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スピーカー 1
頭皮の細胞への経緯が足りない。
スピーカー 2
人間の生命の神秘への経緯が足りないかもしれないね。
スピーカー 1
レンです。
スピーカー 2
エマです。
サイエントークは、研究者とイギリス駐在員が、科学をエンタメっぽく語るポッドキャストです。
スピーカー 1
今日は何か話したいことがあるそうじゃないですか。
スピーカー 2
そうなんですよ。私さ、最近、肩から白い長い5センチぐらいの毛が出てるってことに気づきまして。
スピーカー 1
毛が出てる?
生えてる。
スピーカー 2
見せたよね。
スピーカー 1
見ました。白いね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。気持ち悪いって言われて、君に。ショックだった。非常に。
スピーカー 1
いやでも、なんか育ててんでしょ。
スピーカー 2
初めて見つけたときは、すごい驚いて、めっちゃ嬉しくなって、調べるじゃん。
スピーカー 1
嬉しくなるのは、ちょっとよくわかんないけど。
スピーカー 2
そしたら、結構幸運をもたらす、福毛とか、あとなんだっけ、もう一つ呼び方あるんだけど、そういうふうな毛って言われてるらしくて。
だから、これ大切に育てようって思って。
スピーカー 1
結構ポジティブなんだね。逆でもおかしくないじゃん。不吉なことが起きるんじゃないかとかさ。
でも福毛なんだね。
スピーカー 2
幸福の福に毛。
で、なんかいろいろ調べたらさ、どれぐらい前からあるんだろうって思って、計算してもらったの、AIに。
そしたら、たぶん1年ぐらい前からあるんじゃないかって、少しずつ成長してきたんだね、みたいな言われて、もっとこれからも大切に育てていきましょうって言われた。
スピーカー 1
AIに。AIは育てていくほうに賛成なんだよね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
あ、そうなんだ。
スピーカー 2
で、あとね、なんか、こう抜いたりしたらどうなるのかって聞いたら、抜いても、たぶんね、また同じように長く伸びてくる可能性が高いって言われた。
スピーカー 1
おー、おもしろいね。
スピーカー 2
うん。だから、私はこの子を福ちゃんと名付けた。
スピーカー 1
うん。っていうのをね、言ってた。たまに福ちゃんがいるかをチェックしてるじゃん。
スピーカー 2
たまにしてる。結構忘れるけどね、福ちゃんの存在。
スピーカー 1
これ共感してる人いんのかな。こう、急に長い毛が生えてくるっていう人いるかもしれないけど。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
でもなんかさ、たまにあるよね。普通の毛よりもさ、異常にこいつ成長してね、みたいなやつ。
スピーカー 2
うんうんうんうん。だからそれがね、なんでかっていうのも気になるから、ビッとしてあげてほしいなっていうのはね、前からお願いしてたし。
スピーカー 1
そうそうそう。で、なんか年取ったらさ、毛がなくなっていくじゃないですか、頭とかは。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
だけどさ、逆にめっちゃ眉毛伸びてくるとか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
それこそ、なんか1本だけ暴走したように伸び続ける毛とか、なんかすごい毛が伸びるみたいな現象あると思ってて。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
今日は、もうひたすらこの話します。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
この、なんでいきなり長い毛が生えてくるのかとか。
そもそもさ、人間って正直、毛に関する悩みとかって、ずーっと持ってる生き物だと思うよね。
スピーカー 2
そうだよね。両方あるよね。脱毛したいっていう方と、育毛したいっていう悩み、両方ありますよね。
スピーカー 1
わがままだよね。
スピーカー 2
ね。
スピーカー 1
で、今日はね、育毛の方。
スピーカー 2
育毛の方か。
スピーカー 1
そう。毛が生えてくるっていう方に、フォーカスした話をちょっとしたいなと思います。
スピーカー 2
これは、れんくん自身もさ、関係してくる話かもしんないよね。
スピーカー 1
これはね、非常にモチベーション高く、毛が生える。
そもそもね、毛が生える薬ってないの?とか、そういうとこにもつながってくるかなっていう。
スピーカー 2
そうだね。育毛研究の最前線とか、知れる?
スピーカー 1
うん。育毛の話もします。なので、最後まで聞いてください。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
これ、けっこうそもそも論からいきたいんだけど、なんで毛は生まれたのか?なんでだと思う?
スピーカー 2
そもそも、やっぱさ、体温を保つため。
スピーカー 1
まあ、そうだよね。
スピーカー 2
あとは、猫とかってさ、ひげがセンサーだったりするんじゃない?
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
そういうセンサー的な要素もあるんじゃない?
スピーカー 1
さすが。それもありますね。
とか、あとは物理的に保護するとか、動物によってはカモフラージュになったり、そういう役割があったりするんだけど、
そもそも毛が誕生したのって、もう恐竜の時代とかだよね。
スピーカー 2
恐竜って毛があるイメージないけどな。
スピーカー 1
恐竜っていうわけじゃなくて、恐竜の時代にいた初期の哺乳類がね、ちっちゃい。
僕らの先祖って、すっごいたどると、ちっちゃいネズミみたいなやつに行き着いたりするんですけど、
そういうやつが、昼間は恐竜とかが活動してるから危ないと。
だから、夜に活動しなきゃいけないってなって、夜は寒いから熱をちゃんと保たないとっていう方向で、毛が生えてるやつが生き残ったんじゃないかっていう説があります。
スピーカー 2
で、一番初期の哺乳類って毛ないんだ。
スピーカー 1
それより前になったら、なかったりするんじゃない?
スピーカー 2
あれ、哺乳類の前ってなんだっけ?
スピーカー 1
哺乳類の前は、爬虫類と共通祖先のやつがいるんだけど、
スピーカー 2
って話したね、なんか。
スピーカー 1
そうそう。だから、爬虫類とかに近いのって、うろこみたいな。
スピーカー 2
あー、確かに。毛はないね。
スピーカー 1
そうそう。もっと戻ると、両生類とか魚とかは毛はないじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
あとは、鳥とかは恐竜の方から分岐したりしてきてるんだけど、それはまた別でしてるから、
哺乳類の祖先をたどった先に、どっかでたぶん毛が生えてきたっていうのがある。
スピーカー 2
へー、そうなんだ。
スピーカー 1
そんなはっきりわかってなさそうだけど。
そっから、毛が生えたやつが生き残ったけど、多くの動物は毛を持ってるじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
哺乳類とかはね。持ってないやつもいるんだけど、だけど、僕たち人間って毛を失ってきてる方じゃないですか。
スピーカー 2
そうだね。うんうん。チンパンジーとかと比べたらね、全然ないしね。
スピーカー 1
そうそうそう。結構つるつるな方なんだけど、
じゃあ、これはなんで?っていう。
スピーカー 2
これは、服とか着だしたからじゃん。だから、保護されるし、体温の調節とかも服でできるから、
いらないってなったのかな。
スピーカー 1
服できるの、結構最近というか。
スピーカー 2
服できる前から、毛減ってたのか。
スピーカー 1
そうね。もっともっと初期の人類、なぜ毛を失う方向に行ったのか。
スピーカー 2
人類、頭いいから、火とか扱いだして、寒さから身を守る必要がそんなになくなった。
スピーカー 1
いやー、ちょっと違うかな。
スピーカー 2
うーん、なんだろう。
スピーカー 1
これ、さっきの恐竜は昼活動してて、怯えてたっていうのと、またちょっと違う。
スピーカー 2
あー、その逆ってことかな、じゃあ。
スピーカー 1
逆だと?
