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スピーカー 1
そうそう、いろんななんかそういう面白集みたいなやつ、
マーフィーの法則で検索したら見れますよ。
例えば日本でも、転んだらうんこの上に、
転んだときにすごい悪い位置にいつもうんこがあるみたいな、
転べばクソの上っていう観欲があるらしいです。
スピーカー 2
それを法則化してんの?
スピーカー 1
法則っていうか、それもマーフィーの法則っていうものに入るよねみたいな。
スピーカー 2
でも私転んだときにうんこに当たったことないけど。
スピーカー 1
でもこれあるかどうかじゃないんだよね。
スピーカー 2
だってさ、パンの件はさ、81%だからさ、
明らかになんか結構みんなが体験するようなものかもしれないけど、
そんな別に転ぶときにさ、うんこに当たるなんてさ、なくない?
スピーカー 1
いや、昔そういう人がいて悲しい気持ちになったから、
その忌ましみを込めて言葉を作ってる。
スピーカー 2
そういうこと?
スピーカー 1
そういう経験則っていうことですよ。
スピーカー 2
なるほどね。
ちょっとそれが加わることによって、一気にマーフィーの法則への信頼度が下がったわ。
そうなの?
スピーカー 1
まあ、なんかこういうの結構名前つけがちというか、パウリ効果とかもある。
スピーカー 2
なになに?
スピーカー 1
よくさ、私が触ったら機械壊れちゃうとかいう人いない?
スピーカー 2
いるいるいる。
スピーカー 1
それってさ、別になんのさ、電波を発してるわけでもないじゃん、その人は。
だけど、そういうのを言ってるのって、パウリ効果っていう名前がついてて。
スピーカー 2
へえ、じゃあさ、これもかな?ちょっと違うかもしれないけど、
なんか私が応援したら負ける気がするから応援しないみたいな、それもパウリ効果?
スピーカー 1
ああ、そうだと思うよ。に近いって感じだな。
そのパウリ効果自体は、もともとその物理学者がよく言って、
パウリさんが近づいてあげて機械が壊れるって、機械を主に言ってる言葉ではあるんだけど、
似た現象ではあるよね。
スピーカー 2
似た現象ではあるね。
スピーカー 1
あとなんか、全然関係ないのに因果関係作っちゃう晴れ男、雨男とか、
もう俺それの類なのかなって思うけど。
スピーカー 2
確かにね、広げていったら結構いろんなものが当てはまりそうだね。
スピーカー 1
これ昔多分サイエントクでもしたんじゃないかな、パウリ効果の話は。
スピーカー 2
したっけ?
スピーカー 1
なんかでした気がする。
スピーカー 2
マニアの方じゃなくて、私が忘れてるだけかもしれないけど。
スピーカー 1
キンとした気がするけど、なんか天文台にこのパウリさんが行ったら、
最初、案内する人は、望遠鏡すごい効果だから、パウリさん来ないでって断ったらしいんだけど、
周囲が説得して同行したら、
案の定パウリさんがドームの中に入った瞬間、望遠鏡の蓋が落ちて粉々になったっていう話まで残ってるんだけど。
スピーカー 2
かわいそう。
スピーカー 1
ほんとかって感じだけど、まあまあまあ。
スピーカー 2
確かに、ちょっとネタっぽいところは感じられるけど。
スピーカー 1
なんかね、嘘かほんとかみたいなエピソードがあるね、ウィキペディアにいっぱいあったよね。
パウリさんが、逆にパウリさんが部屋に入った瞬間に、シャンデリアが落ちるっていう仕掛けを仕込んどいて、
茶化してやろうみたいなのをやったときは、
パウリさんが来たら、そのシャンデリアが落ちるっていう仕組み自体が壊れて逆に落ちなかったっていう話があったりもする。
ちょっとおもしろいよね、これ。
スピーカー 2
いや、パウリさん逆にすごいね。
スピーカー 1
逆になんか持ってんじゃないかなみたいな感じするけど、そういうのもあるよねっていう。
これニュースでもなんでもないけど、おもしろトピックですね。
