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どうもボブです。今日は、【離れたいけど、離れたくない夫】という話です。
認知症の奥さんを旦那さんが介護しているんですね。
夫婦で生活しているという方。
先日、ご主人さんが、
いやー、もう俺は見切らん。 夜中、こいつの介護をして、
ひっくり返ってぎっくり腰になったんだよ。もう動けやせん。 今日からでも施設に入れてくれ。
そういう依頼がありました。 ただ、本当に、
このご主人さんが倒れてしまったら、生活ができないので、 急遽ショートステイ、お泊まりですね。
使うように、手配をしたんですね。
認知症の本人さんも、あんまり行きたくはないんですけど、 事情を話して、しぶしぶ、
もう夫が倒れたらいかんからねっていうのを理解していただいて、 なんとかショートステイ、こぎつけることができたんですね。
今までも何度もこういったことがあって、 いやー、もう施設に入れないか。施設に入れないか。
何回も何回もそういったことを言ってました。 ただ驚いたのが、
施設に行ったその日から、 あいつ大丈夫やろうか。
帰りたい帰りたい言うとらんやろうか。 すごい心配してるんですね。
ちょっと、手山根さん、 施設に見に行ってくれんか。
そんな電話もありました。 実は施設にもう何回も電話をしてました。
大丈夫ですか。大丈夫ですか。心配なんですね。 帰りたいって言ったらすぐ返してくれ。
なんとか見るから。 と言うんですね。
このご主人さん、ぎっくり腰って言ってましたけど、 腰にヒビが入ってるんですね。
もうしっかり治してからじゃないといかんですよ。 何とかちょっと施設で見てもらいましょう。
話すんですけど、 今日2日目。
今日も電話がありまして、大丈夫やろうか。 あいつカルピスが好きなんだよね。
カルピス買ってきてやれんか。 飴玉好きなんだよね。この飴玉持ってってやれんか。
今なかなかコロナで面会もできないんですね。
でも、こんな、なんだかんだ、あんなに施設入れてくれ。 もう俺は嫌だって言ってたんですけど、
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やっぱり気になるんですね。
今までヘルパーさんも毎日来て、
本人も毎日お家にいて、 本人さんの洗濯物をたたんだり、
ご飯を作ってあったり、全部ご主人さんがしてたんです。 すごいですね。
一生懸命、奥さんのために大変ながらもやってたご主人さん。
いくら腰が痛いとはいえ、急に、 毎日いた奥さんがいなくなった。
自分は奥さんのために頑張って料理してた、 掃除してた、洗濯してた、
そういったのが一切必要なくなってしまった。 そして毎日関わってくれてたヘルパーさんも今、
来る必要がなくなっちゃったので、今来てない。 一日ポカーンと空いてしまったんですね。
お父さん言ってました。 やっぱりおらんと寂しいなぁ。
博多弁で寂しいかなぁ。 今まで当たり前にあったものが急にポカンとなくなる。
この変化って、やっぱり結構応えるもんなんですね。 急激な環境の変化だったり、
ああでも、人が、奥さんが亡くなるとか、
そういったことのショックもそうですし、 同じように、
今まで当たり前にあったものがなくなるっていうのは、 どんなに健康な人でも応えるもんなんだろうなぁ。
今まで一生懸命やってた人だからこそ、 余計その落差が大きいんだろうなぁ。
思います。 新型コロナの影響で、そんなに頻繁に面会もできないんですね。
腰も悪いもんだから、そんなにしょっちゅう行けないです。 電話をしたり、いろいろ気になっているときは、
ケアマネージャーがご主人さんに電話をして、 こうですよ、ああですよ、今こうしてるみたいですよっていう状況を報告したり、
そういったことで安心する話すっていうことが、 今は大事な時期なんじゃないかなと思いますね。
今回ちょっとびっくりしました。 離れたい離れたいって言っても、いざ離れると寂しい。
そういったもんなんだな。 ただ、
奥さんの方は、季節でもう慣れてきたみたいで、 結構元気にやってる。
そんなもんですよね。 男の方が、
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こういった弱い。 奥さんが急にいなくなると、
男の方がこういう時は弱いんだなっていうのは、 よくあることですけど、今回もそうだなぁと思いました。
女はたくましい。 お父さん、ご主人さんの支援も、
これからお母さんが帰ってくるまでの間、 ご主人さんが不安にならないようにサポートすることも大事だなと思った一日でした。
今日はご視聴ありがとうございます。 また今後もよろしくお願いします。