スピーカー 2
えーと、昼に活動しても問題ないぐらい、外敵がいなくなったから、
だから、基本的に昼に活動してて、だから寒くないから、毛が減った。
スピーカー 1
あー、まあまあ、そうっす。
毛が生まれたっていうのと、また逆な方向で、日中、めちゃくちゃ暑いときに活動するようになってきて、
むしろね、そういうめっちゃ暑いときって、サバンナで言うと、肉食の動物とかが休んでたりするじゃん。
暑いときね。
あえて、他の動物が休んでるときに、人間は活動して狩りとかをやってたんじゃないかっていう。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
そういうやつがあって、そのときに、暑すぎると、何が一番体の中で問題かって、脳。
脳が、やっぱ熱に弱かったりするよね。
スピーカー 2
あー、てか、暑かったらね、なんか集中できないしね。
スピーカー 1
そう。だから、全身で、まずこれ、汗を大量にかくっていう方向に、方向に行くとか、そういうやつが、たぶんどっかで生まれて、
で、その、エクリン酸とか言うんだけど、その汗をかく。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で、それが全身に発達してきて、そうなると、僕たちも今、汗かきますけど、汗って蒸発するときに熱を奪ってくっていうものだから、毛があると邪魔なんすよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
だから、その毛を産毛レベルまでに、こう、少ない感じだと、より効率よく、汗によって体を冷やせるっていうので、どんどん毛がないやつが生き残ったんじゃないかっていう。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
で、その理論でいくとさ、頭もつるつるになるはずなんだけど。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
そう。そうなってないのは、一応その時期ぐらいに、直立で二足歩行し始めてるっていうのがあって。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、二足歩行、なんでしたのかっていうのも、いろんな説があるんだけど、一つは、太陽からこうさ、日光が降り注いでいるときに、日光を直接受ける面積が、立った方が減るんすよね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
四足歩行してるときより。
スピーカー 2
確かに確かに。頭だけになるもんね。背中はないもんね。
スピーカー 1
そう。で、それで日光を当たる面積を少なくするように立って、結果的に頭頂部は、すごい集中的に日差しを受けるから、そこだけ毛が残った。
防御するっていう意味で。紫外線とか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
っていうので、頭の毛は残ったんじゃないっていう、こういうものは仮説だけど。
スピーカー 2
あー、そっか。じゃあ、暑いから毛なくなったのに、一番暑いというか、一番日の当たる頭は逆に保護するために残ったんだ。
スピーカー 1
そうそうそう。だから、頭を保護しつつ、他の部分で体を冷やして、ってなった結果が、今この髪の毛があって、僕たち、その部分はあんまり毛が生えてない。
スピーカー 2
うーん。え、じゃあさ、眉毛なんてあんの?って感じじゃない?
スピーカー 1
眉毛は目を守ってんじゃん。
スピーカー 2
まつ毛はわかるんだけど、眉毛って別にそんな目を守ってなくない?
スピーカー 1
あー、いや、これもね、なんかさ、表情分かった方がいいみたいなので、残ってるとか、そういうのあった気がするけど。
スピーカー 2
うーん、そうかなって私も思った。
スピーカー 1
いや、これもはっきり言えるかわかんない。
スピーカー 2
でも、眉毛があった方が圧倒的に表情分かりやすいよね。
スピーカー 1
まあね、それもあるだろうし。でも、一応さ、汗とかも目を保護できんじゃん。眉毛があった方がさ。
スピーカー 2
あー、なんか額の汗とかを眉毛がブロックするみたいな?
スピーカー 1
うん、それはあると思うよ。
スピーカー 2
あー、なるほどね。
スピーカー 1
とかね。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
まあ、でもね、この辺はね、進化で結果残ってきたやつに上手いこと説明加えてるだけっちゃだけかもしれないけど。
スピーカー 2
結局ね、進化って何でかってわかんないもんね。
スピーカー 1
そう、進化に意思はないから、結果そういうのが残ってきたっていう感じだからね。
スピーカー 2
え、人間以外に眉毛ある動物いたっけ?
スピーカー 1
え、ゴリラとかチンパンジーもあるんじゃないの?
スピーカー 2
ありそう。
スピーカー 1
あったっけ?でも、なんか、そもそもの毛が多いから、眉毛って認識しづらいかもしんないけど。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
チンパンジーは、はっきりした眉毛はない。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、その代わりに目の上に、骨が隆起してる部分があって。
まあ、ちょっと違うっぽいな。
スピーカー 2
なるほどね。
人間みたいにさ、顔に基本的に毛はないけど、眉毛だけに毛はあるみたいな動物って、人間だけなのかな?
スピーカー 1
確かにね。他あんま思い浮かばないな。
スピーカー 2
え、それなんか面白いね。不思議だね。なんで?
スピーカー 1
うん、不思議だね。
まあ、でも、大きい残った理由は、さっき言った2つだと思うよ。なんか、保護とコミュニケーションっていう説はあったりする。
スピーカー 1
で、まあ、あと全身の毛の話ちょっと戻るけど、
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
あと、寄生虫対策説っていうのもある。
スピーカー 2
あー、はい。確かに確かに。
スピーカー 1
毛がいっぱいあると、ノミとかダニとか、寄生虫が住みつく可能性が高くなっちゃうから、
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
うん。だから、あえて毛を減らせちゃうんじゃないかっていう。毛が少ないやつが生き残ったんじゃないかっていう感じ。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
うん。とはいえ、毛があんまりない動物って他にもいるよね。
スピーカー 2
なんか、裸なんちゃらネズミみたいなのいるよね。
スピーカー 1
いきなりマニアックなとこ行ったね。裸出歯ネズミね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
有名。ほんとにね、つるつるというか、
スピーカー 2
気持ち悪いよね、ちょっと。
スピーカー 1
ひどい名前だよね。裸出歯ネズミだよ。
スピーカー 2
そう。
悪口みたいな名前ですけど、あれは結構研究されてて、
スピーカー 1
なんか、あれは住んでる環境がトンネルみたいなところで、地下に穴掘って住んでるんだけど、
なんか、あんまり毛が不要な環境で生きてる。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
だけどね、裸出歯ネズミって別に毛を作るための遺伝子は持ってるんだよね。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
で、そのスイッチがオフになってるっていう感じだよ。
スピーカー 2
うーん。なんでなんだろうね。
スピーカー 1
うん。なんでかわかんないけど、何かしらの理由で後から毛がないっていう方向に行ったっていうのはわかってるね、裸出歯ネズミ。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
他にもさ、メジャーな動物って結構いるよ。
スピーカー 2
え、猫でも毛ないのいるよね。
スピーカー 1
ね、まあいるかもしんないけど。
スピーカー 2
うん、見たことある、私。
スピーカー 1
でも、基本毛生えてるよな、猫は。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
哺乳類でさ、他に毛生えてない毛まだいるよ、いっぱい。
スピーカー 2
カバ。
スピーカー 1
あ、そうそうそう、カバとか。
スピーカー 2
ゾウ。
スピーカー 1
うん、ゾウとか。共通点は?
スピーカー 2
でかい。
スピーカー 1
そう、でかい。
と?
スピーカー 2
えー、でもさ、キリンって毛生えてるもんね。でかいって思ったけど。
スピーカー 1
でも、あんま生えてないよね、キリンも。
スピーカー 2
キリンなんか、めっちゃまつ毛ぱっちりみたいなイメージある。
スピーカー 1
あー、ね。
結構でも、つるつるよりじゃない?キリン。
でかい哺乳類はね、毛ないがちなのよ。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
これも、だから熱ですよ、理由は。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
要は、体が大きくなるとさ、こう、熱が逃げにくくなってく。
体の内側の部分がさ、体積大きくなってくじゃん。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
だから、熱こもりやすいよね。
スピーカー 2
体積に対して、表面積の割合が低くなっちゃうから。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
熱がこもりやすくなっちゃう。
スピーカー 1
そう。だから、毛はもうどんどんないほうが、ちゃんと放熱できるっていう。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
うん。理にかなってるんですよ。
スピーカー 2
うんうんうん。
それ言ったらさ、人間もさ、背が高い人のほうがさ、毛少なかったりするの。
スピーカー 1
あー、たしかにね。
スピーカー 2
ちょっとそんなイメージあるかも、でも。
スピーカー 1
それあったら面白いな。え、そう?でも、身長低い人のほうが毛深いみたいなイメージあんまりないけどな。
スピーカー 2
いや、ないかも。
スピーカー 1
人によるは、わかんないけど。
スピーカー 2
人によるね。あと、人種にもよるよね。
スピーカー 1
あー、もちろん。
スピーカー 2
なんか、黒人の人とかってさ、全然毛ないんだって。
スピーカー 1
あー、そうね。それもだから、温度関係あるかもな。
スピーカー 2
そう。で、なんか、それはなんか、そこのイギリスで、同じオフィスのインド系イギリス人の女の子が言ってたんだけど。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
なんか、彼氏が黒人の人で、で、全然毛ないみたいな。でも、あのインド系はめっちゃ毛あるみたいな。
だから、私のほうが毛深いのって言ってた。
スピーカー 1
へー。面白いね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
面白いって言っていいのか、わかんないけど。
スピーカー 2
いやいや、まあ、でも、事実としてそうなんじゃない?