他にもあったら教えてください。
スピーカー 2
そうだね、パウリさんの使い道は、なんかいい方向の使い道もありそうだね、じゃあ。
スピーカー 1
うん、そうね。
スピーカー 1
その光があることによって、間違って、暗闇の中でその光が月だと勘違いして、
で、なんか集まっちゃうみたいな。
で、あと最後は、虫って葉っぱとかに埋もれてたりする場所とかにも行くじゃん。
で、そっから光を目指すっていう習性。
明るいところに行くっていう習性がそもそもあるんじゃないかっていう。
そういう説がいろいろあるんですよ。
でも、なんかどれも違うっていう。
スピーカー 2
そうなんだ。
なんか月の光説はすごいありそうだなとか聞いてて思ってたけど、
スピーカー 1
全部違ったんだ。
でも本質ではないんじゃないかな。
だから光に近づいちゃうっていう理由にはあんまならないのかなっていう。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
ちょっと間違って、方向がおかしくなっちゃうっていうのはわかるんだけど、
なんで寄っちゃうんだろうって。
スピーカー 2
月から東西南北とかの正確な方向の情報を得て、
で、なんか目的地に行くみたいなのだったらわかるけど、
スピーカー 1
月の方向を目指す理由はちょっとよくわかんないよね。
っていうのをやった研究。
これ今回ちょっと話したいことなんですけど、だいぶ前置きが長くなったけどね。
これってハイスピードカメラっていうのがめちゃくちゃ重要だと思うんですよ。
スピーカー 2
どういうの?
スピーカー 1
だってすごいスローモーションで見ることによって、初めてわかるっていう研究じゃん。
スピーカー 2
そうなんだ。普通になんか光の方向に走っていくっていうことだけかと思ってたけど、
それをあえてスローモーションで見る必要があるんだ。
スピーカー 1
このスローモーションに見たから、わずかな虫の方向転換とかの動きもわかって、
新しい説が今回出てるっていう感じなんですよ。
だからめっちゃカメラが重要で、そういう意味の観察大事だよねって話。
めっちゃいいカメラがあったからできたみたいな話を今回ちょっとしたいんですよ。
スピーカー 2
いろんなカメラの話とかもちょっと合わせてしたいかなと思って。
スピーカー 1
じゃあまず、さっきの虫の話先に解決しちゃいましょうか。
このすごいハイスピードカメラって言われる、超スローモーションで撮影できるカメラで、
光と虫の飛び方っていうのをずっと観察してみたと。
そもそも3パターンの行動に分類できたらしいんですよ、虫。
1つが、真横に電気があったときは、ぐるぐるまわりをまわるっていうまず動き方。
2つ目は、上に光があったら急上昇して、速度を失うっていう。
スピーカー 2
速度を失うっていうのは?
上にのぼるからさ、重力に引っ張られるから、ちょっと減速しちゃうっていう動き。
スピーカー 1
3つ目が、今度電気の上に行ったときは、電気に背を向けて急降下するっていう動き。
スピーカー 2
電気に背を向けて?
虫が電気の上にいるときに、背中から落ちていくってこと?
スピーカー 1
ひっくり返った状態で、シューって下に落ちるっていう動き。
スピーカー 2
それも謎だね。
スピーカー 1
そう、で、この3種類のパターンがあったと。
スピーカー 2
それはさ、どの虫も共通して?それとも1種類の虫だけ?
スピーカー 1
えっとね、ガとかトンボとかかな。
一応何種類か調べてるみたい。
で、この3つのパターンで共通しているところ、これなんだと思います?
スピーカー 2
真横にいたらぐるぐるまわって、下に行ったら上に行こうとするけど、重力で速度が落ちて、
上からだったら、背中から落ちる?
光の方向が羽ある方向?
スピーカー 1
そうです。
これ、言ったら虫からすると背中側だよね。
背中側が絶対光の方に向いてるっていうパターンなんですよ、全部。