1. セミラジオ ~生き物とサブカル~
  2. トラウマ談義@アニメ編 ゲス..
2024-02-05 1:21:21

トラウマ談義@アニメ編 ゲスト:BBブロス 2Pハセガワさん

心に残るアニメのトラウマ展開について、BBブロスの2Pハセガワさんとお話しました!


【紹介したアニメ】

・まんが日本昔ばなし(吉作落とし)

・ポールのミラクル大作戦

・機動戦士Vガンダム

・宇宙伝説ユリシーズ31



吉作落とし(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=tVdhKyyub3s


ポールのミラクル大作戦(wiki)

http://tinyurl.com/4vuj27j4


Vガンダムネネカ隊(ニコニコ)

https://www.nicovideo.jp/watch/sm752504


Vガンダム最終回(Dailymotion)

https://www.dailymotion.com/video/x7vqw0q

宇宙伝説ユリシーズ31 第一話(YouTube) https://www.youtube.com/watch?v=xCmgvhYocfg


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みなさん、こんにちは。 自然を愛するウェブエンジニア、せみやまです。
今日は、BBブロス2Pハセガワさんとアニメのトラウマ転換についてお話ししたいと思います。
前回、BBブロスのハセガワさんと漫画のトラウマ転換についてお話しさせていただきまして、
今回はアニメ編ということなんですけども、漫画編の方に結構コメントやお便りをいただいてまして、
みなさん多種多様な創作物によるトラウマをお持ちで、いろんなトラウマ創作物についてお話を聞かせていただいております。
僕は私は無防備な少年少女だった時代に、急にそういう辻切りのようなトラウマ創作物が現れて、僕の私の心をバッサリと切っていったんです。
というようなですね、被害報告と言いますか、そういった創作によるトラウマ体験をいろんな方が抱えられていて、
で、割とそういう話って人に話す機会も多くないと思うんですが、でも心にはずっと残っていたんだなぁと、これは非常に掘りがいがあるテーマなんだなぁということをすごく感じましたね。
いただいたコメントお便りについてはまたお便り会などでご紹介させていただければと思います。
皆さんコメントやお便り本当にありがとうございます。 引き続き募集しておりますのでどしどし送ってくださいね。
今回はそんなトラウマ展開のあるアニメ作品について長谷川さんと語っていくんですが、前回は僕も長谷川さんも割と直球な怪談的な作品について取り上げていたんですが、
今回はそういう怪談っぽい話はなくて、割とどれも個性的な味わい深い作品が多いかなという気がしています。
アニメ編もぜひお楽しみいただければと思います。 今回もご紹介するそれぞれの作品についてはネタバレ全開でお話ししていきますので、ご注意いただければと思います。
それでは早速本編スタートです。
はい、続いてはアニメを話していきたいと思います。 アニメの一発目は僕から話しちゃってもいいですか?
はい。 あ、その前にすいません。トラウマアニメやうつアニメなどのキーワードで検索すると、真っ先に上がってくるのが
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スクールデイズという作品だと思うんですけども、この作品に関してはかなりいろんなところで話題にされているので、ここではさらっと触れるだけにしておこうと思うんですけど、
ニコニコ動画でクリスマスの日にスクールデイズを一挙放送するというのが恒例になっているみたいで、
こないだのクリスマスにもやってましたけど、一応このスクールデイズっていう作品、学園ラブコメ的なジャンルのアニメではあるんですけど、
最終回の展開がとにかく生産を極めて非常に有名になった作品ですよね。
おそらくこのスクールデイズとひぐらしの泣くコロニーがうつアニメ界の頂点、二大巨頭なんじゃないかなと思っているんですけども、
今回ご紹介したいアニメ作品は、そのスクールデイズではなくて、漫画日本昔話の傑作落としというエピソードです。
長谷川さん、漫画日本昔話はご覧になってましたか?
見てました。結構好きでしたよ。毎回絵が違って面白いなと思ってましたね。
そうですよね。何か印象に残っているエピソードとかあったりしますか?
印象に残っているエピソードと言われるとないんですが、とにかく山盛りの飯がうまそうっていう。それに尽きる。本当にうまそうに食う。
あーわかります、それ。食べたい。食べたくなりました。
で、その漫画日本昔話は1975年から1994年にかけて放送された長寿番組で、
名前の通り日本のいろんな昔話を題材にした一話完結形式のアニメ作品だったんですけども、
その中でも僕がとても印象に残っているのが「傑作落とし」というエピソードなんですが、長谷川さんこちらご記憶にありますかね?
ないですけどちょっとね、中は覚えてないですけど、タイトルは聞き覚えがありますね。
なるほどなるほど。じゃあ語るうちに記憶も蘇ってくるかもしれないですね。
はいはい、かもしれないですね。
はい、でその傑作落としというのは実在する場所でして、
九州の大分県と宮崎県の県境にある傾山という山から突き出た崖というか足場みたいなところで、
これは実際に今でも見ることができる場所なんですよ。
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ただ断崖絶壁にちょこんと突き出した小さな足場みたいなところなので、
その傑作落としに通じる道っていうのはなくて、遠くからあそこにあるなと眺めることしかできないんですよ。
さらにこの傑作落としがある傾山自体がかなり険しい山で、
実際に割と近年に転落事故も発生しているというとても難易度の高い山なんですよね。
大分県文五大野市小形町というところにはこの傑作落としに関する昔話が伝わってまして、
その話をもとに漫画日本昔話の1067話として1988年10月に放送されたんですけども、
これ僕が6歳の頃なんですけど、この話の主人公の傑作は傾山の近くの村に一人で住んでいる青年で、
山に入っては岩から生えている岩竹というキノコを採取して成形を立ててたんですよ。
傑作は幼い頃にお父さんを亡くして、お母さんに女で一つで育てられてきたんですけど、
そのお母さんもすでに亡くなって村には一人で住んでたんですよね。
山男らしく素朴で身も心もたくましい青年として山の幸である岩竹を採って暮らしてたんですけど、
この岩竹っていうキノコは断崖絶壁に生えているので、いつも傑作はどこかにしっかり縛り付けた命綱を使って、
崖の上から断崖絶壁へ降りていって岩竹を採取してたんですよ。ものすごくタフな仕事なんですけど。
で、ある時傑作はいつものように岩竹を採るために山に入りまして、岩竹を採るために傾き山に登ることにしたんですよね。
実はその時初めて傑作は傾き山に登ったっていう風に描写されてまして、
それまでは近隣の別の山を岩竹の刈り場にしてたんですよね。
で、初めて登った傾き山はとても険しい山ではあるんですけど、その分徹かずの状態で岩竹がたくさん生えてて、
傑作はカゴいっぱいに岩竹を採ることができてホクホクしてたんですよ。