スピーカー 1
うんうんうん。まあまあ、それもだから、結構あるんだろうな。なんか、やっぱ温度系な感じがするよね。遺伝子で。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
暑い地域の人のほうが毛は少ないっていうのは、結構ありそう。
スピーカー 2
でも、インドも暑そうだけどな。
スピーカー 1
あー、まあまあね、インド。あー、いや、でも、よりさ、黒人系の人のほうがめっちゃ暑くて、みたいな。まあ、インドも暑いか。
スピーカー 2
暑そうとかね、謎だよね。
スピーカー 1
うん。まあ、とか、でも、あと、もっと全然違うタイプだと、イルカとかクジラとか。
スピーカー 2
あー、そっか。やつらは哺乳類か。
スピーカー 1
やつらって、口悪。
だから、哺乳類ですよ。
スピーカー 2
あー、確かに。そういう水の中にいる毛は、あんまり生えてなさそう。
スピーカー 1
そうそうそう。まあ、あの辺もね、昔はたぶん毛が生えてたやつから海に行って、たぶん泳ぐときに、すごい抵抗かかっちゃうから。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
とか、そういう。まあ、あと、でもクジラとかって、ひげは残ってたですよね。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
なんかね、1本だけ顎にひげ生えてるらしくて、クジラって。
スピーカー 2
へー、ふくげじゃん。
まあ、ふくげじゃないね。これ、感覚の系。
あー、そうなんだ。
スピーカー 1
そう。で、なんか、プランクトンの密度をそれで感知して、口を開けるかどうか決めるみたいな。
スピーカー 2
へー、おもしろ。
スピーカー 1
だから、まあ、たぶん昔は持ってたんだけど、そういう本当に機能を持ったやつ以外は全部なくなってるみたいな感じだよね、毛が。
スピーカー 2
ふんふんふんふん。
スピーカー 1
まあ、なんで、結論、毛は寒さから身を守るために生まれて、で、今度は暑いつって、こうなくなっていってるっていう。
スピーカー 2
ふんふんふんふん。
スピーカー 1
そういうもんだよね。だから、熱によって、こう増えたり減ったりっていうのが毛なんすよね。
スピーカー 2
確かにね。ふんふん。
スピーカー 1
っていうのがまず、毛の存在意義というか、っていうとこっすね。
スピーカー 1
こっから、まあちょっと人間の話にフォーカスするけど、毛について人間はいつからちゃんと考えてるのか。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
昔の人は毛に悩んでたのかっていうのを気になってちょっと調べてみたんだけど。
スピーカー 2
どっち、脱毛のほう、育毛のほう。
スピーカー 1
今日、全部育毛。
スピーカー 2
あ、育毛か。じゃあ、昔の人もこう、ハゲとかに悩んでたかってこと?
スピーカー 1
そう。でね、いや、これ結構最近なのかなと思ったんだけど、意外と古くて、もう紀元前から記録が残ってて。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
エジプトの世界最古の医学書の一つの、なんかエーベルスパピルスっていう、まあパピルスですよね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
に、もうハゲの記録があって。
スピーカー 2
ハゲの記録。
スピーカー 1
うん。で、そのハゲの対策みたいなやつが載ってるらしいんよね。
スピーカー 2
へー、正しいんかな?
スピーカー 1
いやー、それが、内容は、カバとかライオンとかの油を頭に塗るっていうのをやってたらしくて。
スピーカー 2
ふんふんふんふん。
で、太陽神の呪文を唱えるっていう。だから、髪がなくなったときは、そういうのをやって、祈っていたらしい。
スピーカー 2
まあ、なんか祈りは効果なさそうだけどさ、なんか髪にさ、今でも、なんかちゃんとトリートメントとか塗ったほうが、髪が保護されるみたいな感じはあるよね。
まあね。
スピーカー 2
うんうんうん。
そうそうそう。だけど、まあこれ治療法として載ってて。
へー、そうなんだ。
スピーカー 1
そう。だから、まあ悩んでる人は、たぶんいたんだろうね。
スピーカー 2
あー、ふんふんふん。
じゃあ、もうすでに髪の毛少なくなってる人を増やすために、そういう油とか塗ったらいいよって書いてたんだ。
スピーカー 1
そう。そこから、だから、もう結構、ハゲに悩むみたいなやつって普遍的に存在してて。
スピーカー 2
ふんふんふん。
スピーカー 1
毛を生やしたいみたいな。
で、そこから、まあちょっといろいろね、たぶんこの間にもいっぱいあるんだけど、まあ結構ちょっと時代進めて、人間はこう毛を生やすためにどうにかしようって考えたのは、
頭の血流が良くなったら毛が生えてくるんじゃないかっていう、そういうのがあって、
たとえばこれ、1905年にめっちゃ流行したのが、あのー、真空キャップっていうやつで、
頭に、こうなんかこう吸引する何かつけて、で、毛根に血液をこう吸い寄せるみたいなのをやると。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
したら毛が生えてくるんじゃないかっていうので、なんかね、当時流行してるらしい。
スピーカー 2
毛生えてくるかわかんないけど、なんか頭皮マッサージみたいな感じで、なんか気持ちよさそう。
スピーカー 1
まあね、なんかあるよね、そういうやつね。
なんか、あのー、別に血液をどうにかしようっていうわけじゃないけどさ。
スピーカー 2
頭皮マッサージは今でもあるよね。
スピーカー 1
そうそう、頭皮マッサージ。
スピーカー 2
うん。で、血流良くなったらなんか良いみたいなイメージあるよね。
スピーカー 1
うん。で、まあ血流良くなったら良いっていうのは確かにあったりするんだけど、
この、なんか頑張ってそういう真空キャップみたいなやつ頭つけてやったところで、そんなにちゃんと生えてこないんで、
まあこれはあのー、合成ネタというか。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
科学的根拠がないけど、そういうのがいいんじゃないかっていうのでやられてたらしいよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
っていう、まあなんかいろいろあるよ。こういう謎ハゲ対策グッズみたいなのが。
スピーカー 2
今でもありそうだ。今でもさ、
スピーカー 1
今でもあるよ。
スピーカー 2
あの偽科学グッズみたいなのいっぱいあるもんね。そんな感じか。
スピーカー 1
そう、変わってないよね、そこは。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんか、もっとマジで毛が生えてくるっていう研究。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
っていうのは、1950年代ぐらいで、やっぱ薬とかがさ、ちゃんと作れるようになってきた時代。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
その辺で出てくるんだけど、これすごい面白いんだけど、
胃海用を治す薬っていうのを開発してた会社があって、
アップジョン社っていう、今ファイザーに買収されたらしいんだけど、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
この胃海用の薬を作ってたんだけど、胃海用にはあんまり効かないけど、
異常に血管を広げて血圧を下げるっていう薬が偶然見つかったと。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
で、これが高血圧の薬になっていくんだけど、これを実際に承認されてんだよね、これ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ロニーテンっていう名前で。
それを使うと、むちゃくちゃ毛が生えてくるっていう副作用があった。
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
もう頭だけじゃなくて、腕とか背中とか。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
これは、この薬を服用した8割ぐらいの人がこういう現象を確認されて、
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
なんかこの薬めっちゃ毛生えるってなって、
じゃあこれを飲み薬だと全身の毛が濃くなるんだったら、
頭に塗ったら、こう、ハゲの特効薬になるんじゃないかっていうので、研究されて。
スピーカー 2
あー、なるほどね。
飲み薬だったら全身だけど、頭だけを増やしたかったら塗り薬にするっていう発想になるんだね。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
面白いよね。っていうね、なんかこう発想の転換というか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
そういうのがあって、1988年に世界初の外用発毛剤としてリゲインっていう商品名で申請されたと。
スピーカー 2
実際、有効性はあるんですか?
スピーカー 1
うん。てかこれ日本でも対象製薬からリアップっていう名前で売られてる。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
まあ夏の頭に塗るやつ。
スピーカー 2
へー。
それは、どうして毛が生えてくるんですか?
スピーカー 1
まあこれ、さっきも言ったけど、ただ血流良くする薬なんだけど。
スピーカー 2
ああ、そっかそっか。
スピーカー 1
もともとね。
なのに毛が生えるっていうのが起きてるんだけど。
スピーカー 2
血流と毛が関係あるってこと?
