今日この内容で話そうと思った理由なんですけど、
有機農業っていうものがあるんですが、それってよくイコールとはいえないんですけど、
オーガニックオーガニックって最近言われている、いろいろなオーガニックブームじゃないですけど、
そういう商品とか農産物以外でも化粧品とかでもたくさんあるんですけど、
そういうブームがある中で、それに対して少し疑問点を打つようなポッドキャストの内容なんですよ。
私も一応10年ほど有機農業っていうものの勉強をしているので、
そこを切り込んでいく話題っていうのは私今まで聞いたことなかったので、
それで面白いなと思って聞きました。
まず有機農業って何ぞやっていうところなんですけど、
有機農業は本当に簡単に言うと、
昔からやっている日本の農業の戦前、第二次世界大戦より前ぐらいの日本の農業のやり方で、
自然から採れたものを土の中に入れて、それで畑作りや田んぼの米を作ったりするようなやり方なんですよ。
化学肥料って言って、ホームセンターでよく売られているNPKって窒素リン酸カリって書いてある肥料とか、
そういうものは有機農業では使わないっていう農業のやり方になっていまして、
農薬の種類も、有機農業は有機農業で、一応農薬っていうものはあるんですけど、
それが有機農業じゃない農業っていう方は、今農業の約9割がそういうやり方なんですけど、
それは農薬をね、農協が売っている農薬とかホームセンターで売っている農薬っていうのを使って、
農産物を作る農業のやり方で、一方で有機農業っていうのは、それとはまた違ってね、
ホームセンターでも売ってはいるんですけど、虫だけに効く、虫だけに毒性があるっていう、
この説明も難しいんですけど、ざっと言うとそういう、虫だけに効いて人間には別に、
この説明がすごく難しいですけどね、
ここの説明はちょっと濁しますが、ざっくり言うと自然から、自然的に取ったもので農業をするのか、
それとも科学的に合成されたものを使って農業をするのかの違いみたいな、厳密に言うと違うんですけど、
今日はこれぐらいの説明させてください。本当に細かいので、そういう2つの農業のやり方っていうのがあって、
2つだけじゃないんですけどね、本当は世の中に、もうちょっとあれこれになっちゃうので、ここも説明省きます。
そういうやり方があって、今まではね、ずっと今主体となっている農協、JAで売られている農薬を使って育てる、
肥料も科学合成されたもので、肥料で作るっていう農業が一般的だったんですけど、
そこに有機農業っていうものが新しく登場してきて、
有機農業をしている人たちっていうのは、今までの農業のやり方に対して疑問点を持った人たちが、
まあまあいるのかなって多いのかなっていうふうに思ってるんですよね、有機農業というものを支持している人たちはね。
私もその中の一人だったんですけど、今日ご紹介するそのポッドキャストっていうのは、
そこの有機農業のオーガニックブームっていうのがあって、そのブームにさらに疑問点を打つという、
次の段階に入ったのかなと、次のフェーズに入ったのかなっていうような新しい切り口のポッドキャストなんですよね。
だから私はすごく斬新で面白いなと思って聞かせていただいたんですけど、
その私がお知り合いになったアトエさん、ベースサイドファームのアトエさんと、
それからコナジラミさんという、普通のトマトを育てられている農業をされている方なんですよね。
お米も作られているんですけど、その方の2人のやりとりの中でですね、
オーガニックも、ざっくり言うと行き過ぎるとちょっと科学的根拠のないところで、
信者になっちゃってる人がいるというか、そんな酷い言い方はしてないんですけど、
そういうことがありますよっていう、あるよねっていう話とか、
アトエさん自身は実際有機農業に興味を持ってやってきた方で、
一方でコナジラミさんという方は有機農業の経験はないけど、
農業を今までやられてきたことがあるという経験者のお二人の、
愛に対するところからやってきた、その有機農業とそうじゃない農業のやり方を、
両方、片方は有機農業をやったことがある、片方は有機農業をやったことがない、
そういう二つの立場の人が話しされているっていうことが、
すごくこのポッドキャストの魅力なのかなというふうに思っています。
もしこれが両方、有機農業をやったことがない人たちが有機農業について、
これは違うんじゃないかっていうふうに語っていても、
多分リスナーの人は共感しづらいところがあるのかなというふうに思うんですけど、
立場の違う二人が話し、雑談とかいろいろなことについて、
議題で話していることによって、いろいろな方に聞いていただきやすいのかなというふうに思って、
両方の立場の話がちゃんと盛り込んであるなというふうに思っていて、
そこが面白みがあるなというふうに思って聞いています。
ある意味、私はこのポッドキャストを、時代の先端を言っているのかなというふうに思ってまして、
有機農業がいい、自然がいいんだとか、そういうところでオーガニックブームなんかが、
商品が高かったりとか、質がいいものとかいろいろありますけど、
そういう中で逆にそこは行きすぎると、
盲目的に信者になっちゃっていると、ちょっと変なお金儲けに引っかかってしまったりしますよという、
