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2024-09-20 11:09

【介護313】専門職の「正しさ」が可能性を奪っている!?

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#介護 #さとうみつろう
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どうもボブです。今日は介護の話をしたいんですけれども 正しいとかね、これが正しいんだって思えば思うほど可能性を狭めてしまってるよねっていう
そういったお話をしたいなと思います。 例えば
ドクターから、余命宣告をされました。あと余命1年ですって言われましたとか あとまああなたは何々病ですと、この病気は一度治ると
一度かかると、一生治りません。 いろいろそういったことを言われることがあると思います。
これが悪いとか言うわけじゃないんですけど でもまあそれによって自分は1年、余命1年なんだっていうインプットが入るわけですよね
いくらまあそれはあくまで目安ですって言ったとしても、言われた時点でもう自分の脳にはそれが入っちゃうわけですよね。
そうなってくると
期限が入ることで良い面ももちろんあるんですけども その期限が入るとこの間にどう生きようとかね
そういう良い面での作用もあるんですが もう長くは少なくともね生きられないんだっていう
思う捉える方もいると思うんですよね 自分はもう絶対治らないんだっていうふうに考えて
本当にピシャリ1年で亡くなるっていう方も いる
いますよね ただ全然そうじゃない方って確かにいるわけですよね
余命1年って言われてたのにあれ?なんかまだまだ生きる元気だねっていう人もいたり あれ?がんが消えちゃったんじゃない?あれ?なんか画像のミスだったのかな?
とかですね そのぐらいまで
回復するような人もいたり 不思議なことに
もう人それぞれなんですよねでこれ診断のせいなのか先生の見立てのせいなのか わからないけれども
先生の言うことは正しい先生の言うことはまあ科学的根拠があって 言われたらこれ正しいんだって思う
これによって 他の可能性を狭めてしまっているっていう
そういうことってないでしょうかっていうのをね今日お話一緒に考えたいなと思うんです このアトピーになった僕の息子もね
一生これ塗らないといけないよって言われた薬だって一生塗らないで良くなったわけです 1歳の子供がね
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もう一生って言われたんですけどもうものの半年で塗る必要がない状態になったわけです でも一生塗らないといけないんだと思ってずっと塗り続けていくと
果たしてそれを塗ったっていうだけで 治ったのだろうかって思ったりするんですよね
他の可能性をいろいろ考えるっていう選択肢をせずに これが正しいんだって言ってやり続けた結果本当に治らないで一生っていうことだって
あったわけですよね 介護においてもこのままだったら体調がどんどん悪くなって
施設に行くなんていう時代になるかもしれませんよとか デイサービスに行かないと足腰弱りますよとか
そういうふうにね提案することってあるんですが それも
可能性を狭めることになってますよね 行かなくてもまあいろんな方法があるその手段も提示できるように僕もなりたいなとは思うん
ですけども ケアマネージャーもなんでこんな提案したのにやってくれないんだろう
でほら見たことが悪くなったじゃないのとかこういうことってよくあるわけですよね ケアマネ同士でもそんな話をよくします
ただまあ その選択肢以外はもうないんだよということで決めつけて
これが正しいんだっていう価値観を押し付けてしまっているのは自分たちかもしれない なって思ったりするんですね
で 悪魔とのおしゃべりっていう佐藤光郎さんという方の本があるんですけどそこでも正しさを
疑えって言ってありますすべての苦しみは 正しさのせい
いろんな苦しみがあると思いますがこのほとんど全ては正しさ このせいなんだって言ってあるんですね
9月の末からもまたワクチンがねあの 打つようになってくると思うんですけどもこれも
正しさこれが正義だってなればなるほど 他の選択肢ね他に免疫力を上げればいいじゃないのとかね
そういった選択肢なくこれが正しいんだって なりすぎるのもどうかな
いろんな選択肢があった上での一つっていうふうにね あくまで柔軟に考えるっていうのも大事なのかもしれないな
今何か逆のことを言うと陰謀論とか逆のことを言うといやそれはねあの なんていうか
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ひねくれた考え方でもっと大人み大人 大人のように考えなさいよみたいなね
そんな言われちゃったりするかもしれないでも すべての正しいとされていることを疑ってみるのが大事なんだって言われたりするんですね
自分の中に抱えている正しさ いろんな正しさがあると思うんですがそれを疑ってみるっていうのは
いいことなんじゃないかなと思うんですね悪 この悪魔とのおしゃべりという本でもですね
悪とは正しさを疑う行為のことなんだよって言うんですね
さっきのガンの話だったりケアマネージャーが提案するデイサービスとかの話だったり もそうですけど抱え込んだ正しさが実はその人の未来の可能性を奪っている
っていうことその人の世界を小さくしてしまっているっていうこと これの可能性があるんだよっていうのを
知っておかないといけない考えておかないといけないなって思うんですね 奇跡が起きる方って
病気がもう奇跡のように治りましたいつのまにかガンがなくなりましたとか そういったのって
正しさをこうね 疑って疑うというかまあいろんな正しさを
可能性を 自分で捉えられる人なのかもしれないですね
正しさが減れば減るほどできることが増えていくかもしれない
逆に正しいと思いすぎることで 悪い悪事をしていた人もそれを助長してしまうということもあると思うんですよね
例えば施設で 数年前残虐な事件がありましたよねこれも
その社会の役に立たない人間はもう死んでもいいんだなんてねいう 主張がありましたけど
それもその人にとっての勝手な正しさが招いたことなんですよね どんなに残虐なことでも正義によってそれがもう
これは世のためにやってるんだっていうね自分の正しさからもう それが悪だと思わないわけですよねどんな悪事でもやって抜けてしまう
これが正しさの怖いところですよね知らず知らないうちに良かれと思って出している薬 とか良かれと思って提案した支援
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これがいろんなものを奪っているという可能性を僕たち支援者とか専門職っていうのは 考えておかないといけないんじゃないかなって思うんですよね
正しさなんてただの多数決なんだということですね もうあのそれが本当に正しいかどうかはわからない
それによっていろんな可能性 奪っているのであれば1回ちょっとそれを捨てて
良いことばっかり進めりゃいいんじゃない あの体に逆に悪いもの
もう良い面があったりするわけですよね 幸はちょっとホッとしたり幸せになったり美味しいと思ったりちょっと悪い方も目を向けて
あげて で上手にね良いものと悪いもののバランスをとってあげる
こういう風なあの見方が大事なんじゃないかな 悪を全部排除するではないないんですよね
良いも悪いも 表裏一体なので
良い方だけに偏ってしまうのがバランスが崩れるのが良くない 中庸でいるっていうことが大事だろうなぁと思います
悪い悪魔っていつもニコニコ笑ってますよね 正義のヒーローこそ怒ってる顔してますよね
悪魔はいつも笑ってるんです 悪魔はいつも自然体なんです
自然体で考えるっていうことをもっとね 凝り固まった頭をちょっと柔軟にするこれ僕に言ってるんですけどね
そういう支援をこれからしていきたいなーって思いました 意味わかりましたかね僕もちょっと言いながらちゃんと思っていることが伝わったかわかりませんけど
少し参考になったよという方がいたら嬉しいなぁと思います ご視聴ありがとうございました
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