スピーカー 1
そう。で、まあこれ結構メカニズムはちゃんと調べられてて、血管が拡張するっていうので、なぜ毛が生えるのか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
これは、まず毛のサイクルを理解しないといけなくて。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
毛って3段階あるの?わかる?どういう段階があるの?
スピーカー 2
なんか、まあ生えてくる時期と、抜ける時期と、あとは何にも活動してない時期。
スピーカー 1
ああ、まあ活動しない時期ってのは、生えた状態でってことか。
スピーカー 2
うんうん。生えずに活動してないみたいな時期があるんじゃなかったっけ?ない?
スピーカー 1
まあ大きく分けたら、でもそれ抜けて休むっていう、休止してるっていう感じね。
うんうんうん。
だから、あの段階としては、まず成長期があって伸びるっていう。
で、1回止まるっていうタイミングがある。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
これ対抗期っていうんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、その後抜けて休むっていう休止期。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
これもサイクルなんすよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
成長して対抗して休止する。
スピーカー 2
へえ。止まってる時期もあるんだけど。
スピーカー 1
うん。止まってる時期もある。
スピーカー 2
なんかもう、ずっと成長してある時になったら、ぽろって取れなかと思ってた。
スピーカー 1
まあでもなんか、成長期が止まるっていうフェーズはやっぱでもあるんじゃない?
スピーカー 2
まあでも確かに、プラスになってたのがマイナスになるから、どっかでゼロのタイミングがあるってことだよね。
スピーカー 1
うん、そうそうそう。
スピーカー 2
伸びてない毛が、例えば1ヶ月ぐらい頭に張り付いてるみたいな、そういうイメージなのかな。
スピーカー 1
うーん、なんか眉毛とかもさ、だって本当に成長期がすごい長かったらどんどん伸びてくけどさ、なんか俺ある程度のところで止まってる感覚あるけどね。
スピーカー 2
うん、だからなんか、ずっとは伸び続けないけど、成長止まった毛が肌にずっといるんかな。
スピーカー 1
止まる時期がある。で、抜けるっていう。
スピーカー 2
そうなんだ。へえ。
スピーカー 1
だからそこが、いきなり成長は抜けて止まるわけじゃないってことだよね。
スピーカー 2
へえ、そうなんだ。面白い。
スピーカー 1
で、これ何が問題かっていうと、髪の毛に悩む人は。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
成長期が異様に短いとかが起きる。
スピーカー 2
ああ、じゃあバランス崩れちゃうってことね。
スピーカー 1
そうそうそう。毛がちゃんと伸びきる前にストップしちゃって、で抜けてっていう。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
になっちゃうと、どんどん髪の毛として、髪の毛じゃないや、髪の毛に限んないんだけど、なくなってくっていうのがあって。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、一つは血流が、血管が広がって血流が良くなると、そもそもの毛の材料がすごいいっぱい供給されるようになるわけですよ。
スピーカー 2
ああ、成長因子的な。
スピーカー 1
まあ、成長因子とか酸素とか、単純に栄養が。
スピーカー 2
栄養。
うんうんうん。
スピーカー 1
毛が伸びるためにはね、栄養が必要なんで。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
っていうのが一つと、あとは栄養を受け取った細胞は活性化するんで、もっと細胞分裂して、もっと増やそうってなると。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、それプラス成長期を強制的に伸ばすっていうのがある。これ結構大事なのよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
何かしらのメカニズムで成長がストップするのをやめてるというか、リミッター外してるみたいな。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だから、もっと伸びますっていう感じになる。
スピーカー 2
なるほどね。
っていうかさ、細胞分裂のところで思ったんだけどさ、毛の正体ってそもそもなんだっけ?死んだ細胞?それともなんか他のもの?
スピーカー 1
そもそも毛の正体は毛の毛根の奥で細胞、毛の元になる細胞がいて、それが分裂します。
で、そうなると皮膚の上に押し上げられてくるじゃん。
スピーカー 2
その細胞たちが?
スピーカー 1
そう。で、その過程でその細胞は水分を失って、死んでるは死んでる。で、固くなってっていうのがどんどんどんどん作られていって。
だから、死んだ細胞がガチガチに固まってるやつって言ったら間違ってないのかな。
スピーカー 2
すごいね。なんかめっちゃ強固に繋がってるわけだね。なかなか切れないじゃん。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
えー。
スピーカー 1
で、それの理由は一応ケラチンっていうタンパク質があって、
それがすごい頑丈だと。頑丈に繋がってたりとか、
あとはそのメラニン色素って黒い色素の成分が入ってますとか、っていう一応構造があって。
スピーカー 2
で、そのケラチンとかが入ってるっていうのが、毛の細胞の特徴みたいな感じなのかな。
スピーカー 1
そうね。8割から9割はケラチン。毛の主成分って感じですね。
えー。
死んだ細胞が固まって、そういうガチガチになると。
うーん。
したいっちゃあしたいっすね。
スピーカー 2
だってなんか、皮膚もさ、死んだ細胞とか言うじゃん。
あー。
スピーカー 1
全部じゃないと思うけど、角質とかね。
スピーカー 2
そう、角質とか、なんかそういうイメージあんじゃん。
スピーカー 1
角質ってだから、死んだ細胞っすよね、要は。
スピーカー 2
うんうん。だからやっぱりなんか肌の表面に出てくるもので、
自然発生的にさ、進化で発生したんだったら、まあちょっと死んだ細胞なのかなとか思ったりしたわ。
スピーカー 1
うんうん。だから爪とかもそうだよね。
スピーカー 2
あー、確かに。
スピーカー 1
そう。で、なんかそうやって細胞が分裂して、表面に出てきて、死んで固まるみたいなやつを角化って呼ぶらしい。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
角度の角に分けるで。
スピーカー 2
ほうほうほう。
スピーカー 1
だから角質の角ですよね。
スピーカー 2
角膜とかはなんだろう、目の。
スピーカー 1
角膜は生きてるらしい。
スピーカー 2
角膜生きてるんだ、透明なのに。
スピーカー 1
透明だけど生きている。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。へー。
じゃ、また別の話ですね。
スピーカー 1
また別の話。まあ血管とかはないけど、一応、これ全然違う話だけど、一応酸素取り入れて生きてるし、代謝もしてるって。
スピーカー 2
へー、そうなんだ。
スピーカー 1
皮膚とかそういう角質とか、毛とか爪とかとは違うね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
なんかまた目の話もしてほしいな、今度。
スピーカー 1
ていうか、角膜が死んじゃったら、それこそなんか濁ったりして、視力が失われたりする。
スピーカー 2
うんうんうん。ぜひ視力界というか、目界もやってください。
スピーカー 1
あ、ね、目界もやりたいね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
っていう話してたよね。
スピーカー 2
そうだね、うん。
スピーカー 1
まあ、今こうやって毛のサイクルの話と、毛のメカニズムみたいな話をしましたけど、これを知ると、ふくげがめっちゃ理解できる。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
要はさ、さっき薬で成長期が伸びるって言ったけど、ふくげってそれの究極形みたいな話じゃん。
そのサイクルがバグって、成長期が永遠と終わらないみたいな話じゃん。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
まず。
スピーカー 2
普通は、たとえば私の肩の毛だったらさ、周りにいる毛たちは産毛だから、ほんとに1ミリ以下とかで抜け落ちる運命なのに、
そこの1ミリとかで抜け落ちるっていうリミッターみたいなのが、なんかの表紙で外れちゃったってことだよね。
スピーカー 1
そう。で、これは一応、可能性として2個あって、ほんとにDNA自体が変異してるっていう可能性と、
あとは、その後からDNAに、就職って言ったら難しいけど、その後からラベルみたいなやつがついて、
で、その変化によって、ストップするっていう信号が出なくなっちゃう。
スピーカー 2
うんうんうんうん。
スピーカー 1
で、結果的に暴走してるっていう。
スピーカー 2
どっちもじゃあ、偶発的なものだよね。
スピーカー 1
そう。で、なんで白いのかっていう。
スピーカー 2
あー、はいはい。
スピーカー 1
これもちゃんと理由があって、髪の毛さっき黒くするのは、メラニンっていうのが引きそとして入ってるって言ったけど、
そのメラニンを入れるっていうのも、要はエネルギーがかかってると、コストがかかってると。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
だから、暴走した状態だと、そっちに回すエネルギーがなくて、伸びるのがすごい早すぎるがゆえに、黒くする余裕ないみたいなことが起きてるんじゃない。
だから、白いのがめっちゃ長く伸びるんじゃないっていう。
スピーカー 2
あ、そうなんだね。
なんか、私の肩の毛は普通に周りもさ、白いというか透明だからさ、産毛で。
だからなんか、他と同じような感じなのかなって思ってたけど、そういう理由があるんだね。
スピーカー 1
そういう理由がある。
なんか、すごい、やっぱ特徴としてあるらしくて、めっちゃ長い毛が白いっていうのは。
スピーカー 2
なるほどね。
例えば、なんか、ひげとかにふくげが生えたとしても、もともと黒いひげとかを持ってる人だとしても、すごく白くなっちゃうっていうことなのかな。
スピーカー 1
そうそうそうそう。っていうことらしいよ。
おもしろいよね。なんか、長さと色もちょっと関係してるっていう感じ。
スピーカー 2
この間、ポッドキャスト総研でコラボしたときにさ、しだらさんが、最近かわかんないけど、
おじさんになったら、耳の中から長い毛が生えてくるのはなんでですか?みたいな話してたじゃん。
なんか、それとも結構かかわりがあるのかなっていう、思って。
だから、やっぱり、歳をとればとるほど、遺伝子の変異だったり、ラベルつくエラーだったり、みたいなのが増えてきて、
だから、そういう長い毛とか生えてくるんかな?とか思ったりしたんだけど、どうなんだろう?