で、崖の中腹には人一人がちょうど座れるくらいの小さくて平らな足場のようになっているところがありまして、
岩から岩を伝って疲れを感じてた傑作はその足場に座って体を休めることにしたんですよ。
09:01
ちょうどいい休憩場所があるなと。
で、足場に腰を落ち着けた傑作が目線を前に向けると、そこには山々の雄大な連なりが作り出す素晴らしい風景が広がっていて、
日差しもポカポカと暖かくて、いつしか傑作は眠りに落ちていったんですよね。
で、一眠りして目を覚ました傑作はイノチズナを握って崖を登ろうとしたんですけど、
ここでハッと驚愕の表情を浮かべることになるんですよ。
イノチズナが亡くなってたんですよね。
正確にはイノチズナは見えてるんですけど、イノチズナの末端がとても手が届かない。
遥か上の方で風に揺れてるんですよ。どういうことかっていうと傑作の体重で伸びきってた綱は、
傑作が綱を離して休んでる間に収縮して、手の届かないところに行っちゃってたんですよ。
なるほど。
で、後悔したのも遅くて、イノチズナに手は届かないし、とても人間の手で登っていけるような崖ではないので、
傑作は自力で崖の上に戻ることができなくなってしまったんですよ。
で、傑作は声の限りに助けを呼ぶんですけど、山深い人がほとんど来ることのない峠なので、
助けが来ることはないんですよね。
そうこうしているうちに日が落ちて、傑作は礼儀に体を震わせながら朝が来るのを待つわけなんですけど、
この描写もすごく痛いシーンですけどね。
翌日もその翌日も傑作は声の限りに助けを呼ぶんですけど、
で、実は山に入った人の中で傑作の声を耳にする人も何人かいたんですけど、
傑作の声は山々に反響することで、人の発した声とは思えないまるで化け物のような声に人々に届く頃には変わってしまっていて、
人々は逆にその声を恐ろしがってますます傾き山の近くに行かないようになっちゃうんですよね。
助けを呼ぶ声が逆に人々を遠ざけてしまうっていう結果になっていて、
で、その声といなくなった傑作のことを結びつけて考える人もいなくて、
このくだりとかも見てて胃を締め付けられるような感じになるんですけど。
そうですね。悲しみの塊みたいな。
そうなんですよ。で、もうあらゆる意味で孤立無縁の状態になってしまった傑作は、
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精神的に追い詰められて意識も混濁してくるんですよね。
で、そんな傑作の頭の上、上空にはトンビがゆうゆうと旋回しながら飛んでいて、
傑作はそれを見て、鳥のように飛べないものだろうかとぼんやり考えたりしてるんですよ。
その時、傑作のいる足場から小さな石ころが落ちて、
美しい紅葉に染まる遥か下の方にある林の方へ落ちてったんですよ。
その石ころが傑作の目にはゆっくりと落ちていくように見えて、
ここから飛んだら俺もふんわりと林に舞い静かに谷間に降りられるかもしれん。
朦朧とした意識の中で傑作はそういうふうに思ったんですよ。
そしてついに傑作は足場から身を踊らせて、自らですね、谷底へ向けて落ちていくんですよね。
傑作の目に最後に映ったのは紅葉よりも赤く染まる谷間の岩で、
それは今までに見たこともない美しさで、その美しさの中に傑作は消えていくんですよ。
その落ちていく傑作の描写は本当に鮮烈に記憶に刻まれていて、
6歳の頃なのでも相当前の記憶なんですけど、本当に衝撃的でした。
最高に嫌な話ですね。
平所恐怖症と後所恐怖症を同時に刺激される感じなんですよ。
本当にその筆作落としと後に呼ばれることになった岩場も、
本当に狭い、寝転がれない、退屈割りしてようやく座っていられるような、
狭い場所で断崖絶壁にちょこんと突き出してるっていう、そういう場所なんですよね。
それも本当に見てるだけで胸をつかまれるような感じになってきました。
何なんでしょうね。何の、こう、何ていうか。
教訓的なことですよね。この昔話の教訓的なことで言うと、
経験豊富な人でもほんの少しの気の緩みで大変なことになるんだと、
そういうことなんだろうと、ナレーションからそういうふうに汲み取れるんですけど。
なるほど、なるほど。はいはいはい。
衝撃的すぎて受け取れないですよ、それは。
何ですかね。岩竹を取りすぎて山の神が怒ったとかの方がいい。
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だって言っちゃ失礼だけど、自業自得じゃないですか。
まあまあまあ、そうですね。
そう、それがもうひどい。まあでもそうですね。
一種の気の緩みといえばそうですけど、そのロープ見えてるんでしょ?
届かないけど見えてるんでしょ?
そうなんです。見えてるんですよね、これが。
それ嫌ですよね。
何とか手を伸ばしたりも散々やるんですけど、どうにもならないですよね。
それが辛くて、もう下手にロープが風で吹っ飛んで手も足も出ないよりきつい感じなんですよ。
そう、そう、嫌ですよね。
本当にそうなんですよ。教訓とかはもう全然頭に入ってこないですね。
逃げ場のない狭い足場でギリギリの状況に追い詰められる傑作の描写とか、
身を投げたときの傑作の心理状態とか、もうそういうところが本当に残ってますね。
ゴールデンタイムに流すようなものではないですよね、今思えばね。
いわゆるそういう時間帯だったじゃないですか、当時ね、やってたのはね。
で、だいたい15分ぐらいで描くじゃないですか。
15分たっぷり使うね、話かと。
15分かけて追い詰めてますよね、本当に。
そうなんですよね、逃げ場ないですからね。
極上に嫌な話ですね。
これぞトラウマアニメっていう感じですよね。
はい、納得しました。すごく納得しました。
ご納得いただけてありがたいです。
はい、そうしたら傑作落としはそんな感じというところで、
続いて長谷川さんにお願いしたいんですけども。
僕はあんまりアニメでトラウマっていうものがないなと思ったんですけど、
ただね、銀河鉄道3-9が好きじゃなかったんですよ。
そうなんですか。
なんか電車から降りなきゃいいのにって毎度思って。
だいたい良くないことが起きて。
降りてその惑星のトラブルに巻き込まれてみたいな話が多かったですよね。
ギリギリのところで寸出のところでなんとか乗って、
また次の惑星へっていう印象が強かったんですよね。
学習しないなぁみたいなところありますよね。
18:00
それもあるし、なんかね、せかされるというか、
そういう感じがどうも苦手なようで、僕はね。
そう考えると、もっと苦手だったのがありまして、
ポールのミラクル大作戦というアニメなんですけれども、
僕初めて聞きました。そのタイトル。
そうでしょうね。世代じゃ絶対にない。
僕も多分再放送かなんかを見てるんですよ。
じゃあかなり古いというか、過去のアニメということですね。
そうです。タツノコプロの。
タツノコプロなんですね。タイムボカンとかの。
そうです。
当時のタツノコプロのキャラクターとか、ファッションですかね。
なんかおしゃれなんですよね。すごく。
なんか最近でいうレトロポップ的なところもありますよね。
ポールも非常におしゃれというか、見た目でグイグイ引きがあるんですけど、
そんな感じで見てたんですけど、どういう話かというとですね、
ポールが主人公の男の子です。すごくおしゃれなシュッとした。
本人がおしゃれな意識は多分ないんだけど、キャラデザがおしゃれなだけでね。
そのポールが誕生日にもらったぬいぐるみ。10歳だったかな。
親からぬいぐるみもらうんですよね。
