そしてなぜ笹本が麦を育てているのかという話ですよ。 そうですね。これはね、ライムギの麦の茎を使って作る工芸品があって。
工芸品、作品。 品めりって言うんだけど。
ライムギを食べる習慣のある国の人だと、ちょっと寒いところだよね。フィンランドとかさ、あとリトアニアとか、あの辺の人たちってパンを食べるじゃない。
ライムギを育てて、それをまあ主食、日本で言うと米の代わりだよね。 そういう人たちが育ってた収穫をお祝いするときに、その茎を使って、茎をカットして、
それを糸で繋いでて、品めりっていう、まあフィンランドだと品めりって言うんだけど、
他の地方ではね、違う呼び方をしたりするんだけど、その時の収穫に感謝して、祈りを込めて、こうみんなでお祝いするっていうものなんだよね。
モビールっていうのかな。吊り下げて、お祝いするものなんだけど、日本で言うとシメナワみたいな存在のものなんだけど、
それを、ある時にそれに出会ってですね、それが吊り下がってるのを見て、感動して、そこから自分でも作るようになったんだけど、材料が手に入らなくて。
あら、まさかの。
あんまりさ、日本って小麦を育ててたり、ライムに育ててるのってあんまり見ないじゃん。
見たことないかもしれない。北海道とかだったらあるのかな。
あ、そうだよね。ないなぁと思って、最初はね、ドイツのストロー、麦わらストローって言うんだけど、ストロー状になったものを輸入してるのを買ったりしてたんだけど、
なんかね、太さがバラバラだったり割れてたりとか、だから、自分で作ったらいいのかなって思うようになって。
へぇー。
それで作り始めたんだね。
すごいね。この話はもうこれだけで、いくらでも話せそうだね。
そう、そんなものを作っておりましてですね。
ちょっとじゃあ、また改めて聞かせて欲しい、そんな話を。
だからそういうのやってるとね、やっぱり季節?
あー去年暑かったなぁとか、暑いから育ちが悪かったなぁとか。
やっぱり天気、雨だから今日ちょっと行けないなぁとか、そういうことも気になるようになるよね。
なるほどね。いいですね。
こんな感じでやっております。
すごいね。もう多分、初めてね、ひんめりって言葉を聞いた人もいるよね。
いやーでも、本当にいろいろ話せば話すほど奥が深い笹森でございますが、そろそろ今日も行きますか。
行きますか。お願いします。
なんかさっきのさ、ひんめりに出会ってっていう話もあったけど、どういうタイミングで出会うの?そういうの。
これもまたですね。
もう前の話に戻りますから。
それこそもう寝不足で大変な時を過ごしていた時期だよね。働いている時にね。
それはね、偶然どっか都心の現場の帰りだったんだけど、
なんかでっかいショーウィンドウに、ひんめりがね、大きなひんめりが吊り下がって、静かにこうゆらーってなってるのを見たんだよね。
もうその光景は覚えてるんだけど、もうどこだったかっていうのは覚えてないんだけど、
あまりにも美しくて、なんだろう、なんかしばらくぼーって立ち尽くして見てた感じで、
見てるだけで、なんだろうね、なんとも言えない心がほぐされる感じがしたというか。
いい表現。心がほぐされる。
なんかぼーって、じわーってなんか不思議な感じだったのね。
それはあれなんだったんだろうって。
ひんめりっていうことがわからなくて、さしばらく。
その頃はね、ひんめりって今だんだんね、作ってる人とか、知ってる人も増えてきたんだけど、
その頃調べても出てこないし。
そうだね、私もあんまりというか聞いたことなくてね、笹本に教えてもらって。
ひんめりっていうこと自体まずわからないから、調べようもなかったりとか、
いろいろ、そういう月日がちょっと経ってある日に、ひんめりのなんか紹介をしているものがあって、
これひんめりだったんだと思って。
そこで結びつくんだ。
ひんめりって言うんだと思って、さらに調べるんだけど、
その頃は本当に情報が、もうインターネットもさ、今みたいにいっぱいわかる感じの時じゃなくて。
そうそう、だから、そうね、どうやって、何から作られているんだろうっていうところからだよね。
ちょっとずつわかるようになって、何の木で作っているのかとか、糸を通して繋いでいるのかとか。
私もね、見せていただいたんですけど、そのもの自体もね、幾何学模様を組み合わせて、すごく美しい造形なんだよね。
それが、影が映るとまた、その揺らぎが影で映って、本当に私も知らなかったですけど、すごく美しいなというものだったんだけど。
でもさっき、ちょっと心がほぐされるっていう言葉があったけど、それはまだだから、会社員として一番最初のね、結構大変な働き方をしてた時。
で、そこからすぐ辞めるわけじゃないもんね。そこをぽーっと見た経験があって、その辞めるってさ、結構な決断じゃない。
うん、そうだよね。
その頃はどう、まあ体にね、来てしまったって話も先々週かな、聞いたけど、辞める前ってどういうことを考えてたの?