スピーカー 1
まあ、それも一つあるかもしれないけど、でも、たとえば、めっちゃ眉毛伸びちゃいますってなったら、
じゃあ、めちゃくちゃそういうこと起きてるってことになるじゃん。
めちゃくちゃ遺伝子的に、なんかエラーが入ってたりとかすることになるけど、
でも、それって、ちょっとへんっちゃへんなよ。
確率的に、そんな全体が一気に伸び始めるみたいなのは、この原理だと、そんな起きんの?っていう。
スピーカー 2
だよね。なんか、偶発的に一本、ちょこっと伸びちゃうみたいなことは、たぶん、それで説明できると思うけど、
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
眉毛全体が伸びるみたいなのは、説明できないね。
スピーカー 1
そう。だから、これ、もう一段階ある。
スピーカー 2
もう一段階あるんだ。
スピーカー 1
この話もう一段階あって。
スピーカー 2
え、でも、じゃあ、耳のやつは、それであってんのかな?耳もだって、一本たぶん伸びてくんじゃん。
スピーカー 1
え、一本ではないんじゃない?
スピーカー 2
あ、そうなの?何本も伸びてくるのかな?
スピーカー 1
俺、そのディテール知らんけど。詳細わかんないけど、一本ではないんじゃないの?
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
一本だけ伸びてくるんだったら、それは、なんか、ブレーキが壊れたっていうので、いいかもしれないけど。
スピーカー 2
復元みたいなもんだよね。
スピーカー 1
そう、復元みたいなものでいいかもしれないけど、もう一個、これ説明しないといけないことがあるんだけど、
その話をするにあたって、けっこう面白い、ちょっとこれも研究の歴史があって、
さっきのは、もともと血管を拡張させる薬から、毛が生える薬見つかったよって話ね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
それと、ほぼ同時に、全く違う出来事が発生していて、
これが、1970年代に、ドミニカ共和国の村、ラスサリナスっていうところがあって、
そこの村の女の子として育てられた子供が、思春期12歳ぐらいになると、
突然、声がわりして、筋肉が発達して、ちんちんが生えてくるっていう現象が頻発してるっていうのが。
スピーカー 2
頻発したんだ。
スピーカー 1
分かったっていうのがまずあって、ある家系の人がって感じ。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
不思議じゃん。
スピーカー 2
不思議だね。
スピーカー 1
で、これを調べた人がいて、いろいろ遺伝子とか調べた結果、遺伝子的には男だってなった。
スピーカー 2
XYだったんだ。
スピーカー 1
XY、そう。
で、じゃあなんで女性みたいな感じで生まれてくるのかっていうと、
通常、ちんちんってあんま言わない方がいい?
スピーカー 2
いや、いいんだ。もう言っちゃえなよ。
普段から言ってるんだから。
スピーカー 1
まあいいや。ちんちんは言うけど、ちんちんが形成されるために必要な酵素っていうのがある。
これ何かって言うと、要は男性ホルモンですね。テストステロンっていう男性ホルモンが、
5αリダクターゼっていう酵素があって、
それがテストステロンをジヒドロテストステロンってやつに変換するっていう過程がある。
スピーカー 2
酵素がテストステロンをジヒドロテストステロンに変換する。
スピーカー 1
そう。っていうのがあって、これがあるとちゃんと男性らしい特徴が出てくるっていうのがあるよね。
スピーカー 2
それは赤ちゃんの時だよね。生まれる前みたいな感じだよね。
スピーカー 1
そう。胎児の段階の話。
で、このさっき言ったちんちんが後から生えてくる。
ちょっとごめん。ちんちんっていう言葉で笑っちゃう。
スピーカー 2
大好きじゃん、君。小学生や。
スピーカー 1
ごめんごめん。失礼しました。
スピーカー 2
普通に話せばさ、別にさ、特に問題なく進んだのでさ。
スピーカー 1
ちょっと迷ったこれ。男性気がっていうか、ちんちんっていうかって迷ったんだけど、
子供だからちんちんって言ったほうがいいかなって。
ちんちんがちゃんと形成されるための、さっき言った酵素が、この家系の人はなかったと。
なかったとか、機能がなくなっちゃってるみたいなのがあったから、
要はテストステロンのままですよ、みたいな。
なんで、最初はほぼ女性みたいな見た目で生まれてくるっていうのが、まずあります。
で、今度思春期になって12歳ぐらいになると、
今度は、胎児の時ってテストステロンってそんなに量出てない。
けど思春期になってめちゃくちゃテストステロンがいっぱい出ると、
結果的に男性の体の特徴っていうのが優位になってきて、ちんちんが生えますっていう。
スピーカー 2
酵素ないのに?酵素ないっていうか、酵素の機能が低いって言ったっけ。
のに、元のテストステロンの量が多かったらそれでも生えてくるんだって。
多すぎると、多くなると男性としての特徴が出てくるっていうのがあるらしい。
面白いじゃん、これ。
スピーカー 2
面白いね。
スピーカー 1
ごめん、髪の毛の話なのに、なんでちんちんの話をしてるか分かんないかもしれないけど。
確かに。
スピーカー 1
これ、ちゃんと繋がるから。
これを調べたら分かったこととして、
歳をとってもこの人たちはハゲないっていうのが多かった。
ってことは、さっき言った酵素あるじゃん。
その酵素がブロックされてると、ハゲにならないっていうことになるよ。これ繋がって。
確かに、男性のほうがハゲやすいじゃん。
スピーカー 2
それはテストステロンと関係あるみたいなイメージあるよね。
スピーカー 1
うん、そうね。
スピーカー 2
テストステロン値が高い人ほど、ハゲやすいみたいな。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
いうもんね。
スピーカー 1
うん、それはある。
だから、ハゲやすいとか、あとは前立腺とかが大きくなっちゃったりとか、
前立腺肥大症とかって、こういうテストステロンとかが原因の一つになったりするんだけど、
そういうのがあるんだけど、さっき言った家計の人は、前立腺も小さいままだと。
っていうのがあって、これを見ると、だからテストステロンを変換する酵素さえブロックしちゃえば、
前立腺が大きくなっちゃうっていう病気の治療になるんじゃないかとか、
それこそ薄毛の治療になるんじゃないかっていう発想になるわけね。
で、これを実際に成分として作って、これ最初は前立腺肥大症っていうやつの薬になりますと。
フィナステリドっていう名前なんだけど。
で、これを服用した人が、髪の毛が生えてきたとか、毛毛が減ったっていう報告がまた寄せられたと。
これも副作用として発見されてる。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
さっきと同じ感じですよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
で、この成分の量を調整して、男性型脱毛症、AGAの治療薬として、これは承認されてます。
スピーカー 2
じゃあ、もう1回毛がなくなっちゃった人も、それを飲むか服用するかすると、生えてくるってこと?