ワイワイって言ってた夜にぬいぐるみに妖精が宿るんですよ。
パックンっていう妖精が宿るんですけど、それをきっかけに主人公ポールと
ガールフレンドのニーナと、ニーナの飼っている犬のドッペっていう
2人と1匹が不思議の国を旅するようになるという話なんですね。
そうやって始まるってことですかね。第1話ぐらいでそれが。
そうです。まず第1話の前半でポールがぬいぐるみをもらう。
夜になったらパックンが宿って喋るぬいぐるみになると。
なるほど。
パックンが持っているちっちゃいハンマーみたいのがあってですね。
ハンマー持ってるんですね。
正式名称オカルトハンマーって言うんですけど。
ちょっと名前が。
このハンマーがいろんなことをするんですけど、代表はですね。
このオカルトハンマーで壁とか地面を叩くとミラクルゲートっていう
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異界に行く扉が開くんですよ。
で不思議世界へ遊びに行けるということなんですね。
だから1話目で行くんですよ。
僕こんなことができるんだよって言って2人と1匹が行くんですけど、
ちなみにドッペは向こうの世界に行くと2足立ちして喋るようになるんで。
現実世界では犬ってことですよね。
犬です。犬です。耳で飛んだりとかもするんですけど。
急にパワーアップするんですね。
そうそう。ポールも強くなるし。
最初行って楽しんでるんですよね、不思議の世界を。
そこに突如魔王ベルトサタンっていうのが蘇ってきてですね。
女の子をよこせって言ってニーナがさらわれるんですよ。
ポール助けようって頑張るんですけど、さらわれてしまうんですね。
ちょっとクーパーみたいな感じですか?女の子をさらう魔王という。
そうですね。ベルトサタンは角が生えてる青い肌の巨人です。
結構イカツイですね。
イカツイです。なんかにつけてベルターって叫ぶと魔法が出るんじゃなかったかな。
あの頃のアニメって魔法の呪文1つしかないんで。
バリエーションがないんですね。
ないんですよ。全部一言で片付く。すごく洗練されてるんですよね、きっとね。
そんなベルトサタンにニーナがさらわれると。
助けなきゃっていうところでパックンが時間だと。
パックンのチョーカーなのかな?首につけてるアイテムみたいのがアラームみたいになりだすんですよね。
もう帰らなきゃって言うんですよ。
ほうほうほう。タイムリミットがあるんですね。
そうなんですよ。僕の記憶が正しければ不思議の世界に行く前にタイムリミットがあるよ、気をつけようねっていう注意事項はない。
ないんですか?
なかったと思います。
でも急に言われて。
そう。でも助けなきゃって言うじゃないですか。だってガールフレンドさらわれてるんだから、巨人に。
助けたいですよね。
うん。だけど、いやダメだよ。戻らないと命はないよって言われるんですよ。
え?ガールフレンド救うか死かなんですか?
そうです。究極の選択って流行りましたけど、まさにそれでもう後ろ髪を引かれまくって帰るんですよ。
いやー何たくですねそれ。
で、いわくアラームが鳴り終わる前に帰ってこないと、向こうの世界にいられなくなるし、現実世界にも持ってこれなくなって、結果的に命を落とすと。
24:13
どうして?っていう間の説明が多分抜けてるんですけど、まあそういうことだと。
とにかくタイムリミット守らなければ死が訪れるっていうことなんですね。
そう。で、じゃあニーナがどうなっちゃうんだと。だってタイムリミット過ぎてあっちにいるわけだから。
でもニーナはベルトサタンの揚力で守られてる状態になってるから大丈夫だってことで、次の回からニーナを助けに行く話になるんです。
じゃあ再度その世界にはいけるんですね。
いけます。パックンがオカルトハンマーで壁とか地面叩くとミラクルゲートが開いて、行けるんですよ。
一定時間行けるってことですね。
そうですそうです。その一定時間内に助けられるかどうか、来週どうだろうねっていうようなアニメなんですよ。
なるほど。
で、その急かされる感じなんですよ。まさにね。
そうですね。なんか切迫感があるんですね。毎回。
そう。で、あとちょっとっていうところで、だいたいパックンのアラーム鳴るんですよ。
うーん、なんか好きな方にはちょっと申し訳ないかもしれないんですけど、なんか見てるとストレス溜まりそうですね。
ですよね。
僕は当時ストレスを溜まりつつも見てたんですよ。
なんでかっていうと、劇中だとミラクルかって思うんですけど、ポールが持っているちっちゃいヨットにタイヤがくっついたようなものとかをパックンがオカルトハンマーで叩くとでっかくなって乗り物になったりとか、
ポールはヨーヨーが得意なんですけど、そのヨーヨーをオカルトハンマーで叩くとトゲみたいなのが出てきてすごい強くなるとか、そのタツノコさん得意のワクワクするギミックはあるんですよ。
あー、はいはいはい。それはいいですね。楽しそうですね。
そうそう。そういうのをエサに見ちゃうんですけど、助けられない。また今週もニーナそこいるのにみたいな感じなんですよ。
うわぁ、ヤキモキさせられますね、それ。
で、ちょっとこれ記憶が曖昧なんですけど、現実世界でもことは進んでるので、ニーナがいないってことになってるんですよ。
だからニーナのお父さんとお母さんは娘が行方不明になったって、お前知ってるんじゃないかポールという感じになってて、だからすごいポールが現実世界で攻められたりしてたような気がするんですよ。
えー、詰められるんですね。やだなあ、それ。板挟みじゃないですか。
そう、そうなんですよ。
ポールに落ち度はほぼないのに?
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ない。しかも頑張ってるポール。
もうなんかポールかわいそうになってきた。
なんかね、オカルトハンマーでミラクルゲート開くときに、何でか分かんないけど、時間が止まるんですよ、現実世界のね。
あー、はいはいはい。
だからモノクロの描写になって、ポールたちだけカラーで動けてて、パクンがゲート開くみたいなので、ポールが今でも殴られそうみたいなとこで、パクンが時間止めたりとか確かしてたような気がして。
まさにセミ山さんが言うように板挟み状態っていうのも、子供心にきつくて。
ポールの気が休まる瞬間、ないですもん、それ。
うーん、まあでも実際にはね、もうちょっとのんきにやってるんですけど。
あー、そうなんですね。
うんうん。あのすごく悲壮感漂うアニメってことはないんですよ。ないんですけど。
ただね、今回調べてみたら、17話だったかな?結構序盤でニーナが助けられて、ベルトサタンを倒す話に後半変わっていくんですね。
あー、そうなんですね。
はい。だから僕以外にもセミ山さんが言うようにストレスを抱えて見ていた人が多分多くて。
はい。
早めにちょっと蹴りつけてベルトサタンを倒す、いかにも少年ものにしていこうってなったんじゃないかなと思いましたね。
この設定一旦やめるってなったかもしれないですね。単的に言うとテコ入れですよね。
うん。なんじゃないかなと思いますよ。
じゃあまあ後半はもう少し心穏やかに見れそうですね。
だったと思います。ただ覚えてないんですよ全然。だからストレスとともに記憶に残っているのはやっぱりそのニーナを助けたいっていうところだったんですよね。
そっちの方が強烈に残ってはいるんですよ。
