始まってすぐにベムラスという怪獣が、
日本の南方の海上に浮かぶ三角諸島という島に上陸します。
どこかで聞いたような名前なんですけれども、この三角諸島は日本と鄰国が領土問題で揉めている島というか諸島になっています。
そこに政治的に微妙なところに宇宙怪獣ベムラスがやってきてしまい、さらにそのまま日本にやってくると。
実はこのベムラスは団体員の婚約者の仇なんですよ。
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愛する人の仇を討つために行かせてくださいと言って団体員は戦闘機に乗って出撃します。
出撃してそのベムラスと戦うんですけども、なぜかベムラスを攻撃しているときに、
戦っている団体員のイメージに団三さんのエロティックなイメージのシーンがかぶさってきて、
ちょっと言葉で説明するの難しいんですけど、怪獣とその怪獣と戦うとなぜか団体員が気持ちよくなってしまうというそんなシーンがカットインされます。
なぜ団体員は気持ちよくなってしまうかというと、一応理由付けがされていて、団体員の婚約者はベムラスが以前やってきたときに
ベムラスが町を破壊してその崩れた建物の下敷きになって死んでしまうんですけども、婚約はしていったもののすごく低層関連に強かった団体員の婚約者は、結婚するまでは体を重ねるのはやめておこうとそういうことを言って、団体員はその深い愛情に感激していたんですが、
結局そう言い遂げられないまま婚約者は死んでしまうと。だからベムラスと戦うと触れ合えなかった婚約者のことを思い出して団体員は気持ちよくなってしまうというような説明がされています。
ダンミツさんのエロティックなシーンを入れたかったための後付けの設定のような気もするんですけども、とにかくそういう説明がされてますね。
この大怪獣ベムラスなんですけども、最初は怪獣が襲ってきて困ったなぁとなってたんですけども、実はこのベムラス、塩積み核燃料を食べる、塩積み核燃料が大好物で、日本の各地の原発に行って塩積み核燃料を食べ始めるんですよ。
これにいろんな国が目をつけるわけですね。塩積み核燃料を食べてくれる怪獣、すごくありがたい存在じゃないとなって、日本の総理大臣もそのベムラスに目をつけます。
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うべ総理という、どこかで聞いたような名前の総理大臣が登場しまして、「国民の皆様の多大なる苦情の決断、誠に遺憾の意を感じております。」という感じで、終始安倍総理のモノマネをしている人なんですが、
このベムラス、うまく使えば国際的に日本の地位を高める、キーになりますよ。というような感じで、このベムラスをうまく使って、他国とうまく交渉するための、アメリカ、中国に対しても強気で外交を進められるためのカードになる、ではないかということで、
なんとかベムラスを手名付けろと指令が下るんですが、そこにですね、オバマ大統領っぽい感じのオズマ米国大統領という人も登場して、
ノッチが演じてるんですが、ノッチはオバマさんにすごく似てるというか、そういうキャラクターで一時期売ってたと思うんですが、日本にオズマ大統領が圧力をかけてくるんですよ。
使用済み核燃料を食べる怪獣、対面上は、建前は日本に所有権があるということでいいけど、実質アメリカのものだからね、みたいな感じで釘を刺してくるという、このように、
核問題とか日米問題とか日中問題とかいろんな要素や隠蔽が含まれているのがこの地球防衛未防止の特徴でもあります。
使用済み核燃料をバンバン食べさせていたベムラスなんですけども、これ以上食べさせたら逆に大爆発してものすごい大災害になるということを科学者が言い出して、これはやばいとなって、
弾隊員が操縦する戦闘機で大気圏外に放り出す作戦を結構することになります。大気圏外に放り出したところで爆発させれば地球への被害は最小限で済むということだったんですが、
結果から言うと大気圏外にベムラスを放り出す作戦はうまくいかずに弾隊員もベムラスも地上に落ちてきてしまうんですよ。
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そこで晩作つけたかと思われたんですが、この作戦結婚の少し前に明かされていたんですが、実はその弾隊員の出生には秘密があって、
実は弾隊員は孔子であることが明かされていました。弾隊員は神社で育てられたんですが、ある時、弾隊員にそっくりな女性が思いつめた表情で赤ん坊を連れてきて、
まるで聖母マリアのように誰とも性行為をしていないのにその弾隊員を私は見守ってしまったということで、その女性は雨の弾と名付けられたその子を置いて姿を消してしまったと。
弾隊員はその神社で雨の渦女という日本の女神のゆかりの神社で育てられて、雨の弾という名前ももらって、そういう出生の秘密があったんですね。
つまり、弾隊員は雨の渦女の化身であるというような示唆がされていて、その怪獣に対して弾隊員がそこで何を、大気圏外に放り出す作戦が失敗した後に何をしたかというと、弾隊員は善良になって怪獣の前で踊り出します。
その踊りの力で怪獣は興奮しすぎて倒れます。
そこにちょうどこんなこともあろうかと科学者が用意してくれていた怪獣の腹具合をいい感じに調整するビームを放って、怪獣のお腹の中でパンパンになっていた放射性塩積み核燃料が空っぽになってめでたしめでたしとなるんですけども、
放射性塩積み核燃料がどこに行ったかというと三角諸島に全部移動していて、中国から連絡があって三角諸島の所有権はもうずっと日本でいいよという連絡が届いて、どうするのみたいな感じになるという。
ハッピーエンドだかなんだかよくわからないそんな感じで地球防衛未防陣は終わるのでした。
直近で見た映画がわりとシリアス目の映画だったりしたので、この地球防衛未防陣は本当に僕お酒飲みながら見てたんですけど頭を使わずに見れる映画でよくこんなバカバカしい設定を思いつくなと感心しながら見てました。
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この地球防衛未防陣の監督川崎実監督のギララの逆襲東ヤクサミット危機一髪もなんだかタイトルがすごく惹かれるので、この機会にそっちも見てみてまたこのラジオで紹介したいなぁなんて思っています。
今日は断密主演の特撮映画地球防衛未防陣についてお話しさせていただきました。ご視聴ありがとうございました。