スピーカー 1
でも、これめちゃくちゃ生えてくるわけじゃない。どっちかというと、脱毛を防ぐっていう感じ。
スピーカー 2
予防的な感じのほうが多いんだ。
スピーカー 1
そうね。予防というか、
スピーカー 2
治療よりも。
スピーカー 1
さっきの血流をめっちゃ良くするっていう方は、新しい髪の毛を成長期を伸ばして増やすって方じゃないですか。
で、今言ってたもう1個の方は、抜けるのを防ぐっていう方。
だから、テストステロンの酵素っていうのがあると、男性的な特徴が出てくる。つまり、抜け毛につながるっていうところをブロックしてるんで。
どっちかというと、守りというか、っていうアプローチなんですよね。
で、今言ったこの2つの薬が、今、AGA治療の最強タッグとして、世界中で処方されているやつなんですよね。
スピーカー 2
それって、女性も使えるのかな?
女性もさ、結構、高齢になってくるとさ、髪が減ってくる人とかいるじゃん。
そういう悩みとか聞くけどさ、
そういう人も、同じようなメカニズム。
女性だけど、テストステロン値とかで抜けたり、みたいなことが起きてるんだったら、同じような薬を服用したらいいんかなって思ったり。
スピーカー 1
最初に言った血管拡張の方、ミノキシジルっていう名前の方なんだけど、リゲインって言ったやつ。
そっちは、女性でも使えるけど、もう1個のフィナステリドっていう方は、絶対NG。
スピーカー 2
そうなんだ。なぜに?
スピーカー 1
特に妊娠中とか、妊娠の可能性がある女性に対してはダメって言われてて、
要は、さっき言った酵素を阻害しちゃうと、胎児が男児だった場合は、
それこそね、さっきの村の人みたいなことが起きちゃうんで、
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
そう、ダメですっていう感じ。
スピーカー 2
妊娠してない、結構高齢の女性で髪の悩みのある人は使っていいんかな?
それも使わない方がいいんかな?
スピーカー 1
うーんとね、それは臨床試験において、平型後の女性は有意な改善効果を認められなかったっていうのがあるっぽいね。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
だから、基本的にはもう使わないって感じですね。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
だから、その血管拡張の方だけを使うっていうのが標準みたいな感じ。
だから、男性と女性でちょっと違いますね、そこは。
スピーカー 2
へー、面白いね。
スピーカー 1
で、ちなみにこれね、今、本当にこういうのがあるよって言ってるだけなんで、
効果を保証するような話ではないです、一応言っとくけど。
スピーカー 2
科学的なところを話してるだけで、お薬の話ではないってことですね。
スピーカー 1
そう、お薬の話ではないです。
これが効きますとか、そういう話ではない。
そういうのがあるよっていう。
一応ね、大事だから、ちゃんと言っとくけど。
スピーカー 2
確かに。
まあ、でも、こういうものが、なんかドミニカの小さい村の、そういうちんちんが生えてきますみたいなところが見つかってるのは、結構面白いかなっていう。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
で、これがわかると、なんで年をとると眉毛とかがめっちゃ伸びたりとかするのかっていうのが、総合的にわかってくる。
さっきのテストステロンからジヒドロテストステロンってやつになります。
このジヒドロテストステロンってやつ、DHTって略されるんだけど、酵素によって生まれるやつね。
これが、頭に行くと、髪の毛を強制的に成長ストップさせて、抜けるっていう方向に行くと。
なんだけど、逆に顔の周りのヒゲとか眉毛とか耳毛とか鼻毛とか、そういうやつは全く同じDHTの成分なのに、逆の働きをして、むしろもっと太く長く育てっていうシグナルになる。
スピーカー 2
えー、なんで?
スピーカー 1
わかんない。これは、謎は完全には解明されてなさそう。アンドロゲンパラドックスっていう、男性ホルモンのパラドックスみたいなのがあるらしくて。
これがあるんで、若い頃は産毛みたいな状態だった耳とか鼻とかの毛が年齢重ねて、このDHTをずっと浴び続けると、徐々に覚醒してくるみたいなのが起きるらしいよ。
スピーカー 2
そうなんだ。なるほどね。
スピーカー 1
で、太く長い毛っていうのに、徐々に徐々になっていくっていうのがあるから、成長期を伸ばすっていうよりかは、男性ホルモン菌のことが起きてる。
スピーカー 2
まつ毛も長くなるのかな?
スピーカー 1
まつ毛も長くなるのかね。顔周りはそうらしいよ。
スピーカー 2
なんか、非常に残念なホルモンだね。
スピーカー 1
大事だけどね。これがないと、男性は体としてちゃんと男性っぽくはならないから。
スピーカー 2
確かに確かに。それはすごく重要だけど、歳とってくると、髪は減らすのに、それ以外のいらない毛は増やしてくるっていう、すごい残念だね。
だってさ、普通さ、みんな、髪はあったほうがいいし、国によるかもしれないけどさ、日本ではけっこう今、ひげ脱毛とかさ、流行ってんじゃん。
頑張ってさ、ひげ脱毛とかした人もいるかもしれないけどさ、ひげ脱毛した人が年をとって、また生えてくるのかわからないけど、それとはとりあえず逆の方向行ってるわけだ。
ありたい姿とは逆の方に、そのDHTが効かしてるのは残念。
スピーカー 1
あー、そうね。仕方ないんだけどね。これはもう、華麗によって起きてしまう仕方ないことではあるかなっていう。
まあでも、こういう仕組みがわかってくると、なんとかできそうだなっていう気もしてくるんだけど。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
今言ってきたのは、3つの要素があって、血管が拡張するような薬で毛が伸びるっていうやつ、成長期が促進されるみたいなやつと、
あとは、遺伝子的にブレーキがぶっ壊れるみたいなことが起きて、ふくげみたいに伸び続けるっていう要素と、
あとは、最後に言ったDHTみたいなホルモンで、顔周りとか全体的に刺激されて、抜けにくくなって伸びちゃいますよっていう、3つの要素を言ってきたっていう感じ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
なんだけど、これをどうにかこうにかしたら、毛の悩みは解決できるんじゃないかっていう気はしてくる。
スピーカー 2
確かにね。
スピーカー 1
こんだけわかってるしっていう。だけど、まあ難しいっていう話なんだよね、これ。
スピーカー 2
そうなの?え、でも1つ目と3つ目、血管拡張とDHTに関してはもう薬あるもんね、だって。
スピーカー 1
薬はあるんだけど、もう100%毛が生える魔法の薬みたいなものはない。
これはちゃんとね、理由がある。想像つくかな。
とにかく毛を伸ばすとか、成長させるとか、抜けにくくするっていう方にいじるっていうのは、リスクもある。
なんだと思う?
スピーカー 2
え?毛深くなる?
スピーカー 1
いいじゃん。毛深くなれたらいいじゃん。今、毛深くなりたいんだけど、それを強制的にやろうとしすぎると、とある問題が発生する。
スピーカー 2
さっき言ってたことの逆だと、血管が拡張されすぎて血圧が下がるみたいな?
スピーカー 1
いや、そもそも毛ってなんでサイクルちゃんとしてるのかっていうところよ。
スピーカー 2
じゃあもうコントロール効かなくなっちゃって、めっちゃ長くなっちゃう?
スピーカー 1
長くなっちゃうんだけど、今さ、細胞をめっちゃ増やそうとしてるわけよ。
スピーカー 2
あ、がんになる?
スピーカー 1
そう。これね、暴走するとがんなんですよ、それって。だから、これはけっこう難しいことで。
今、細胞をめっちゃ分裂させて毛を増やしたいってなってんだけど、本来は細胞って永遠に分裂しちゃうと、それってがんとか腫瘍とかになるわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だから、体の仕組み的に、そうならないようにがんを防ぐ仕組みっていうのがあるよね。
でも、それスイッチオフしちゃったらやばいじゃん。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
っていうのがね、けっこう難しい。
特に毛の成長をストップさせる、このブレーキをなくしちゃおうみたいな方向で、もし毛が生える薬を作ろうとした場合は、
本当に細胞分裂が止まらなくなって、暴走しちゃって、がんにつながる可能性っていうのはあるわけですよね。
スピーカー 2
ふくちゃん大丈夫かな?