あー、あれですね。今まで話してきたようなものすごい極度にネガティブなトラウマっていうよりかは摩訶で首を絞められるような嫌な感じの展開ですね。
そうなんですよ。多分自分が見てない時にニーナ助かったら嫌だなって思ってたんじゃないかなと思うんですよ今思えばね。だから毎週ちゃんと見てたんだと思うんですよ。
次は助かるかもなって思わせてたんだと思うんですよね。作りがそういう作りだったんだと思いますね。
だから今になってみればまた大人らしい違った印象で見れるんでしょうけど。
まあそういう形で筆記を作ってたっていう見方もできるってことですよね。なるほどそういうお話なんですね。
30:04
いやなんかもう全然どういう作品か想像がついてなかったんですけど。
はい。まあオープニングテーマもねちょっといい感じなのでぜひ聞いてもらいたいんですけど。
あーちょっとはい見てみます。
もう歌詞だよねボールがね。僕のニーナを救い出すためって言い切ってるのが今になるとすごいなと。僕のって。
あー確かに。いつからだよってなりますけどね。
そんな描写はないなって。
それニーナの同意得てるかなってなりますけど。
得てないような気がさらわれてますからね。聞いてないと思いますね。
続いてが僕のVガンダム。行っちゃっていいですかね。
どうぞ。またメジャーな。
あ、そうですね。続いてご紹介したいトラウマアニメなんですけども。
起動戦です。
えー1話しか見てないです。
えっと第1話ですかね。
第1話です。
第1話です。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい。
この人第1話ですかね。
第1話を渋谷店やってる友達に見たのだけ覚えてますね。中身は覚えてないです。
あー。そうなんですね。
ちなみにEven scope想像版7ガンダムシリーズはどんな感じですか。
あまり見てないですね。その無印というかね最初のガンダムとthetaは見たかな。
ダブルゼータは最初の方だけ見て、あとはOVA的なね、ポケットの中の戦争とか、AT-3とかそういうのは見てるんですが、
だからそう考えるとVガンとかテレビシリーズっていうのはあんまり見てないですね。
当時で見たのはファーストガンダムゼータぐらいですかね、テレビシリーズの方では。
なるほど、了解です。
でですね、Vガンダムは1993年4月から94年の3月にかけて全51話が放送された、
セミラジオでよく取り扱っている90年代、ナインティーズリフレクションな作品なんですけども、
このVガンダムは初代ガンダムや、そのさっき長谷川さんが投資で見られていたゼータガンダムなど、
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ガンダムシリーズの初期作品を含む宇宙世紀シリーズの最高年にあたる作品でして、世界観が共通してるんですよ。
ガンダムシリーズってそのファーストガンダムとかゼータガンダムとかの宇宙世紀シリーズの他にも、また全然別軸の別の世界線の話とかもあるんですけども、
Vガンダムはゼータとかファーストガンダムのだいぶ時間軸は後の方の同じ世界の話っていう感じなんですよね。
作品内の時系列で言うと、以前セミラジオでも取り上げた逆襲のシャアの物語から60年後の宇宙世紀0153年が舞台になっているんですけども、
監督はファーストガンダムや逆襲のシャアと同じく、ガンダムシリーズの生みの親である富野由悠季氏が担当されています。
このVガンダム、まずどういう背景の下で作られたかなんですけども、
実はこの時期、富野さんと二人三脚でガンダムシリーズを世に送り出してきた製作会社のサンライズがバンダイグループに買収されるっていう話が進行していまして、
ちょうどこの頃なんですよ。
なるほど。
実際Vガンダムが放送終了した直後の1994年4月にサンライズはバンダイグループの参加に入ることになるんですけども、
サンライズの上層部の人たちはVガンダムの製作にあたってそのことを富野さんに言ってなかったみたいなんですよね。
今度会社がこうなるんだって話をしてなかったそうなんですよ。
で、うがった見方をすればVガンダムの製作自体がバンダイとの駆け引きの中で生まれたっていうふうに見えなくもないというか。
なるほどね。
富野さんも要するにそういうことだったんじゃないかとご自身の本で書かれたりしてるんですけど、
そんなこともあって組織体制が大きく変動する中で富野さんには大きな精神的な負荷がかかることに結果なってしまいまして、
それは作品にかなり大きな影を落としてるんですよね。
Vガンダムの物語のあらすじとしては、人類が宇宙に広く進出している宇宙世紀の時代、地球を統括する地球連邦政府は境外化して旧新力を失ってたんですよ。
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地球連邦政府のことを周りの宇宙コロニーとかに住んでる人たちはあまりまともに取り合おうとせずに好き勝手やり始めたみたいな世の中が乱れた時代にあたるんですけども。
そんな中で宇宙コロニーの一つであるアメリアは、ギロチンによる恐怖政治と、もう親となるかもしれないんですけど、
不思議な力を持った女王マリアによる救済を説くマリア主義によって、この日本立てで民衆の支持を獲得して、ザンスカール帝国として地球連邦政府からの独立を宣言するんですよね。
ファーストガンダムでジオン公国としてとある宇宙コロニーが独立を宣言したように、Vガンダムの時代ではザンスカール帝国というのが地球連邦政府に反旗を翻すわけなんですけど、
ただ独立を宣言しただけではなくて、もう地球圏の支配にも乗り出すんですよね。Vガンダムの主人公のウッソー・エビンは地球生まれ地球育ちの13歳の少年で、ヨーロッパのカサレリアという自然が豊かなところに住んでたんですけど、
ただそんな平和なカサレリアにもザンスカール帝国は侵攻してくるんですよね。で、ウッソーはガンダムの主人公らしくなしくずし的に戦場の混乱の中でモビルスーツに乗り込んで、ザンスカール帝国のモビルスーツを撃退することに成功するんですよね。
で、民間抵抗組織リガ・ミリティアと共にザンスカール帝国と対決していくことになるんですよね。で、ウッソーの周囲には仲の良い幼馴染の少女シャクティやウッソーの初恋の相手で少し年上の17歳の少女カテジナ・ルースというキャラクターもいまして、
シャクティもカテジナさんも物語の後半ではまあまあとんでもないことになるんですけど。はいはいはい。
このVガンダムは本当にトラウマ展開にはことかかない作品で、過去作では敵味方関係なく登場キャラクターほぼ全員が死亡するという凄まじい展開を描くことから、皆殺しの富野の異名で呼ばれた富野さんの本領発揮という感じの作品なんですよね。
はい。まあいろんなトラウマ展開があるんですけど、まず一つ目はバイク戦艦に関するトラウマなんですよ。バイク戦艦。ちょっと聞き覚えのない単語が出てきたんですけど。
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混ぜるのは危険ですよね。このVガンダム、バイク戦艦というものが出てくるんですよね。現実には存在しない兵器なんですけど、どういうものかっていうと、その名の通り戦艦なんですけどバイクなんですよ。
うんうん。あんまり解像度上がらなかったですけど。
そうですね。
じゃあデカいんですね。デカいはデカいんですね。
本当に普通のいわゆる戦艦のサイズで、大きなタイヤがついてるんですよ。バイクなので。地上を走って移動します。あと宇宙空間でも運用できるようになってて、すごく汎用性の高い兵器なんですよね。
