日食なつこへの敬愛
最後の晩餐はフルコースで。
るりです。
あかりです。
この番組は、現実と戦いながらも欲張りに日常を生きる2人が、誰かにちょっと聞いてほしいを共有するポッドキャストです。
私ですね、前のエピソードでも喋ったことあるんですが、
日食なつこというシンガーソングライターの方がいて、その方がすごく好きなんですけど、
その間ちょっとライブに行ってきたので、その日の話をしようかなと思います。
最初に断っておくんですけど、日食なつこという人は、その歌は聞いて背筋がピンと伸びるような尊い音楽なんです、私にとってね。
だから、日食なつこって呼び捨てするのは、ちょっと私は抵抗がある。
とっても尊い方なので。
でも、なつこさんっていうのも、それですらちょっと近すぎる。
知り合いみたいじゃん、さんづけって。
だから、なつこ様でもいいんだけど、ニュアンスとしては様に近いんだけど、私の感覚は。
逆にチープ。
様って。
なんかちょっと、何て言うんだろうな。
なんかあれよな、ちょっと安直な感じ。
そうそう、安直。なので、私は日食なつこのことを、なつこしって呼んでるんですね。
一番しっくりくるのは私の歌で。
これ別になつこしのファンがみんなそう言ってるとかじゃなくて、私が個人的に彼女のことをなつこしって呼んでるっていう。
それが私と彼女の距離感として一番ちょうどいいと私が思うので、なつこしって言うと思いますけど、スルーしてください。
文化博物館でのライブ
今回私が言ったのは、ツアーのタイトルが令和モダニズム2ラパっていうライブのツアーのタイトルなんだけど、
このコンセプトとしては、歴史がある文化的な建造物でライブをする。
全国のそういう建物を回って、なつこしの言葉を借りると文明開化の香りがする素敵な建物でライブをするというツアーで。
だからそのアルバムひっさげてとかそういうのじゃなくて、その場所がテーマになってる。
珍しいね。
これ2週目で、1週目は3年前くらいにやって、それが私の初ライブだったの。
初参戦のライブで、そこで初めて生で歌を聴いてさらに好きになって、今回2週目をやるっていうので応募したんだけど、
場所がね、京都の、あかりんとも一緒に行ったことあるけど文化博物館。
大東市文化博物館の別館でライブをしてて、
普段ライブ会場として使われてるわけじゃない、コンサートホールとかライブハウスとかじゃない場所を全国回っていくんだけど、
そこでライブをするっていうので行ってきまして、
せっかく京都に行くので、ちょっと京都観光もしようかなと思って、
ライブは夜からだったんだけど、昼から行って、京都御所、京都御苑を散歩して、
京都御所とその周りの公園っていう感じだと思うんだけど、
あれ御所って無料で入れるんだね。
そうなの。
初めて知った。
そう、私も知らんかってさ、それこそ今年の夏に初めて行った。
あ、そうなの?
うん。なんかただでっかい広場やと思っててん、私、京都御所のこと。
で、なんか、え、でもあの時どうなんやろ、期間限定みたいな感じだったのかな。
なんか中見られますみたいな感じになってて、ツアーみたいな1時間ぐらいの。
あ、そんなあったんだ。
ツアーとかはなかったけど。
そう、だから多分あれよね、敷地内にってことやんな。
敷地内に入れた。
うんうん。
え、そう、建物の中に入れたの?
建物、中ではないけど、でもその前まで行けるみたいな。
これが当時の天皇が出入りした出入り口ですみたいな。
へぇーみたいな。
それはね、入れた。
あ、ほんと?
