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2022-07-21 11:40

身体感覚を取り戻すための新商品、「道着袴」を生産担当がぎこちなく解説!

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SAGYOの今と、新製品「道着袴」の開発秘話を岩崎がぎこちなく、そしてアケスケにひとり喋り!Makuakeにて、8月3日まで10%OFF販売開始しました。[Makuake内でSAGYOと検索下さい] 出演者) 岩崎恵子:生産担当

サマリー

SAGYOの生産担当者が新商品「道着袴」の開発について詳しく説明しています。このズボンは武道の道着からインスパイアを受けており、特に動きやすさを重視して設計されています。

SAGYOの現状と課題
SAGYOのラジオは、のらぎメーカーSAGYOのメンバーが、商品開発や販売戦略などをザックバランにお届けする公開会議です。
こんにちは、SAGYOの生産担当岩崎です。
前回が1月の公開だったので、半年以上ぶりとなってしまいましたが、元気にやっております、それぞれが。
なかなかメンバーが揃わずにラジオ収録ができてなかったんですけど、
ちょっとそれを見直して、これからは1人でも、誰か1人喋れるタイミングがあれば収録していこうという話になりました。
なので早速、私が今1人で収録しています。
最近のSAGYOは、皆さんがよくニュースとかで目にされていると思うんですけれども、
ものづくり産業はどこも原材料の口頭で苦しんでいるという現状があるんですけれども、
SAGYOに関しては、いろいろ細々した部材でしたり、加工の価格改定のお知らせが来ているんですけれども、
原化に対する比重が一番大きい縫製の部分と、材料、生地に関しては、
定型工場のご尽力と、あとは微切炭を使うという作業の特性上、そこまで大きな影響はまだ来ていません。
私も担当として、真摯に、もちろん無理は言うことはできませんので、値上げは受け入れるとして、
それを商品状態に反映させないように、どういうふうな工夫ができるかなということを考えながら企画をしています。
現状は、一番値上がり幅が大きいのが染め物で、やっぱり染料の自体の価格が上がっているのも確かなんですけど、
染め物は燃料をすごく使うので、そこの燃料代が上がっているというのがそのまま上乗せされて、今大幅に上がっているので、
作業の中で染め物を、線工場を使っている商品、寒冬衣とか、あとは頭巾に関しては、しばらく白と木なりのみにして、ちょっと様子を見ようかなと思っています。
その他に関しては、どのアイテムもおかげさまで非常に好調で、一部品切れを起こしてしまっている商品もあったりするんですが、工場さんが追加生産に向けて今頑張ってくださっているというところです。
このような感じで生産企画を工夫して、何とか現状のラインナップと価格を保てるように尽力しております。
新商品の道着袴
あともう一つのトピックとしましては、今日から幕開けで新商品の発表をすることになりまして、商品名が道着袴といいます。
その名前の通り、武道の道着から着想を得たズボンなんですね。
それを作ろうと思ったのは、もともとディレクターの伊藤が普段着に空手の道着を、道着ズボンを愛用していて、とにかく動きやすくていいんだということで、よく履いているのを見て、
確かに道着なので、肩とかいろんな体の動きに柔軟に対応できる服なんだろうなと思っていたんですけど、
実際に着ているところを見たり、着ている人の感想を聞いたりすると、じゃあ道着って普通に作業着にぴったりなのではという話になって、
作ってみようと、それで去年から進めていたものです。
基本的に道着っていうのは直線的なシルエットで、もともとおそらく着物の短物、小幅のものから取っていたために直線的なシルエットのまんまなんだろうとは思うんですけど、
ここはちょっと推測なのでわからないんですけど、
動きやすいんですが、ちょっと現代にそぐわない部分も多少あるかなと思って、
伊藤さんからここだけは外せないというポイントだけは動かさずに、シルエットなどは作業に対応できるように少し変えました。
伊藤さんからウエストの紐の部分っていうのが特徴的だし、そこがいいということを聞いていたので、腰を締める部分、今回実はウエストにゴムを使っておらずに紐で固定するタイプのものなんですけど、
そこの部分は触らずに、お尻周りをちょっとゆったりさせて、あと膝下をテーパードに少し細めて作りました。
テーパードもいわゆる一般的にパターンで絞ましていくのではなくて、直線的なシルエットのまんまで膝下にダーツをつけることによって、ちょっと膝周りを立体的にさせていて、膝を曲げやすいようにっていうパターンメイキングをしています。
あとはポケットは作業の並びの特徴的な大きいポケットをお尻に2つ付けています。
脇ポケットは今回作ってないんですけれども、理由としては脇ポケットに物を入れると動きづらかったり、しゃがんだときにちょっと当たったり、ポケットが破けたりということがよくあるというのを話に聞いていて、
携帯はほとんどトップスに入れたり、後は後ろポケットに入れるみたいなお話を聞いたので、今回付けませんでした。
仕様としてもちょっと脇ポケットをなくすことで価格を少し抑えられるというメリットもあったので、そういう風にしています。
あとは開くと同じように股のマチをつけまして、脚を180度開けるようにという工夫もしています。
そういう作業の新商品の道義ばかりなんですけど、本日から8月3日まで幕開けの方でクラウドファンディングサービスを使って新商品の発表をしています。
細身シルエットの工夫
今までと同じように10%値引きをして販売を始めておりますので、よかったら幕開けで検索してみてください。
あとはですね、道義ばかまは今回ちょっと細身のシルエットにしているんですね。
というのが作業ののらぎはどれもゆったり着用していただけるように大きめに作っているので、細身の方だったり小柄な方がちょっと大きすぎるというようなお声をいただくこともあったんです。
それに関しては今まではサイズゼロというのを作って対応していたんですが、やっぱりサイズ展開を増やすということは、
イコール在庫を増やしたり、工場さんの生産工程も増やすということになって、
それがそのまま作業側の負担というか、状態に反映するようなことになりかねないなということが起きていて、サイズゼロをやめようかなという話になったんです。
そうなると内々の話で恐縮なんですけれども、在庫管理もしやすくなりますし、あとは限られた生地を一番重要のあるサイズに多く作ることができるというメリットも出てくるので、
実は2年前の生産分からもうサイズゼロは作っていないんですけど、そうなるとやっぱり細身のお客様を取り残してしまうということもすごくモヤっとした気持ちになっていたので、
細身のシルエットのズボンを1本作りたいというのがずっと思っていたんです。
なので今回ちょうど伊藤さんの道義バカマの元になる空手ズボンを見て、これは細身の方にすごく向いているシルエットというか、ものなんじゃないかなというふうに思ったので、
もう細身のシルエットを生かしながら少しだけシルエットを変えたというふうなデザインにしました。
なので今回ちょっと道義バカマに関してはいつものモンペのマックルとか開くよりも少し小さめと思っていただいていいと思います。
逆に細身の方にはすごく履きやすいものになっていると思いますので、ちょっと大きすぎてウエストがガバガバでちょっと自分の体型に合わないなと思って敬遠されていた方は、
ぜひこの機会にご検討いただけたらと思っています。
長くなってしまいましたが、今日は以上で終わろうと思います。
ちょっと初めての一人でうまくしゃべっていないこともあるかと思いますが、
次期に頑張って慣らしていこうと思いますので、よろしくお願いします。
ではまたお会いしましょう。
さようなら。
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