実はザンスカール帝国軍の隊長にバイクが大好きな人がいまして、この人はバイク乗りへの道を断念して軍人になったという異色の経歴の持ち主なんですけど、地球をバイク乗りの楽園にするためにバイク戦艦を作ったということみたいなんですよね。
まあ富野さんがこのバイク戦艦というものをVガンダムに出したのは、実はおもちゃを売るためにいろいろと手こ入れを要求してくるスポンサーへの皮肉というところが大きかったということみたいです。
なるほど。
はい。商品化してみてくださいよみたいなことだったのかもしれないですね。
あの、がてんがいけました。
ようやく納得していただけましたかね。
そうですね、今までね、今までの話の中で必然性というものがあまりなかったですもんね。
はい。
で、まあそんなバイク戦艦なんですけど、一方そのバイク戦艦が出てくるエピソードには、ウッソのお母さんのミューラという女性も登場するんですよ。
この人は後半でウッソが乗り込むことになるV2ガンダムという機体の開発者でもあるんですけど、
実はこのウッソのお母さんが戦闘による混乱の中でこのバイク戦艦に引かれちゃうんですよね。
えー。
押しつぶされちゃうんですよ。
うわ、こわ。え、だってめちゃくちゃでかいんでしょ。
あ、もうかすっただけでっていう感じでした。で、ヘルメットをかぶった首だけが吹き飛んでしまって。
うわ。
で、目の前でお母さんを失ったウッソに周りの人は慰めの言葉をかけるんですけど、ウッソは血に染まったずっしりと重たいヘルメットを拾って、
42:11
母さんです。と言って差し出すんですよ。
うわ、えぐい。
差し出された方も困っちゃうんですけど。
困りますね。
うん、困る。
お聖母ですみたいな感じでも困りますよね。
このシーンは忘れられないですね。
それ、敵のバイク戦艦なんですか?
敵です。
まあ、あえて殺そうという感じじゃなくて、ちょっと巻き込まれたっていう感じだったんですけど。
うーん、なるほどね。
それはもうストレートに描写が嫌ですね。
そう、ヘルメットが吹っ飛んだ時点ではまだ、あ、ヘルメットだけかな?それともっていう、どっちか分からないんですよ。
でも、母さんですって言って差し出すことで、うわーってなるという展開だったんですよね。
シンプルにえぐい展開なんですけど。
で、次の展開のお話に行くと、
さっきチラッとお話しした主人公ウッソの片思いの相手であるカテジナさんなんですけど、
はい。
当初はウッソと共にザンスカールへの抵抗組織に参加してたんですけど、
ザンスカール帝国の女王マリアの弟であるクロノクルという青年に捕まって、人質にされてしまうんですよ。
なんですけど、徐々にそのクロノクルの人柄に惹かれていって、ついにはザンスカール帝国の将軍としてウッソと敵対することになるんですよね。
カテジナさんも高い戦闘能力をクロノクルが見出すみたいな流れになるんですけど。
このカテジナさんというキャラクターが、実はVガンダムを象徴するキャラクターでして、作中での存在感がものすごく大きいんですよ。
次にご紹介するVガンダムのトラウマ展開にもこのカテジナさんが関わっています。
それはVガンダムの49話、天使の輪の上でというエピソードなんですけど、もう最終回の直前、クライマックスもクライマックスという回なんですけど、
舞台はその時点ではもうすでに地球を離れていて、宇宙空間に浮かぶ頃にザンスカール帝国の最深部にウッソたちが攻勢をかけているっていうところなんですよね。
で、ウッソの幼馴染のシャクティが、実は女王マリアの娘であり、さらにマリアを大きく上回るサイキック能力の持ち主であることも判明して、シャクティも大きく物語に関わってくる。
45:13
で、物語はクライマックスに向けて突っ走っている。そんな第49話なんですけど。
そのエピソードで描かれるトラウマ展開が、もうトラウマというか、高等向けの極みというか、不条理というのか、サンライズの買収も最終段階に来ていた時期だと思いますので、
富野さんも極限状態だったんだろうなと思わせる展開なんですよね。
どういう感じかというと、ネネカ隊というザンスカール帝国のモビルスーツ部隊の中でもエリート中のエリートという部隊があるんですけど、このネネカ隊は女王の近辺を敬語する女性だけで編成された部隊なんですよ。
モビルスーツのパイロットとして超一流の女性だけが所属する部隊なんですけど、その上官にあたるさっきも出てきたカテジナさんは、このネネカ隊の人たちに不条理な命令をするんですよ。
実はちょっとこの時期カテジナさんはもうちょっと精神的に割とどうかしちゃってるような描写が出てくるんですけど、そのカテジナさんが言うのは、そのネネカ隊の人たちにお前たちモビルスーツから降りて水着に着替えて白兵船でウッソを攻撃しろって言うんですよね。
で、カテジナさんはこの戦法は絶対に白い奴に勝てる。ネネカ隊のその美しい姿は白い奴のパイロットを幻惑させる効果があるんだよ、みたいなことを言うんですけど。
幼馴染としてウッソのことは手に取るように分かるんだ、みたいな勢いで幕を立ててくるんですよね。で、自信満々なカテジナさんに圧倒されて、この作戦はそのまま実行されることになるんですよ。色仕掛けでVガンダムを倒そうとしたんですよ。
はぁ、49話で。
うっそううっそううっそう。迫力のある数字ですよね。51話中49話ですから。
で、もう水着に着替えたネネカ隊に囲まれたうっそは、裸のお姉さんたち?と言って混乱するんですよ。裸じゃないんですけどね、水着、ビキニ着てるので。で、ネネカ隊は手持ちのロケットランチャーを使ってVガンダムを攻撃するんですよね。
でもその火力では当然ガンダムは。
48:00
ですよね。
はい、なんですけども、とにかくそんなただでさえ混乱する状況の中で攻撃を受けているということで、反射的にVガンダムというかうっそも反撃することになるんですよね。
で、モビルスーツと巨大ロボットと生身の人間が戦うわけですから、戦いにならないんですよ。ガンダムの別作品では素手でモビルスーツを破壊する剣法使いみたいな人もGガンダムとかにいましたけど。
はいはいはい、いますね。
作品が違うのでそういう感じにはならなくて、Vガンダムががむしゃらにこう腕を振り回すんですけど、腕1回振り回しただけで1人や2人は絶命していく。
右に左に腕を振り回して、その度にネネカ隊は1人ずつ絶命していくわけなんですよ。
で、最後まで残って砲撃を続けた隊長のネネカさんもビームサーベルの直撃を食らって蒸発するっていう壮絶な最後を遂げるんですよね。
あの、一つ勘違いしたみたいなんですけど、ビキニの中にカテジナさんいないんですか?
あー、カテジナさんはもう命令するだけで。
だけ?ずるくないですか?
自分は水着には着替えないですし、後ろの方に控えてモビルスーツ乗ってたりするんですけど。
乗ってるの?自分は乗ってるんですか?戦列には加わってないんですね?
加わってないです。自分が先頭に立ってとかではないです。
えー、だってめちゃくちゃ自信あったのに。
ひどい人ですよね。
ひどいですね。
こうやってネネカ隊はもう何の甲斐もなく全滅しちゃうわけなんですけど、トラウマ展開でもありますし、でもそれ以上に一体何を見せられてるんだという不条理感がすごく強いシーンでした。
ですよね。
いやー、これよく放送したなーっていうのが率直な感想なんですけど。
なんか言葉がないな。