あ、そうなの?じゃああれ期間限定だと思って。
時期が決まってるのかもね。
時間、時期が限定されてるのかなと思ってたけど、
あれいつでも入れるのかな?ごめん、分かってない。
まあまあごめんなさい。
わかんないけど、私が行った時は無料で入れて、え、すごいと思ってた。
建物ももちろん、明治とかその前、明治ぐらいまでだよね、あそこに天皇がいらっしゃったのは。
までの建物が残ってるし、お庭とかもすごい綺麗だし、
広いしね。
ところどころ紅葉してたりして、すごく気持ちよかった。
あれ無料なのすごいいいね。
すごいよね。
通常もあるし、めっちゃ便利と思って。
しかもさ、広すぎるからさ、めちゃくちゃ込まないっていう。
あ、そうそう確かにね。
だからあの、ハイキングとかもできる。
ずっと砂利だからちょっと疲れた。
まあね。
そこだけでちょっとあれだったんだけど、それで京都越しはちょっとお散歩した。
新風館っていう建物の、トラベラーズファクトリーっていうところに行きまして、
トラベラーズファクトリーっていうのは、トラベラーズノートっていう旅行に持っていくっていうコンセプトのノートがあるんだけど、
そのノートを売ってる場所。
はいはいはい、あったね。
トラベラーズファクトリーっていうのは全国っていうか、全世界にあって、
トラベラーズノートを持って旅してる人がよる場所っていうか、
そういう感じなんだけど、そこに行って、
トラベラーズノートを買うかと思いきや買わず、
ポストカードを買いまして、
それでその足でちょっと喫茶店に行って、
喫茶店でお茶しながら、なつこしにお手紙を書いて、
なつこしのライブは単独ライブの時はポストが設置されるの。
ファンレター投稿できるポスト。
お手紙書いたこと今までなかったんやけど、
ちょっと今回初めて書いてみようと思って、
京都で京都っぽいポストカードを買って、
喫茶店で書いて、それを持参してライブに行きました。
めっちゃいいやん。すごい有意義に時間使ってるね。
めちゃくちゃ有意義だった。
出かけた先で買って書くっていうのも臨場感があっていいっていうか。
で、ライブに行って、
ライブはもうほんとにめちゃくちゃよかったんですけど、
まだツアー中なのでね、あんまりネタバレになるようなことは言えないんですけど、
会場も全然広くないから、
ほんとにね、300人もいなかったんじゃないかな。
そんなに?そりゃそうか。文化博物館やもんな。
そうなんよ。
これチケット倍率どうなってたんだろうって思いながら、
運良く当たって、
しかも一人ピアノ弾き語りなの。
バンドとかもいなくて、ピアノだけなんだけど、
紙手側の席が当たったので、
ピアノ弾き語りって下手側だったらずっと背中を流れることになるんだけど、
紙手側が当たったので顔も見えるし、すごくよかったです。
どれぐらいの時間やるの?
1時間半とかかな。
でもすごいね、そういうちっちゃいところでやるのって、
やっぱその良さがあるよね。
会場も風情があるから、
それも相まって素敵な雰囲気だし、
会場がすごく大阪だから、
立ち上がったりとか、フーとか言えないから、
それがすごいもどかしいというかさ、
歌っていい?とかはあったけど、
背取りもね、あんまりガンガンな感じの曲じゃなくて、
しっとりめが多かったから、会場にもあっててすごく楽しかったです。
そういう明治とか、いわゆる洋館とか、そういうところが多かったの?
博物館でそういう雰囲気だけど。
そう、全国多分そういう雰囲気、同じような、
明治とかその辺から建ってるような、
昔からあるような建物でやるみたいな感じ。
思い出の曲の紹介
めっちゃ良かった。
ちょっとネタバレはできないんですけど、
1曲だけちょっと紹介しようかなと思って、
これを歌ったかどうかは触れませんが、
ちょっと好きな曲1曲話そうかなと思って、
あのデパートっていう歌があるんですよ。
どういう曲かっていうと、
小さい頃家族で出かけたあのデパート、
次の夏に亡くなってしまうあのデパートについて歌った歌なんですけど、
1番は歌い出しは、
幼い頃には母の車で家族で出かけた大きなデパートから始まって、
子供の頃の思い出話。
2番になると、大人になっても自分の車でたまに出かけた小さなデパート。
1番では大きなデパートって言ってたのに、
2番になると小さなデパートになって、
大人になってからも行ってたよっていう思い出を歌うっていう曲なんだけど、
もう一つ仕掛けがあって、
これ聞いてるだけじゃわかんないんだけど、
歌詞を見ると、1番のね、
その幼い頃には母の車でから始まる1番の歌詞は、
ほとんど漢字を使ってないの。
2番の歌詞は普通に漢字が使われてて、
すごいね。
対比っていうか、子供の頃と大人になってからで、
ちょっと視点が変わってるとか、
そういう仕掛けが好きで。
あとね、この曲は、
呪術回戦の釘崎野原っていう、
読んでる?あかりん。
途中までしかやけど、
内容は野原ちゃんはわかる。
野原はわかる。
野原ちゃんのテーマソングなんですよ、この曲。
そうなんよ。
野原のテーマソングとして作られたわけじゃなくて、
作者さんがそれをテーマソングにして野原ちゃんを作ったってこと?