辞めるとしたら、いつだろうって考えると。
あーもう具体的に考えてたんだ。
それもね、なかなかだよね。なかなか辞めようって。
でもそれこそさ、その辞めようを見た時も思ったかも。私ちょっとこれを休むとか、一旦ちょっと何かこう、何とか何かをしないといけないかもって思ったかもしれない、その時。
ほぐされてさ、あー私休まなきゃーって思ったのも何か覚えてるかな。
それって何か大事な気がしたね、今お聞きして。何かさ、辞める動向とかどうやって辞められるとかさ、今もちろん抱えているプロジェクトがあったりとか、その具体的なことは一旦置いといて、辞めた方がいいかもって一回そこを思えたのは大きかったのかもね。
そうだね、自分でなかなか、普段働いてるとさ、やらなきゃいけないことがいっぱい目の前にあるからさ、辞めようって、じゃあ辞めるならいつ辞めようとか、なかなかそこにたどり着かないかもしれないよね。
行なすことにもいっぱいいっぱいになっちゃってる、だと思うからね。
でもなんかそういう、マッサ様の場合はたまたまそういう美しい造形に出会って、揺らぎっていうのかな、わかるかな、吊るされてモビールのように動いてね。
ゆっくりなんだよね、動きもね。
空気ってさ、例えばエアコンの風とかそういうのがなくても、やっぱり人がこう、ちょっと動くだけで動いていたりとか、何も、例えばずっと座って自分が動かなくても、空気って動いているんだよね。
目に見えないけど。でもその、もび、ひめりを見てると、動いているんだなっていうのがわかるよね。
それがすごく優しい動きなんだよね。
なんかそれがこう、心の何かに繋がったんだね、きっとね。
そうだね。なんかそういう気持ち?なんか、わー綺麗だなーとか、ぼーっと見ちゃう、その静かな時間っていうのかな、それを久しぶりだったんだと思うんだよね。
私がその見てた時にね。その何にも、仕事のこととかも忘れてるわけですよ、その見てる時に。
その時に、まあ多分なんだけど、自分のことをちょっと思えたのかなって。
自分休んだほうがいいなーとか、なんか思ったんじゃないですかね。
なるほど、なんかだから、素の自分に、素っていうか、なんか自分に変えれたというか。
そうだね、仕事のことを多分忘れる時間っていうことだったんだと思う。
元のね、そのまんまの自分。
そうだよね。そういう時間ってさ、本当に普段そうやって働いてる時ってないんだよね。ないから、
もう頭のどっか遠くの隅で、なんかちょっと休んだほうがいいかもっていうのはあるんだろうけど、
でもその、やらなくちゃいけないこと、ここにいっぱいあるから。
まだこれをね、これがちょっと一段落したらとか的と思っていると思うんだけど、
そうやってどんどん先送りになって、
だから本当にもう気づいて、それが気づいた時にはもうね、人によってはちょっともう体壊しちゃってたりとかするのかもしれない。
でもそれ多分さ、そこで辞めたほうがいいなって、ふとね、その自分に繋がれたとして、
でも次の日また会社に行くと、当たり前に仕事があると。
そうなるとやっぱり現実に戻ってさ、
よくあるのはやっぱりね、辞めたほうがいいかもって思った自分をまたしまってしまうっていうパターンが多いと思うんだけど、
私かなり、それが多分大きい衝撃じゃないですか。
そうなんだ、じゃあその次の日仕事とかがまた戻っても、やっぱり忘れられないその時の思いを持ち続けられたってことか。
ちょっと残ってたんじゃないかなと思う。
そうだね、その項目がちょっと仕事の隣にやってきた感じかもしれない。
それはすごい。そんで、次の日すぐ辞めれるわけではないと思うんだけど。
だからどうしたら、そこから多分考えたんじゃないのかな。
だからじゃあ具体的に。
どうしていったらいいのか。
そうだね。
あとはね、やっぱり自分の、自分がちょっとどうにかなっちゃう前にどうにかしないといけないってすごく思ったんじゃないのかな。
それができるのは自分大嫌い。
そっかそっか。
多分周りの人からもさ、
そうだよね、その頃会ってた友達とか、たまに会うと言われてたもんね。休んでって言われてた。
そうなんだ、そっかそっか。
言ってくれる人、心配してさ、だって言ってくれる人がいてもさ、
うんうんって思いながらさ、後回しにしてた。
それでやっぱり、自分がどうにかしないと、他の人じゃできないことなんだよね、きっと。
自分がこう、じゃあ休みますとか、自分に号令をかけないと。
かけれないでいると、もう体がどうにかなってしまって、強制的にできなくなるとかっていうとこまで行っちゃうんじゃないのかね、って思うけど。
どうなんでしょうか。
人それぞれにね、そこで。でもそこまで来てたら、やっぱりやめてよかったと思うんだけど。
でも実際その、やめて、どうなの?こう、開放感というかさ、自由だみたいな感じ?それとも不安みたいな。
自由だっていうか、やっぱり仕事をするのはさ、好きなんだよね。
お家に何もしないでさ、いるのももちろんだけど、やっぱり何かをしていたい。
辞めた時に思ったのは、しばらく経ってからだけど、何かやっぱりしたいなとか、していたいのは思ったり。
最初の頃は、辞めても電話がずっと鳴ってる感じがしてた。
あ、鳴ってるわけじゃないのに?