スピーカー 1
まあ別に、今急にリスクがあるって話じゃないと思う。
なんだけど、それを強制的にやろうとすると、リスクはあるよねっていう。
要は、髪の毛を新しく生やしたいよねってなったらさ、今ストップしてる毛穴とかを叩き起こして、成長させるって方に行くわけじゃん。
その時に、スイッチみたいなのがあるわけよね、要は。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
再起動する。これ、ウィントシグナルとかも言うんだけど。
スピーカー 2
あるんだ。
スピーカー 1
そう、そういうのが知られてるシグナルみたいなのがあって、だけどそれを活性化させるっていうのは、一歩間違えると、がん細胞を増殖させるスイッチにもなっちゃう可能性があると。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
これを表してる実際の研究例があって、今言った再起動のスイッチを狙い撃ちにした薬っていうのが臨床試験もあったんよ。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
その臨床試験やってる時に、薬の濃度が濃くするよりも薄くする方が毛が生えるっていう現象が起きたの。
普通は薬いっぱい使った方が毛生えてくるはずじゃん。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
これは体が抵抗してるんよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
再起動させようとしたら、そのままいったらがんになっちゃうっていうのを、自分の体が察知して強制的にストップさせるっていう。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
防御システムとしてね。
だから、やりすぎるとそうなっちゃうし、でも薬が少なすぎるとあんま生えてこないみたいな。
そういうのがあるよ。
スピーカー 2
じゃあ、その臨床試験の薬は結局、商用化したの?
スピーカー 1
失敗して終わりました。
スピーカー 2
リスクありそうだもんね、なんか。
スピーカー 1
別にがんになるとかいうわけじゃないんだけど、そういう安全性みたいなのがやっぱ懸念あるっていうのは。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
あってっていう感じですね。すごい話だよね、これ。
スピーカー 2
そうだね。やっぱウィッグが一番いいじゃん。
スピーカー 1
話終わっちゃうよ、それ。今、生物学的にも早そうとしてるからさ。
それ言ったらおしまいなんだよ。
自然に生えてくんのはいいじゃん、実際ね。
でもね、ちょっとウィッグの進化系みたいなやつもあるから、それも最後に話したいんだけど。
スピーカー 1
もう1個言いたいのがさ、毛って1本だけで独立してるわけじゃないっていうのがあって。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
1つ1つの毛って独立してるわけじゃなくて、周りの毛と情報のやり取りをしてるっていうのが最近分かってきてて。
スピーカー 2
へー、どういうことですか?
スピーカー 1
これマウスで確認されてるやつだけど、局所的に毛を抜くと、その抜いた数の5倍ぐらいの毛が周囲から生えてくるみたいな。
スピーカー 2
あ、生えてくるんだ。
スピーカー 1
生えてくるっていう現象が確認されたよね。
これ何起きてるかっていうと、毛が抜かれたときに、そのダメージを周りに伝えてて、そこで緊急事態だっていうので、周りがもっと毛を作れっていうので、毛を作るっていう。
そういうシグナルが分かってて。
スピーカー 2
なるほどね。
でもそれマウスはそうかもしれないけど、人間もそうなんかな。
スピーカー 1
人分かんないけど、でもそういうのがあるんじゃないっていう可能性は。
スピーカー 2
そしたらさ、じゃあもうハゲ対策で当ててどんどん抜けばいいってこと?
スピーカー 1
いやいや違う違う違う、そういう話じゃない。
スピーカー 2
5倍に増やすぞって。
スピーカー 1
全然それ減っていくだけだと思うけど。
でもなんかそういう、結構センシティブなんですよ。毛と毛も情報やり取りしてなったら、それもなんか上手いこと調整しないと。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
めちゃくちゃになっちゃう。
じゃあ局所的にめっちゃ生えそうとしたら、じゃあその周りって抜けちゃうかもしれないとかさ。
スピーカー 2
そうだね、なんか1回抜いたら生えてこなさそうなイメージもあるけど、そのマウスの実験の結果は逆にめっちゃ5倍生えてくるんだったら、
なんかその両方のメカニズムみたいなのを調べて、欲しい方を5倍生えてくる方だけを何とか薬とかにできたらいいのにね。
スピーカー 1
でもね、そこまで上手いやつはまだできないっていう話じゃないよ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
だから、このガンの防衛システムを上手いことかいくぐった上で、ちょうどよく髪の毛を生やす。
そして、その周りの毛ともちゃんとコミュニケーション取れるような毛じゃないと、ちゃんと共存できないっていう。
めちゃくちゃコントロールが難しいらしいよ、そこは。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
っていうのに、今チャレンジしているらしい。
スピーカー 2
じゃあ、今後の一番の課題はなんだ?
スピーカー 1
課題というか、今最新のやられていることとして、いろいろあるんだけど。
例えば、さっき毛と毛はやり取りしてるっていう話だったじゃない、情報。
それをハックしようとしている例があって、
一本の毛があって、その毛が他の周りの毛の成長を抑制するみたいなことが起きたりするよね、歳とって。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
だったら、周りの毛の成長を抑制してるっていうのを、さらに防いであげるっていうのをやるとか。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
これはもう、RNAとかも直接、頭皮とかに注入してっていうアプローチがあったりとか、
あとは、もうなんなら人工的に試験管の中で、もう細胞ごと毛を作って、それを植えるとかもやられてるし。
スピーカー 2
それは、実用化まだしてない?
スピーカー 1
まだしてないと思う。
そもそも、髪が薄くなるっていうときに、老化した細胞が原因だよねっていうのもあって。
スピーカー 2
どういうの?
スピーカー 1
ヨボヨボになった細胞って、普通は新しい細胞に置き換えられていくんだけど、
歳とってくると、その頭のヨボヨボ細胞が取り除かれなくて、ずっとそこに座り続けると。
そうすると、その周りの細胞に、どんどん髪の毛生えなくていいよ、みたいなシグナルを出してるっていうのが。
スピーカー 2
そうなの?ヨボヨボ細胞が?
スピーカー 1
そう。っていうのが分かってきて、老化細胞がそういう周囲に炎症性の物質をばらまいて、
周りの細胞もどんどん休止状態になっちゃうっていうのが分かってるから、
スピーカー 1
じゃあその細胞を狙い撃ちして取り除くことができれば、それって治療になるよね、とか。
スピーカー 2
なるほどね。いろんなメカニズムあるね。今日聞いただけでも、めっちゃあるから。
スピーカー 1
めっちゃある。
スピーカー 2
めちゃくちゃ大変そう。
スピーカー 1
これ、たぶん、こんなに毛の話でややこしいことあるんだっていう感じかもしんないけど、聞いてる人はね。
だから、何をターゲットにするかとか、それをじゃあどういう薬で攻めるのかっていうプロジェクトがめちゃくちゃいっぱいある、今。
だけど、これだってやつはまだないっていう状況なの、今。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
結構これ、最新の研究の話でここまで来ると。
スピーカー 2
いくもビジネスの話か。ビジネスじゃないけど。でも、いつかさ、繋がるよね。
スピーカー 1
繋がる、繋がる。
スピーカー 2
だから、どんどんその研究は進めていってほしいし、少しでも良くなったらいいよね。
スピーカー 1
そうね。これって、最後に言った老化細胞とかも、要は人間の老化の研究とか、そことも繋がってる。
どうやったら健康で寿命長くなるかなっていう研究って、この老化細胞みたいなやつ、めっちゃ重要で関わってる。
とか、そのガンの治療とかも関わってたりとか。
結構最先端の医療と、実はこの髪の毛とか、そういう治療って関わってるんですよね。
再生医療とかもね。要は再生医療だからね、これ。
スピーカー 2
確かに。髪の毛を再生する医療だよね。
スピーカー 1
これはね、結構あれじゃないですか、でかい市場があるんじゃないですか。
スピーカー 2
結構興味ある人も多いだろうよね。
スピーカー 1
うん。僕も怖いし。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
いや、これめちゃくちゃ真剣に調べたよ、だから。
これ、将来これのうちの何かを使う可能性があるのかもしれないとかさ。
スピーカー 2
そうだね。だからさ、サイエントークをさ、今後もし何十年も続けていけたとしたらさ、
その間にさ、今日話した、今後こういうのもあるよ、みたいなのがさ、進む可能性もあるよね。
スピーカー 1
どれか実用化するかもしれない。
スピーカー 2
それで、20年後ぐらいに、実際に、あの20年前のときに話した、この薬が実用化したから、今日使ってきたわ、みたいな話した。
スピーカー 1
エモくない?
確かにね、それエモいね。別に自分が開発してるわけじゃないけどさ。
スピーカー 2
うん、じゃないけどさ。
スピーカー 1
面白いね、それは。
スピーカー 2
エモくて切ないね、なんか。髪の毛がなくなっちゃったっていうのもね。
スピーカー 1
いや、でもね、俺この話で言えるのは、髪の毛がなくなっちゃったっていうことが、簡単にバカにするようなもんじゃないなって、ほんと思うよ。
スピーカー 2
あ、そう?それ私に向けて言ってる?