この曲始まりではないと思うけど、
キャラごとのテーマソングを実在する曲で発表してるの、作者さんが。
ライブの魅力
で、野原のテーマソングはこの曲なんだ。
田舎から出てきて、田舎が嫌で上司をしたくて出てきたっていう感じのキャラクターだと思うんだけど、野原って。
野原のテーマソングって、思ってから聴くとまた違う良さがあるというか。
すごい駿めソングで、おすすめです。
年末までやるねんな。
関西は京都だけなんだ。
そうなんだよね。前回も京都だったんだよ。
そうなんよ。大阪とかでもやるかなって今調べてたけど。
京都だけなんだよね。
そういうやっぱり歴史のある建物は京都に多いから。
でもすごいね。いろんな公会堂とかさ、音楽サロンとかさ、素敵ね。いろんなところでやってる。
そうなんですよ。他の地域のところも行ってみたいけど。
絶対素敵だろうな。
またそういうところってさ、ほんまにそういう音楽向けに作られた建物とはさ、また響き方とかも絶対違うからさ。
大体石造りやったりするんやんか。文化博物館とかも多分そうやけど。
だからそこで聴くピアノってまたね、全然違う良さがあるやろうね。
文化博物館はすごい声が響くから、リハーサルが大変だったっていう。
逆にな。
音響さんとか照明さんとかがいろんな場所で自分の仕事をしてるやん。
離れた場所からコミュニケーション取って調整するみたいな時に、大声でなんか喋って反響して何言ってるか分からなくて。
全然何言ってるか分かんないとか言いながら準備してましたって、MCで言ってた。
どういう雰囲気の歌が多いの?夏越しは。
どういう雰囲気の歌?難しいね。難しいな。
MCの時に言ってたのは、日食のとこには陽と陰があって、光と影があって初めて日食が成り立つので、
今日は影の曲メインでやりますみたいな感じで言ってて、
確かに光、表というか陽の曲で言うと、こぶソング。
励ましてくれるような曲。しっかりしろよみたいな。
寄り添ってくれるというよりは、知った激励の歌が多いかな。
影の方は、ちょっと湿度があるっていうか、ちょっとコンプレックスみたいなこととか、
何て言ったらいいかな、紹介したあのデパートっていう曲も、ちょっと切なさがある。
次の夏になくなってしまうあのデパートについてとか、
あとね、こぶソングも私好きなんだけど、
日食夏越しの歌って、すごい好きなのが、めちゃくちゃファンタジーな曲を書いたりするのね。
ちょっとね、出そう一個。
どれにしようかな。
オタク出てる。
どれにしようかな。
これにしようかな。
2099年っていう歌があるんだけど、この歌はマジでファンタジーで、
2099年という未来の時代には、国際結婚とか、人種を超えた結婚とかを飛び越えて、
違う星同士の結婚とか恋愛とかがあるっていう設定のね。
で、違う星から地球にやってきた異星人と結婚した地球人がいて、
その異星人は地球人より寿命が長いんだよ。
地球人が先に死ぬの。
だから地球人が、自分がもうすぐ寿命だっていうのを悟って、
彼女のパートナーの星に一緒に行く。
そこで最後を迎えたいっていう歌があるんだけど、
そんなことある?そんな設定の歌あるんですか?みたいな。
すごいね。
こういうなんかファンタジーな曲もすごい好き。
この曲で一番好きなフレーズは、
2099年、君はこの地球上で自分の星の言葉を飲み込んで重力に耐えた。
2099年、この命が終わる頃になって気づいてごめんね。
随分待たせてしまったねっていう歌詞があるんだけど、
これがめっちゃいいなと思って。
現実にも通じるなみたいな。
こういうなんかね、かっこいい曲ばっか書いてると思いきや、
こうめちゃくちゃ可愛いファンタジックな曲もあるのがたまらない。
だってなんか、名前がもうさ、スケールでかい感じするやん。
日照だよね。日食夏。
もうちょっと激しめの、どっちかというと洋の曲。
洋ってあれもいいんて、いいんかな?
曲状は洋だけど、中身は結構鬱っぽい曲なんだけど、
さっき野原のテーマソングって言ったのがあったんだけど、
夏越が呪術回戦をモチーフにして書いたんじゃないかって言われてる曲もあって、
ルートマイナス1っていう曲なんだけど、
この曲は五条先生とゲトース・グルーの2人の関係を書いた曲なんじゃないかって、
ファンの間では言われてます。
でもそう思って聴くと、めっちゃフォー。
ぜひ呪術回戦好きな人は、野原のテーマソングになってるあのデパートと、
五条先生とゲトーの関係性を書いたと言われてるルートマイナス1。
この2曲はぜひ聴いてみてほしいです。こんな感じで。
ファンタジーな曲
ライブも楽しかったんだけど、ライブ前もめっちゃ充実。
京都やからまだ関西の中やから、そこまで遠出ではないけど、
普段行かないところにライブで行くってなった時に、
そこで美味しいもの食べたりとか、観光したりとかするのが楽しいよね。
京都は見所が多すぎて、浅いチャンスだと思ったんやけど浅い所ではなかったわ。
喫茶店とか行きたいとこいっぱいあるし、紅葉のシーズンだったし、浅いが入る隙はちょっとなかったです。
また別の時に。文化博物館もアクセスもそんな悪くないし、いいよね。
あの辺それこそ美味しいパン屋さんもいっぱいあるし。
そうだよね。行きたいとこいっぱいありすぎて全然全部行けなかったので、また京都は行きたいなと思います。
そんな感じですか?
そんな感じです。
ではここまで聞いてくれてありがとうございます。
ありがとうございます。
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ではまたお会いしましょう。
さようなら。