いやー、そうですね。後年、このことを踏まえてVガンダムのDVDBOXの帯に富野由悠季さんがコメントを載せてるんですけど、
意訳すると、この作品は見れたものではないので買ってはいけませんみたいなことが帯に書いてありましたね。
まあ富野さんの自己評価はそんな感じなんじゃないかと。
なるほどね。僕ね、カテジナさんの名前はよく聞いてたんですよ。
あ、そうなんですね。
51:00
その1話を一緒に見た定食屋の石川くんは最後までちゃんと見てたんですよね。
たまに話したりしてたから、その中でカテジナさんっていうキーワードは何度も聞いてて、
僕はてっきりカテジナさんがひどい目に合うのかなって今まで思ってたんですけど、カテジナさんがひどい人なんですね。
両方当たってます、それは。
あー、なるほど。
この後その辺りもお話したいんですけど。
お願いします。
あ、はい。で、まあそんな無茶な命令をしたカテジナさんなんですけど、物語の後半に行くにつれてもうどんどん精神が不安定になっていってまして、
なぜそうなったかなんですけど、ガンダムって強化人間っていう要素があるんですけども、精神を戦闘用に、
いったら脳改造的なことをして戦闘能力を上げる代わりに精神的には不安定になってしまうっていう要素があるんですけど、
カテジナさんに対してはその強化人間であるって名言はされてないんですけど、
ちょっとそういう過去作の強化人間っぽいところを思わせる描写があって、そういう感じでどんどん不安定になっていくカテジナさんなんですよ。
なるほどね。
で、錯乱しつつウッソたちへの敵がどんどん高まっているっていうものすごく危険人物なんですけど。
なるほど。だから存在感もすごいんですね。
そうなんですそうなんですよ。ザンスカー帝国が崩壊する中で、最後の最後までラスボス的存在としてウッソの前に立ちふさがってくるのもこのカテジナさんなんですよ。
うーん。
女王の弟のクロノクルっていうキャラクターが、まあいったら過去作のシャアみたいなライバルキャラになるのかなっていうふうに思ってましたし、
漫画版ではそうなってるんですよ。
うーん。
Vガンダムの漫画版があるんですけど。
はい。
でもアニメ版では、もう割と早いクライマックスの頭くらいで退場してしまうんですよね。
で、最終的にはそのカテジナさんもウッソの操るV2ガンダムの攻撃を食らって、カテジナさんのモビルスーツは大破することになるんですけども。
で、もう明日ともにザンスカー帝国は完全に崩壊して、ウッソたちは故郷のカサレリアに帰ることになるんですよ。
うーん。
で、僕はそのVガンダムの最終回を見ていて、いやぁ、Vガンダムすごい作品だったなぁ。カテジナさんすごかったなぁと思ってたんですけど。
54:13
あとはもう静かに終わるだけかなと思っていた最終回の最後の数分にすごいシーンが残ってたんですよ。
はいはい。
最終回の最後の最後、故郷のカサレリアで川で洗濯物をしているシャクティの元に、シャクティは主人公の幼馴染ヒロインですよね。
うん。
元にやつれ果てた。
はいはい。
見素晴らしい格好をしたカテジナさんがすっと現れるんですよ。
え?
ほんとびっくりしたんですけど。
はいはい。
カテジナさんはウッソとの最後の戦いの影響で記憶もほとんど残ってない上に失明してるという状態になっていて、ただわずかに覚えている自分の住んでいた町の名前、ウーイグっていう自分の故郷の町をただ目指して旅をしてたんですよ。
うーん。
でもそのウーイグはカテジナさんが属していたザンスカール帝国の爆撃を受けて、瓦礫しか残ってないんですよね。
うんうんうん。
で、カテジナさんはシャクティにウーイグへの道を教えてもらえますかって頼むんですよ。
うーん。
で、この時点ではカテジナさんはもう記憶ほぼ失っているので、シャクティのこともわからないんですよ。
でもシャクティはカテジナさん生きてたんだというようなリアクションをするんですよね。
うーん。
で、シャクティはどうしたかっていうと、カテジナさんにウーイグへの道をただ、ただ教えるんですよね。
うーん。
他のことは一切言わずにですよね。
あ、もう瓦礫ですよってことはなしで。
なしです。
あー。
ここに至るまでの展開だいぶ端折ったんですけど、
はいはい。
ウッソとシャクティの仲間の多くが、
うーん。
実はカテジナさんによって殺されてるんですよ。
うーん。
シャクティは普段は心の優しい女の子なんですけど、
仲間を何人も殺したカテジナさんに本当の意味で手を差し伸べることはしなかったっていうシーンなんですよ。
うーん。
で、シャクティと言葉を交わす中で、カテジナさんは記憶が少し蘇ってきて、何かに気づいたような表情をするんですよね。
57:01
はい。
で、ハラハラと涙を流すんです。
うーん。
そんなカテジナさんにシャクティはどうなさいました?と声をかけて、
うーん。
カテジナさんは、え、いいえね。冬が来るとわけもなく悲しくなりません。
と返して、でもシャクティはそうですねと素っ気なく会話を打ち切るんですよね。
うーん。
で、カテジナさんは、ありがとうお嬢さんと言って、一人でウーイークへ向かうんですよね。
ハラハラと涙を流しながら。
そういうふうにVガンダムは終わっていくんですよ。
すごいですね。
うーん。
カテジナさんってもともとはいいとこのお嬢さんで、ウッソの幼馴染で、地元も一緒でっていう人だったんですけど、
本当に運命のいたずらから始まった悪意の増幅で、もう邪悪の化身みたいな振る舞いを見せた人だったんですけど。
うーん。
そんなカテジナさんに死よりも辛い結末を用意したっていうふうに僕には感じられて、
このVガンダムのクライマックスのカテジナさんとシャクティのやりとりって、
僕が見たガンダムシリーズのあらゆるシーンの中でも、僕にとっては一番深く印象に残ってるシーンだったりするんですよ。
うーん。
人間の感情の極限の一つがここにあるなって感じたんですよ。
あの、やりとりがすごいですね。
そうなんですよ。
そこでかっこいいとか、なんかそういう方向にね、ひどいでもいいんですけど、
分かりやすい方に全く持ってってないじゃないですか。
描き方というかセリフの選び方ね、僕はちゃんと見てないから今聞いてるだけですけど、
だから分かんない人もいると思うんですよね。
そこから清宮山さんのような受け取り方をみんなができるかというとそうではないと思うんですけど、
でもそれをやるんだなっていうのがまずすごいし。
そうなんですよ。本当にこのシーンはもうすごいとしか言えないんですけど。
うーん、そうですね。
そうなんだ。死んでないんだっていうね。
1:00:00
死んでないし、故郷は目指すけど、その故郷は自分のいた軍が何もない状態にしてるっていうね。
行くとこないってことですもんね。
そうなんですよ。もう地獄っていう言葉に近いかもしれないですよね。
カテジナさんの行く先というかが。
そうですよね。カテジナさんが最初から敵だったら全然違うじゃないですか。
ああ、そうですね。そう思います。
最初から別の思想でね。それが行き過ぎた悪い人とかそこじゃなくて、
幼馴染がね、強化人間としておかしくなっていくっていうね。
なんかもう本当に戦争嫌だなっていうことなんでしょうか。
まあ本当にいろんなところから汲み取れるというか、
簡単に消化できない凄まじいものを浴びたなっていう感じはありました。
そうですよね。なるほどね。Vガンダムが話題に出る理由がだいぶわかりましたね。
ああ、そうですね。やっぱりVガンダムを見た人の中で一番強烈に印象に残るのはカテジナさんじゃないかと思います。