そういう疑問点を言っているところとかがすごく面白いので、
もし有機農業をされている方がいらっしゃいましたら、
ぜひ聞いてみてほしいポッドキャストだなというふうに思っています。
確かにあるあるだなと思って聞いているんですけど、
でも私も盲目的に有機農業がいいって信じ切っていた時もありましたし、
沼のような有機農業、絶対いいという考え方から抜け出せている今なので、
客観的にそういう話は聞けると思うんですけど、
今も絶対有機農業がいい、今までの農薬化学費用を使った農業はダメだって、
もし信じ込んじゃっている人がいたら、このポッドキャストを聞いても、
ちょっと受け入れがたいところはあるのかなというふうに思っていますね。
私もこのポッドキャストを聞いて反省したところがあって、
自分の売っている農産物をメルカリで販売していますけど、
そこに無農薬という文言をつけて、
一部、農薬を栽培の途中で使っていないもので育っていたものを
無農薬と表記して販売していたんですけど、
それっていうのは農水省のガイドラインで禁止されている事項ということを
そのポッドキャストを聞いて知りました。
これを国が定めるガイドラインなんですよね。
その無農薬表記がなぜいけないかというと、
この無農薬という言葉を使うと、
使っている側は何とも思っていないかもしれないんですけど、
それを見た消費者側の方たちが勘違いをするということがあって、
何の勘違いをするかというと、
今有機のジャスニー症を取って、
本当に真面目にされている農家の方がいて、
ジャスニー症というのはかなり厳しい条件をクリアされた農家がいて、
国が認証した農家しかそれを名乗ることができないんですけど、
その有機ジャスニー症を取った農家の農産物より、
この無農薬の農産物、
それからですね、このアトエとコナジラミっていうポッドキャストなんですけど、
これを聞いているうちにですね、
本当に今の自分の頭の中の考え方の構造をチェンジしていかなきゃいけないのかなというふうに思っていて、
私過去の自分の音声配信の中でも、
自分が有機農業に興味を持ってやっていましたとか、
農薬についてとか話しているんですけど、
現在、農薬とか化学肥料を使われて作られている農家の方たち、
尊敬できる農家の方たちが周りにいて、
その方たちにすごく失礼な発信をしているんじゃないかなというふうに自分自身に疑問を持っていたんですよ。
有機農業こそが素晴らしいという考え方は、ちょっと違うのかなというふうに思っていて、
すごく周りに失礼なことを自分が発信しちゃっていたんじゃないかなと思って反省もしています。
これまだ考え方が固まっていないので、
今後もね、もうちょっとあれこそが素晴らしいという考え方をしていきたいなと思っています。
もうちょっとあれこれ、自分の中で頭の整理していこうかなと思うんですけど、
今自分の中で見えているのは、
有機農業で使っている農業の栽培の技術とかやり方というのがあって、
それはそれで割と実は最先端な部分もあって、
そういうやり方と、今までの農業のやり方という農業の両方の技術を、
両方使っていいところを使って農産物を生産したりとか、両方いいんだということで、
いいところをそれぞれ取り入れてやっていくのがいいのかなというふうに思っています。
だからどちらかがいいというより、どちらもどちらのいいところをそれぞれ取っていくというような考え方というか、
それぞれの技術があって、それぞれお互いを拒否し合わずに、
それぞれを受け入れてそれぞれのいいところを使っていくというやり方をすれば、
もっといい未来が見えるんじゃないかなとか、そういうふうに今思っています。
だから自分が両方やってみることがまず大事なのかなと思ったので、
今は観光農法と呼ばれる従来の農業の、その親科科学肥料を使った農業のやり方をしているので、
両方やってみて、それぞれ何が面白くて、何がちょっとこれは大変なのかとか、
そういうコスト的な部分とかも考えてやっていきたいなというふうに今思っています。
はい、今日かなり長いポッドキャストになってしまいましたけど、
自分の頭の中がごちゃごちゃしている中で発信していたのでお聞きづらい点が多々あったかもしれません。
ただ面白い流れも来ているのかなとか、ちょっとこのポッドキャストを聞いて思ったんですよね。
今まで一般的だった農業のやり方に、今度は疑問視を打つ有機農業というものが出てきて、
さらにその有機農業というこのオーガニックブームを疑問視する声も出てきて、
消費者の方にとってはそういう議論とかがなされることが消費者の方、買う側の方のためになるのかなというふうに思うんですよね。
どちらか一方がいいというより、どちらか両方の議論が聞けるというのが一番選ぶ側にとって有益なのかなと思っていますので、
だからそういう立場の違う人たちが話すというのが、両方の意見が聞けてすごく面白いなというふうに思っています。
このポッドキャストですね、アトエとコナジラミというポッドキャストを概要欄にリンクを貼っておきますので、興味のある方ぜひ聞いてみてください。
それでは今日もこんな放送ここまでお聞きくださり、本当にありがとうございました。西江みどりでした。それじゃあまたね。バイバイ。