スピーカー 1
うん、もちろん。だってさ、今日の話、めちゃくちゃ高度なさ、システムでさ、ちゃんと癌にならないように守ってるっていうのが、
結果的にまあ、それが髪の毛なくなるっていうほうになっちゃってるかもしれないけど、
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
要は、頭皮がポンコツだからじゃなくて、頭皮が優秀すぎるがゆえに、髪の毛なくなったりとかしてるよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
だって、がん不正で、結果そうなってるとかあるんだからさ。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
スピーカー 1
防衛システム、ちゃんと働いてるってことなんですよ。
だから、ほんとにね、ハゲをバカにするのは、よくないっていう。
もう、ほんとに言いたい、これ。
スピーカー 2
君のさ、パパのハゲを、君のママがめっちゃいじってるんでしょ?
スピーカー 1
いじってるよ。
スピーカー 2
そういうのは、よくないってこと?
スピーカー 1
うん。昔笑ってたけど、もう今、俺笑わないもん。
スピーカー 2
まじで?
スピーカー 1
もう、笑っちゃダメだと思って。
スピーカー 2
この間さ、君の家族がイギリス来た時にさ、若干いじられてたよね、君。
スピーカー 1
いじられてたね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
よくないね。
スピーカー 2
よくないか。
スピーカー 1
あれはね、よくない。
スピーカー 2
なるほど。じゃあ、ああいうの。
スピーカー 1
頭皮の細胞への経緯が足りない。
スピーカー 2
とか、人間の生命の神秘への経緯が足りないかもしれないね。
スピーカー 1
いや、そう。悩むのは本当に悩むと思うんだけど、だからといってね、別に劣ってるわけじゃないから。
スピーカー 2
自然の節理ですからね。
スピーカー 1
自然の節理だしね。
スピーカー 2
仕方ないところはあるよね。
スピーカー 1
で、もうこんだけ人間、科学とか発展させてきてるけど、まだ解決できないぐらい難しい問題だからさ。
スピーカー 2
だからウィッグだって。
スピーカー 1
そういう解決策もあるけど。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
今日の話、めっちゃね、いろいろあったからまとめると、最初ね、なんか、ふくげの話から始まったけど、
もともとは寒い夜を生き抜くために毛が生まれて、
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
と思ったら、今度は暑いからって言って抜けて、
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そこで切り取ると、なんか、毛ってなんだろうっていうか、難しいなっていうのはあるんだけど、
そして、なんか人間は結構昔から薄毛とかは本当に悩みを抱えてたけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
いろいろね、薬の研究とかも通して、
メカニズムめちゃくちゃ分かってきたと。
うん。
成長期のサイクルが重要だよねとか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ホルモンが重要だよねとかね。
うん。
分かってきて、
まあ今やその毛と毛の細胞のコミュニケーションをどうするかとか、そのレベルまで理解してきてるっていう感じなんだけど、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
って思うと、だからこのぴょろって生えてるふく毛とかも、
うん。
ある意味、すごいことではあるよね。すごいことっていうか、
スピーカー 2
どっちかというとバグだよね。
スピーカー 1
うん。どっちかというとバグって言うんだけど、
うん。
でもそれ、なんか白い理由ちゃんとあるんだとかね。
スピーカー 2
まあね、うんうん。
スピーカー 1
色素を入れるエネルギーないんだみたいな。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
とか、いろいろ分かってくると、やっぱ毛への敬意というか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、払えるんじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
っていう感じの話でしたね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
え、けっこう熱くない?毛の仕組み。
毛の仕組みはけっこう好きなんだよね。
スピーカー 2
けっこうもうみんな興味あるよね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
男性も女性も、
うん。
ね、たぶんこの後脱毛の話もするんだと思うけど、
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
みんな興味あると思うし、私もなんかふく毛生えてきたときも、もうめっちゃ興奮したもん。ああ、みたいな。
スピーカー 1
うん。なんかしてたね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんか騒いでるなと思って、一人で。
スピーカー 2
いや、一人じゃない。いや、君に見せてた。
スピーカー 1
え、うん。いや、俺はわりとなんか、おい、みたいな感じだった気がするけど。
スピーカー 2
もう友達にも言ったもん。
ちょっと聞いてって言って、私の肩から謎の5センチの毛生えてきたんだけど、みたいな。
スピーカー 1
うん。なんて言ってた?
スピーカー 2
え?いや、なんかすごくね、ニコニコしながら聞いてくれた。
その子も、なんか。
スピーカー 1
聞かれてない?それ。
スピーカー 2
いやいやいや、その子も胸に一本長い毛があるって言ってた。
スピーカー 1
あー、やっぱこれみんなあるのかな?
スピーカー 2
あるのかもね。私の中学生のときの友達も、あの、あごに、あごっていうか、えっと、
のどぼときあたりのところから、一本長いの出てた。
スピーカー 1
へー、クジラみたいだね。
スピーカー 2
たしかに。
スピーカー 1
おもしろいね。
スピーカー 2
だから、結構ね、ちょっと忘れちゃったけど、ふく毛もね、ある人、割合多いらしいよ。
何人一人か忘れたけど。
そんなになんか、すごい珍しい子じゃないから。
なんか、もしかしたら、気づいてないだけであるかもしれない。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
私もね、あの、5センチぐらいずっと気づかなかったし、なんか。
スピーカー 1
まあ、たしかに、なかなかね、見えにくいしね。
スピーカー 2
めっちゃ透明。で、めっちゃ細いから、ずっと気づかなくて。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
とかさ、背中とかにあったらさ、気づかないかもしれないし。
気味もあるかもしれない。
スピーカー 1
たしかにね。
俺、そんなめっちゃ目立つふく毛観測してないけど、どっかにあるかもしれない。
スピーカー 2
し、これから出てくるかもしれないね。
スピーカー 1
うん。育てようかな、見つけたら。
スピーカー 2
うん。ぜひ。
スピーカー 1
はい。
あ、あと一個言い忘れてたけど、3Dバイオプリンティングで毛を印刷するみたいなやつも、なんかあるらしい。
スピーカー 2
へー、印刷してどうなんの?
スピーカー 1
育てる。育てるっていうか、健康な毛を毛穴ごと作って、戻すみたいな。
スピーカー 2
そんなのもあるんだ。
スピーカー 1
まあ、これも実用化されてるわけじゃないと思うけど。
スピーカー 2
そんな毛穴作れんの?なかったところに作るの?
スピーカー 1
うん。なんか毛縫うごと作ってって、それを移植するみたいな。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
今もうさ、自分の別な部分の毛を移動させるみたいなやつはもうできるらしいんだけど。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
触毛とかって多分そうだよね。
スピーカー 2
あ、そうなの?触毛の仕組みがわかってないからな。
スピーカー 1
まあ、なんかいくつかあるよね、パターン。別のとこから取ってくるとか、あとはもう人工の毛を植える。
スピーカー 2
じゃあ、それはもう、生涯ずっとそこに居続ける感じ?
スピーカー 1
そうそう、頭皮にもう植えるみたいなのがあるらしい。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
まじで植える。
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
すごいよね。
スピーカー 2
すごいね。
スピーカー 1
そういうやっぱ、需要あるもんな、そう考えたらね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
まあ、っていう感じでしたね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
皆さん、毛を大切にというか、毛をめでていきましょう。
スピーカー 2
そうだね。
で、なんか、一つ一つのさ、毛、例えば髪の毛とかさ、眉毛とか、ふくげとかをさ、見て、で、それで、こうメカニズムとかに思いを馳せてみるのもいいかもしれない。
スピーカー 1
うーん、まあ、そうね。
で、あと、こんなこと言っといて、あれだけど、まあ、今度、脱毛会もやります。
スピーカー 2
はいはいはい。脱毛会は女性気になるじゃないですか。
スピーカー 1
散々、この育成する話しといて、この毛を破壊するっていうね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
さあ、もう、愚かだよね。
スピーカー 2
ねえ、人間は。
スピーカー 1
愚かだ。
スピーカー 2
うんうん、愚かですよ。
スピーカー 1
面白いけど、まあまあ、ちょっと次回、脱毛編かもしれないですけど。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
また、脱毛編でお会いしましょうということで。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
じゃあ、最後にお知らせです。