他のキャラは忘れてもカテジナさんは忘れないと思います。
長谷川さんも忘れた頃にまたぜひ見てみてください。
そうですね。すごく興味は出ましたね。
そう言っていただけると嬉しいですね。今回話したこと以外にもいろいろと見どころはある作品だと思いますし、
他のトラウマもいろいろあると思うので、いろんな意味でオススメですね。
じゃあVガンダムはそんなところで。
じゃあ続いてが長谷川さんにお願いしてもいいでしょうか。
はい。ちょっとねVガンダムの後だとなかなかそれ以上のものはないなという感じはあるんですけど、
ちょっと変わり種というか、宇宙伝説ユリシーズ31かな?
31なのかさ、ディワンダか。
ユリシーズっていう名前は僕はよく覚えてたんですけど、
これがですね、1988年2月6日から放送ってことで、
ドラグナーっていうね。
ドラグナーはタイトルを聞いたことがありますね。
はい。それの後番組だったんですね。
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僕はドラグナーもなんとなく見てたので、そのまま流れで見てたら、
なんかすごく濃い絵のアニメ始まったと思って。
それはそのはずというか、日本とフランスの共同制作で作られたSFのアニメでですね。
純国産じゃないんですね。
そうなんですね。
で、この放送よりちょっと前にもできてたみたいなんですよね。
で、フランスで先に放送したのかな?
で、日本だとOVAが出てみたいな順序を踏んでからテレビでやったみたいなので、
それもあってちょっとね、古臭さというか、
まあ異質さみたいな感じで一話を見てたんですけど、
そのユリシーズっていう人が主人公なんですけど、
ロン毛でヒゲのおじさんなんですよ。
おじさんなんですね。珍しい。
おじさんなんです。ここもね、もう日本のアニメじゃないですよね。
あれちなみに、ごめんなさい、ドラグナーってロボットアニメだった気がするんですけども、
ユリシーズもロボットアニメですかね?
ロボットは出ないんですけど、宇宙船に乗って宇宙を旅する話なんですね。
あー、なるほど。
で、宇宙船もですね、オデッセイ号だったかな。
なんかこうリング状の形してて、
まあだからガンダムとかに出てくるコロニーみたいな感じって言えばいいのかな。
こうドーナツみたいなのに棒が突き刺さってて、その十字のクロスのところに居住区があるみたいな。
あー、なんとなく、はい。
なんかそのスタイルの宇宙船ってあるじゃないですか。
確かあんな形のもので、宇宙船はそれ。主人公はヒゲのおじさん。
えー、珍しいですね。
で、息子がいて。
あー、もう子持ちなんですね。はい。
そうですそうです。なんて名前だったかな。息子の名前忘れちゃいましたけど。
まあそのオデッセイ号で出発して、結構大きい宇宙船なので何人もクルーがいるんですよ。
はいはい。
副艦みたいな人とかもいっぱいいて。
で、そんな中で息子が喋るロボット。
まあだから人工知能の積んでるロボット。
ちっちゃいロボット。まあなんて言うかな、狂言マッシュ的に使われるというか、
よくマスコット的にロボットがついてたりするじゃないですか。他のアニメでもね。
あー、はいはい。ありますね。
まあそんな感じの人型のオレンジ色っぽいロボットを出発の時にもらうのかな。
それでそいつと遊んでたら、宇宙の向こうから光の弾が飛んできて。オデッセイ号にね。
1:06:07
はいはいはい。
で、まあなんか熱原体が来てるって言ってざわざわしてるんだけど、
それが遊んでる息子にぶつかって、そのまんま過死状態みたいにして、さらってっちゃうんですよ。
あー、誘拐されちゃうんですね。
そう。で、行った先で息子が目を覚ますと、異星人の人型なんですけど、肌が青い女の子、自分と同い年ぐらい。ちょっと若いのかな。
息子はね、たぶん10歳か12歳かその間ぐらいなんですけど、もうちょっと年下の女の子と、もうちょっとお兄さん、17、8ぐらいの青年がいて、兄弟なんですけど、
その人に助けられるというか、声をかけられて、君は生贄としてさらわれてきたよと。
で、なんかフードをかぶったカンガンの種族がいて、そいつらは目が見えないんだけど、そいつらが崇めてるチクロープっていう神に生贄を捧げて、そこからエネルギーをもらってる間だけ目が見えるみたいな説明をされるんですよ。
じゃあ、一時的に主力を得たいために、そのユリシーズの息子を生贄に捧げようとしてるっていうことですか。
そうそうそう。だからその生贄を定期的にさらってるんですよね。その公言みたいなやつで。で、君もここにそれで来ちゃったよと。で、まあ僕らもそうなんだってことなんだと思うんですけど。
で、その妹の方だったかな。なんかテレパシーが使えて、で、ユリシーズの方に状況を説明するんですよ。
はいはい。
単語でね。で、まあ助けに来てくれるんですけれども。で、結果そのチクロープっていう崇めてる神が、なんかでっかい単眼のメカなんですよね。クラゲに一つ目がくっついたよな。まあメカなんだと。
単眼の種族が単眼の神様を崇めてる。
そうそう。神様と呼んでいるロボット。もうなんかわけわかんないでしょ?SFというか。
あーそうですね。
で、ユリシーズが倒しちゃうんですよ、それをね。その種族も戦って打ち倒してチクロープも破壊するんですよ。
まあ正確にはそのチクロープが目から光線を放ってくるんですけど、そのマスコットロボットみたいのが反射板みたいなのを持ってきて、それで反射して、まあそのレーザーをチクロープ本体に打ち返して破壊しちゃうんですよね、確か。
そしたらその崇めてる風土の連中が、大いなる神の作ったものを壊したから、神の罰が下るぞみたいなこと言うんですよ。で、その神が何かっていうと、ゼウスで。
1:09:13
ゼウス、はい。
ゼウス。ゼウスが急に出てきて。
はい、なんかただ事じゃないですね。
ユリシーズに私のものを壊したから、お前らに罰を与えるみたいなこと言い出すんですよ。
はい。
で、そのオデッセイ号のエネルギーが切れて、どこかに吸われてくるんですね、ブラックホールみたいなのに。
うん、はいはい。
で、エネルギーがなくなってしまったらこれはいけないっていうので、手動でエネルギーを再転送するというかな、なんかもう一回動かそうみたいので、ユリシーズがコックピット離れてる間に、どんどんどんどんオデッセイ号がどこかに移動していき、
はいはいはい。
その間にクルーたちが急に全員眠りについて、なんか直立不動の状態で宙に浮いて、そのままスーッと空中を移動していって、一所に全部集まるんですよ。
はいはいはい。あのユリシーズの船のクルーたちが。
そう、一つの場所、そのオデッセイ号の中の一つの広い部屋の中にいっぱいこう化し状態みたいになって、浮いてるんですよ、直立不動の状態で。手だけダラーンと下がって。
で、起きてるのはエネルギーをエンジンかな、あれから戻ってきたユリシーズと息子と助けた肌の青い種族の兄弟の妹の方とロボットだけ動いてるの。
はいはいはい。
他全員浮いてて意識もなくて、そこにユリシーズとその途中で落ち合った息子たちが来て、で、その女の子のお兄ちゃんも浮いてるんですよ。
で、お兄さんっていう感じでなったとこにゼウスが、ゼウス自体は宇宙空間にもうでっかく顔が浮いてるんですよ。
もう本当に神様っぽくいるわけですか。
そう、いるんです。
はいはい。じゃあ天罰が下ってるってことですね。
そう、そう、そうなんですよ。で、お前たちはオリンポスを旅していろいろな試練に出会うであろうみたいなことを言われて。
