2023-01-31 14:11

【介護203】75歳から生死の選択権が与えられるなら?

https://happinet-phantom.com/plan75/index_sp.php
人の価値は生産性ではかられるのか?
歳をとることは社会の重荷になるだけなのか?
現代社会への問題提起。
Amazonプライムで2月17日公開
#PLAN75 #介護 #安楽死 #ケアマネ
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どうも、ボブです。
皆さん、75歳に自分がなった時にですね、
75歳を過ぎると、自分で自分の生死を選択できるっていう制度があったとしたら、どうしますか?
で、その時に国からお金が支給されて、
さあ、最後の、自分の人生の最後にね、このお金を使って旅行行くでもいいし、美味しいものを食べるでもいいし、
好きに使ってください。
その代わり、
ある日にね、日にちを決めて、この日で人生最後にしましょう。
痛みも苦しみもなく終わることができます。
で、不安感を取り除くために無料のカウンセリングも受けられますよ。
そういうふうにね、そういうサポートがあります。
いかがですか?
言われたら、皆さんどうしますか?
概要欄に映画の公式サイトですね、貼っておきますので、興味のある方見てみてください。
この公式サイトに書いてある一部分をですね、ちょっと読ませていただきます。
少子高齢化が一層進んだ近い将来の日本っていうのが舞台なんですが、
満75歳から生死の選択権を与える制度、プラン75が国会で可決、施行された。
様々な物議を醸していたが、超高齢化問題の解決策として、世間はすっかり受け入れムードとなる。
当事者である高齢者はこの制度をどう受け止めるのか、
そしてそれを提案する立場の役所の方とか、そのサポートするカウンセリングの若い世代の方は、
プラン75というこの制度に対してどう向き合っていくのか、こういう作品なんですね。
これを手がけた早川監督は言ってます。このように言ってます。
2000年代半ば以降、日本では自己責任という言葉が幅を大きかせるようになり、
社会的に弱い立場の人を叩く社会の空気が徐々に広がっていったように思います。
そして2016年、障害者施設殺傷事件が起こりました。
人の命を生産性で語り、社会の役に立たない人間は生きている価値がないとする考え方は、
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すでに社会に蔓延しており、この事件の犯人特有のものではないと感じました。
政治家や著名人による差別的な発言も相次いで問題になっていましたし、
人々の不寛容がこのまま加速していけば、映画にあるプラン75のような制度は生まれ得るのではないかという危機感がありました。
こういうふうに振り返っているんですね。
そんな未来は迎えたくないという思いがこの映画を作る原動力となりました。
というふうに語っています。
この作品、実は見たわけじゃないんです。
ある介護の新聞の中に、こういったコラムとして書いてたんですね。
それをちょっと見て、とても興味を持ってですね。
いろいろYouTubeでも公式サイトが出しているような予告とかですね。
もうこれ終わってるやつなんですけど、出てあります。
そして2月の17日にAmazonプライム見れる方はですね、2月17日からアマプラでも公開になるそうなので、それでちょっと見てみようかなって思ってます。
これを最初聞いた時は、これ結構望んでる方、口では望んでる方もいると思うんですよ。
橋田須賀子さんとかも、こういう自分で自分の最後を決めるっていうことができた方がいいんじゃない?