あ、そうそう。なんかね、これ話すとかなりあれだけど、電話、携帯さ、それぞれ会社の携帯持っててさ、
すぐ出ることを、すぐ出なきゃいけなかったの。2コール目にはもう出るぐらいの感じだったんだよね。
まぁ、ちょっと後悔を忘れている理由なら、一応ブラックって感じに行きたいかもしれないんだけど。
確かに。それは結構怖いね。いつかかってくるかってことだもんね。
かかってきたのに、本当にもうすぐ出なきゃいけない。車運転してたら、もう鳴って、止めて、すぐかけ直すとか。
だから常に、電話の音にすごい敏感になってたよね。働いてる時はずっと。
なるほど。
そうそう。だからね、止めても、しばらく何年か、鳴ってないのに鳴ってるように聞こえる。
もうだから、なんか、その開放感ってよりも、しばらくはだから慣れなかったって感じかも。
そうそう、慣れなかった。そうだそうだ。
慣れなかった。
よくさ、ほら、だって定年退職したとかさ、急に何もやることがないとかなったらさ、
何したらいいんだろうってなるとかって聞いたりするじゃん。
そういう感じなのかなって、ちょっと思ったりしたね。
これをやりたいっていうのがさ、ずっとあって、やっとそれをやるために仕事を辞めて、よし次の本当にやりたかったことをやるっていう人だったら、やった自由だ。
やりたいことに専念しようって思えるかもしれないけれども。
そうだね。
しばらくそうね、慣れなかったかも。ずっと寝てた。
そっか。
私はね、2回転職をして、あ、2回というか、転職は1回か、もう1回は会社を辞めて、それこそパート2っていう働き方を変えたことがあったんだけど、
両方とも辞めた次の日から新しい職場だったんだよね。
ただその、それこそ会社を辞めて開放感っていうのは、割と感じずにきたけど、
だから人によってそれぞれ、会社を辞めたから自由になれるってね、なんとなく思っちゃうけど、
ここ、この2人だけの話だと、
そうだよね、いろんなケースが。
当時はそうではなさそうになると思うけど。
最初の時はそうだったかな。
すごいね。ちょっとここらへんも、なかなかね、毎回ちょっとテーマを変えて話してるけど、1回じゃ話しきれないことがいっぱいあるね。
これからね、辞めたいなって思ってる人もいるかもしれないし、
でもね、やっぱり辞めずに残って頑張ろうって思う人もね、いるしね。
そういういろんな話を聞いてみたいなっていう風にね。
そう、聞いてみたいよね。
前回からちょっとずつ言ってるけど、このね、耳口会議っていうね。
耳だけで出社してもらってる、耳出社の方々。
それもでもね、あまり大きくやろうっていう風には思ってなくて、
6人とかさ、どういう形式でやるかはあれですけど、
本当に耳だけじゃなくて、口も。
それも特に放送とかはしないので、
本当にちょっとさっきのね、でも笹本の心をほぐすっていうのがすごくいい言葉だなと思ったんだけど、
そういうなんかふっと忙しい中でも自分とつながれるとか、
自分と対話ができるような、なんかそういう場があったらいいなぁなんて思ったりして。
確かにそうだね。私もその仕事でこうね、ちょっと詰まってた時に、
例えば誰か全然関係ない人でもいいからなんか、
違う話とか、なんかそういう時間とか持ててたら、
ちょっと心がほぐれる時間があったら、もっと違ったかもなぁと思うよね。
そうなの。なんかその、ね、友達に話すとちょっと重いかなとかさ、
あの、とはいってもそのプロ、カウンセラーさんとかさ、
そこまではちょっと違うかなとか、いろいろね、人によってあると思うんだけど、
私もそういう時ってあったりもして、なんかね、なんだろう、どんな自分の気持ちがあるのかをね、
まずは見れる場所っていうか。
そうだね。なんか人のことを聞いてて、あーって思うこともあるし、
あとは、なんかこう、私も今そうだけど、こういうことを言おうと思って喋ってる感じじゃないから、
人の話を聞いてて、そういえばこうこうこうで、みたいなポロポロ出てきて、
自分の中で出すことによって、自分もこうやって思ってたのか、みたいな、後からね、分かることもあると思うんだよね。
ね、こんな、言うだけ言ってどうやって参加するのよって感じだと思うんですけど、
来週ぐらいには何かご案内できるといいなーなんて思ったり、
ちなみに誰も来てくれなくてもやります。
笹間と二人の耳口書いてまた報告しますとか言って。
そんなことでまたご案内できたらと思います。
はい、今週もお聞きいただきありがとうございました。
来週は、ちょっと今日のお話につながるかもしれませんが、
もう無理ってどんな時?について、またちょっとね深掘りしてお話できたらと思っています。
はい、ぜひ番組をフォローして、また耳出社してくださいね。
今週もお疲れ様でした。
それでは、また来週。
ご視聴ありがとうございました。