はいはいはいはい。
で、そのユリシーズが、ゼウスなんだけど神様って認識してるのかなユリシーズは。
まあ神かって言ってたから言ってないけどゼウスって呼び捨てるんですけど確か。
試練に打ち勝って皆を元に戻すしかないみたいな。
そして元の世界に戻るんだみたいので1話が終わるんですよ。
1:12:03
えー、宇宙空間からいきなりギリシャ神話みたいなとこに行っちゃうわけですか。
そうなんですよね。で、これって設定としてはそのジョジシをSFの設定に置き換えたものらしくて。
だから宇宙神ゼウスの怒りを買って異郷オリンポスへ投げ出された宇宙船オデッセイ号のユリシーズとその息子たちが神々の戦闘機軍団と戦ったり、
歌姫シレーヌとかいうのと戦ったり、未知の脅威に晒されながらなんとか地球へ帰還するっていう話なんですね。
なるほど。宇宙船とかそういうSF的要素を別のものに置き換えれば普通にギリシャ神話のお話としてありそうですもんね。
あー、それはちょっと斬新ですね。
そうそうそう。そうなんですよ。そうなんですけど、まずドラグナーの後版として急にそれが始まり、よくわからないまま見てたら乗組員がみんな直立不動で浮いてる状態で。
その辺りがトラウマってことですよね。
そう、トラウマというかその理不尽さですよね。すごい勝手じゃないですか、ゼウス。ギリシャ神話の神様ってそういう印象すごくありますけど。
そうですね。
自分偉いと思って好きにやってるなーっていう感じがすごい出ていて。
公平さとかないですもんね。
ないですよね。そう。で、そういうのって大人になっていくにつれていろんなものを読んで、ギリシャ神話の神様ってこうなんだなってだんだんわかっていくんですけど、
多分そういうのに最初に触れたのが僕このユリシーズだったから。
いきなり変化球を受け止めきれなかったというか。
そうだし、神様って公平じゃないのっていう年齢が結構いった時に見てたので、怖いっていう感情は正直なかったんですけど、ただなんだろうこれっていう。なんだこの理不尽な感じっていう。
あー、なんかもやもやするというか。
そうそうそう。で、その後も何度か見てたんですけど、割とことあるごとにみんなが浮いてる部屋に行くんですよね。
じゃあその人たちずっと浮いてるんですね。
そう、そうなんですよ。
何話かやって解決とかじゃなく。
最終的には解決したと思うんですけど、とにかくクルーが浮いてる状態の映像がよく覚えてて。
1:15:01
長谷川さんの記憶の中ではもうずっと浮いてたってことですかね。
そう、最終的に決着するまでは結構長いこと浮いてて。
途中で火の鳥の話出しましたけど、墓橋編でも僕が話した後に地球に戻ろうとして、なんだかヘンテコな惑星にいろいろ立ち寄るじゃないですか。
あー、ありましたね。
そうそう、石ころが転がってくるとことか、星全体が植中植物みたいに動いてるとことか。
ちょっと銀河鉄道399みたいになってますね。そこだけ。
そうそうそうそう。ユリシードも確かそんな感じだったんですよね。
あー、じゃあいろんなところに立ち寄って。
そうそう。どうにかこのオリンポスとか呼ばれてる空間から出るためにどうしたもんかなっていうのを調査するにあたってあちこち行くんだけど、なんだかよくわからないひどい目に遭うっていうだった覚えがあるんですよね。
そういう理不尽さとなすすべもなく浮いてる仲間たちの絵面が結構印象的な感じですかね。
そうですね、そう。
ちょっとその浮いてる人たちは見たいですね。そこだけでも見たいというか気になりますよね。
あー、うん。集まっていくんだったよな。遊病とも違うんだけど、誰かの念力で動かされてるみたいな感じで浮いた状態でスーッとどんどん集まってくるんですよね。
ゼウスの念力なんですかね。
多分そうだと思うんですけど、そこは薄気味悪いなと思って見てた気がしますね。
意識を失った状態で浮いてる感じなんですか。
そうですそうです。腕両手だらんと垂らしてね。だから痛そうとか苦しそうっていうのは全くないんですよ。全くないんだけど、その意識を失うときもうめき声とかも確かなくて、スーッとその状態になっていくから。
あー、それ逆に怖いですね。
そうだったんだと思います。なすすべない感じと言えばいいのかな。
あー、確かにそれはちょっと想像するだけでも不気味ですね。かなり。
そうなんですよね。結構いろんなアニメを見て、ロボットアニメとかそういうもののフォーマットができてたというかね。
アニメってこういうもんだよなっていうのが自分の中でもあった中で急にポンって放り込まれたから、わーなんだこれっていうので。
それまで見た創作物の常識に当てはまらないやつが来たぞっていう。
うん、そうですね。それよりだいぶ前に宇宙船サジタリウスっていう、これも海外と共同で作られたアニメなんですけど。
1:18:04
あー、結構そういう企画があったんですね。
そうそう、それはでも絵柄的にはちょっと可愛いんですよ。で、お話も面白かったんですよ。で、ちょっと怖いところもあったんだけど、それはすごく好きで見てたんだけど。
なんかそれとは全然違うんですよね、ユリシーズは。なんかもう本当にド真面目な絵で描いてあるし、劇画タッチといえば。
まあフランスではすごく評価が高かったらしいんですけどね。
なんか作品性の高さを感じさせるというか、作家性というか、そういう感じだったんですかね。エンターテイメント寄りではないというか。
そうですね、あんまり有名じゃないと思うので。
いや初めて聞きました。
まあちょっと検索してみても面白いかなと思います。
いやちょっとチェックしてみます、それは気になります。
はい、オープニングテーマは清々しい良い曲だったっていう印象があります。
清々しいんですね。
さすがさんから聞かせていただいた内容にはあまり清々しさは感じませんでしたけど。
そうですね、だからオープニングテーマは浮いてます。
あんまりマッチしてないような気はするけど、なんか良い曲だったなっていうのは覚えてますね。
なるほどなるほどなるほど。
いやもうこれは絶対チェックしたいです。
ありがとうございます。じゃあユリシーズはそんな感じですかね。
うん、そんなくらいですね。
ということで長谷川さんとのトラウマ談義の第2回アニメ編をお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか。
次回はいよいよトラウマ談義最終回ゲーム編を配信する予定ですので、ご期待いただければと思います。
収録の後で長谷川さんに教えていただいたユリシーズ31を1話だけですが見てみたんですが、
長谷川さんがお話しされていた通りの内容で、宇宙船のクルーが音もなく宙に浮いていてすごく怖かったですね。
あとゼウスが本当に理不尽でした。
そのあたりの映像がチェックできるリンクも概要欄に貼っておきますので、ぜひ本編と合わせてチェックしてみてくださいね。
セミラジオではお便りを募集しています。概要欄のフォームやツイッターのハッシュタグセミラジオでご感想いただけると嬉しいです。
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あなたの心に残るトラウマ展開についても絶賛募集中です。
今日は心に残るアニメのトラウマ展開についてお話しさせていただきました。ご視聴ありがとうございました。
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