そういうこともテレビで言ってました。
賛否両論いろいろあると思います。
ただ、この作った方が言いたいのはですね、本当にね、これは自分で最後を決めるっていう判断をしていると思いきや、
実体は、負担となる存在の排除っていう、このね、国だったり世論的な考え方、これへの問題提起っていう感じなんですよね。
本人たちを除いて、もう周りだけで判断して、そして生産性があるかどうか。
この人は世の中の価値があるかどうか、その価値は生産性を生むかどうか、GDPを高める人材なのかどうか。
そういう観点で見てしまうことでの、世の中の負担と見さされてしまうんですね。
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で、特に日本は、みんなのために自分はね、もうこのくらいで人生を終えた方がいいんだっていうふうに考える方も多いかもしれないですね。
同調圧力というか、なんて言うんでしょうね。
自分よりも人のため、そういう良い心がね、自分で決めたっていうふうに思うかもしれないけれども、その判断が本当に自分の心からの意見なのか、それとも誰かからの誘導によって導かれた結論なのかっていう、ここらへんが難しいところですよね。
あたかも、年を取ることが周りを困らせる、周りの負担になってしまうこと、そういうふうにね、感じさせてしまうような、今の世の中だよ、そういう問題提起、出していると思うんですよね。
実際どうなんでしょうか?本当に、高齢、年を取っていくってことが、価値を生まないことなんだろうか、そういうふうに思えるんですよね。
確かに、お金的な価値を生む方ももちろんいると思うんですけど、そういう価値はバリバリ若くてね、働いける人たちに比べたら、それは低くなるかもしれないし、病気になると尚のことそうですよね。
だからといって、他の部分の価値がないのかって言ったら、決してそういうわけでもないと思うんですね。
この映画の中で、あるCMが流れるそうです。このプラン75のですね、政府が出しているような広告。未来を守りたいから、というふうに言ってあってですね、生まれるときは選べないから、死ぬときは自分で選べたら安心だね、と。
何の迷いもなかった、と広告の中で、高齢の女性がインタビューに答えてですね、CMの最後にはみんなであなたの最後を手伝います、こんなふうに流れるそうです。CMで。
こういうね、CMだったりとか広告があちらこちらに見られる中でですね、仕事を何とか75歳とかまでやってたけれども、ちょっと体調を崩したりとかして仕事ができなくなった途端ですね、自分には価値がないんだ。
そして職を失ったことで、お金もね、もう稼げなくなったから、家の立ち抜きも迫られて、どうしようどうしようとなっている中で、もうプラン75申し込もうかな、そういうふうに思うそうなんですね、主人公は。
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自分のことは自分で片付けるっていうことは当たり前かもしれないんだけど、生まれたばかりの赤ちゃんは、誰かが手伝ってあげないと、ご飯、自分で自力でね、食べろと、何とかしろ、自分で、自分のことだろうと赤ちゃんに言ったところで、無理なんですよね。
で、同じように、まあ恒例で、もうギリギリまでピンピン元気な人もいるんですけど、そうならない方の方が多いですよね。どうしても体が弱ってしまう、病気になってしまう、そういった方はやっぱり寛容でいないといけないんじゃないかな、国も制度も。
ある人は言ってます。不寛容さ、寛容じゃない、この現代社会の危機意識っていうのを、これを問題視すべきだっていうふうにね、言ってる方もいます。
西野明宏さん、あのプペルのね、近今の西野明宏さんが言ってたかな、今の日本に足りないのは何かって言われたら、希望だよと言ってたんですね。
臭い言葉かもしれないけど、確かに今の若い人たちって、これから先の日本に対しての希望とかね、なんかこう明るい未来、なかなか描けない、そういう方多いんじゃないかなと思うんです。
でも、こういうのを見てみると、この不寛容さが加速している、こういった現代社会とかですね、価値、価値をお金で、生産性で測るとか、こういったものが
当たり前の常識として、こうあるべきだっていうのがあればあるほど、後々の未来の希望なんて持てないだろうなって思うんですよね。こういうのがあればあるほど、じゃあどうしたらいいんだろう。
こうあるべきだっていうね、この作られた常識っていうのが、まず崩れないといけないんじゃないかなと思うんですよね。あと、何でも制度で一律ではなくて、もっと寛容であるべきなんじゃないかなとも思うんです。
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あと、お金や生産性以外の価値っていうの、そういうのももっともっと注目していくべきではないかなって思うんですよね。最近、売上げ売上げだけっていう考え方よりも、もっとね、こう面白いこととかですね、あと本当にためになること、全体の地球環境のためとか、本当に困っている人のためとか、
そういったものにしっかりと向き合ってビジネスしていく方が回り回ってうまくいくよっていう方もいます。言っている方もいますもんね。
長生きすることが歓迎されるような社会であってほしいなっていうのと、
若い人たちが希望を持てるような、そういった社会であってほしいな。
あと、人の価値。価値っていうのは、誰かの国から、国の物差しで測るものでは決してないんだろうな。
価値って、それぞれみんなある、その価値を出し、それぞれが出していく、出し合っていくっていう、これが当たり前のように、子供から大人まで広まっている、そういった社会であれば、もっともっと生きやすくなるんじゃないかな、
そういうふうに感じましたね。先ほども言いましたけど、2月の17日からAmazonプライムでプラン75、これが公開されるそうなので、ぜひぜひ興味のある方見てみましょう。僕も見てみようと思います。ではではご視聴ありがとうございます。
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